20251113 水無瀬神宮土御門天皇祭献茶式と国宝「待庵」拝観

2025/11/13 - 2025/11/13

水無瀬神宮土御門天皇祭献茶式

水無瀬神宮までは
新幹線で新大阪までJR京都線に乗り換え山崎駅まで
水無瀬神宮までは徒歩で20分くらいですが当日は小型バスの往復送迎サービスがありました

山崎駅前にある妙喜庵には国宝の「待庵」(千利休の唯一現存する茶室)があり見学出来るのも楽しみでした

水無瀬神宮の門の写真です

エリア 高槻・島本(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

新幹線で新大阪まで

新大阪駅下車しJR京都線で山崎駅まで

新大阪駅 駅

9:44の京都線快速に乗車します
5番線です

エスカレーターで5番線ホームへ

ホームでも時刻を再確認

木曜日のせいか席は空いている

23分で山崎駅に到着

無人駅だった
トラブルの場合はインターホンボタンを押して対応するようになっていました

新幹線から京都線に乗り換えしたため京都から山崎のチケットは「入場記録がありません」とはじかれインターホンでお願いして下車

山崎駅 (京都府) 駅

山崎駅を出て左にあるのが妙喜庵

中にある国宝の待庵は
一般では事前の予約が必要らしいが今日は献茶式の副席と言うことで特別拝観を許されていた

妙喜庵「待庵」 名所・史跡

駅前に置かれている周辺地図

妙喜庵には薄茶の副席がありました

さっさく一服頂こうと思いましたが11時からの水無瀬神宮拝殿での献茶式に間に合わないと気がつき予定を変更しました

妙喜庵の立ち札

妙喜庵
臨済宗東福寺派
茶室(国宝)・書院(重文)
千利休が1582年の山崎合戦の直後に建立した草庵風茶室の代表的な遺構の国宝「待庵」
2帖で隅に炉を切り、塗り回しの洞床を用いそれぞれ異なった大きさの窓を用いている
それ以降の茶室に多大な影響を残している
重文の書院は1469～89年室町末期に建立されている

妙喜庵(国宝「待庵」) 寺・神社・教会

マイクロバスで水無瀬神宮まで

登録有形文化財の石碑
左側に水無瀬神宮の由緒書
土御門天皇祭は毎年11月13日に行われる

水無瀬神宮の門

水無瀬神宮 寺・神社・教会

境内の左にある斎館で副席がある

手前に菊の花壇がありました
順徳天皇が承久の変で佐渡に流された時に佐渡に咲く菊を「都忘れの菊」と呼び、父の後鳥羽上皇を偲び佐渡より水無瀬神宮に移植したものという

境内の拝殿
ここで献茶式が行われます
土御門天皇祭献茶式

拝殿の側面

献茶式が終わり
使われた道具を拝見
立礼で行われた

境内の斎館で行われた副席

軸
会記
箱書き

本席
床
花入
香合

莨盆
火入
莨入
煙管

お道具拝観

境内で点心席

京都の平安神宮のそばにある名門の河道屋養老の出前そば
美味しかった

特別拝観の境内の灯心亭(重要文化財)
入り口

一般拝観料は1000円
後水尾天皇より下賜されたもの
大正15年に重要文化財指定

灯心亭

灯心亭の側面

灯心亭解説パネル

灯心亭を拝観した後はマイクロバスで山崎駅に戻って妙喜庵の副席へ

一服頂き
国宝の待庵を拝観しました
残念ながら写真は撮影禁止でした
ちょっと前にNHKで放映された心おどる茶の湯表千家で待庵が紹介されていた
動画では「なかなか」の印象があった
実際に自分の目で見ると別の印象がありました

大山崎山荘美術館までは山崎駅から20分毎に無料送迎バスが運行されています

山崎駅 (京都府) 駅

バスの終点からは登り坂を少し歩きます

トンネルを抜けて

レストランハウスの前をなだらかに右折して

美術館のゲート

大山崎山荘美術館にようやく到着

献茶式の流れで来ている和服姿の女性も多かったです
今回の献茶式の特別拝観で無料ですが通常は一般1300円中学生以下無料です

館内は撮影禁止です
テラスのみ撮影できます

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

テラスからの眺望

テラスからの眺望

テラスからの眺望

美術館の手前には大きな日本庭園があります

お茶室

お茶室側面

敷地の地図

山崎駅のプラットフォーム
副席は2時で終了
美術館を回って
3時過ぎの電車で帰ります

山崎駅 (京都府) 駅

献茶式
副席2席
点心席
特別拝観　妙喜庵、待庵、灯心亭、大山崎山荘美術館
とコンプリートできて楽しめました

新大阪駅

新大阪駅 駅

点心のそばは美味しかったですが大阪の何か名物をと考えて途中下車しました

結局パスタになりましたが