2025/11/09 - 2025/11/10
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mitamita73さん
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あるNPO法人が主催する「世界遺産 明治日本の産業革命遺産」を巡る研修旅行に参加しました。主な訪問先は、鹿児島県の仙厳園と集成館、同関吉の疎水溝、同石橋記念公園、福岡県の三池炭鉱(一部熊本県)、長崎県の端島炭鉱(軍艦島)です。
一般の観光ツアーとは異なり、中身がめっちゃ濃くて素晴らしい内容で、ガイドしてくれた人もすばらしく、見るもの聞くもののほとんどが私にとって新しい情報でした。
その昔、島津斉彬公が、北海道を、産業を興し、多くの人が住むことでロシアから守ろうと主張してくれたのですが、もしその先見性がなければ、今頃私はロシアの南下政策の影響でロシア国籍だったかもしれないと怖い思いにもなりました。北海道の初期開拓に薩摩の出身者が多くかかわったことなど、改めて北海道と薩摩の関わりを思い起こさせてくれる旅行を企画してくれた方々と、お世話になった参加者の皆さんに深く感謝する旅でした。
旅程
初日 羽田→鹿児島
2日目 仙厳園と向古集成館、関吉の疎水溝、
福昌寺跡、南洲墓地、石橋記念公園
3日目 鹿児島中央→新大牟田
大牟田市石炭産業博物館、三池港、三池炭鉱三川坑・万田坑
新大牟田→新鳥栖→長崎
4日目 端島炭鉱、長崎→羽田
宿泊
シェラトン鹿児島 35000ポイント+16,650円
東横イン鹿児島中央駅西口 7,800円
ANAクラウンプラザ長崎グラバーヒル 10,090円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
-
日曜なので、首都高は空いていて、羽田空港まで40分で着きました。
閉所恐怖症・パニック障害持ちなので広い席にするしかないのですが、今回は早期割引の航空券にできたので片道2万円台で済みました。
この航空会社の78Pという国内線用機材には、このようにシートテレビもなくリクライニングも浅いハズレシートと、国際線Cクラスと同じアタリシートの2種類があるのですが、今日は残念ハズレの方でした。 -
食事は、幹線より品数少なめですが、全然文句なし。
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前回鹿児島県に来たのは知覧特攻平和会館を訪ねるためでした。
中央に見える新田原基地からも、知覧飛行場同様、特攻隊などで出撃しし、戻ってこれなかった方が71名いるそうです。 -
1泊目の宿泊は鹿児島シェラトン。今回はポイントでの宿泊です。
ヒルトンもIHGもMarriotもなかったご当地への進出は吉報です。 -
風呂は使いやすい洗い場付き。
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プラチナメンバーだった頃はラウンジが利用できて軽夕食と朝食が付いていましたが、今の私はゴールドなので目立った特典はなし。料金16,650円を払ってUGしましたが、ちょっともったいなかったかも。
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鹿児島ですから、当然、酒揃えは焼酎中心となります。
ご当地では「1杯目は焼酎にすること」という条例があるそうで、法令遵守の観点から、まずは焼酎をいただきます。 -
朝食です。
最近のクラブフロアにはエッグコーナーがあることが多いようです。
私は、世界で最も上手にオムレツを作れることができるのは日本人だと確信しているので、満足度上昇です。 -
朝食を終えたら、集合場所の仙厳園に向かいます。
通常なら、鹿児島中央駅まで無料シャトルバス、同駅からJR九州かバス利用となるのですが、シャトルバスの始発は朝10時とのことでタクシーにしました。このクラスのホテルだと、チェックアウトの際にベルにタクシー希望の旨をリレーしてくれるのでちょっとうれしいです。日本語ペラペラのインドネシア人スタッフにTerima kasihと言ってホテルを出ました。幸い通じたようです。 -
仙厳園の入口で集合。島津薩摩切子ギャラリーショップ磯工芸館から研修旅行の開始です。
実にきれいです。本気で買いたいと思ったのですが、なかなかの価格。いやいやいい物は高いのが当然と悩んだのですが、次回以降に繰り越しすることにしました。 -
尚古集成館です。ここは、明治に入るより前にあった工場、まさに産業日本の礎になった場所です。
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工場そのものが重要文化財であり、世界遺産。
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最初に島津家の歴史の概要を学びます。
学芸員の方の説明が実にわかりやすい。CGによる戦国時代の九州諸藩との関わりなどもあるし、入試で日本史を選択しなかった私が改めて勉強しようかと思いました。(帰宅後、ガイドしてくれた方の著書を買いました。) -
関ヶ原からの島津義弘の脱出経路。一般的な説と、当館収集の資料による経路が併記されています。「諸説あり」でまとめないところが専門性の高さを示しています。
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電話も公的交通機関もない時代に、どうやって敗走の手配をしたのか知りたくなります。
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重要文化財「形削盤」。
一見、どこにでもある昔の機械ですが、その昔の度合いが普通ではありません。なにせここに工場ができたのは明治になる前、慶応年間なのです。幕末の混乱期にこの工場建設を命じた人、作った人、そしてこれを今まで残した人、すごいです。 -
こちらは工業化とは直接関係なさそうですが、当家30代(斉彬公の2代後)当主島津忠重氏が私費留学中の1923年に購入したルイヴィトン。キャスター付特別バージョンだそうです。とんでもない価値がありそうです。
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別角度から。
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「国中末々の者ども、豊かなるを本とす」
誰でも言えそうな言葉ですが、それを本気でやろうとする人、そして本当に実現するリーダーは滅多にいません。まさに礎。 -
出来上がった工業製品を、この門から船に運んでいたそうです。つまり、私の立っているところ(門の外側)は昔は海で、今ある道路と線路は明治以降の埋め立て地ということになります。
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こちらは島津家の別邸、もしくは迎賓館として使われた「御殿」です。
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謁見の間です。このテーブルにどんな料理が並べられたのでしょう。
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謁見の間からの景色はこんな感じだったそうです。なかなかすごい。
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ご寝所は意外と質素ですが、畳はほかの部屋とは異なる物でした。
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お風呂です。見た目は素朴ですが、使われている木材はすごそうです。
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やんごとなき方をお迎えしたソファー。
教科書に載っていた方々が実際に使用した家具たちをみていると、ベルサイユ宮殿に行ったときのような気分になってきました。 -
こちらは姫籠。
男性用の籠は使用頻度が高くて、いい状態で残っているものは少ないそうです。一方、女性用の籠は逆で、保存状況がいいものがいくつか残っているそうです。 -
籠を模した記念撮影スポットです。
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何とも趣深い建物です。
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ちょうど菊祭りをやっていました。
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斉彬公が纏っている菊の花はすべて生花、つまり、日々成長するわけで、毎日メンテが必要なのだそうです。
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こちらは、もしかしたらご当主より有名な方です。
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昼食です。
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スターバックス仙厳園店は、島津家の旧金山事業所の建物の中にあります。歴史的建造物の中にスタバを作っていいよと決めた人って、どんな勇気と度胸の持ち主なのでしょう。感服です。
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短時間ではとても見切れない集成館を出発。ここからは高名なガイドさんが案内してくれます。まずは、世界遺産のひとつである、集成館に工業用水を供給した「関吉の疎水溝」です。
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集成館まで何Kmも水を運ぶ役割を果たした関吉の疎水溝。当時のダムです。
最初は、水を運ぶことがなぜ世界遺産になるのかピンとこなかったのですが、ガイドさんの説明を聞いて納得です。蒸気機関ができる前、工場の機械は水力で動かしたのです。私の生まれた北海道の産業化は一時代あとだということがよくわかります。 -
次は島津家の菩提寺であった福昌寺跡です。
ここは廃仏毀釈で1869年に廃寺になりました。今も昔も、歴史あるものをつぶしちゃダメだとしみじみ思います。 -
墓地が残っているのが救いです。
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福昌寺跡の近くの学校にいた猫たち。ちょっと寒そう。
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後年、西郷隆盛を本名の西郷「隆永」にすべく、ちょっと無茶な修正を図った跡のらしいです。
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西郷隆盛ほか西南戦争で亡くなった2000余名が眠る南洲公園です。
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電話ボックスに島津家の家紋が入っています。
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「命もいらず名もいらず・・・」かっこよすぎます。
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西郷さんの墓。
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お墓からは桜島がくっきり。
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江戸無血開城のお礼として、東京市からこの地に常夜灯が贈られたそうです。
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何気ない電灯ですがこれも文化財。数少ない現存している集成館の製品(大正2年製)です。
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南洲公園(墓地)を出て、石橋記念公園に。
1993年に市内を流れる甲突川が氾濫し、破損した橋をここに再建したそうです。
普通なら撤去して新たな橋を構築するだけで終わるでしょうに、史跡に対する民度高すぎで強く感動しました。 -
この日の夕方、桜島から噴煙が。
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世が世ならとても会うことのできない方が同席してくれた満足度激高の夕食を終えて解散。この研修旅行は毎日現地集合・現地解散で、航空路やホテルは自分で手配するので、私にとっては実に快適です。
前日とは違い、この日は駅そばの東横インに泊まります。 -
バリアフリーのかなり広めの部屋でした。
さあ、明日は三池炭鉱を巡ります。
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