ANAのマイルが溜まってきた。そろそろ使わないとなぁ…「今週のトク旅」はどこかな？と確認すると、大阪から行けるのは「宮崎」「鹿児島」「仙台」だった。どこも行ったことのあるところ。11月の仙台は寒いだろうから、やっぱり九州かなぁ？と宮崎と鹿児島の観光地を調べるも、ピンと来ない。仙台の気温を調べると17～19℃ぐらい。ならば仙台でも行けるかなぁと仙台の観光地を調べる。「海とガラスと庭園のミュージアム」を見つけた。ガラス好きの私を刺激した。今回はここに決定！！

愛煙家の仙台旅行

7いいね！

2025/11/05 - 2025/11/05

1927位(同エリア3166件中)

エリア

仙台(宮城)

旅行の満足度: 4.0

仙台に来たことはあるけど、仙台空港は初めて。空港内を探索！
空港の端に「空港博物館」を発見。時間つぶしに良さそう～。
7:50発の飛行機だったので、朝ご飯を食べていない。軽い腹ごしらえに名物の「ずんだ餅」を食べる。
飛行機移動の際に水筒を持ち込むと、保安検査の時に面倒なので持ってこなかった。飲料水を無料で飲めるのは有難い。

これは全ての空港に設置して欲しい。
仙台駅に移動する為、アクセス鉄道に乗る。

「快速」に乗るつもりが止まっているのは「普通」だけ。みんなが乗り込むので仕方なく乗り込む。時間的には8分程度しか時間が変わらないようだ。ただ行きも帰りも「快速」は見かけなかった。「快速」に乗れればラッキーと思うしかない。

仙台駅で乗り換え、松島駅に向かう。

松島駅に向かう電車に乗ると「松島へ観光でお越しのお客様は仙石線の方が便利です。」とアナウンスが流れる。いったん下車し車掌へ聞きに行くと「本線は観光地から離れているけど、松島駅に行くならばこの電車で大丈夫です。」と言われた。
普通電車で25分程度で「松島駅」に着き、念のために帰りの電車の時間を確認しておこうと案内板をみると、なんと本数が少ない。確認しておいて良かった～。
松島駅から徒歩10分程度で「海とガラスと庭園のミュージアム」に到着
入口からお洒落☆
暑くもなく寒くもなく、とても良い季節に訪れることが出来たと気分爽快。

期待を膨らませることが出来る館内。
まずは、藤田喬平さんの紹介ビデオを30分鑑賞。
毎年ヴェネツィアに行き作品を制作されていたらしい。これは代表作のようだ。
展示物も美しいけど、建築物も素晴らしいと感動する。
2002年に「文化勲章」を受章した時の写真。

2002年の新作。見ごたえがあった。
「瑞巌寺を想う」1995年作
松島をテーマに創作した作品。千葉県市川市の藤田喬平さんの美術館が何故松島に？と思ったのだが、この館長が藤田さんの作品に魅了され美術館開館を申し出たことと松島とヴェネツィアが似ているという藤田さんの感性が共鳴し然るべきして松島に美術館が出来たのであろう。
庭園も散策してみたかったけど、13:30までしか開いていないのでそこまでの時間はなかった。

ショップには藤田喬平さんのゆかりの製品が売っているのかと思っていたが、販売しているのは書籍のみ。ガラス製品は現在の作家たちの作品だけだった。
来年の干支「午」
色々と売られていたが、走っている馬を表現していたのはコレのみ。一目惚れ。
須藤珠美さんの作品。12650円（税込み）
値段に見合わないものは買わない主義だが、これ素敵！と思う作品がこの人が作った物が多かったのと金箔を使用されていて藤田喬平さんの作品と通ずるものがあったのとこの素晴らしい美術館への敬意を込めての金額も鑑み購入。

帰りの電車の時間まで１時間ある。その時間を使って昼食にしようと思っていたが、帰り道沿いにココだというお店が見つからず駅に着いてしまった。

駅前には、昭和の喫茶店とイタリア料理店の2軒があったが「喫煙OK」に惹かれ、昭和の喫茶店に入る。
「お腹空いているんですけど」と伝えて入るが「食べるものはトーストしかない。」との事。

喫煙できるだけで良しとするかっ！
昭和の喫茶店に飾られていた絵

ヴェネツィア？と一瞬思った。「松島とヴェネツィアは似ている」という藤田喬平さんの言葉が分かった。この絵はこの店の亡き妻が描かれた絵だそうだ。引き寄せられてこの店に入った気がした。
仙台駅に戻り「瑞巌寺」に行ってみようかなとも思ったが、１時間程度の時間しかないので「仙台朝市」に行くことにした。
朝市に向かう途中でみつけた看板

喫茶店でしっかり喫煙したし、まだニコチンは切れていない。でも喫煙所を見つけると「行っておかなくては！」と思うのがトイレと一緒。条件反射である。
「仙台朝市」に到着
列が出来ている「ころっけや」に並ぶ

焼き栗入りコロッケ（150円）を購入し、頬張りながら朝市を散策
野菜が安ければ買って帰ろうと思っていたが、値段はそんなに変わらない。魚屋さんを覗くと結構安い。
マンボウはハワイで食べた事がある。美味しくなかったけど、お店の人が「白身でムニエルなんかにすると美味しいよ」というので、国産のマンボウを食べてみるかと購入。
美味しいムール貝は大阪ではみつけにくい。

大阪に戻ってから、すぐに食べたけどクリーミーで本当に美味しかった。この味がこの値段で食べれたのは本当に価値あり！！

仙台駅に戻り、土産売り場を物色
塩たん２袋とタレたん１袋の300ｇが2800円

安いのか高いのか、美味しいのかどうかも分からないけど、とりあえず買ってみた。
牛タンラー油が人気のようで、1瓶1000円程度のものをみんな買っていた。

でもラー油には関心はないので、半額の500円のこちらを購入。ビン詰めなのに賞味期限が20日程度なのに驚く。
「ほや」は食べたことがない。
店の人は「クセはあるけど、そのクセが病みつきになり好きな人は多いですよ」という。「どんなクセ？」と聞くが説明は難しいらしい。貝ではなくナマコの一種らしい。

大阪に戻って早速食べてみたが、これは海ぶどうと同じで、現地で新鮮なものを食べないと本当の味は分からないなぁという代物だった。
空港で売っていた「牛タン中華まん」500円
・・・という味だった。
搭乗前に一服！と喫煙所に向かうと「加熱式たばこ専用室」だった。
紙タバコは10番ゲートのところだというが、10番ゲートが異様に遠い。
本当に空港の端にある。おかげで自分の搭乗ゲートに戻るまでに10分程度の時間がかかった。

館内アナウンスで「お早く搭乗して下さい。」と呼び出しされる。今回もまたフルネームが館内に響き渡ってしまった。