2017GW：スーダンとアルジェリア（２）：アルジェリア

2017/05/02 - 2017/05/07

スーダンとアルジェリアに行きました。
世界遺産は、スーダンでは、ゲベル・バルカルとナパタ地方の遺跡群と、メロエ島の考古遺跡群に行き、アルジェリアでは、ベニ・ハンマードの城塞と、ムザブの谷と、ジェミラと、ティパサと、ティムガッドと、アルジェのカスバに行きました。
エアは、ＮＲＴ→ＫＲＴがＥＴ、ＫＲＡ→ＡＬＧがＱＲ、ＡＬＧ→ＮＲＴがＥＫ、アルジェリア国内線はＡＨを用いました。
ビザは、スーダンは、現地旅行会社にスポンサーになってもらい日本で取得しました。
アルジェリアは、最初は自由旅行する予定で、アルジェリア大使館に郵送で申請しましたが、「現地旅行会社を使え。」という理由で戻されてしまいました（なんでも、2017年１月から運用が変わって厳しくなったそうです。）。急いでネットで何とか現地旅行社を見つけ、手配を依頼し、２度目の申請でビザが発給されました。ところで、パスポートが私の自宅に届いたのは、出発日の２日前で、結構ぎりぎりでした（汗）。

エリア アルジェリア

ドーハで乗り継ぎました。

写真は、アルジェ国際空港です。この空港は、ほどほどの大きさでした。また、アルジェリアに入出国するときのカードは英語併記がなく、仏語のみでした。フランス語が全くわからない私は、空港係員や他の旅行者に聞きながら、何とか書きました。

アルジェのカスバには、アルジェでの初日の長いトランジット時間の合間に行きました。アルジェのカスバは、治安上の理由で警察官が同行しないと行けないとガイドブックには書かれていましたが、私の場合は、ガイドが最初に警察署に報告したのみで、ガイドのみが行きました。

１日目の夜にアルジェからガルダイヤに飛んで、翌日にムサビの谷を観光致しました。但し、夕方のコンスタンティーヌ行の飛行機に乗る必要があったため、多く時間を割いて観光したのは、ガルダイヤとエル・アーティフだけでした。
今まで、戒律が厳しいイスラム教国で目だけ出した既婚女性は多く見てきましたが、ここムサビの谷では片目だけを出した多くの既婚女性を目にしました。勿論、写真は撮れませんでした。

写真は、ガルダイア空港です。初日の夜に着いて、翌日の夕刻に発ちました。アルジェからガルダイアまで移動した時は、出発時も到着時も入出国カードと同じフォームのカードに記載して空港の警察官に提出しなければなりませんでした。ガルダイアからコンスタンチーヌまで移動した時は、ガルダイアではそうでしたが、コンスタンチーヌではノーチェックでした。

２日目の夕刻にガルダイアからコンスタンティーヌに飛びました。写真は、コンスタンティーヌ空港です。ここで、ドライバーとガイドが迎えに来ているはずだったのですが、（飛行機が多少早く着いたとはいえ）来ておりませんでした。結局、会うまで30分くらいを要しました。ただ、イスラム教の国は旅行者に親切な人がほぼ必ず現れるのですが、ここでも親切な中年男性が助けてくれてガイドに電話をかけてくれたり、私がガイドと会うまで、そばにいてくださいました。

写真はティムガッド（世界遺産）です。他の日本人観光客も来ておりました。

３日目はコンスタンティーヌ発、セティフ着で、２つの世界遺産、共にローマ時代の史跡であるティムガッドとジェミラに行きました。ジェミラの方が、より見ごたえがありました。また、観光後にお茶していたところ、ローカルガイドの方がやって来て歓談に加わり、ジェミラの冬の写真（雪景色）を見せてもらったりして良かったです。

４日目はセティフ発、アルジェ着で、途中、ベニ・ハンマド要塞（世界遺産）に行きました。ただ、セティフからアルジェまでの幹線道路からは、かなり外れており、結構時間がかかりました。ここは、ローマ時代の史跡が多いアルジェリアの中で、アラブ人が造った都市です。但し、大きなミナレットが立っているだけで、見応えとしては微妙でした。

最終日は国際出発時刻が夕刻ということで、ティパサ（世界遺産）に行きました。ティパサはローマ時代の史跡で、海に面していることが特徴です。但し、ジェミラやティムガッドほどには大きくありませんでした。

帰路に着きました。