棚倉から大子町へ③　袋田の滝、「悠久の宿 滝美館」に宿泊

2025/10/24 - 2025/10/25

「袋田の滝」から一番近い宿「滝美館」に泊まりました。

エリア 大子・袋田温泉(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

福島県棚倉町→塙町→矢祭町と南下して茨城県大子町に入る１泊２日の旅。

宿泊先は　袋田の滝まで徒歩５分の　温泉宿「滝美館」です。

旅館の窓際のこの空間、なんか良くて昔から好き。

ただ、ワンステップダウンのこの風情ある空間も、親が高齢になると足元が心配エリアだったりもする。まぁいい。

この部屋は壁紙、ふすま絵、障子紙がやたらカラフルで、笑ってしまう。

賑やかでいいです。

風呂、洗面と

トイレが付いた　二階の角部屋は、お風呂が最も近い

２０６　河鹿（かじか）というお部屋でした。

８月に行った土湯（つちゆ）温泉は、よい旅館だけど、山側ビュー格安部屋を選んだので、今回は少し高い部屋を選んだ。

全１２室　というこじんまり感も決め手。

見下ろしたロビー空間がかわいらしい。

とにかくまぁ、１８時の夕ご飯まで　お風呂入って、テレビを見て、またお風呂入って、。

18：00からお食事の始まり、はじまり～。

これ何かしらん？　冷たい器・・

お刺身でした～

食前酒の　紫色のグラスには、巨峰のお酒。
母は普段飲まないけれど、美味しかったみたいで　わたしのもあげた。

「本日のお献立」を頂きました。

「酒肴」は
アンコウの煮凝り
蓮の芽わさび漬け
ししゃもフライ
くず餅栗きんとん　

プランにフリードリンク1杯が付いていたので、生ビールにさせてもらいました。

「焼き物」は　鮎の塩焼き、これが

身が詰まっていて美味しい鮎で感動。

焼き方もいいんだろうね

お母さんも美味しいって言ってくれて良かったわ。

お母さんには珍しく若い頃の仕事の話をしてくれて、巨峰のお酒のおかげか。　

わたしも久しぶりの生ビールが美味しくて、いつもより色々な話をしました。

「陶板焼」は　常陸牛（ひたちぎゅう）と奥久慈しゃも。

“奥久慈しゃも“は、この辺の地鶏。

バターで焼いて塩・コショウで、という食べ方でしたが、わたしはバターなしで、というか、食べられなかった。　この辺でギブ・・

しかーし、この「ツナと丸十の釜炊きご飯」は　どうしても頂きたい。

綺麗な彩り、よい香り。

このお漬物も美味しくてですねぇ。

赤だしのお味噌汁も久しぶり。

本当に量がたっぷり、美味しいお皿が続くのでした。

「水菓子」は柿とプチケーキ

満足な夕ご飯、久しぶりのお部屋食、ゆっくりできたなー。
2時間くらい食べていたみたいで気づいたら20時になっていた。

仲居さん、お世話になりました。

翌朝、朝食会場７：３０

支配人さんと昨夜とは別の仲居さんが　出迎えてくれる。

小さな器に納豆、しらす大根、タコわさ、とろろ

梅干し、明太子、かまぼこ（←水戸の旅館の朝食にも出てきた　紅白かまぼこ）

ポテトサラダ、焼き魚はさわら、たくあん。

そういえば、夜中３時頃目覚めて、ひとりで湯に浸かって出てきたら、調理場はもう動いておりました。

食事を用意するって大変なんだなぁ。

お魚は焼き方なんですかねぇ。美味しい、茨城でも山の中なのに、お魚がおいしいです。

陶板焼きのベーコンエッグ

蓋をして黄身が白く被る焼き方にしました。

何しろベーコンエッグ好きなものですから、こだわります。

朝食のあと９：００頃にはチェックアウトしたでしょうか。母親はダラダラと出来ないのです、外は雨模様だから私としては、もう少しのんびりしたかったのだけどね。

クルマで通過した「常陸大子（ひたちだいご）駅」。

水郡線といって、水戸から福島県の郡山まで走る鉄道です。

機関車があったりする。

大子町は、恐らくとても栄えた時期があったのでしょうね。
駅前の商店街は、風情ある店構えが感じられるし、少なくとも”シャッター街”ではなくて、なんとなくホっとしました。

次回は街を歩いてみたいなぁと思います。

スタンプラリーのマップにあった「ミチルベーカリー」

かわいらしい建物。でも、この日はお休みだった。

リンゴ園の看板がずらり。

帰り道にもうひとつリンゴ園に寄っていこう、となる。

県境に親戚の家があることを思い出して、手土産にリンゴを持って寄ってみようかという理由で。

「本田りんご園」

おばあちゃんが、さっとお茶をだしてくれて、ささっと味見のリンゴをむいて出してくれた。

わたし的には「うん？ちょっとボヤけた味のりんごかな」が正直ではあったが、母親はその”ささっ”にやられて、リンゴを購入。

おいしそうなアップルパイ（実際、シンプルなパイで美味しかった）も４つ購入。

物静かな男性家族とは対照的に、ちゃきちゃきと動きまわるお母さんが良かった。

ちなみに　うちの母親が好きなフジりんごは、１１月に収穫だそうだ。

ふじリンゴを求めて、来月も来ることになりそうだ。

おしまい。