しまなみ海道を2泊3日でドライブする①～尾道からしまなみ海道～

2025/02/08 - 2025/02/10

以前からオットが「しまなみ海道」に行きたいと言っていたのでさっそく旅程を作成。

2泊3日の予定だけどしまなみ海道から一筆書きで廻るには3泊くらいが必要かも。
もう2泊は変えられないのでとりあえず1日目にしまなみ海道を巡り、2日目は瀬戸大橋を渡る行程へ。
そこから広島空港方面へ戻る旅となりました。

しまなみ海道は一つ一つの島をじっくり見るとけっこう時間が掛かるのも今回わかりました。
少しでも参考になれば、、と思います。


【費用】航空券　ANA　往復（2名分）29,200円（57,200円から28,000円分をANAのスカイコインで支払い）
ホテル　◎今治国際ホテル（agoda/朝食付きツイン　27,040円　◎倉敷せとうち児島ホテル（Y!トラベル/朝夕食付きツイン　34,515円）　その他　約5～6万円　　　合計　約15万円（2名分）


【行程】1日目　羽田（07：10）ANA671～広島（08：40）＝＝レンタカーにて尾道方面へ＝＝向島＝＝因島＝＝生口島＝＝大三島＝＝今治市　今治国際ホテル（泊）

2日目　ホテル＝＝今治城＝＝タオル美術館＝＝丸亀（香川）でうどんのランチ＝＝瀬戸大橋＝＝与島PA＝＝倉敷せとうち児島ホテル（泊）

3日目　ホテル＝＝大久野島＝＝広島空港（レンタカー返却）ANA682（17：10）～羽田（18：35）＝＝帰着



前半①　出発～しまなみ海道～1日目のホテル情報まで
後半②　今治城～タオル美術館～児島（ホテル情報）～大久野島～帰国

エリア しまなみ海道（因島・生口島・向島)(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月はオットが比較的休めるから、しまなみ海道に行きたいと。

なかなか2泊3日では行程が定まらず、ようやく広島空港インしてまた同じ空港から戻るということで落ち着きました。

セールを逃してしまい、仕方なくANAのスカイコインを充当して往復2人で3万円です。

この日は天候が荒れて四国などは欠航が多い中、何とか広島空港は飛びそうです。
最初は高松空港も考えていて、欠航になったのでセーフでした。

広島行きはバスゲートから。タラップを上がります。

先月も広島へ行ったのですが、眼下には先月見なかった雪景色。
CAさんのアナウンスで広島空港マイナス6℃！
え、、？そんなに寒いの？？(^^;)

広島空港に到着しました。
レンタカーのカウンターは出発ロビーからの連絡通路の先にあります。
確かに寒い・・(-_-)

広島空港 空港

ほとんどの人はバスで広島市内に行くようで、レンタカーは空いていました。

スタッフのお姉さんが「朝は雪がすごくて雪かきしたんですよ～」と。
雪は降るけどこんなに積もるのは珍しいそうです。

広島空港 空港

スタッドレスで出発します。
ここから尾道方面からしまなみ海道に入る予定です。

まずは新尾道大橋を渡り、向島へ入ります。

オットが好きなので、まずは向島洋らんセンターへ。

向島洋らんセンター 公園・植物園

ここでは温暖な気候を生かして、ハウスで胡蝶蘭などを育てています。
土曜日なのに人が少ない、、

向島洋らんセンター 公園・植物園

ハウスの中も入ってみます。
洋らんの育て方が書いてありました。

初日なので特に購入もせず次へ向かいます。

向島洋らんセンター 公園・植物園

次に向かったのは「後藤鉱泉所」
幻のサイダーが飲めるとか。

後藤飲料水工業所 グルメ・レストラン

昭和5年の創業で今の店主は4代目。
3代目で継承者がいなかったことから、市の職員だった森本さんがマッチングサイトで引き継ぐことになったそう。

後藤飲料水工業所 グルメ・レストラン

こちらのマルゴサイダーは1本ずつ昔ながらの製法で作られていて、
ビンはもう製造できないものなので、その場で飲んで返却します。

売られている瓶は現代でも作られているビンなので持ち帰りOKです。

後藤飲料水工業所 グルメ・レストラン

私は寒くてサイダーの気分じゃないな、、
こんなに寒いとは想定外だった。

そう思ったらストーブの上で湯せんしたホットがあるじゃないですか。
ミルクセーキが美味しそうなのでこれにします。

後藤飲料水工業所 グルメ・レストラン

オットが幻のマルゴサイダー、私はホットのミルクセーキ。
マルゴサイダーはあっさりした飲みやすい味。
ミルクセーキも懐かしい味で美味しかったです。

店主の森本さんもサービス精神旺盛で「写真もどんどん撮っていいですよ」と、
小物を並べて下さったり撮り方のレクチャーをしてくださったり。

いい時間を過させていただきました。
ありがとうございました(^-^)

後藤飲料水工業所 グルメ・レストラン

さて、向島からお次は因島へ入ります。

因島大橋 名所・史跡

因島は水軍城を見る予定だったけど、オットが看板を発見。
「本因坊秀策囲碁記念館」に行きたいと言うので寄り道します。

入館料は310円。JAFの会員証提示で250円になります。
中は撮影禁止です。

本因坊秀策は妻や周囲の人を大切にして人望が厚かったらしい。
コレラで30代で亡くなったのは残念ですね。

囲碁に興味のある方には面白いと思います。

本因坊秀策囲碁記念館 美術館・博物館

隣には「秀策生家」がありました。
たぶん復元だと思いますが。
無料で中にも入れると思いますが外から眺めただけ。

本因坊秀策囲碁記念館 美術館・博物館

少し時間がおしてしまってますが「因島水軍城」に向かいます。
駐車場は下にあり（無料）坂や階段を上がります。

因島水軍城 名所・史跡

お城が元々あったわけではなく、昭和の時代に資料館として建てられたそう。
でもちゃんと御城印はありました。

因島水軍城 名所・史跡

予想通りの階段、、夏だったら諦めたくなる(-_-)

因島水軍城 名所・史跡

こちらはJAFの会員割引なしで330円。

南北朝時代から室町時代にかけて活躍した村上水軍。
その武具や遺品などが展示されています。
（こちらは写真OK）

因島水軍城 名所・史跡

資料館としてはなかなか充実していました。

因島水軍城 名所・史跡

只今、戦法会議中とある、二の丸の方に行ってみましょう。

因島水軍城 名所・史跡

確かに会議中でした(^.^)

この二の丸は予約すれば貸し出しも行なわれているとか。

因島水軍城 名所・史跡

隣にも資料館があります。

因島水軍城 名所・史跡

この壮大な村上水軍歴代の墓も見てみたかったけどタイムオーバー(-_-)
島２つ目ですでに時間がおしている、、

因島水軍城 名所・史跡

次に向かうのは生口島です。

生口島 自然・景勝地

もうお昼を廻ってしまったのでどこかでランチを、、と思いました。
ちょうど行く予定の耕三寺の前に人だかりがあり、
美味しいのでオススメ！というので入ってみることにします。
創業50年の人気店です。

15分くらい待ちましたが1階の座敷に案内されました。

ちどり グルメ・レストラン

ここではレモン鍋やたこ飯などが名物らしいです。
私は「たこ天丼卵とじ」(1,800円）を食べました。
たこ天が揚げたてで美味しかったです(^.^)

ちどり グルメ・レストラン

お腹も満たされたのでさっそく目の前の耕三寺に行ってみましょう。
こちらは入場料が1,400円と少し高めですが中は広くて見がいがありそう。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

ここは大阪の元実業家耕三寺耕三氏が母への感謝を込めて建立。
浄土真宗本願寺派の寺院で「母の寺」と呼ばれています。

個人が建設したせいか、ド派手です('_')

耕三寺博物館 寺・神社・教会

入ると五重塔や日光東照宮の陽明門などを模したものがあります。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

門をくぐるとさらに広い場所に出ます。
中国っぽい造りにも似ています。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

こちらは千佛洞地獄峡ということで、中に入ってみます。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

掘られた洞窟の中にはたくさんの地蔵が納められています。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

狭い洞窟をくぐって行きます。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

地獄を模した絵画や像なども。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

天まで続くような造りは圧巻です。
作るのにお金も時間も掛かっただろうな～と邪推な気持ちに。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

出口を出たところにそびえ立つ救世観音大尊像。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

以前、ひとりで尾道に行ったときに生口島に出る船があってここに来て見たかったんですよね。
でもその時は雨だったのでやめたのです。

耕三寺博物館 寺・神社・教会

5,000平方メートルにも及ぶ巨大な大理石の庭園。

未来心の丘 名所・史跡

この大理石はイタリアで採掘してコンテナ船で運んで来たそうです。
スケールが大きすぎますね。

ここは映えスポットでもあるので人がたくさんいました。

未来心の丘 名所・史跡

時間がおしてしまい、生口島で見たかったレモンケーキのお店や美術館はパスとなりました。。
次はひとりで来よう。

ということで次は大三島へ向かいます。

多々羅大橋を渡ると道の駅がありました。

しまなみ海道はサイクリストの聖地でもあり、
立派な自転車置き場があります。

さすがしまなみ海道の道の駅、柑橘系がたくさん売っています。

レモンもたくさん売っていました。

いよかんなどを買い込み、初日から荷物がいっぱい。
やっぱり車だと便利です。

そのまま大三島の「大山祇神社」へ。

ここは日本総鎮守と言われているので行ってみたい場所でした。
閉館30分前・・ギリギリ滑り込みです。

大山祇神社 寺・神社・教会

室町時代の古図を元に再建された総門は圧倒的な空気感です。

大山祇神社 寺・神社・教会

本殿では祝詞があげられていました。

これを見るとまさにここが瀬戸内の中心、
神の島と言われてるのも分かる気がしました。

大山祇神社 寺・神社・教会

ご神木はどれも立派で樹齢2600年・・

幹もボロボロでやっと立っている感じだけどちゃんと葉は付いている。
もっとじっくり見たかった(-_-)

大山祇神社 寺・神社・教会

時間が無くなり「伯方島」はパス。
さっきの道の駅で「伯方の塩」を買ったので良しとします。

もう16時を回って、最後は大島です。
ここも有名な「亀老山展望公園」へ。
ここも夕方でしたがけっこう人がいました。

亀老山展望公園 名所・史跡

売店の前に亀老山の名前のとおり、亀さんがいました。

亀老山展望公園 名所・史跡

こちらは有名な隈研吾氏のデザインで、
水平だった公園を元の山の形に戻して、
「見えない建築」という発想から凹型の孔のように
展望台を埋没させるという大胆な構造になっています。

なので下から山に上がっていくイメージです。

亀老山展望公園 名所・史跡

ようやく上に上がってきました。
山頂の形を生かしていて一体感を出しています。

亀老山展望公園 名所・史跡

足元には島とそれを結ぶ海道が埋め込まれています。

亀老山展望公園 名所・史跡

この時、雪がちらちらと、、
展望デッキはたぶん氷点下だったと思うくらい寒かったです。

遠くに島々と時々顔を出す夕日が見えました。

亀老山展望公園 名所・史跡

すっかり冷え切ったので移動します。

途中の来島海峡SAに寄ってみます。

来島海峡サービスエリア 道の駅

ここは2階に展望テラスがあるようです。

来島海峡サービスエリア 道の駅

まだ新しいのかな？すごく広くて空間があります。
子どもたちが走り回っていました。
これだけ広いと走り放題？？気をつけてね。

来島海峡サービスエリア 道の駅

右側はガラス張りになっていてリクライニングチェアもあり、
そこからしまなみ海道を見ることもできます。
先客がいたので座ってないですが。

来島海峡サービスエリア 道の駅

何とか17時半くらいに今治市に入り、今日のホテルに到着しました。

1泊目のホテルは「今治国際ホテル」です。
以前、今治に日帰りで来た時に、
このホテルだけそびえ立っていて気になっていたのです。
外観は到着時には撮れず、この写真は夜ご飯を食べに行ったあとです。

今治国際ホテル 宿・ホテル

ロビーも素敵なんですよね。
地元の人がよく利用するホテルらしくて地元の団体さんが多くいました。

今回はagoda(アゴダ）で予約して朝食付きで23,000円ほど。

今治国際ホテル 宿・ホテル

こちらはラウンジのカフェですがもうクローズです。

今治国際ホテル 宿・ホテル

お部屋は11階です。

駐車場はホテルの隣の敷地に停めて滞在中は出し入れ自由。
精算時に800円徴収されます。

今治国際ホテル 宿・ホテル

それではお部屋に入りましょう。

31㎡のツインルームです。

今治国際ホテル 宿・ホテル

ベッドサイドは昔の仕様ですが、後付けされたコンセントあり。
スマホ充電にコンセントは必須です。

今治国際ホテル 宿・ホテル

机には大きな鏡、奥にテレビ。

今治国際ホテル 宿・ホテル

パジャマはワンピースタイプで上に羽織る浴衣っぽいのがあります。

今治国際ホテル 宿・ホテル

ポット、お水、お茶。
コーヒー欲しかったなぁ～。

今治国際ホテル 宿・ホテル

その下に冷蔵庫。

今治国際ホテル 宿・ホテル

バストイレ、洗面所の他に。

今治国際ホテル 宿・ホテル

別にシャワールームもありました。

今治国際ホテル 宿・ホテル

アメニティは全て揃ってます。
他にも資生堂のクレンジング、ローション、ミルク、スタイリングワックスまで。
ボディタオルもありました。

今治国際ホテル 宿・ホテル

洗面台のすぐ横がバスタブなのでシャンプー類もこちらに。

今治国際ホテル 宿・ホテル

こちらはドライヤー。

今治国際ホテル 宿・ホテル

ドアのそばの姿見を引くとクローゼット。
除菌したスリッパと使い捨てのスリッパがありました。

今治国際ホテル 宿・ホテル

お部屋はグルっと同じ間取りになっていて、
瀬戸内海の見えるプランにしました。

今治国際ホテル 宿・ホテル

もう暗いですが遠くに瀬戸内と手前に今治城が見えます。

今治国際ホテル 宿・ホテル

お部屋側から入り口の方。
暖房は上から出るタイプです。

今治国際ホテル 宿・ホテル

以前並んで食べて美味しかった今治のＢ級グルメ「焼豚玉子飯」

こちらの白楽天はホテルから徒歩5～6分なので歩いて行きました。
人気なので7時前に行ったのですが並び始めています。

白楽天 今治本店 グルメ・レストラン

この辛みのある特製ラー油を使った玉子飯が気になります。

白楽天 今治本店 グルメ・レストラン

オットはとろとろの卵がニガテ(^^;)
なので両面焼きでお願いして、揚げ餃子をセットにしました。

白楽天 今治本店 グルメ・レストラン

こちらが両面焼き、というかもはやオムレツ('_')

白楽天 今治本店 グルメ・レストラン

私は辛いラー油の玉子飯。
辛かったけど今回は食べきりました。
ご飯は減らしても良かったかな、ちょっと多い。
ごちそうさまでした。

白楽天 今治本店 グルメ・レストラン

杏仁豆腐が売り切れていて、ソフトクリームを味変でシェア。

白楽天 今治本店 グルメ・レストラン

朝7時から朝食です。
昨夜到着したときは人が少ないと思いきや、今日は並んでいます。
シティホテルあるあるの宴会場です。

今治国際ホテル 宿・ホテル

何となく列に並んで順番に取っていきます。
こちらはウインナー、卵などのホットミール。

今治国際ホテル 宿・ホテル

こちらは焼き魚、湯豆腐などの和食。

今治国際ホテル 宿・ホテル

どちらかと言うと和食寄りでした。

今治国際ホテル 宿・ホテル

パンも申し訳程度にあります。

今治国際ホテル 宿・ホテル

ご飯のお供が多いです。

今治国際ホテル 宿・ホテル

こんな感じで取ってきました。
やっぱり和食に。

今治国際ホテル 宿・ホテル

佃煮とご飯。
朝食は普通のラインナップでした。ごちそうさま。

今治国際ホテル 宿・ホテル

テイクアウト用のコーヒーをお部屋に持って帰り、
この景色を眺めながらのんびりと。

さて、一息ついたら今日はここからも見える今治城に向かいます。
後半へ続きます(^-^)

今治国際ホテル 宿・ホテル