2025/10/12 - 2025/10/13
1790位(同エリア2316件中)
夏みかんさん
この旅行記スケジュールを元に
関西に住んでいるのに、姫路城に行ったことがない…
2026年3月の入城料値上前に行っておきたい!!
と思って、1週間前に急遽計画した旅。
せっかくなので1泊2日で、姫路と神戸を観光。
1日目は姫路です。
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今日は6:00起床。
姫路までは電車で向かいます。
8:50姫路駅着。
駅から姫路城がキレイに見えます。
私にとっては初の姫路城なのでこの時点で感激です! -
マンホールも姫路城でかっこいい
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駅から姫路城まで歩いて約15分。
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三の丸広場。
10時過ぎには混み始めるらしいので、急ぎ足で入城口へ向かいます。 -
券売機でチケットを買います。
3分ほど並びました。3連休のなか日ですが、9:20だとまだ思ったよりも混んでいません。
お得そうだったので、姫路城・好古園の共通券¥1050にしました。
知らなかったんですが、事前にオンラインで、日時指定のデジタルチケットが購入できるようです。 -
入城。大天守へ向かいます。
△や□の狭間が並ぶ様子がなんだか芸術的。
長方形は弓を射る用、三角形や丸形は鉄砲用なのだそうです。 -
石灯籠の基礎が「はの門」の礎石に転用されています。城を築くには、石集めが大変なんですね。他にも石垣に石棺が転用されていたりもしました。
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「ほの門」をくぐってすぐ、少し開けた場所。
右手の茶色い塀は「油壁」というもの。今は土壁が露出していますが、元々は白漆喰が上から塗られていたとのこと。
油壁の奥には「水ノ一門」があります。
この油壁があることで、ほの門から水ノ一門へ向かうには大きく曲がる必要があります。防御のための工夫ですね。 -
「水ノ四門」
左は西小天守、奥に見えるのが大天守。
下から見上げる屋根の重なりが綺麗。 -
大天守内は地階から入ります。土足禁止。靴は入口でもらえる袋に入れて持ち運びます。
写真は1階。 -
1階には石落としの説明がありました。
説明書きによると、石を落すことよりも天守台石垣に取り付く敵を監視したり、射撃をするための設備とのこと。ここから石を落としても、石垣や地面に当たって予想外の方向へ飛ばない限り、敵兵に打撃を与えることは難しい、ということが実験で分かったそうです。
ちなみに各階には案内板があり、主な見所の簡単な説明とQRがのってます。家に帰ってから気づきましたが、案内板に書かれた説明書きとQRで読める説明は内容が異なりますので、両方読むことをオススメします。 -
2階の壁一面の武具掛け。武具掛けはほぼすべての階にありました。
戦闘時にすぐ武器が使えるようにということでしょうか。
天守というのは戦闘に備えた建物だということがよく分かります。 -
このような感じで、槍や鉄砲などの武器を掛けて収納するようです。イメージがしやすいよう、少しだけ見本で武器が掛けてありました。
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配管類が目立たないよう、うまく設置されています。
天井のこの配管はスプリンクラーでしょうか? -
階段は上り下りが交錯しないよう、上り用階段・下り用階段と分けられております。見学ルートは一方通行です。
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4階。高窓。
銃を撃つと硝煙が充満するためその煙を排出するための開口。 -
石打棚。4階は窓が高い位置にあるため、監視や射撃のための足場台です。
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5階の窓から鯱鉾が見えます。
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姫路城は東・西の2本の心柱で支えられています。
こちらは東大柱。
地階から継手なしの1本木で作られていました。
昭和の大修理(昭和31~39年)の際に、腐った根元は根継で修理されました。 -
こちらは西大柱。
芯から腐朽していたため、昭和の大修理の際に全て取替られています。
西大柱は2本の木材を継いでいます。修理前から2本継ぎだったそうです。昭和の大修理の際、当初は、東大柱と同様に1本木で作ろうとしましたが、ようやく見つかった理想の木が、運搬中に折れてしまったため、元々と同様に2本継ぎで作ることになりました。
しかし、そもそも、東西大柱の両方とも1本木で作ろうとすると、上方階で大柱間に梁を通せなくなってしまう、ということが、工事を進めるうちに分かったそうです。2本継ぎにしていたのは先人の知恵だったんですね。 -
最上階の6階。
長壁神社が祀られています。姫路城の守護神です。
上階に行くにつれて床面積も小さくなるためか、最上階は人口密度がすごかった。 -
1階まで降りてきました。
奇跡的に人がいない写真。 -
下まで降りてくると、全小天守の特別公開をしていました。別途1000円必要ですが、せっかくなので観覧することにしました。
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東小天守。
「うしとらのすみやぐら」が当初の呼び名。
地階を含めて4階建て、地階は塩の貯蔵庫だったそうです。 -
東小天守の窓からの景色。
正面に見えるのが「乾小天守」で、3つの小天守の中で平面も高さも一番大きいです。
右側は「ロの渡櫓」。 -
ロの渡櫓。
当初は「北の長屋」と呼ばれていました。
約29mもあります!
床板の中央部の板は、築城当時の床板なのでは、と言われているそうです。 -
ロの渡櫓の窓から。
西小天守とハの渡櫓が見えます。 -
乾小天守の2階窓から。
左から、ロの渡櫓・東小天守・イの渡櫓・大天守。 -
乾小天守の最上階4階。
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乾小天守4階東窓から大天守を望む。
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乾小天守4階の南側・西側の窓は、内側は四角で外側は火灯窓になっています。こちらは西側窓からの景色。
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南窓からは迫力ある大天守が望めます。
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小天守の階段はどれも結構急です。
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西小天守。築城当初の呼び名は「ひつじさるやぐら」。
西小天守は大天守の西側に並び建ち、水の各門と連動して天守曲輪を防衛する最終防御施設の役割があるとのこと。 -
西小天守から見た乾小天守。
火灯窓が装飾的。 -
10:50天守群の見学を終えて外へ出ました。
そういえば、10:30頃には、混雑のため入城制限をしているとのアナウンスがあったので、早めに来てホントに良かったです。 -
続いて西の丸長局(百間廊下)を見学。
約300mあるそう。 -
小さな部屋が廊下に面して並んでいて、千姫に仕える侍女などが暮していたところ。
展示品やパネルも置いてありましたが、ここら辺で疲れてきて、結構飛ばし見しました。 -
見学を全て終えて出てきたのが11:45。
特別公開も観たので、約2時間30分かかりました。 -
共通券を買ったので、好古園へ。
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お昼は好古園内のレストラン活水軒にて。
レストラン入口機械で順番待ち予約。60分ほど待ちました。
姫路夢そば・穴子天ぷら盛り合わせセット¥1,680
そこまで期待していなかったけど、そばも穴子天ぷらもとても美味しかったです。天ぷらは穴子の他、サツマイモと大葉と海苔でした。サツマイモがホクホクで美味。 -
昼食後に園内見学。
好古園は平成4年に開園した日本庭園。9つの趣が異なった庭園を楽しめます。 -
茶室・双樹庵。
裏千家第15代前家元 千玄室氏の設計・監修による本格的数寄屋造りの茶室。
建物の見学もしたかったので、一服いただきました。
¥700 -
お茶は8畳+6畳の「お茶席」にていただきます。
お店の方に声をかけたら、四畳半のお茶室も見学させてもらえました。 -
好古園の後は、姫路市立美術館へ。
レンガ造の美術館の建物と姫路城の共演。 -
無料の展覧会をやっていたので見学。
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兵庫県立歴史博物館。
設計は丹下健三。
美術館のすぐ近くにあります。 -
ロビーには1/15サイズの姫路城の模型やガラス製の姫路城などが展示されていました。
1/15模型は、実際に現地では見れない部分の建築意匠も観察することができます。
1階の展示スペースは無料で見学することができます。 -
昭和の大修理の際に取替られた、東大柱の根元部分も展示されています。
またシアターでは、昭和の大修理の貴重な映像などを見ることができます!勉強にもなって面白かったです。また座って映像を見るので、ちょっとした休憩にもなりました。
兵庫県立歴史博物館、無料ですし、姫路城について学べるので、姫路城とセットで見学するのオススメです! -
姫路駅のほうへ帰ります。
途中で、有名な「城下町どっぐ」をおやつに購入。200円。老舗の蒲鉾屋さん「ヤマサ蒲鉾」さんの商品。
チーズかまぼこが入ったアメリカンドッグです。
ふわふわで柔らかめ。練り物好きなので美味しかったです。 -
夕食はちょっと早めに。
山陽百貨店の地下1階にある「御座候たんたん」。
野菜入り担々麺¥580!安い
ゴマみそorしょうゆが選べますが、ゴマみそにしました。カウンターで注文して先にお会計します。
お味は、サラッとあっさり。辛味も控えめ。
私が想像する担々麺ではなかったですが、これはこれで美味しかったです。 -
18時前の姫路駅。夕焼けが綺麗。
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日が落ちて、姫路城のライトアップが見れました。
1日目の観光はここまで。
ホテルへチェックインして温泉でゆっくりします!
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