【東京散策143】 都内閑散駅2位の東武伊勢崎線堀切駅含めた線路沿いを歩いてみた

2025/09/23 - 2025/09/23

都内23区内は分譲マンション価格も平均1億円超え、家賃も高騰して賃貸でも都内に住むことはかなりハードルが高い時代になった。
そんな23区でも東部に位置する下町は、川や海に近い低地で昔ながらの日本の雰囲気や庶民的な暮らしが残る地域。
今回は下町として葛飾区の都内閑散駅2位の東武スカイツリーライン・伊勢崎線の堀切駅含めた線路沿いを歩いてみました。

都内23区内で1日の利用者が5000人未満の閑散駅TOP3は、1位小田急電鉄の南新宿駅、2位東武スカイツリーライン・伊勢崎線の堀切駅（足立区／4041人）、3位東武亀戸線の亀戸水神駅（江東区／4224人）となっています。
以前は豊洲市場開業前の市場前駅が圧倒的閑散駅で都心の銀座まで3ｋｍ程度しかない場所にありながら2005年に開業した当時は1日の乗降客が8人、2013年でも148人しかいない都会の秘境駅でした。

【東京散策31】都会の秘境駅 市場前駅と建設中の豊洲新市場周辺散策
https://4travel.jp/travelogue/11025677

今回のコース
京成押上線『京成曳舟駅』⇒東武伊勢崎線『曳舟駅』⇒東向島駅⇒鐘ヶ淵駅⇒堀切駅⇒牛田駅⇒京成本線『京成関屋駅』

エリア 亀戸(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタートは京成押上線『京成曳舟駅』

京成曳舟駅 駅

曳舟周辺は以前は下町の古い家屋が立ち並ぶ場所でしたが、今は駅前にタワーマンションが乱立する街に変貌してました。

駅前タワーマンションには『墨田区立ひきふね図書館』も入ります。
このタワーマンションは以前来た時にもありましたが、その周辺の戦前の建物たちも段々と姿を消しつつあります。

2015年訪問した曳舟周辺散策旅行記
【東京散策27】東京大空襲の戦火を免れた失われつつある戦前の建物が残る墨田区京島
https://4travel.jp/travelogue/11017605

オットポン グルメ・レストラン

これも下町の名残、手回しポンプ。

馬頭観音の碑。

『京成曳舟駅』から東武スカイツリーラインの『曳舟駅』までは少し離れていて通りを歩きます。

まさにその通り！面白い店名ですね。
しかし残念ながら9月15日（月）をもって閉店したらしいです。

東武スカイツリーラインの『曳舟駅』に到着。

曳舟駅 駅

ここから東武スカイツリーライン・伊勢崎線沿いに北上します。

ココは墨田区東向島。

なぜか高架下に機関車らしきものが置かれている。

斉府 グルメ・レストラン

そうなんです。
このそばの『東向島駅』に『東武博物館』があるんです。

G系らーめん？自販機？

メニューはこんな感じ。
最近はいろんなものの自販機ありますね。

そして『東武博物館』https://www.tobu.co.jp/museum/

2015年に訪れて旅行記アップしています。
【東京散策30-1】東京スカイツリー駅から2駅の東向島駅直結の墨田東武博物館
https://4travel.jp/travelogue/11022983

東武博物館 美術館・博物館

車両が屋外に展示されています。

ロマンスカーですね。

平仮名で『けごん』ライトが縦向きでレトロ。

東武博物館横を進むと・・・

『曳舟駅』から2つ目の『東向島駅』

東向島駅 駅

さらに高架線路沿いをてくてく。

東武特急の車両が上を通過していきます。

高架下はかなり桁下が低い場所も・・・

自転車すらも侵入できないバリケード付の歩行者専用ガード下も・・・

ガード下の通路はLED照明1基が点灯。

カラフルなアパート。

この辺りのナンバーは足立、ご当地ナンバーは軽用でこんなイラスト。

路地がせまくなってきた。

いかにも下町らしい細い道。

住所は墨田になりました。

3つ目の『鐘ヶ淵駅』に到着。

鐘ケ淵駅 駅

この駅周辺は先日のテレビ番組アド街でやってたな。

鐘ヶ淵駅から線路左側に沿って進むと行き止まり。

振り返るとスカイツリーが目の前に・・・

引き返して住宅街へ周ります。

目印は特にないので・・・

勘を頼りに線路から逸れないよう歩きます。

これは銭湯 『田中湯』
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-166

時々東武の車両が通過します。

特急スペーシアも・・・

色々なカラーの車両ありますね。

昭和レトロなイメージのトタンに貼られたポスター類。

2つのクロスする高架橋は・・・

道路標識から首都高6号向島線ですね。

向こうに歩道橋が見えてきた辺りが堀切駅かと・・・

荒川の隅田水門。

水門から墨田川へ向かって流れる水路。
ここは外周部を流れる荒川と内周部を流れる墨田川を300mほどの短い水路で結んでいます。

堤防よりも低い位置を走っていそうな東武スカイツリーライン。
上で交差するのは首都高6号向島線。

左手が23区2番目の閑散駅の『堀切駅』

堀切駅 駅

右手が荒川堤防道路。

堤防から下った谷に『堀切駅』はあります。

確かに駅前は荒川で民家無し、堤防側からの利用者は少なそう。

でも走行する電車は上から眺められるので鉄道マニアなどが好みそうな場所。

歩道橋を自転車持って利用するサイクリストも・・・

駅の西側には『東京未来大学』校舎があった。
https://www.tokyomirai.ac.jp/

歩道橋から見下ろせる『堀切駅』はレトロな駅舎。

駅舎正面。

ホームは対面ですが、2番線は荒川堤防側から、1番線は歩道橋や住宅街から別々アクセスになってしまうのが不便。

無人駅ですね。

北千住まで160円。

時刻表を見てみると1時間に5本程度はあるので23区2番目の閑散駅とは思えないくらい。

駅にあった冊子を戦利品として頂戴。

通過する車両もいいアングルで撮影できます。

ゴールとなる『牛田駅』向かいます。

広い空地もある。

これは京成本線のようだ。

そして柳原地区の東武スカイツリーラインの低い高架下。

昭和レトロな中華そば『日の出屋』

日の出屋 グルメ・レストラン

地域の掲示板。

これ毎年やってたな。
結構大混雑する印象がある。

このまま『牛田駅』目指して歩き、すぐそばの『京成関屋駅』がゴールとなります。

おそらく昔の旧道を歩きます。

葛飾北斎の絵っぽいものまで・・・

『牛田駅』に到着。

道路左が『牛田駅』で右が『京成関屋駅』
乗換には便利な立地。

こちらが『牛田駅』

牛田駅 駅

そして京成電鉄の『京成関屋駅』

京成関屋駅 駅

本日は東武伊勢崎線沿いの閑散駅を巡ってみました。