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いつもは青い翼を好んで利用しているのですが、出発玄関の「羽田第2ターミナルがなにもなくてつまんない」とか「機内食が変わり映えしない」とか「ビジネスシートが一向にthe ROOMに近づかない(要は古い)」とか「食器も見飽きた」とかとか...感じ始めたので、今回は赤い翼を利用しました。青い翼への不満とかではなく、なにより「話題の新機材A350-1000に乗ってみたい!」だったからでございます。<br /><br />わたくしと同じように、赤青どちらにしようか迷われている方も多いと思うので参考程度でお付き合いください。<br /><br />【チェックイン】<br />もうかれこれ10年くらいJALは利用しておりませんで、マイル数はなんとゼロ。<br />今回の最終目的地は北欧で、ロンドンは宿泊有りの乗継でした。一旦LHRで荷物を受け取るため(乗継だが英国に一回入国する)、「有人荷物預けの方が確実だな~」と思ったのですが、強く、強く自動チェックインを勧められました。<br />「そりゃ業務効率化よね」と思い手続きするもやはり荷物のタグは出てこず「有人カウンターへ行け」と表示されたので行ってみますと、いや~待たされる待たされる、待たされる.....。<br /><br />業を煮やしていると、見かねた新人的なハンサムな青年が別のカウンターで対応してくれました。しかしながら新人のようなのでなかなか事が進まない。「自動チェックイン機で荷物のタグが出てきたと思うのですが?」「出てこないです。有人カウンターに行けと表示されました」「端末上は発行されたとでています」「ちゃんと取り出し口確認してから来ましたが出てこかなったです」を繰り返し....。<br />「今回はこちらで発行して預からせていただきます」と、まるでわたくしに非があるような口ぶりでちょっと「むむ~ん」と感じてしまったのであります。まあ見た目ミドルエイジなわたくしですから、青年がそう思うのも無理はありません。<br /><br />しかしながら、後で同じ旅程の同行者と確認すると、やはり自動チェックイン機で荷物のタグは出てこなかったと。そしてわたくしとほぼ同じ対応をされたそうな。機械を使った業務効率化を求めると、スタッフはスキル向上する機会が減り、結果非効率が生じるな、と皮肉にも感じました。<br /><br />搭乗券はHND→LHRと、翌日のLHR→北欧の全旅程発券されましたが、北欧行きは再度(翌日)LHRでチェックインするため、荷物タグはその時なんだよな~と思って伝えたのですが、ピンと来ていなかったようです。<br />なんちゅ~か「大丈夫かJAL?」という感じで旅は始まりました。<br /><br />【ラウンジ】<br />ほぼ10年ぶりにサクララウンジを利用しました。個人的にラウンジのメリットは空間と受け止めているので、食事や飲み物はチェックせず。というか、どちらもいい意味で似たりよったりです。<br /><br />【搭乗】<br />保持マイル数ゼロのわたくしですので、ステータスは平民です。ビジネスクラスでグループ2で搭乗しましたが、いや~JALはステータス持っている人が凄い多くてびっくりしました。かなりの方が案内された後に搭乗しました。<br /><br />期待の新ビジネスクラスは、個室感あるパーテション付きが売りで、座席番号はこのパーテーション後方に記載されてます。多分人間の視覚感知的なものだと思うのですが、かなりの方が「座った時に見えるのが自分の座席」と勘違いされて、自分の座席のひとつ後ろに座るというミスをおかしておりました。わたくしは10Aだったのですが、10Aに既に着座されている方がおり(その方は9Aだった)、シートが窓に近い偶数の席を確保していたため(ザ・思い込みで)12Aに入ってしまいました。<br />すると当然12Aの方が来て「あれ?」となり、10Aに(間違えて)座っていたおっさんを9Aに戻し~とやるのですが、これと同じことが他のレーン(席)でも頻発してちょっとした渋滞が起きておりました。<br /><br />要は座席番号の表示位置がちょっと紛らわしいので「すみません、分かりにくくて。よくお客さま間違われるんです」とCAさんが謝ってました。「(なら、ちゃんと案内しなさいよ)」と思いましたが、なんとなく通じなさそうな雰囲気だったのと、これから14時間気持ちよくお世話になるために、腹におさめました。<br />しかしながら、ここでもチェックイン時に受けた「わたくし側に非がある(よく見ないのはあなたでしょ)≒JAL側に非はない)的なスピリッツを感じたのであります。<br /><br />【座席】<br />新ビジネスクラスの売りは、この高いパーテーションの個室感! シートもまだ年季が入ってないからかクッション感もあり、ベッドにしても快適でした。スピーカー搭載シートも寝ているときなど耳が痛くならなくて良かったです。また毛布と一緒に部屋着が全席にあるのはとても有難い!・・・と、ここまでは天使のわたくしのレビューです。<br /><br />えぇと、どうしてもANA the ROOMと比較してしまうのですが(悪魔なわたくしの登場)先細りでもあのベンチシートの幅を体感してしまうと、シート幅は狭いというか広くない。あと売りである高めのパーテーションは、閉所恐怖症のわたくしは怖い!そしてコドモトイレよろしく上から幼稚園児にように覗かれるのはかなり抵抗があった。また、部屋着も基本自席で着替えるのが前提なのは困った(ミドルエイジの公衆猥褻罪になりかねない)。<br /><br />個室感ある、上着収納ワードローブと靴入れは、帯に短し襷に長しで結局使えなかった。あと新品だからか、全ての什器が重い。とても重い!<br />小物入れなんて開けるのに凄い力いるので立ち上がらないと開けられず使用しなかった。テーブル然り。一回出すとそう簡単には収納できない。そしてこんなにしっかりロックしてあるのに、肝心のパーテーションスライドドアはきちんと閉まらず、閉めてもいつの間にかスーっと開いてしまう。最新鋭機材なのに、仕舞いにはCAさんがスライドの間に耳栓入れて抑えて閉めてくれました(開ける時は自分で耳栓取るのよ)。<br /><br />【機内食】<br />日本発でしたのと、これからしばらく頂けないので和食を選びました。前菜は美味しかったですが「こんなに品数なくてもいいよ」という感じ。メインはお肉とお魚両方載っているのですが、盛り付けからやっつけ感凄いな~と思いましたら、味もそんな感じでした。一口食べてごちそうさま。俵ごはんは、あれはお米の国で育った日本人の口には合わないと思います(外国の方ならいいのかも)。ですのでアラカルトのいくらご飯を別に頼み、美味しくいただきました。<br /><br />これは、帰りの便でのことですが、大型モニターで自席から注文できるアラカルトメニューは出発時から全部品切れでした。「ちゃんと想定数搭載しないのかな?」と不思議に思い諦めましたが、あと数時間で到着というころでお手洗い待ちでCAさんとお話する機会があり「食事食べたいの全て売り切れで残念でした」と立ち話したら「あ、あれシステムの故障でそう出ますけど、全部あるんです」と来たもんだ!!「(おーまーえー言ーえーよー!!いい加減どうかと思うよ!そのスピリッツ?!!)」と思いましたが、もう降機するので、また腹におさめました。<br /><br />えぇと、既にお気づきと思いますが、次の出張は青い翼にしようと思います。よそに行って初めてわかる自分の家の居心地の良さ、とでも言いましょうか。良い経験をさせていただきました。<br /><br />青い翼さん、横恋慕してしまってごめんなさい。そして赤い翼さん、自分の迷いをスッキリ払拭してくれてありがとう。<br />あぁ、あのアロマの香りと出迎えてくれる葉加瀬太郎の音楽が恋しくてたまらない....。<br /><br />以上でぇす♪

JAL A350-1000 HND -LHRビジネスクラス搭乗記

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2025/09/10 - 2025/09/11

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Tabi Neco

Tabi Necoさん

いつもは青い翼を好んで利用しているのですが、出発玄関の「羽田第2ターミナルがなにもなくてつまんない」とか「機内食が変わり映えしない」とか「ビジネスシートが一向にthe ROOMに近づかない(要は古い)」とか「食器も見飽きた」とかとか...感じ始めたので、今回は赤い翼を利用しました。青い翼への不満とかではなく、なにより「話題の新機材A350-1000に乗ってみたい!」だったからでございます。

わたくしと同じように、赤青どちらにしようか迷われている方も多いと思うので参考程度でお付き合いください。

【チェックイン】
もうかれこれ10年くらいJALは利用しておりませんで、マイル数はなんとゼロ。
今回の最終目的地は北欧で、ロンドンは宿泊有りの乗継でした。一旦LHRで荷物を受け取るため(乗継だが英国に一回入国する)、「有人荷物預けの方が確実だな~」と思ったのですが、強く、強く自動チェックインを勧められました。
「そりゃ業務効率化よね」と思い手続きするもやはり荷物のタグは出てこず「有人カウンターへ行け」と表示されたので行ってみますと、いや~待たされる待たされる、待たされる.....。

業を煮やしていると、見かねた新人的なハンサムな青年が別のカウンターで対応してくれました。しかしながら新人のようなのでなかなか事が進まない。「自動チェックイン機で荷物のタグが出てきたと思うのですが?」「出てこないです。有人カウンターに行けと表示されました」「端末上は発行されたとでています」「ちゃんと取り出し口確認してから来ましたが出てこかなったです」を繰り返し....。
「今回はこちらで発行して預からせていただきます」と、まるでわたくしに非があるような口ぶりでちょっと「むむ~ん」と感じてしまったのであります。まあ見た目ミドルエイジなわたくしですから、青年がそう思うのも無理はありません。

しかしながら、後で同じ旅程の同行者と確認すると、やはり自動チェックイン機で荷物のタグは出てこなかったと。そしてわたくしとほぼ同じ対応をされたそうな。機械を使った業務効率化を求めると、スタッフはスキル向上する機会が減り、結果非効率が生じるな、と皮肉にも感じました。

搭乗券はHND→LHRと、翌日のLHR→北欧の全旅程発券されましたが、北欧行きは再度(翌日)LHRでチェックインするため、荷物タグはその時なんだよな~と思って伝えたのですが、ピンと来ていなかったようです。
なんちゅ~か「大丈夫かJAL?」という感じで旅は始まりました。

【ラウンジ】
ほぼ10年ぶりにサクララウンジを利用しました。個人的にラウンジのメリットは空間と受け止めているので、食事や飲み物はチェックせず。というか、どちらもいい意味で似たりよったりです。

【搭乗】
保持マイル数ゼロのわたくしですので、ステータスは平民です。ビジネスクラスでグループ2で搭乗しましたが、いや~JALはステータス持っている人が凄い多くてびっくりしました。かなりの方が案内された後に搭乗しました。

期待の新ビジネスクラスは、個室感あるパーテション付きが売りで、座席番号はこのパーテーション後方に記載されてます。多分人間の視覚感知的なものだと思うのですが、かなりの方が「座った時に見えるのが自分の座席」と勘違いされて、自分の座席のひとつ後ろに座るというミスをおかしておりました。わたくしは10Aだったのですが、10Aに既に着座されている方がおり(その方は9Aだった)、シートが窓に近い偶数の席を確保していたため(ザ・思い込みで)12Aに入ってしまいました。
すると当然12Aの方が来て「あれ?」となり、10Aに(間違えて)座っていたおっさんを9Aに戻し~とやるのですが、これと同じことが他のレーン(席)でも頻発してちょっとした渋滞が起きておりました。

要は座席番号の表示位置がちょっと紛らわしいので「すみません、分かりにくくて。よくお客さま間違われるんです」とCAさんが謝ってました。「(なら、ちゃんと案内しなさいよ)」と思いましたが、なんとなく通じなさそうな雰囲気だったのと、これから14時間気持ちよくお世話になるために、腹におさめました。
しかしながら、ここでもチェックイン時に受けた「わたくし側に非がある(よく見ないのはあなたでしょ)≒JAL側に非はない)的なスピリッツを感じたのであります。

【座席】
新ビジネスクラスの売りは、この高いパーテーションの個室感! シートもまだ年季が入ってないからかクッション感もあり、ベッドにしても快適でした。スピーカー搭載シートも寝ているときなど耳が痛くならなくて良かったです。また毛布と一緒に部屋着が全席にあるのはとても有難い!・・・と、ここまでは天使のわたくしのレビューです。

えぇと、どうしてもANA the ROOMと比較してしまうのですが(悪魔なわたくしの登場)先細りでもあのベンチシートの幅を体感してしまうと、シート幅は狭いというか広くない。あと売りである高めのパーテーションは、閉所恐怖症のわたくしは怖い!そしてコドモトイレよろしく上から幼稚園児にように覗かれるのはかなり抵抗があった。また、部屋着も基本自席で着替えるのが前提なのは困った(ミドルエイジの公衆猥褻罪になりかねない)。

個室感ある、上着収納ワードローブと靴入れは、帯に短し襷に長しで結局使えなかった。あと新品だからか、全ての什器が重い。とても重い!
小物入れなんて開けるのに凄い力いるので立ち上がらないと開けられず使用しなかった。テーブル然り。一回出すとそう簡単には収納できない。そしてこんなにしっかりロックしてあるのに、肝心のパーテーションスライドドアはきちんと閉まらず、閉めてもいつの間にかスーっと開いてしまう。最新鋭機材なのに、仕舞いにはCAさんがスライドの間に耳栓入れて抑えて閉めてくれました(開ける時は自分で耳栓取るのよ)。

【機内食】
日本発でしたのと、これからしばらく頂けないので和食を選びました。前菜は美味しかったですが「こんなに品数なくてもいいよ」という感じ。メインはお肉とお魚両方載っているのですが、盛り付けからやっつけ感凄いな~と思いましたら、味もそんな感じでした。一口食べてごちそうさま。俵ごはんは、あれはお米の国で育った日本人の口には合わないと思います(外国の方ならいいのかも)。ですのでアラカルトのいくらご飯を別に頼み、美味しくいただきました。

これは、帰りの便でのことですが、大型モニターで自席から注文できるアラカルトメニューは出発時から全部品切れでした。「ちゃんと想定数搭載しないのかな?」と不思議に思い諦めましたが、あと数時間で到着というころでお手洗い待ちでCAさんとお話する機会があり「食事食べたいの全て売り切れで残念でした」と立ち話したら「あ、あれシステムの故障でそう出ますけど、全部あるんです」と来たもんだ!!「(おーまーえー言ーえーよー!!いい加減どうかと思うよ!そのスピリッツ?!!)」と思いましたが、もう降機するので、また腹におさめました。

えぇと、既にお気づきと思いますが、次の出張は青い翼にしようと思います。よそに行って初めてわかる自分の家の居心地の良さ、とでも言いましょうか。良い経験をさせていただきました。

青い翼さん、横恋慕してしまってごめんなさい。そして赤い翼さん、自分の迷いをスッキリ払拭してくれてありがとう。
あぁ、あのアロマの香りと出迎えてくれる葉加瀬太郎の音楽が恋しくてたまらない....。

以上でぇす♪

  • 今回お世話になりましたA350-1000をラウンジから眺める。

    今回お世話になりましたA350-1000をラウンジから眺める。

    羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

  • オータニサン行ってきます。

    オータニサン行ってきます。

    羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

  • シートの取説

    シートの取説

  • アメニティは偶然にも往復同じ柄/タイプでした。ANAのように日本初と着で分けていないのですね。

    アメニティは偶然にも往復同じ柄/タイプでした。ANAのように日本初と着で分けていないのですね。

  • 食前酒はノンアルコールカクテルをいただきました。飲み物メニュー充実です。

    食前酒はノンアルコールカクテルをいただきました。飲み物メニュー充実です。

  • 和食の前菜。たくさんあってまるでおせち料理のよう。

    和食の前菜。たくさんあってまるでおせち料理のよう。

  • 和食のメインと。アラカルトのいくらごはんが美味しかったです。

    和食のメインと。アラカルトのいくらごはんが美味しかったです。

  • デザートも美味しかったです。コーヒーは「ミルクとお砂糖は?」と聞かれるので「結構です」と毎回言うのに、毎回ミルクとお砂糖を持ってきてくれました。なんちゅ~か、聞くんだけど聞いてない感じ。

    デザートも美味しかったです。コーヒーは「ミルクとお砂糖は?」と聞かれるので「結構です」と毎回言うのに、毎回ミルクとお砂糖を持ってきてくれました。なんちゅ~か、聞くんだけど聞いてない感じ。

  • このフライトマップもちょっと正常に動いていなかったです。

    このフライトマップもちょっと正常に動いていなかったです。

  • 到着前のフミコの洋食。うむ。

    到着前のフミコの洋食。うむ。

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