広島県 福山市　福山城、鞆の浦

2025/09/15 - 2025/09/15

今回、２泊３日で広島県の旅行を計画しました。１日目は三次市（みよしし）、２日目は竹原市、３日目は福山市をマイカーで回る予定でした。しかし、２日目は、予定していた「大久野島」に渡ることができませんでした。そこで予定を変更して、２日目の午後から３日目にかけて、福山市を観光することにしました。

エリア 鞆の浦・鞆公園(広島)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

竹原市の忠海港の駐車場を出発して、約１時間30分で福山市にある「福山城」に到着しました。立派なお城です。ただし、天守閣の中は撮影禁止となっています。

お城を左に回ると、北側の壁は鉄板が張り付けられています。壁の白色と黒色のコントラストが、とても鮮やかで美しいです。

北側は、お堀がないので鉄板を張り付けて防御にしていたそうです。

お城の南側には福山駅があり、新幹線の出入りが見えます。黄色い電車の奥にある建物が新幹線のホームです。

「草戸稲荷神社」に移動しました。福山城の中で流れていたビデオを見て、このような目立つ神社があることを知りました。

午後５時を過ぎていたので、日が陰ってしまいました。それでも朱色がきれいに浮かび上がっています。

拝殿の前には、最近　流行りの風鈴が吊り下げられていました。「草戸稲荷神社」の隣には「明王院五重塔」があるのですが、こちらも入れないのでホテルに向かうことにします。

この日の宿泊は、「ルートイングランティア福山SPA RESORT」です。このホテルは、スーパー健康ランド「華のゆ」が併設されています。ゆっくりと天然温泉に入ることができました。

夕食は、ホテルの中で生姜焼き定食をいただきました。予想以上に美味しかったです。

朝食のバイキング料理です。

ホテルを出発して、約20分で、鞆の浦にある「県営鞆町鍛冶駐車場」に着きました。

ここから町並みを散策していきます。

こちらは、「龍馬の隠れ部屋 桝屋清右衛門宅」です。”いろは丸事件”の際に坂本龍馬が身を隠していた場所だそうです。

こちらは、宮崎駿プロデュースの、古民家をリノベーションした「御舟宿いろは」です。以前、NHK Eテレの『ふるカフェ系 ハルさんの休日』で見ました。

「御舟宿いろは」の向かい側の古民家もリノベーションしています。

保命酒（ほうめいしゅ）の蔵元だった太田家住宅の前を通ります。

「常夜燈」と「いろは丸展示館」が見えてきました。鞆の沖で、坂本龍馬の「いろは丸」と紀州藩の「明光丸」の衝突事故があり、現在も「いろは丸」は沈んでいます。「いろは丸展示館」には、海底から引き上げられた品等が展示されています。

「常夜燈」です。鞆の浦のシンボル的存在で、映画やアニメよく登場しています。

現存する江戸時代の常夜燈としては日本最大級の高さだそうです。

こちらは保命酒の「岡本亀太郎本店」です。

旅行番組でたびたび登場するお店です。年季が入っていて、風格があります。

最後に、福禅寺の對潮楼（ふくぜんじ　たいちょうろう）に来ました。

福禅寺の客殿にあたる「對潮楼」は、朝鮮通信使の迎賓館としての歴史をもち、美しい鞆の浦の海と島々の景色を座敷から眺めることができます。

座敷から眺めると、窓枠が自然の額縁となり、風景画を見ているような感覚になります。

正面には、「仙人が酔うほどに美しい島」ということで名付けられた「仙酔島」があります。

李氏朝鮮の通信使が、ここからの景色を見て「日東第一形勝（朝鮮より東で一番美しい景勝地という意）」と感想を述べたとも伝わる場所です。

丁度、眼下には「平成いろは丸」が通過していきます。今回の旅行はこれで終了して、帰路につきます。