2025/08/19 - 2025/08/21
1637位(同エリア5067件中)
一人旅のラクさん
- 一人旅のラクさんTOP
- 旅行記42冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 25,549アクセス
- フォロワー13人
8月の19日から21日にかけて、徳島県の出羽島(てばじま)という場所に行ってきました。
先日大阪万博の関西パビリオンにある徳島県の展示室を訪れた際、「徳島県への招待状」というクーポンチケットを貰いました。
これは大阪、神戸、京都から徳島県内、または和歌山港から徳島港までの料金が500円になるというクーポンで、徳島県の展示室に行くだけで受け取ることができます。
折角貰ったのなら使おうということで、今回出羽島に行くことにしたわけです。
(公式サイトによると8月31日で予約並びにクーポンの使用を終了するようなので、気をつけて下さい。)
出羽島は徳島県南部に位置する小さな島です。
人口はわずか40人ほどで、静かな漁村の風景が広がっています。
牟岐という町から連絡船が出ており、バスで牟岐まで移動してから連絡船で出羽島へと向かいます。
※私の保養目的で行ったためあまり見所はないかもしれませんが、悪しからず…
ということでここから本編です。
-
概要の方で言っていた例のクーポンチケットです。
大阪→牟岐は早割・学割を使っても4310円が最安値なので、最低でも3810円は安くなっていることになります。
さて私は今回大阪駅の近くからバスに乗りましたが、バス移動については割愛させてもらい、牟岐町に着いた所から旅行記を始めようと思います。 -
8月19日の13時30分、大阪から4時間半のバス移動を経て牟岐町に降り立ちました。
連絡船が出る16時まではかなり余裕があるので、とりあえず腹ごしらえをすることにします。 -
停留所近くにあったkimiという喫茶店にお邪魔することにします。
そもそも近くに飲食店が殆どなく、この日は他の店も定休日だったようで、行けるお店がここしかありませんでした。 -
入ってみるとかなりレトロな感じ。
2人のおばあさまが運営してるみたいです。 -
本棚には漫画が置かれています。
こち亀、コブラ、白竜、サラリーマン金太郎等々…ラインナップもかなり懐かしい感じ。 -
こちらが食べ物のメニュー表。
結構色々あります。 -
チキンカツ定食とレモンティーを注文。
ご飯も大盛りで、お値段の方も計1100円と良心的でした。 -
食後は少し休憩。
マンガでも読みながら時間を潰します。 -
近くにあったポルトという複合施設に来てみました。
中にはスーパーとうどん屋、服屋、床屋なんかがあったりします。 -
OKITAという名前のスーパー。
島には売店どころか自販機すらあるか怪しいので、ここで飲み物やツマミなんかを買ってしまうことにします。 -
買ったもの一覧。
-
船の時間がそろそろ近づいてきたので港へと向かいます。
-
iPhoneの地図を頼りに、漁村センターの近くにある牟岐港にやって来ました。
船はまだ来ていないみたいです。 -
15時55分になっても船が来ないので漁村センターに残っていた人に話を聞いてみると、どうやら連絡船乗り場は別の場所にあるとのこと。
-
船の航路マークがあったので地図下の牟岐港(紫色の×)が連絡船乗り場だと思っていましたが、本物の乗り場はもっと上の役場の近く(黄色・)にあるみたいです。
この時は連絡船に電話して10分だけ待ってもらえたので事なきを得ましたが、地図だけを信じていたらとんでもないことになるので皆さん気をつけてください。 -
早歩きで港に向かい16時8分に連絡船乗り場に到着。
連絡船の方々のご厚意に救われました。 -
16時10分になると船が動き出しました。
出羽島まではたった15分ほどの航路です。 -
少しすると出羽島が見えて来ました。
速度を緩め港内へと入ります。 -
16時25分、ようやく出羽島に到着しました。
漁村特有の静かな雰囲気が漂っています。 -
今回私が泊まる「シャンティシャンティ」という名前の民宿に着きました。
1泊2食付きで6000円という値段設定で、正直出羽島に来たのも宿代が安く済むからというのがありました。
島の宿泊施設はここの他に「民宿まるわ」と「民宿うたタネ」という所があるみたいです。 -
民宿らしく部屋は広めの畳です。
こういう旅行では変に小綺麗な部屋よりも、古き良き和室の方がかえって落ち着きます。 -
洗面台。
水まわりは改修したのか結構綺麗な印象ですが、トイレとお風呂は外にあるので少し不便かも。
備品はタオルとドライヤーの貸し出しがありますが、歯ブラシはありませんでした。(多分) -
冷蔵庫。
中には色々入っていますが、空いてるスペースなら自由に使っていいとのことでした。 -
夕食は19時にしてもらったのでしばし休憩。
ちょうど甲子園の準々決勝がやっていたので、試合でも観ながらゆっくりしときます。 -
19時前になったのでご飯を食べに行きます。
食事は民宿ではなく歩いて3分ぐらいの場所にある海賊茶屋というお店で食べるスタイルです。 -
ちょうど日暮れ時でいい景色です。
-
歩いて海賊茶屋にやって来ました。
民宿の主人によると、元々ここは商店だったらしいのですが潰れてしまい、それを再利用してレストランに改造したみたいです。
また以前は商店が島の中に2つあったみたいですが、現在はどちらも潰れてしまったようです。 -
一品目は胡瓜とラー油のサラダ。
日によって違うのかもしれませんが、この日はコース料理のように一品づつ提供されました。 -
2品目はおにぎり。
宿泊施設でおにぎりを出されたので少々面食らいましたが、かえって民宿らしさがあってこれはこれで悪くありません。 -
そして3品目はチーズチキンステーキと焼き野菜。
味が美味しいのは勿論ですが、さっきから盛り付けが上手いなぁと感心しています。 -
そして最後に蜂蜜のケーキ。食事のコーヒーも付いていました。
地魚を使った料理とかではありませんが、盛り付けのクオリティーが高くて良かったです。 -
食事を終えて民宿へと戻ります。
-
風呂を浴びます。
石鹸類はシャンプー・リンスがなくボディーソープしかないので、気にする方は小さい容器に入れて持参した方がいいかもしれません。 -
風呂に入った後は軽く晩酌。
明日は朝食をとった後二度寝する予定なので、友人とオンラインゲームをして夜更かししてから就寝しました。 -
おはようございます。7月20日の朝です。
朝食を食べるため海賊茶屋へと向かいます。 -
朝食。
寝起きにはちょうどいい量でした。 -
本当なら昼飯も海賊茶屋で食べる予定でしたが、店主が買い出しで牟岐に行くため不在なので、作り置き用のハンバーガーを作ってもらいました。
それでは民泊へと戻りガッツリ二度寝します。 -
起きたのは14時、風呂に入ってゆっくりして結局15時半ごろ外に出ました。
といっても特にしたいことはないのですが、とりあえず付近を軽く散歩することにします。 -
民泊の下にある岩壁。
-
水が綺麗。
大阪の濁った海とは違います。 -
ぶらついていると日陰でビールを飲んでいたおじさんに話しかけられ、島のことについて伺うことができました。
よると、最近は島民の高齢化が進んでおり、漁も活発ではないようです。港内にある漁船ももう殆ど飾りのようなもので、島外に行く際ぐらいにしか使わないらしいです。 -
海賊茶屋の隣にある出羽島荘という宿泊施設。
9月からオープン予定らしいです。 -
津波の避難用のタワー。
-
タワーからの景色。
-
山側の景色。
山の方にも一応登れるらしいですが、道は草だらけで管理も中々行き届いてない様子でしたので、今回は断念。 -
港近くにあった立派な松。
碑石によると昭和43年に植林されたようです。 -
出羽神社。
-
山には登らないと言いましたが、少しだけ行ってみることにします。
-
廃校?のような場所。
島にいると時々チャイムが聞こえていたのですが、ここから鳴っていたみたいです。 -
島の西側にある集落。
人も住まれているようですが、大半は空き家でかなり廃れている様子でした。 -
海岸。
-
大半は岩で埋まっていますが少しだけ砂浜もあります。
-
やはり水が綺麗。
-
ではそろそろ散歩を終えて民泊に戻ります。
-
民泊へと戻って来ました。
夕食の時間は昨日と同じ19時なので、それまで部屋でくつろいどきます。 -
19時前になったので海賊茶屋へと向かいます。
-
きゅうりのサラダ。
昨日とは違い塩ダレがかけられていました。 -
デミグラスチーズハンバーグ。
結構ボリュームがあってよかったです。 -
ご飯と漬物。
-
デザートの梨。
-
食べ終えたので民宿に戻りサッとシャワーを浴びます。
-
特にやることも無くなったので、お菓子を食べながらダラダラして就寝しました。
-
おはようございます。7月21日の朝です。
昨日と同じように朝食を食べて二度寝します。 -
12時20分に出羽島港を出る連絡船に乗る予定なのですが、何時に部屋を出て行ってもいいとのことだったので、ありがたく12時までゆっくりさせてもらいました。
-
12時になったので港へ向かいます。
途中で海賊茶屋に寄り、主人に宿代の12000円と別途ハンバーガー代500円を支払いました。 -
それでは連絡船に乗り込みます。
船は定刻通り出航しました。 -
再び海を渡ります。
-
12時35分、牟岐港に着きました。
歩いてバス乗り場の方へと向かいます。 -
少しばかり時間が余ったので、冒頭にも行ったポルトにお邪魔します。
-
スーパーで弁当を買いました。
ポルト内の空いてるスペースで昼食を済ませます。 -
ではほぼ向かいにあるバス乗り場へと向かいます。
13時07分発の難波行きのバスに乗ります。 -
13時07分、バスがやって来ました。
これで大阪まで戻ります。
といったところで今回はここまでです。
今回は万博で安く徳島に行けるクーポンを手に入れられたので出羽島に行ってみましたが、結構ゆっくり過ごせました。
正直観光資源という面では物足りない場所ではありますが、心を落ち着かせて自由に過ごせるという意味ではピッタリの場所だと思います。
皆さんも機会があれば行ってみてください。
ではまた。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
72