2025/08/07 - 2025/08/07
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ペンギンはいうえぇいさん
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コペンハーゲンからフェリーでオスロに到着。娘に親孝行される旅の続き、オスロ編です。
- 旅行の満足度
- 5.0
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一夜明けて、もうオスロが近づいています。湾の狭いところに入ってきたので波も穏やか。
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クルーズ船。でかくてビルみたい。全貌は撮影できず。
船の出口は1カ所なので、割と早めに出口でスタンバイしました。
港からオスロ中心部にはバスやタクシーで行きます。我々は運良く1台目のバスに乗車できました。乗車時間じたいは10分ぐらいだったかな? -
オスロはトラムが発達している都市のよう。午前中だけどホテルでチェックインできたので、この#印の1日券をアプリで買って(オスロカードにしなかったのは、ムンク美術館の予約を事前にとったため)観光スタートです。まずはオスロ市庁舎へ。
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オスロ市庁舎。無料で見学できますが、セキュリティで並びます。
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ノーベル平和賞授賞式のホール。壁面にはこの町の歴史や人々の営みを表す絵が描かれています。
昨年度の被団協の受賞の画像と比べてみました。おお確かにここで授賞式している(当たり前)
オバマさんの時の授賞式写真などが展示されていました。上階のムンクの絵は残念ながらイベント準備でクローズでした。
授賞式では分からないのですが、港に面して大きく掃きだし窓があり、気持ちいいです。 -
次に向かったのがノルウェー民俗博物館。ノルウェーの明治村といった風な。市内からバスで30分ぐらい。
途中で乗ってきた中学生ぐらいの一団はきっと夏休みの学習会なんだろうな、同じバス停で降りていきました。
見たかったのはこのスターブ教会。1200年代に建てられたものを移築してここにあるそうです。ノルウェーの地方にいけばまだ30棟ぐらいあるらしいですが、なんとなく日本の寺みたいな建物。
突き出ているのは竜。 -
内部はこんな感じで壁画が描かれ、教会らしさがあります。
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この高床式っぽい形の農家。翌日にベルゲン鉄道の車窓から現役(?)のものも見ました。中にはかまどがあったりベッド(ノルウェー人も昔は小柄だったのか)があったり。屋根は保温のために草が生えています。
畑も再現されているようで、芋畑で農作業をしている職員(?)はそれらしい扮装をしていたりして、徹底しています。 -
オスロのオールドタウンとして、銀行や雑貨屋なども移設されていて見応えがありました。ここは陶工や銀細工師の店。
どこでも寒い地域というのは工芸が発達しますよね。 -
博物館のカフェでお昼。具たっぷりのエビマヨサンド。
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中心部に戻って王宮を横目にしつつ歴史博物館。ヴァイキング関連の展示があるというので行きました。
面白いのは展示の仕方で、「食事」にまつわるコーナーや古い金貨のコーナー(第二次大戦中に密かに持ち出されたとありました)、極地を冒険したアムンゼンのコーナー、また必ずしもノルウェーのものだけが展示されているわけではなく、アフリカ関連のものも数多くありました。 -
ヴァイキングの兜。本物はツノは付いていません。剣や飾りも展示されていました。
あれは後付けのイメージだそう。
あとヴァイキングには女性もいたそう。
また別の部屋ではヴァイキング船の舳先のヘビの飾り(お守り?)が展示されていました。
日本が平安時代だったころ、北海ではヴァイキングがブイブイゆわせていたわけだね。瀬戸内海では海賊が盛んだったというから規模は違えどにたようなものか。 -
こちらはスターブ教会の天井画を映像化したもの。最後の晩餐ですね。
アップで見ると絵がちょっとマンガみたいでかわいらしいところがツボ。 -
悪魔を踏む聖人の像。中世ヨーロッパは黒死病(ペスト)が大流行。人々の脅威となりました。
ペストの克服を期してつくられたと思われる像だそうです。 -
満を持してムンク美術館。
時間予約制で5時半になっています。
夕方でも人はいっぱい。 -
有名な「叫び」は3種類(版画、デッサン、絵画)が4階に展示されています。ただし30分おきに1枚ずつ見られる仕組み。計画的に何度も4階に足を運ぶことになります。
私たちは90分以上ここに居たので、全部見ることはできました。 -
最初は3階。ここは企画展になっていて、今は「生命の血」。ムンクの父は医師だったこともあり、ムンク自身医学まわりにとても興味をもっていたそうです。医者の友人も多かったみたいで、別階には医療関係者を描いた作品が数多くありました。
臨終に際して悲しんでいる人物や、血まみれの人物やら、医療器具やら、性器のデッサンやら・・・なかなか深い闇と病みが見て取れます。
写真は「病む子供」。結核で早くに亡くなった姉をあらわしているとか。
家族みんな病んでいるんですよ。ムンク自身はいろいろ病んでいるんですが、結局80歳まで生きたそう。長生き。 -
この絵は精神を病んだ妹。いっけん明るい絵のようですが、目が怖いんですよ。真っ暗な穴みたいで。解説も病みと不安を表している的なことを言っちゃって、テーブルクロスの赤は血を表しているとか言っちゃって。ミュージアムショップにはこのテーブルクロスをモチーフにしたグッズが売ってるんですが、知っちゃうと買いづらい。
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4階はマドンナをはじめとする有名作品を含めて、裸婦シリーズや水泳男子シリーズ(なんか、健康な男性の筋肉に興味をもったみたい)知り合いの医療関係者シリーズ、自画像・セルフポートレートなどテーマ別に展示されています。
ちょっと面白かったのは、ムンクが自撮りの先駆者だったこと。
これらの写真は全部ムンクが自撮りをしたもので、鏡を置いたりしてポーズをめちゃくちゃ工夫しています。自分大好きか? -
6階は、ムンクがオスロ大学100周年の記念に、大学の講堂の壁面に描いた「太陽」の複製があります。いきなり明るいムンク!!こういう依頼を受けられるほど、国民的画家になっていたということですね。
岡本太郎か平山郁夫か!
この大作の制作のためにたくさんの準備画を描いたことが展示・説明されていました。 -
最上階は展望デッキになっています。外にはオペラハウス、そして港。ともかくこの旅は港巡りです。
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本日の夕食はそろそろパスタの気分ということで、オスロ駅付近にて。
Olivia Ostbnehallenというイタリアン。割と遅い時間だったけれど週末だし賑わっていました。鶏肉とベーコンのパスタ。肉が恋しかった。
夕食後はオスロ駅内のコープでスーパー探訪。ノルウェー版の粉末スープを入手。
明日はいよいよベルゲン鉄道とフィヨルドツアー。
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