大阪・関西万博 「想像以上！が、万博だ。」は本当か？　①１日目　夜間券で入場

2025/07/31 - 2025/08/01

万博と言えば1970年の「大阪万博」。当時６歳だった私でも♪こんにちは～こんにちは～世界の国から～♪という三波春夫さんの歌を口ずさんでいたもの。家族で行った万博で月の石を見たことを今でもはっきり覚えています。

あれから55年。大阪・関西万博にはまったく興味がなかったのですが、５月６月に行った友人や同僚から「おもしろかった」「行ってよかった」などとよい評判を聞き、半信半疑ながら行ってみることに。考えてみたら人生最後の万博になるかもしれないし。

今後のいろんな予定を鑑みて、行くのは7/31-8/1に決めましたが、その時点で最も当たりやすいという２か月前抽選の締め切りは過ぎていました。
７日前抽選と３日前先着に挑んだものの、予約できたのは7/31の分だけ。それでも充分楽しめました。行ってよかった！



★7/31（木）晴
　　　移動
　　　
　　　アラブ首長国連邦
　　　トルクメニスタン
　　　マルタ
　　　中国
　　　日本(予約あり）
　　　カタール
　　　花火
　　　飯田ホールディングス×大阪公立大学（予約あり）
　　　インド
　　　ドローンショー


　8/1（金）晴
　　　イタリア
　　　サウジアラビア
　　　Tech World＜台湾＞
ヨルダン（当日予約）
　　　モザンビーク
　　　アメリカ
　　　クウェート
　　　コモンズA
　　　大阪ヘルスケア（リボーン体験なし）

　　　移動
　　　

エリア 大阪ベイエリア(大阪)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝はゆっくり目に家を出て新幹線で新大阪へ。ジパング倶楽部に入っているので切符は３割引きで購入できます。とってもありがたい。

幸い2列席の窓側の席が取れました。
あいにく富士山には雲がかかっていてその全体は見えませんでしたが、それでもやっぱり富士山って特別です。

お昼の時間帯にかかる乗車だったので、駅で買ったお弁当を食べます。
同じお弁当でも車内で食べるだけでなんとなく特別感がある。

新大阪駅から徒歩で今晩の宿「ホテルマイステイズ 新大阪カンファレンスセンター」へ。
駅から出て通りに下りるとき、階段しかなかった。不慣れで見つけられなかっただけかも。

なんと、甲子園出場の花巻東高校野球部の宿となってました。
フロントにいたら球児が行くのがちらっと見えました。高校のバスも駐車場に停まっていました。がんばれ～!!

ホテルマイステイズ新大阪コンファレンスセンター 宿・ホテル

まだ２時頃だったけど部屋に入れてもらえました。
コンパクトだけど、清潔だし、寝るだけなので十分満足です。

水回り

冷蔵庫もあります

一休みして万博会場へ地下鉄で向かいました。
御堂筋線の新大阪駅はホテルとJR新大阪駅の間にあり、とても近い。

夢洲駅に到着。すごい人！平日の１５時半頃ですよ～(･∀･;)

たくさんの国旗がはためいているのを見てテンション上がる～(*ﾟ▽ﾟ*)

私のチケットは夜間券です。
16時から入場なのでしばらく待たなければなりません。
ここでさっそく持参した折りたたみ椅子が活躍しました。少しでも体力温存したいからね。椅子を持っている人多数でした。

手荷物検査を受けて無事入場

みゃくみゃくがお出迎え。ここで写真撮る人の行列ができていました。

そしてこれが大屋根リング。
YouTubeで見ていたので想像はできていたけど、やっぱり目の当たりにすると存在感がすごい。

今日は７日前抽選と３日前先着での２つの予約があるけど、18時半以降です。それまでは予約なしで入れるところに入ります。

まずはアラブ首長国連邦のパビリオン。並ばなくても入れました。

これらの柱はナツメヤシの枝から作れれているそうです。なんと90本もあるそう。
これらの間に先進医療や文化などを紹介するコーナーがありました。

次はぜひとも入ってみたかったトルクメニスタンのパビリオン

待つこと20分くらい。
入っていきなり大統領の肖像画。さすが「ヨーロッパの北朝鮮」と言われる国だけのことはありますね。インパクト強い。我が道行ってる。

トルクメニスタンの紹介ビデオを見ます。

本当にこんな風に馬が駆けてるんだろうか。

なかなか意表を突くようなビデオでした。

アラバイ犬って知らなかったけど、すごく大事にされてるんだ･･･｡

2階では民族衣装や産業についての展示がされています。その中でひと際皆の興味を引いていたのは、日本語の教科書が置かれているコーナーでした。

教科書を開いた途端、大統領のご尊顔が～！(‘o’;)

民族衣装、工芸品など

工業製品

産業の一つとして薬量の植物も栽培されているようです。

屋上に上がると、大きなトルクメニスタン国旗が大屋根リングを背景にはためいていました。

観光で行くにはあまりにハードルが高い国なので、ここでその一部だけでも垣間見られてよかったです。

トルクメニスタンパビリオンの後、クウェートパビリオンに行ってみたら、並ぶこと自体停止中でした。また、その隣の中国パビリオンもイベント中で受付していませんでした。（写真はオーストリアパビリオン）

で、戻ってトルクメニスタンの隣のマルタのパビリオンへ。
待っている間、全面モニターとなっているファザードに映し出される景色を楽しむことができました。

ここの目玉は、1862年に福沢諭吉ら文久遣欧使節団がマルタを訪れた際に贈った甲冑です。こういうものが存在することさえ知らなかった。
それにしても、よく今まで保存されていたものだと思いました。とはいえ、状態は良くなかったようで、京都で修復されたとのことです。

甲冑を見た後は、紹介ビデオなどを見て終了。

マルタは私の行きたいところリストにも入っている国です。行くからね～(^-^)/

マルタパビリオンを見た後、ウォータープラザの方まで行ってみました。ショーの予約ができた人はここで見られるみたい。

この横のお手洗いに入りました。万博のお手洗いが何かと批判されてたみたいだけど、ここはまあ普通でした。

これが人気のnullnullね。重低音が漏れてきていたけど、どんな感じなんだろう。若者向きかな。

北欧館の前を通って

再び中国パビリオンまで来たら受付再開してました。40分待ちとのこと、日本館の予約時間までに何とか間に合いそうなので並びました。

独特の外観

漢字って見ただけで意味が分かって偉大だと思う。

４０分待ちって言われたけど、半分の２０分で入れました。

展示物の前のガラスにタッチすると、説明が異なる言語で表示されます。すごい！これからの博物館はこんな風になっていくんだろうか。

中国の原風景の映像

とても細かくて美しい

展示物の３D映像も見られます。これもガラスの所定の場所をタッチするだけ。

日本と中国の歴史が友好的側面が描かれています。

阿倍仲麻呂ってことは遣隋使かな。

鑑真･･･久しぶりに聞いた名前

中国パビリオン、見ごたえありました。

ポルトガルパビリオンの横を通って

日本館へ

センスの良い外観

７日前抽選の第５希望で当たっていたので並ぶことなく入れます。

「循環」をテーマにしており、この水は実際にゴミから多くの過程を経て作られた水だそう。ただ、説明がなくて（あったのを見落としたのかも）、この時はきれいだなとしか思いませんでした。

火星の石のかけらに触れることができます。

火星の石
じっくり見ることは許されず、写真を撮ったらすぐに動かねばなりません。前面からだけでなく３６０度から見られるようにはできなかったのかな。

藻とその将来性についての展示コーナーには藻になぞらえたキティちゃんがずらり。

説明文

藻のカーテン
とてもきれいでした。

プラント工場の一室を模したところ。

式年遷宮を説明するドラえもんの漫画もありました。５月に伊勢神宮に行ってきたばかりなのでじっくり読んでしまいました。

日本館、評判は良いようですが、私はちょっと物足りないように思いました。特に、ごみから水やエネルギーが作られるプラントエリアはもう少し具体的だったらよかったのに･･･。ファームエリアもテーマを絞りすぎているように感じました。

日本館を出て、花火まで時間があったのですぐに入れるカタールパビリオンへ。

カタールって砂漠のイメージしかありませんでしたが、海沿いに街が発展していて、意外なことに、真珠の養殖が盛んだとのこと、これが一番印象に残りました。

いよいよ大屋根リングに上がりました。
リングの上を次の予約「飯田グループ×大阪公立大学パビリオン」方向に歩きながら花火を待ちます。

ライトアップされた各国パビリオンがとてもきれい。
これはドイツパビリオン。

アゼルバイジャン

このあたりで花火を見ました。この夏初めての花火。日本の花火って繊細で本当に美しいと思う。

明日訪れる気満々のイタリアパビリオン

大屋根リングから下りたエスカレーター近くにガンダムパビリオンがありました。

私が向かったのは飯田グループ×大阪公立大学共同出資館。ここは３日前先着で何とか滑り込んだことろです。

西陣織で全体を覆っている外観は目を引きます。

待っているところで西陣織に触れることができました。

日本の伝統美で覆われた外観とは反対に中の展示は未来そのもの。
未来の都市の大きなジオラマが目玉です。

ジオラマ以外にも未来の住宅設備や人口光合成などの展示がありました。
本当にこんな暮らしになるんだろうか。

実際にこういう設備環境の中で生きることになるのかは見届けることはできないと思う。ただ、子供のころ想像すらしなかったものが溢れいていることを考えれば、意外と早くこういう暮らしになるのかも･･･｡

あとはドローンショーを観て帰るだけと思って飯田グループ×大阪公立大学のパビリオンを出たら、インドパビリオンですごい呼び込み( ≧∇≦)

声につられて入ってみました。

インドパビリオンでは時間によってはヨガ教室が開催されていてその評判も良いようですが、この時間は展示のみ。

そういえばJR東日本の新幹線がインド南部で導入されることが決まったと新聞で読みました。車両だけでなく肝心なのは運用のノウハウでしょうね。

出てきた時もものすごい勢いでの呼び込み中。ナマステ、ナマステ～！と連呼してるのがなんだかツボにはまったわ。

再び大屋根リングに上がって東ゲート方面に歩きます。

そして、ドローンショーを鑑賞しました。
初めてドローンショーを観ました。すごいなぁ。こういうショーはもちろんのこと、ドローンそのものでさえついこの前までなかったのに･･･と思うと、技術の発展にただただ驚くばかりです。

ドローンショーの後は皆が一斉に退場するので大混雑です。
東ゲートから夢洲駅までも迂回ルートを歩かねばならず、時間がかかります。安全のためには必要な措置なんでしょうね。
地下鉄も混雑していたけど、迷うことはなく無事新大阪まで戻ることができました。

JRの駅地下で明日のパンやスムージー、職場へのお土産など購入。その後、ホテル近くのお店で食事をして戻りました。ふ～。