2025/07/26 - 2025/07/27
115位(同エリア171件中)
まつこさん
この旅行記のスケジュール
2025/07/26
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車での移動
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与島パーキングエリア
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粟島汽船 須田港15:10発→粟島港15:25着
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徒歩5分
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ル・ポール粟島 キャビンにチェックイン
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西浜海岸(徒歩15分)
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ル・ポール粟島
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ホテル前の海岸にて、海ホタル観察会
2025/07/27
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馬城八幡神社鳥居(徒歩15分)
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ル・ポール粟島 チェックアウト
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粟島汽船 粟島港9:35発→須田港9:50着
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車での移動
サービスエリア
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この旅行記スケジュールを元に
香川県三豊市の沖合に浮かぶ粟島は、周囲16kmの小さな有人離島です。須田港から定期船で15分という近距離にあって対岸が目と鼻の先に見えながらも穏やかな海、澄んだ空、静かな時間を味わうことのできる島です。
この島に渡り、浜辺を歩き、星空を見上げ、今ではめったに見られなくなった海ホタルを観察しました。
翌日はインスタ映えで有名になった父母ヶ浜を訪れて、遠浅の美しい浜辺で遊びました。
どちらも工業化を免れた、珠玉ののような海岸でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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粟島への連絡船がある須田港まで、往きは瀬戸大橋経由で行きます。
与島パーキングエリアでまず讃岐うどんに舌鼓を打ちました。 -
瀬戸大橋を渡ると連絡船の出る須田港まではそれほど遠くはありません。地元の方々が釣りをするようなこじんまりした港です。
桟橋には志々島に行く連絡船も繋がれています。花の島、志々島にも、そのうち行きたいです。 -
ロープでグルグル巻かれたような乗船券販売所と待合所。一瞬、入って良いのかどうか迷いましたが、装飾のようです。
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船が帰って来ました。
引き続きこの船で粟島に渡ります。 -
15分間、穏やかな海を眺めていたらあっという間に粟島に着きました。
竜宮城に似た建物が迎えてくれます。 -
島内のマンホールの蓋も、この通り亀にまたがって竜宮城に向かう浦島太郎の図です。
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港から徒歩5分で本日の宿泊施設、「ル・ポール粟島」さんに着きました。のぼりの奥に見える建物が本館です。
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私たちが泊まるのは本館じゃなくて少し離れた場所に建っているロッジです。定員5名まで。
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内部は板張りでハンモックが置いてあります。子供達に大人気で取り合いとなりました。
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壁際の棚に寝具類が収納されています。キッチンはついてないけどバス、トイレ付きで冷房があるのが酷暑に嬉しい。
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廃校になった学校の木造校舎も残っていて、ここは学校の跡地らしいです。
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島の中心部はこんな感じです。観光客向けのレンタサイクル屋さんもあります。
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港のメイン道路に面して建っている建物の外壁に描かれた絵を眺めると、自分が歓迎されていると感じられる。
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この奥が島のコンビニ、「武内商店」さん。お店の前で子供が水遊びしていて、地元の大人達が見守りながら店番をする長閑な光景が見られました。
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夕方まで時間があるので、西浜海岸に行くことにして、徒歩15分の道のりを歩くと、あちこちの民家の庭にヒマワリが咲き乱れブイを加工したオブジェが置かれて、行き交う人は少ないけれど暖かいおもてなしです。
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配達できない手紙の届け先、「漂流郵便局」。差出人の住所不要、宛先は「漂流郵便局留め」で手紙を保管してもらえます。
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クマゼミやアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ。あらゆるセミの声の合唱を聴きながら峠を超えて15分、到着した西浜の誰もいない浜辺は海水も澄んでいて、ちゃんと水が冷たい!子供の頃の夏休みに最初に足を海に浸した感覚が戻ってきました。
ここで貝殻を拾ったり磯で魚やカニを見つけたり。
岩場にはフナムシがサザッと現れ、フジツボやカメノテも健在でした。 -
ひとしきり浜で遊んだ後の夕食。冷やし茶碗蒸しや湯豆腐などいろいろ出てきましたが、
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一番嬉しかったのはサザエのオリーブオイル焼きでした。
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夕食後はお風呂に入って、20:45に本館前に集合した宿泊客達は海ホタル観察会に参加します。
ホテルのすぐ前の港に設けた小さな筏?から、スタッフがあらかじめ採集しておいたウミホタルを海中に放流すると、青い光の帯が現れました。 -
場所を横の砂浜に移動して、砂に蒔かれた海ホタル達が、星空のように光っています。掌で触ると、掌まで青く光ります。
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海ホタルは刺激することで更に激しく発光するそうです。砂に蒔かれた海ホタルに触ったり、砂ごと海に投げ込んだりすると、もっと光ります。ちょっと可哀想な気もしましたが、生まれて初めての体験に参加者は夢中になりました。
空に星、海にも星。島の忘れられない思い出を刻みました。 -
さて翌朝です。
陽が高く昇らない内に朝の散歩に出かけます。
今日は島の東側の海岸を目指します。 -
子供達も魚取り網を手に、やる気満々です。
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15分ほど歩いて馬城八幡神社の鳥居の立つ浜まで来ました。
海に向かって砂浜の上に立つ鳥居。
船で参拝する時はこちらから来るんでしょうね。 -
鳥居の奥に階段が見えますが、樹木が鬱蒼と伸びていて、入るのは少し勇気が必要。
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突堤の先まで行ってみたら大きなチヌが悠々と泳いでいて、子供達は大喜び。フグも泳いでいたり、何より海藻がたくさん生えて海が元気そうなのが嬉しい。ここで海釣りしたら楽しいでしょうね。
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浜の端っこに廃屋と海まで続くレールがありました。
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おそらく廃業した造船所跡なんでしょう。
時間が止まったままの風景でした。 -
海岸の砂に無数の穴が開いていて、目を凝らすとフワフワと砂の上を走る生き物がいました。
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それがこのスナガニ。
スナガニには多くの種類がいるようですが、ここのスナガニは白っぽくて身体も華奢で陸の上を走る蜘蛛のように身軽でした。
カニをなだめすかして?なんとか撮れた1枚。
ともかく、この海と自然が瀬戸内海の真ん中に残っていることが奇跡に思えました。 -
朝食は卵メインでした。卵かけご飯食べ放題?
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もっと海で遊びたかったけれど、この島には残念ながら海水浴場がなく、この夏の暑さに負けて朝の便で海を渡ることにしました。
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この船で渡ります。自転車やバイクも乗せられるようです。
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この島のシンボル、ウミホタルくん。さようなら。
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さて、須田港に戻ってから三豊市随一の観光スポット、父母ヶ浜に行ってみます。半島の坂を越えて須田港と反対側に出れば間も無くの距離です。
日没前のインスタ映えスポットとして名高い海岸ですが、朝の父母ヶ浜が、これまた美しかったんです!
そしてここにもスナガニたちがたくさん穴を開けていました。 -
遠浅の砂浜が遥か沖まで続き、残った浅い水溜まりの中を小魚の群れが泳ぎ回って、子供達はまた魚取りに夢中です。
ここなら浅いので安心して幼児を遊ばせる事ができるし、海水と白い砂と、深みのある沖の青とが層になって、まるで沖縄の海を眺めているような錯覚にも陥りました。
浜に着いた時はまだまだ砂浜が広く見えていたのに、潮が満ち始めたと思ったら、あっという間に砂浜が消えてしまいました。なんだか名残惜しいです。また海水浴に来ようかな?
一時は埋め立て計画の持ち上がったこの浜を残してくださった地元の方々、よくぞ父母ヶ浜を守ってくださいました。感謝です。
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