ビーチを一度も見ないセブ島

1994/08/25 - 1994/08/26

この旅行は、フィリピン日系人友好協会が京王観光にアレンジ依頼をした添乗員付きのツアーでした。
参加者30名のうち、母と叔母を含めた19名は戦前にミンダナオ島のダバオで生まれ育った人々、同行の配偶者が9名、残りの2名が母の娘（私）と孫（私の娘）です。
母たちは毎年、ダバオに墓参り旅行をしていましたので、その旅に便乗したことになります。
子供料金は適用されず、旅行代金は二名で296,000円でした。母に誘われたので母が旅行代金を出してくれるかと少し期待しましたが、全額自己負担に加え、現地に到着してからも随所で寄付金が発生しました。

母が亡くなって4年が経ちましたが、実感は十分にあるものの、未だに喪失感が濃い状態で、いろいろとやる気が起こりません。
2年前には母が一番気にかけていた弟も亡くなり、子供の頃に生き別れた父もかなり昔に亡くなっているので、私の本来の家族は滅亡しています。
カエルの子はカエル方式の母子家庭で育てた娘が結婚して孫が出来ていますので、少し遠い家族が新たに生まれています。

母と私と5歳の娘、母の故郷であるフィリピン、ダバオへの親子三代の旅。もう二度と再現できない時間の記録です。

エリア セブ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 京王観光

ダバオへの直行便はなく、セブ島に前泊します。セブ島のホテルの部屋です。初めてハロハロを食べたのがこのホテルでした。

ツアーにセブ島観光がついていたので、ホテルのプールを利用する時間はありませんでした。

営業前のプールサイドバーで。

ホテル所有の大型ジプニーでしょうか。派手です。

華僑の高級住宅地にある道教寺院がセブ島での最初の観光地でした。

高台にあるので遠くに海も眺められます。

地元の市場をバスで通ります。寺院観光後、バスの中で白浜のビーチはどうしますか？の添乗員の問いに、「飽きたからビーチはいい。他の場所に行ってください」と大勢が返答しています。私は心の中で「ええええええ？！セブ島に来たのにビーチなし？！！」と思っていました。

セブ島の町です。

マゼランクロス内部の十字架と天井画です。

フィリピン最古のローマ・カトリック教会であるサント・ニーニョ教会です。

サンペドロ要塞で物売りから購入したミニギターを持って。

三輪バイクはこの頃、ここではトゥクトゥクと呼ばれていませんでした。

三輪車の足漕ぎ版です。

Lilang's guitar factory：マクタンのギター工場です。

貝細工の直売所で。
この後、ビーチに向かうこともなく、夕方便でダバオに向かいました。

この旅行記へのコメント （2）

• ほいみさん 2025/07/02 10:19:21

  奇遇？

  マサイマラのサファリ日記を読んでくれて、コメントまでありがとうございます。
  
  boobyさんの、フィリピン日記を読んで驚きました。
  あれれ・・同じ頃、私も家族でセブに行ったような気が。
  昔のアルバムで確認したら、なんと1994年8月28日からセブに3泊してました。
  
  写真も少ないし、プライベートな写真ばかりだし、4トラにはアップしてませんが奇遇ですね。3-8歳の子供を3人連れての旅でした。boobyさんの娘さんも同じくらいかな？
  
  ほいみ　
  
  
  

  boobyさん からの返信 2025/07/02 19:53:33

  RE: 奇遇？

  ほいみさん、こんばんは。
  
  マサイマラ、いいですね。実はチーターとバブーンのやり取りにもコメントを残したのですが、送信したとたんにエラーで消えてしまいました。
  あれはすごくおもしろかったです。星空も素晴らしいですね。
  あと、私も珍しいハトより沢山いるハタオリドリの方を撮りたくなります。きれいですし。←消えた掲示板コメントにはこのようなことを書きました。
  
  セブ島は奇遇過ぎますね。もう31年前のことで、それがしかも3日間しかずれていないし、娘の年齢は4歳だったので、ほいみさんのお子様たちの年齢範囲内でした。