2025年　グランマのヨーロッパ旅行-3

2025/05/20 - 2025/05/27

昨年のヨーロッパ旅行は、フランスの美食の街に６泊もしたのに、お腹を壊して3日間の絶食になってしまった経験から、今年はグルメではなく観光メインで計画を立てました。

旧東ドイツのドレスデンとバイエルン地方のミュンヘンへ
その距離400km-500kmあり、鉄道で4時間ほどなので、途中のエアフルトという街に1泊する事に…

今回は体調も万全で、ほぼやりたかった事が出来て満足の旅でした

エリア ドレスデン(ドイツ)

この日は実質ドレスデン最終日。
ドレスデン市内をゆっくり観光しようと思います。

まずは、ドレスデン城の1階の歴史的緑の丸天井と2階の新緑の丸天井に財宝類を見に行きます。

どちらの博物館も10時開始なので、その前にゆっくり朝食を食べようと旧市街に来てみたものの、朝早くからオープンしている所はベーカリーカフェのような所ばかり…

なので、ドレスデン城にほど近い、カンプスというドイツ全土にチェーン展開をしているベーカリーカフェへ。

アルトマルクト ギャラリー ショッピングセンター

思ったよりパンやケーキの種類が多くて迷いましたが、モーン（ケシの実、ポピーシード）シナモンロールとアメリカーノ…
見た目は普通のシナモンロールですが、フィリングにポピーシードが散りばめられていて、美味しかった。
ドイツではモーンを使ったケーキやお菓子がポピュラーだとの事で試してみたかったので、良かった！

写真見つかったので、旅行記変更しました（2025/7/6)

アルトマルクト ギャラリー ショッピングセンター

緑の丸天井は写真撮影禁止だったし、特に見なくてもいいかな？って思ってたけど、せっかくだからと早朝モバイルで予約した。
でも、思いの外すごく良かった…

こちらからの写真は、2階にある新・緑の丸天井です。

まぁ、1Fの歴史的な緑の丸天井がドレスデン城の室内宝飾の博物館（お宝もザクザクだったけど）だとしたら、新の方はそこに飾られていた宝物館ってところかしら？

いやいや歴史的な緑の丸天井に飾られている宝物も高級そうだったしな～
chatGPTに聞いても良く分からなかった…

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

金細工の置物

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

金銀のピクニックセット？

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

ガラスも昔は、宝石と同じくらい高価だったのかな？

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

最初、直径20cm以上はある天然水晶かな？とウキウキしてたけど、考えてみたら溶錬水晶だよね～
クラックひとつ無かった…

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

こちらは多分ガラスではなくクリスタルだと思う聖杯
台座には宝石をちりばめている

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

高級ミニチュアドール？

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

色付きのクリスタル食器

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

写真だと分かりにくいけど、かなりの大きさのルビーのブローチ

ブローチって今ではしないよね～
フォーマルな服にはつける事が多いので、昔から高貴なアクセサリーなのかな？

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

実は、ドレスデンに来た目的の2つ目は、このドレスデン・グリーンを見る事。

このダイアモンドは加工されて緑色にしているのではなく、なんと完全に天然のものだそう…41ctもあり、どこにも傷がない非常に貴重なもの。
グリーンダイアモンドの存在を初めて知った時は、エメラルドのようなものかな？って思っていたし、実物を見るまでエメラルドのイメージを持っていました。

展示場も、このドレスデングリーンだけパーテーションで仕切られ、特別な展示方法だったので、なかなか探せなかった…
真ん前に立っていた警備員の方に、ドレスデングリーンは？って聞いちゃった…汗

展示の仕方もダイアモンドが輝くようにライトを当てていて、震えが来るほど感動的でした…
これだけの為にドレスデンを再訪したいくらい…
写真では、この美しさの1/10も伝えられないのが残念

ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

今日のランチは、ベルリン発祥と言われているけどドイツ全土で食べられているカリーブルスト

ドレスデン城にほど近いCurry am Schloss
前にケルン中央駅で食べたカリーブルストとは大違いで、ちゃんとソーセージにかけられているカレーソースがブルスト用に作られている感じですごく美味しい…
ケルンのはカレーの上にケチャップとカレー粉がかかっているだけ、味がバラバラで「これなら私でも作れる」と思ったけど、ここのカリーブルストは真似出来ない…
付け合わせのフライドポテトも美味しい…
ドイツだけでなくヨーロッパのフライドポテトはじゃがいもが違うのか？二度揚げしてるのか？まさに私の好みにドンピシャ、ハズレた事なし…

お腹もいっぱいになった事だし、デザートにドレスデン1番と噂の高いアイアーシュッケを食べにいったら、満席でドアが開かなかった…
仕方なく旧市街に戻る途中に、ドレスデンで唯一日本人ソムリエのいるワイン専門店の前を通る。
事前検索で知っていたし、ゴルトリースリングを試してみたいと思っていたので、入ってみた。
google mapのクチコミでお店の入り口が分かりづらいとは、分かっていたげど、実際に「えっ？ここだよね？」って迷う位分かりにくかった…
お土産用の雑貨屋さんの中に入って、奥の螺旋階段を下った地下がワイン店
お土産屋さんのレジには、女性店員さんが座っていてなんとも気まずい感じだけど、思いっきり「ワイン？」って下を指したら「Yes」って感じ良く答えてくれてホッとした…

ソムリエの沼尻さんは、ザクセンワインだけに留まらずワインの知識が豊富で、しかも話好きそうで話が止まらない…
でも、

私が下戸なのにお酒好き、でもワインとビールの知識はほとんどないと言ったら、いろいろアドバイスをしてくれた…
ゴルトリースリングの話しも聞いたら、非常に希少なものだから、レストランとかではグラスワインの提供はない事、ボトルでの購入は出来るけど、高価だし輸送する事は出来ない（持ち帰りなら可）事など、いろいろな事を教えてくれた。
こちらでは4本までなら、ドレスデンから日本まで10€で輸送してくれるとの事
テイスティングさせてくれたワインも美味しくて、2本買って輸送して貰いました。

※写真またもや撮り忘れてお店のホームページこらお借りしました。
DWG Handelというお店です

1ヶ月位かかりましたが、無事に自宅に届きました

どちらも金賞をとったものらしい…
ゆっくり堪能しています

念願のザクセンワインもゲット出来たので、アイアーシュッケの店に再度行ったけど、やはり満席で入れず。

なので、シュトーレンの発祥と言われているエミール・ライマンへ
普通はシュトーレンってクリスマス近くでしか購入できませんが、こちらのエミール・ライマンはいつでも購入できるようです。
カフェも併設されていて、他のスイーツも充実してましたが、なぜか何も食べる気にならず、シュトーレンだけでもお土産で購入しようかと思ったのですが、結局購入せず…
カプチーノだけ飲みました

エミール ライマン 地元の料理

ドレスデンの町外れに「青い奇跡の橋」という名前の橋があるみたいで、その近くにケーブルカーやロープウェイもあるようでしたので、散歩がてらに街中散策。

ヨーロッパだけでなくどこの国もそうだと思うのですが、やはり都会のど真ん中で働いている人は、そこから少し離れた所に住んで事が多く、歩くとそこの生活を少し感じる事が出来るので好きなんです。
乗り物からでは感じられない部分もありますし…

道中にあったドレスデン警察、外観からは警察署って分からない…
こちらのパトカーはブルーで、救急車かな？って思った位

「青い奇跡の橋」とは正式名称は「ロシュヴィッツァー橋」通称、Blaues wunder（ブラウエス・ヴンダー、青い奇跡）と言われていますが、その名前の由来はいろいろあるらしい…

自分的には「奇跡」という名前に弱く、とりあえず行ってみました。
ペールブルーの橋は小さいけれど、そこからの眺めはとても素敵

「青い奇跡の橋」からの眺め
橋の袂にある素敵なレストラン

「青い奇跡の橋」からの眺め…
童話に出てきそうな家

「青い奇跡の橋」からのエルベ川

「青い奇跡の橋」の近くに、ロープウェイとケーブルカーがある
鉄道好きにはたまらないだろうけど、私は乗り物には興味がないので、橋からすぐ近くのケーブルカーに乗りました。

中はごく普通…

ケーブルカーの終点にはレストランがあり、そのテラスからは先ほどの「青い奇跡の橋」が…

今日はドレスデン最終日、この後、最後の夕飯をドレスデンの有名ブルワリーで食べようと思ったのですが、帰りのトラムで乗り物酔いになってしまい、ホテルに直行してそのまま就寝。

ドレスデンでは結局、スイーツとスナックしか外食してなかったな～