2025/05/18 - 2025/05/18
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mom Kさん
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VIGO港管理人イリアさんに出合った。
♀「シマニイキマシタカ」の言葉がきっかけで、翌日カンガス島へ行ってみた。
ヴィーゴへ通勤に通う人が住んでいるような距離の島だった。潮の香りがない郊外の落ち着いた街のようだった。
私ならVigo市内よりこちらに住む。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 船 徒歩
-
5月18日朝
がらんとしたチケット売り場に着くと、Cangasと書かれたカウンターに9:30の大きな札がかかっていた。あと15分ほどで出航。なんて、運がいいんだろう。
♀「桟橋は、2番ですよ。向こうに見えます。」とチケットを手渡しながら、教えてくれた。 -
なるほど、人がたくさん並んでいる。今日は日曜日。家族連れも多い。
帽子にデイバッグのアウトドアスタイルの人も目に付いた。
やがて小型フェリーが、入ってきた。並んでいる人は誰も乗らない。
もう9時半なのにと思っていた。出ていくフエリー船内を見ていたら、いつの間にやら数名のお客さんが座っている。
・・・・もしや、これがカンガス行?・・・そうだった。
大勢の人々は、Ciesという自然豊かな島へ渡る船を待っていたのだ。
チケット売り場の女性が念を押すように乗り場を教えてくれたのに。
もう一度チケットを買おうと売り場に戻ると、ポンとハンコを押してくれた。
恥ずかしかった。10時30分にこの切符のまま乗れると分かった。オブリガード。あっ、ここは、ガリシア スペインだった。 -
Mar cafeteriaで二度目の朝食。甘いコーティングクロワッサンとcafe con leche。港が見えるテーブルに。
何年ぶりにこの突き刺しフォークを見るだろう。顔が緩んだ。4ユーロ -
乗客は10名もいたかしら。一番乗りぐらいで乗船して、20分ほどでカンガス港に着いた。桟橋にさっさと降り、スタスタ遠ざかる人々は、私のような旅行者には見えない。
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左手
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右手向こうには長い砂浜が続いているのが、海から見えていた。右に行こう。
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誘惑の小路を横切るたびに、帰りに帰りにと自分に言い聞かせる。
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あそこは市場らしいけれど、どうも閉まっている気配。
今日は、日曜日だもの。イリアさんの港もお休みと言っていた。 -
短い海岸通りを通り抜けると
砂浜に到着。
振り返ってみたら、船着き場からずいぶん歩いていた。 -
長いプロムナード。
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ワンちゃんたちの水飲み場だってある。
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木の道。街の人たちが三々五々、お散歩姿。
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誰もいないテーブル。お客さんにはまだ早い時間帯かな。でも、”朝食”と書いている。
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マーガレットのような黄色い花。砂は、白くて細かい。
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ビーチバレーを楽しんでいる。
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反対側は、サッカー場。年齢もまちまちな大人が真剣試合中。
白髪のジェントルマンプレイヤーの動きをしばらく見ていた。 -
ミモザか!と喜んで近づいたが、違っていた。こちらも可愛い黄色い花。
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曇りと言うこともないが、日差しは弱く、気持ちがいい。
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覗いてみると、水は澄んでいた。この島の住民の暮らし方を垣間見る思い。
そういえば、今この日記を書いていて、ごみの類を一切見なかったなあと気づいた。ペットボトル?いいや。レジ袋?いいや。ポテトチップの袋?いいや。妙なペンキ塗り遊具の類だって、無。 -
端っこまで歩いて、陸側の道路に入った。港の方に戻るように進む。
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目の前に最適、最高のタイミングで家族経営風cafeteria。
スペインの昼食タイムにはまだ早い時間帯。おじいちゃんたちが、テラス席で一人、二人と楽しんでいる。
中に入って、奥のカウンターへ店内を見ながら、ゆっくり進む。
年配男性率90%以上。落ち着く。私は、こうゆう好みがだんだん男性化していると思う。言葉が通じなくても寄り添える感じがする。 -
お隣の男性と同じものをお願いしますと、カウンター内に言った。10ユーロ紙幣を差し出した。
1.5ユーロ! お釣りが多かった。悪かった。ペセタのスペインにまた会えた気がした。カンガスを選んでよかった。 -
ショーウインドウのファッションも都会Vigoとは違っていて、流行をさほど追ってはいない。こういうところでこそ、エプロンを買いたいが、全ての店舗が閉まっている。食堂も開いているところがない。
可愛い広場に出た。ここも町びとがくつろぐ穏やかな光景。 -
シチリアの漁村で見かけたような教会
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続くこの階段の建物も教会関係のおうちだろうか。
周り全て一体化していて、映画の一コマに見える。夏の夜やクリスマスの頃は素敵に輝く舞台装置になっているにちがいない。 -
誘われるように入らせてもらった。
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500年は動いている感じがする。
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教会内。私が座っていた横。
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この辺りの建物が全てこの色、この建材で、狭い地区だが、最も古い中心地の気配がする。
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どちらが港側かが分かるので、迷路も楽しい。
静かだ。日曜日だからかなあ。 -
港町感、漁村感がしない。丁寧で豊かな暮らしの空気が流れている。
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潮の匂いさえしない不思議。
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時計を見たら、2時間ほどしかたっていない。
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Vigo行は頻繁にある。
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お母さんと手をつないでいる小さな女の子が、名を呼んでいる。振り向くと、高校生ぐらいの男の子が、荷物も持たずに乗船。
彼は、土日で帰宅したのだろうか。学生だろうか。もう働いているのだろうか。
女の子は叫ぶ。男の子は、恥ずかし気にうつむいて船内に入ってくる。
突堤では、普段着姿のお母さんは笑っている。女の子は、必死。
大好きなお兄ちゃんなんだ。 -
最後にいい光景を見せてもらった。
Vigoに向かう乗客は、やはり10人もいない。 -
近づくヴィーゴの街がとても大きいことが、船からの遠望だと一層よくわかった。
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海のはずなのに、周りは島や連なる山々。
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あそこ!昨日見つけた行きたいカフェテリアがある突堤。
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この両端が異なる島への桟橋。間違えた私。
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えっ、この時間帯からどっとカンガスへ人々は繰り出すのですか。
ようやく気付いた。皆さん、日曜日のランチにおでかけ?
旧市街の小路にいい感じのレストランや入口の奥まったバルもありました。私が通りかかった時間帯は全て閉まっている気配でした。
スペインの昼食は、1時半過ぎてからが最高潮なのをすっかり忘れていました。
朝のcies島に渡る乗客と服装が違います。
とびっきりのガリシアご飯を逃した嗚呼あああ~~~~~~~~~。
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