
2025/05/16 - 2025/05/20
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mitamita73さん
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前編 https://4travel.jp/travelogue/11980537
ドジャース観戦とラスベガス(LV)への逃避旅の中編です。
2試合で3本のホームランを見せてくれた大谷さんと好投した山本さんに感謝しつつ、老人二人は、ボブルヘッド人形を大事に抱えて、オンタリオからLVに向かいます。
知人は私同様、インターステーツ15号が大好きで、ここを走ること自体がこの旅の楽しみのひとつです。なので、私にとっては楽ちんな助手席移動となりました。
LVのホテルは、規模が大きいわりにValetとフロントと部屋が驚異的に近いのと、部屋に冷蔵庫があるという絶対的な強みがあるので3回連続でプラネットハリウッド。カジノでたくさん賭けた(=大負け)ご褒美でComp(無料)で泊めてもらいます。
カジノ嫌いの知人はCompなんだから少しはカジノで遊ぶのがマナーってもんですよという私の助言を断固拒否。カジノにいること自体がイヤなのにLVは大好きな老人と、普通にカジノ大好きな私との老人二人旅が続きます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホリディインオンタリオを10時に出発します。
今回は普通のフルサイズより週$100高いボルボS60を選択しました。根拠もなく、北欧車に高い期待をしていたのですが、車音痴の私には、排気量の小さなこと以外の違いはわからず、また燃費も12Km/Lに届かず、いい選択とは言えませんでした。 -
オンタリオは、LA近郊では際立ってGAS価格が高い(1リッター200円超)ので、給油は避けたいところです。
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ここからLVまでは、10号線を数分、15号線を3時間半走ります。二人ともこの区間を走るのが大好きで、何十回も走っているのですが、今回私は助手席で楽をさせてもらえます。
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上り坂が続くなか、ほぼ70MPH(時速112Km/h)で走行します。もっと速く走りたい気もしますが、時々現れるパトカーが、ドライバーを冷静にしてくれます。
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アメリカのハイウェイは車線が多くてとても走りやすいのですが、さらにいいのがこの単純明快な道路案内板です。ナビがない時代はずいぶん助けてもらいました。
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私が勝手に観光名所と考えている、反対車線と1km近く離れているこの大カーブも、助手席からだと十分楽しめます。
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オンタリオから1時間20分ほど、Barstowを過ぎ、Calico手前まで順調に来たのですが・・・急にスピードが落ち、渋滞が始まりました。ナビによればこの先6マイルほどの事故渋滞のようです。
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珍しくほとんど動かない渋滞で、多くの車が側道(Calico Rd)に逃げていきます。その道すら渋滞している状態なので、急ぐ旅でもない私たちは、本線でがまんがまん。
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事故現場です。
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カローラでしょうか。トランクがほぼつぶれ、ボンネットがめくれています。奥のSUVは、カローラの左フェンダーに後部を乗り上げた状態で止まっています。直線道路なのに、いったいどんなぶつかり方をしたのでしょう。
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渋滞解消から40分、夏には50℃を超えるベーカーでトイレ休憩です。
通常ハイウェイ沿いの街はGAS価格が高いので、残りが心配な場合くらいしか給油しないのですが、ここベーカーはGS間の競争があるようで、現金だと1ガロン$4.759(1Lが186円) 、クレカだと同$4.899と、それほど高くありません。 -
歩く人のいない灼熱の街なのに、タイみたいなフルーツを売る出店がありました。
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LVまで残り50分ほど、左手遠方に州境が見えてきました。
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あと数マイルでネバダ州というこの辺りは、60パーミルの下り坂が15マイル続くので、つい80mph超で走ってしまいますが、こんなところにパトカーがいるとは。
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オンタリオを出てから3時間と少し、州境の街PrimmのCarl’sJrで昼食をとります。
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安くはないけれど、いかにもアメリカらしいハンバーガー。日本のMACとは別の食べ物です。
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ここには以前大きなアウトレットがあり、私もよく来ていたのですが、プレミアムアウトレットノースとサウスのように、大都市にアウトレットができるようになったため、遠はつぶれるしかなく、いまはほぼ廃墟です。
私の師匠LV大全(https://www.lvtaizen.com/1421/)が詳しく報じています。 -
Primmを出たらまたパトカーです。
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LVに着きました。普通ハイウェイの出口は右側にあるのですが、プラネットハリウッドのあるハーモンアベニューへの出口は、アメリカでは超珍しく、追越車線側にあるので注意が必要です。
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ホテルに着きました。
Valet(1泊$40、プラチナ以上無料)で車を預けて、Bellに荷物を託します。この非日常性がたまりません。
以前このチェックをなくして困ったマヌケ旅行者は、すぐ写真を撮って最悪の事態に備えます。 -
車を預けて30mも歩くとメンバー用レセプションがあり、並ぶことなくチェックイン終了。1泊$50くらいならUGしようかなと思っていたのですが、お誘いはありませんでした。到着から10分もたたずにエレベーターです。
アメリカの老舗ホテルですからエレベーターのボタンが壊れていないだけで好印象。ただ、ルームキーのタッチ機能の感度が悪くて目的階に下りられない人が続出でした。ちなみに「閉める」ボタンを押す人は滞在中ひとりもいません。日本人が減ったんだなあと実感です。 -
部屋に着きました。
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前2回と同じ Ultra Resort Room。通常料金が4泊で込々$1700で、これが無料になるのでとても助かります。
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54.3㎡あるので、どれだけ荷物を広げても大丈夫です。
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窓からの眺めはこんな感じでなかなか良好。
前回がノースタワーのコスモポリタン側だったのでちょっと心配していたのですが、幸い噴水側でした。 -
バスルームです。
正面が大きくて深いバスタブ、左がトイレ、右がシャワーブース。シンクが2つあるのは老人二人旅にはありがたいことです。 -
そしてこちらがこのホテル最大の特長であるカラの冷蔵庫です。
この冷蔵庫があると、LVでの滞在の快適さがかなり上がります。
一方、なぜか珈琲メーカーがここにはなく、以前にウォルマートで買ったアメリカ仕様のものを日本から持参しています。 -
さあBellに電話して荷物を持ってきてもらおうと思ったら、アレっ?電話機にあるべきものがありません。これでは何番に架けるのか、どのボタンを押すのかまるでわかりません。こんなものを盗むやつがいるのでしょうか、ホテル業も大変です。
幸い、預ける時にもらった荷物のチェックに電話番号が書いてあったので事なきを得ましたが…
Bellは5分もかからず到着。スーツケースのケースの数も多いし、このホテルは外で買った水やビールも運んでくれる(シーザーでは二度断られました。)し、ということでTipは$15渡しました。
スーツケース1個で$1~2というサイトを見かけますが、Bellは自分のためだけに数百m歩くのですから、もうちょっと渡してもいいのかなと思っています。
その後、レセプションに戻って電話機の状況を写真付きで伝えたのですが、スペア部品がないからなのか、最後まで補修してもらえませんでした。まあアメリカだし、仕方ありません。 -
一休みしたら、カジノフロアに下ります。
4泊するには長く遊べることが何より大切なので、まずは小当たり・中当たりの多いこの機種からスタートです。幸い、最初に投入した$100が最高$390になるなど、2時間以上遊ばせてくれました。その間、シーザースリワードのTier Point (来年のステータスを決める要素=ANAのプレミアムポイントに相当)も結構貯まりました。来年のダイヤ継続ができそうです。$247まで減ったところで第一部を終了し部屋に戻ったのですが、途中とは言え、初日にプラスで部屋に戻るなど、何年ぶりでしょう。大谷さん・山本さんのおかげかも。 -
知人が他のホテルにショーを観に行ったので、カジノに再出陣しますが、さすがに戦果は続かず、ほぼ確率未満の低空飛行です。
一方、カクテルお姉さんのおかげで非日常感は満杯です。TIPは通常$2、深夜$3にしていますが、嫌な顔はされないのでセーフなのかなあとは思いつつも、これだけはいつも手探り、よくわかりません。 -
3匹の子豚のボーナスは楽しいのですが、なかなか出現しません。一方、小当たりがほとんどないのでお金がどんどん減っていきます。かなり減ったのでミニマムベットの75セントにしたら、やっとボーナスが来てくれました。
目標の1000 Tier Pt.には届き、初日の(負け)予算に到達したので、部屋に引き揚げます。この日の夕食は、たくさん持って行ったお菓子達でした。 -
LV2日目は、私のルーティーンかつレンタカー観光客の特権のトレジョです。スーツケース1個分のお土産的食料と、若干の滞在中食料を買いました。
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トレジョの次はこれもルーティーンのプレミアムアウトレットサウスです。ノースと違って駐車料金不要なので、気軽に立ち寄れます。
今回はあまり買わないぞ、と心に決めてブルックスに入店したのですが、悩む必要はありませんでした。安くないのです。クリアランスもほとんどなし。ラルフローレンも同様でした。
おそらくトランプ関税の影響なのでしょう。これから高関税になるのに、今の在庫を安く販売する必要はないとの判断なのだと思います。今回はノースとサウス各2回行きましたが状況は変わらず、両店での買い物ゼロという異例の展開になりました。 -
ラルフローレンの並びにあるラウンドワンは、前回、マシンの説明書きがほとんど日本語で心配しましたが、ちゃんと英語に置き換えられていました。親子連れで大盛況で、順調にいっているようです。
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次はこれまたルーティンのウォルマート。滞在中のビールやオレンジジュース、サラダなどを購入しました。以前は24時間営業でしたが、いまはかなり縮小されました。
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卵はトレジョよりかなり安く12個で600円強。ほかの商品も含め、物価高はすこし落ち着いてきたような気がします。
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定点観測をしているコロナは12本で$15.87でした。
2018年11月 $13.87
2023年9月 $14.98
でしたから、徐々には上がってはいるものの、この状況下では、物価の優等生と言えそうです。 -
ホテルに戻って、夕食はトレジョで買ったサラダと珈琲ですませてカジノへ出陣です。知人はショーを観に出かけました。
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2日目も波の穏やかな機種からスタートです。ありがたいことに、しばらくはプラス状態で進行しました。
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カジノフロアを犬が歩く姿が好きなのですが、この国の犬はマーキングをしないのでしょうか。うちのポン太(柴犬12歳雄)ならあちこちにマーキングして出入り禁止になりそうですが、不思議です。
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珍しく好調なので、ボーナスに期待して再挑戦しましたが、あっさり返り討ちにあいます。
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本日分の目標である1000 Tier Point(投入額の累計が$5,000)は達成し。来年のダイヤがほぼ確定しましたが、実損$400になったのですごすごと部屋に戻りました。
まあ、この程度の負けなら、年2回(各4泊)の無料宿泊でトントンだと自分に言い聞かせます。
音楽は聞こえませんが、遠くから見る噴水ショーもなかなかいいものです。 -
噴水がなくても、これはこれでいい感じ。
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LV3日目は、2回目のサウス訪問です。前回何も買わなかったので、今回はもっと広範囲に回ります。
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昭和生まれにとってスーツケースと言えばサムソナイトでした。
懐かしさに店に入ると、航空機内を模したディスプレイがありました。これは、荷物棚に機内持込用のケースが入るかどうかを体験させるもの。いいアイディアです。 -
ここにあったK-POPのお店がなくなっています。
撤退したのかと思いきや、ノースに移っていました。 -
お土産を買うなら、サウスとノースにあるこの手のお店です。ストリップ沿いより、かなり安く買えます。いろいろ回りましたが、サウスで買い物したのはここだけでした。
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3日目の夕食はスプリングマウンテンRd沿いにあるイタリア料理の中村屋です。知人がどうしてもラーメンが食べたいというので「じゃあMONTA」と出かけたのですが、たまたま車を止めた目の前に以前好印象だった中村屋があったので「ここはどうですか」と聞いたらOKがでたので再訪しました。
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一番のお勧めはウニパスタ。そもそも東京風イタリアンを謳っているだけに、私にはぴったりです。この後のカジノは、ただただ減っていくだけの苦行難行でした。
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4日目にして初めて歩いて外に出ました。
LVらしいこのバス、一度は乗ってみたいと思います。 -
ホースシューの中を散策していたら、奥にあったスポーツブックコーナーがゲームセンターになっていました。カジノの経営は大変だなぁと思いつつ、あの知事さんの顔が浮かんでしまいました。
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フラミンゴに来たので。中庭にいるフラミンゴにご挨拶です。
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フラミンゴのショップではキャップとTシャツ合わせて$9.99でした。ドジャースタジアムの10分の1以下なので、思わず買っちゃいました。
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昔々、フラミンゴのステーキハウスがあった場所が、ゴードンラムゼイになっていました。懐かしいし、美味しいハンバーガーも食べたいしということで。ここでお昼にしました。
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こちらの高級ホテルは、最近、週末がCompにならないことが多く、ちょっとご無沙汰しています。それもあって今回はまったくのスルーでした。
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こちらは昔々上層階が元駐車場だったけど、いまはそこそこ高級感があるホテルです。スイート以外はバスタブがないので泊まるには今一つですが、以前長い時間遊ばせてくれたので、ちょっと寄ってみます。
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懐かしめの機種に挑戦するも減るだけでした。
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これまた昔長~く遊ばせてくれた機種ですが、今回は全然ダメで、クロムウェルはあっさり撤退です。
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この後、アウトレットノースに行き、いつもクリアランスを買い漁るブルックスとラルフローレンをのぞきましたが、やっぱり安くないので断念。その代わり、スポーツ店で、先日のドジャスタで買いそびれたドジャ帽を買いました。2020年のワールドシリーズ制覇の時の公式帽でちょい古商品でしたが、LAの部分が金具になっているのは珍しいと思いました。
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$14でカスタマイズできるというので、赤の17を刺繍してもらいました。$49.99+$14.00+税$5.36=$69.35です。ただ、受け取ってから、2020年には彼がドジャースにいないことに気付きました。かなりのまぬけです。
この後、Saks fifth avenue で85%引のシャツ1枚と、TUMIで家族用のクリアランス(50%引)商品を1点買ってアウトレットは終了。最後は知人の希望で珍しいビールを探しにウォルマートに行きました。 -
最後の夕食は、ステーキはアメリカ旅行の象徴だから絶対食べるという私と、ステーキは嫌だラーメンが食べたいという知人の意見が合わず、別行動をとる予定でしたが、直前で知人が譲歩。アウトレットサウスそばのアウトバックでフィレステーキを食べました。私は大満足でしたが、知人はとってもつまらなそうでした。45年の付き合いですが、老人同士の旅は難しいのです。
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ホテルに戻ると、クレカの会社からのメールが届いていたので、返信というか抗議メールを書きました。同一IPアドレス、同一利用先、利用者の滞在先判明という状況でいまだに停止継続ってどうゆうこと? というのが主な内容で、この20時間後に使用停止は解除されましたが、解除まで6日間もかかる不正防止システムってなんなんでしょう。会費返せってレベルです。
そんなこんなで寝るタイミング逸してしまったので、出発日の未明にカジノに最後の出陣をしました。惨敗続きだった三匹の子豚にボーナスが出現して、$90だけ回復です。 -
懐かしのダビンチはトントン。
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ビデオポーカーは、未だかつてまともに勝てたことがありません。
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最後に、初日の夢よもう一度と思ってCrazy Money Ⅱ に戻ってみたら、$200のプラスとなり、さらにブラックジャックで$47増えて、$247挽回してカジノを終了しました。
いよいよLVとお別れの時が迫ってきました。
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