久しぶりにイタリアに出かけました。現地4泊6日でしたがイタリアの街を満喫しました。以下が今回の旅程です。<br /><br />Day1：関空から北京経由でローマに到着、ローマテルミニ駅近くのホテルに宿泊<br />Day2：ローマテルミニ駅からアッシジ駅へ、アッシジ駅からはバスでアッシジ旧市街　アッシジ泊<br />Day3：アッシジ街歩き<br />Day4；バスでアッシジ駅へ、アッシジ駅からスポレート駅、駅からタクシーでスポレート旧市街　スポレート泊<br />Day5：ホテルからスポレート駅近くまで徒歩移動、駅近くのHertzでレンタカーを借り、オルビエート経由でローマ空港へ<br />Day6：北京経由で関空着<br /><br />夫婦での海外旅行、格安のビジネスクラスチケットが中国国際航空で見つかり、体力温存で関空・ローマを往復しました。フライトは30分ほど遅れてローマ到着、中国の航空会社なのでロシア上空を通り、最短距離でローマに到着します。北京から約10時間強でした。機内食ではメインに北京ダックを注文しました。ローマ空港の到着時間が確定しなかったので、空港からテルミニ駅までのレオナルドエキスプレスの切符はローマ空港に到着してからスマホでTrenitaliaのサイトで購入しました。サイトに中々つながらず、決済もクレジットカードの決済コードをメール経由での受信、入力と随分手間がかかりました。切符を無事購入してスマホの電子ウォレットに登録して開札のバーコードリーダーを通り、入場しましたが、アナウンスで購入した切符の列車がキャンセルとのこと、次の列車にそのまま乗りました。ローマテルミニ駅には30分ほどで到着、26番線側から駅を出て徒歩5,6分のところにあるTorino Hotelに泊まりました。ホテル手配が遅れたので適当に駅に近いホテルを予約、後でGoogleMapでホテルの評価を見ると低評価、少し心配でしたが、古い作りでしたが、まあ、普通のホテルでした。朝食はホテル7階でローマの空を見ながらゆったりと食べることができました。<br /><br />Day2:　ローマテルミニ駅を0930に出るアンコーナ行の列車に乗り、途中Foligno駅で乗り換えてお昼前にアッシジに着きました。テルミニ駅では2EST番線発で駅の端から端までかなり歩きました。また、Foligno駅でも発車1N番線で到着番線よりよく歩きました。列車の時刻表が変更されていて予約した列車番号の列車はなく、予約と異なるPerugia行の列車で2駅目のアッシジで下車しました。アッシジ駅ではCafeでバスチケットを行き帰り用に4枚購入、バスに乗ってサンフランシスコ聖堂下に到着、そこから坂道を10分ほど登り、旧市街内のサンフランシスコ聖堂の正面が見える2つ星ホテルプロペリッチオにチェックインしました。ホテルから事前にWAとメールで玄関の暗証番号が送られてきていましので、自らロックを解除して館内に入り、早めのチェックインができました。シンプルなホテル、寝るだけのホテルでしたが、立地はよく、朝食も提供されました。荷物を置いて、サンフランシスコ聖堂、キアラ聖堂、ロッカマジョーレ城跡を観光しました。聖堂では長居をして壁画、天井絵を堪能しました。ランチはサンフランシスコ聖堂前のレストラン、夕食は道筋のレストランで簡単に済ませました。<br /><br />Day3:　アッシジの丘を下り、聖フランシスコが最初に建てた教会の場所にあるサンダミアーノ教会まで行きました。片道30分以上はかかります。帰りはサンタマリア教会と隣のポポロの塔に上りました。簡単に昼食を済ませ再度サンフランシスコ聖堂でゆっくり過ごしました。夕食は道筋に前日に行ったレストランを目指しましたが閉まっていて、他のレストランで済ませました。日中はよく晴れていましたが、夕方から雷鳴が轟き、夕立となりました。<br /><br />Day4：　前日午後には閉まっていたサンフランシスコ聖堂の2階部分に行き、聖サンフランシスコの生涯を描いたジョットの絵をゆっくり鑑賞しました。その後、ホテルをチェックアウトしてアッシジ駅へ、そしてスポレート駅に列車で向かいました。列車では今回初めて検札が来ました。スポレート駅では駅前に待っていたタクシーでホテルまで上りました。旧市街の細い道を上っていきます。ホテルParrazo Dragoniにチェックインしてスポレートのドゥオモ、教会、博物館、城跡を散策しました。昼食は旧市街でツーリストランチ、夕食はホテル近くの評判のよいレストランで済ませました。<br /><br />Day5：　ホテルで朝食を済ませ、坂道を徒歩で下り、スポレート駅近くのHertzまで行きました。店舗は閉まっていましたが扉の連絡先に電話をして少し待ってから車を借り出しました。持参したスマホホルダーを車に取り付けて、GoogleMapをCarNaviにしてオルビエートへ下道で向かいました。丘を登り下りするルートですが、1時間半ほどでオルビエートに到着、駐車場に車を入れて、旧市街で昼食、ドゥオモを見学してタルクイーニャ経由でローマ空港へ、タルクイーニャまでは下道、そこからは高速道路です。空港には午後5時過ぎに到着、すぐにチェックインしました。<br /><br />Day6：　北京では接続便が遅れましたが、関空に夜10時過ぎに到着しました。<br /><br />今回の目的はアッシジのフランシスコ聖堂をしっかり観ることでした。事前にAmazonVideoで聖フランシスコに関係する映画を2本鑑賞しました。アッシジ、スポレート、オルビエートはコロナ前に一度、一人旅で訪問していますので若干の土地勘があり、要所を回ることができました。サンダミアーノ教会は映画で中心になった場所です。映画のロケ地はアッシジではなくサンジャミーノの様でしたが、聖フランシスコ、聖キアラの下調べはできたように思います。家内は塩野七生の本を色々と読んでいてイタリアに思い入れがあります。キリスト教徒ではありませんが、イタリアはキリスト教文化ですので教会芸術に引き付けられるものがあります。ドライブはGoogleMapに頼りましたが、オリビエートではLTEの電波が拾えずルート設定が町を出て電波を拾えるまでできなかったのが唯一のトラブルです。オフラインの地図アプリでもルート検索をしましたが普段使っていないアプリのため、とんでもない最短ルートが検索されて細い道に誘導されたため、使用を諦めました。事前にアプリ設定を調べていなかったのが反省点です。スポレートは今回初めて宿泊しましたが、良いホテルに出会うことができました。町のレストランも充実していて再訪したいユネスコ資産の街です。何故か日本のガイドブックでの記載はすくないようです。<br /><br />

アッシジ、スポレートへのショートトリップ

21いいね！

2025/05/09 - 2025/05/14

20位(同エリア133件中)

G-maruさん

久しぶりにイタリアに出かけました。現地4泊6日でしたがイタリアの街を満喫しました。以下が今回の旅程です。

Day1：関空から北京経由でローマに到着、ローマテルミニ駅近くのホテルに宿泊
Day2：ローマテルミニ駅からアッシジ駅へ、アッシジ駅からはバスでアッシジ旧市街　アッシジ泊
Day3：アッシジ街歩き
Day4；バスでアッシジ駅へ、アッシジ駅からスポレート駅、駅からタクシーでスポレート旧市街　スポレート泊
Day5：ホテルからスポレート駅近くまで徒歩移動、駅近くのHertzでレンタカーを借り、オルビエート経由でローマ空港へ
Day6：北京経由で関空着

夫婦での海外旅行、格安のビジネスクラスチケットが中国国際航空で見つかり、体力温存で関空・ローマを往復しました。フライトは30分ほど遅れてローマ到着、中国の航空会社なのでロシア上空を通り、最短距離でローマに到着します。北京から約10時間強でした。機内食ではメインに北京ダックを注文しました。ローマ空港の到着時間が確定しなかったので、空港からテルミニ駅までのレオナルドエキスプレスの切符はローマ空港に到着してからスマホでTrenitaliaのサイトで購入しました。サイトに中々つながらず、決済もクレジットカードの決済コードをメール経由での受信、入力と随分手間がかかりました。切符を無事購入してスマホの電子ウォレットに登録して開札のバーコードリーダーを通り、入場しましたが、アナウンスで購入した切符の列車がキャンセルとのこと、次の列車にそのまま乗りました。ローマテルミニ駅には30分ほどで到着、26番線側から駅を出て徒歩5,6分のところにあるTorino Hotelに泊まりました。ホテル手配が遅れたので適当に駅に近いホテルを予約、後でGoogleMapでホテルの評価を見ると低評価、少し心配でしたが、古い作りでしたが、まあ、普通のホテルでした。朝食はホテル7階でローマの空を見ながらゆったりと食べることができました。

Day2:　ローマテルミニ駅を0930に出るアンコーナ行の列車に乗り、途中Foligno駅で乗り換えてお昼前にアッシジに着きました。テルミニ駅では2EST番線発で駅の端から端までかなり歩きました。また、Foligno駅でも発車1N番線で到着番線よりよく歩きました。列車の時刻表が変更されていて予約した列車番号の列車はなく、予約と異なるPerugia行の列車で2駅目のアッシジで下車しました。アッシジ駅ではCafeでバスチケットを行き帰り用に4枚購入、バスに乗ってサンフランシスコ聖堂下に到着、そこから坂道を10分ほど登り、旧市街内のサンフランシスコ聖堂の正面が見える2つ星ホテルプロペリッチオにチェックインしました。ホテルから事前にWAとメールで玄関の暗証番号が送られてきていましので、自らロックを解除して館内に入り、早めのチェックインができました。シンプルなホテル、寝るだけのホテルでしたが、立地はよく、朝食も提供されました。荷物を置いて、サンフランシスコ聖堂、キアラ聖堂、ロッカマジョーレ城跡を観光しました。聖堂では長居をして壁画、天井絵を堪能しました。ランチはサンフランシスコ聖堂前のレストラン、夕食は道筋のレストランで簡単に済ませました。

Day3:　アッシジの丘を下り、聖フランシスコが最初に建てた教会の場所にあるサンダミアーノ教会まで行きました。片道30分以上はかかります。帰りはサンタマリア教会と隣のポポロの塔に上りました。簡単に昼食を済ませ再度サンフランシスコ聖堂でゆっくり過ごしました。夕食は道筋に前日に行ったレストランを目指しましたが閉まっていて、他のレストランで済ませました。日中はよく晴れていましたが、夕方から雷鳴が轟き、夕立となりました。

Day4：　前日午後には閉まっていたサンフランシスコ聖堂の2階部分に行き、聖サンフランシスコの生涯を描いたジョットの絵をゆっくり鑑賞しました。その後、ホテルをチェックアウトしてアッシジ駅へ、そしてスポレート駅に列車で向かいました。列車では今回初めて検札が来ました。スポレート駅では駅前に待っていたタクシーでホテルまで上りました。旧市街の細い道を上っていきます。ホテルParrazo Dragoniにチェックインしてスポレートのドゥオモ、教会、博物館、城跡を散策しました。昼食は旧市街でツーリストランチ、夕食はホテル近くの評判のよいレストランで済ませました。

Day5：　ホテルで朝食を済ませ、坂道を徒歩で下り、スポレート駅近くのHertzまで行きました。店舗は閉まっていましたが扉の連絡先に電話をして少し待ってから車を借り出しました。持参したスマホホルダーを車に取り付けて、GoogleMapをCarNaviにしてオルビエートへ下道で向かいました。丘を登り下りするルートですが、1時間半ほどでオルビエートに到着、駐車場に車を入れて、旧市街で昼食、ドゥオモを見学してタルクイーニャ経由でローマ空港へ、タルクイーニャまでは下道、そこからは高速道路です。空港には午後5時過ぎに到着、すぐにチェックインしました。

Day6：　北京では接続便が遅れましたが、関空に夜10時過ぎに到着しました。

今回の目的はアッシジのフランシスコ聖堂をしっかり観ることでした。事前にAmazonVideoで聖フランシスコに関係する映画を2本鑑賞しました。アッシジ、スポレート、オルビエートはコロナ前に一度、一人旅で訪問していますので若干の土地勘があり、要所を回ることができました。サンダミアーノ教会は映画で中心になった場所です。映画のロケ地はアッシジではなくサンジャミーノの様でしたが、聖フランシスコ、聖キアラの下調べはできたように思います。家内は塩野七生の本を色々と読んでいてイタリアに思い入れがあります。キリスト教徒ではありませんが、イタリアはキリスト教文化ですので教会芸術に引き付けられるものがあります。ドライブはGoogleMapに頼りましたが、オリビエートではLTEの電波が拾えずルート設定が町を出て電波を拾えるまでできなかったのが唯一のトラブルです。オフラインの地図アプリでもルート検索をしましたが普段使っていないアプリのため、とんでもない最短ルートが検索されて細い道に誘導されたため、使用を諦めました。事前にアプリ設定を調べていなかったのが反省点です。スポレートは今回初めて宿泊しましたが、良いホテルに出会うことができました。町のレストランも充実していて再訪したいユネスコ資産の街です。何故か日本のガイドブックでの記載はすくないようです。