2025/03/16 - 2025/03/16
105位(同エリア1303件中)
レイジーさん
1582年、戦国武将 太田牛一により記された「信長公記(しんちょうこうき)」に「安土城下で織田信長が毎年正月盛大に左義長を行い、自ら異粧華美な姿で踊り出た」と記述される近江八幡左義長まつりを中心にした旅行記です。
「日本三大酒どころ 伏見の酒フェスで伏見の11酒蔵を巡る旅(+八坂神社・清水寺・伏見城)」https://4travel.jp/travelogue/11975595 の翌日です
- 旅行の満足度
- 4.5
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伏見酒フェスの11酒蔵同時蔵開きを楽しんだ翌朝、折角伏見に来たのですから伏見稲荷に早朝詣で
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駅前にはちいかわもぐもぐ本舗。流行っていますね。「くりまんじゅう」が好きですがここにはいない・・・
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伏見稲荷の鳥居に。人っ子一人いないぜ。数多くある日本三大稲荷にあって、どの組み合わせにおいても必ず入る総本宮
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稲荷神社の総本山なだけありそこかしこに御狐様が
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拝殿に詣でて
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千本鳥居に
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日曜の日中ともなれば多くの人でごった返すこのスポットもゆっくり堪能できます
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朝の6時ゆえの閑散ですが、京都は朝や夜でなければゆっくり楽しむこともままならぬこの現状、日本人としてはちょっと悲しい
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お塚群と呼ばれるあたりに来ましたが、雨で濡れた通路と街灯の具合が逆に素晴らしい
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新池。奥の能鷹社にて池に向かって手を打ち、こだまが返ってきた方向に探し人の手がかりがあると云う言い伝えがあるそう
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竹林もいい感じです
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苔むした御狐様もまた良い
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その後は稲荷山の中腹まで登って四辻に。このまま頂上をぐるっと一周しても良いのですが早めに近江八幡に向かうためにここまでで引き返します。天気がもっと良かったらなあ。景色は最高
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「林亭」というお土産屋さん。ここは伏見稲荷の猫スポット
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途中で梅が見事に咲き誇っているスポットがあったのでパチリ
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喝ダルマみくじ。木彫りのダルマの腹部におみくじが入っているというものですが、私が行ったときは無かったみたい
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カフェの看板がちょっと良かったので一枚。伏見稲荷周辺は見所が沢山あって、本来はこれだけで旅行記が一つ書けるほど
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さて、JR稲荷駅駅から京都駅を目指します。時刻は午前八時半ですが、さすがにこの時分になると電車から大量の観光客が降り立ちます
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京都駅から京都で最も行列のできるラーメン店「第一旭本店」に。開店時間の朝6時から行列が絶えないとか
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運良く10分ほどで着席できました。相変わらずの美味しさ。このお店は接客の良さでも評判
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腹もくちたところで琵琶湖を望みつつ滋賀県の近江八幡市に向かいます
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近江八幡市に来たのは近江八幡左義長まつりのため。選択無形文化財になっています。選択無形文化財とは文化庁長官が選択する「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」の通称
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近江八幡左義長まつりは近江八幡市の市名の由来になっている日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の祭礼となっています。元々は安土城下で行われていたものが、本能寺の変のあと安土城が放火されて無くなり、豊臣秀次により近くに整備された近江八幡城の城下町へ住民が移住してきて祭りもこちらに移ったそうです
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丁度私が到着したときに拝殿で式典が催されていました
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神社の近くには近江八幡の名所の一つである八幡堀。豊臣政権下(1585年)に運河として造られ琵琶湖水運で栄えました
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昭和の時代には埋め立ての危機に瀕しましたが「埋め立てた瞬間から後悔が始まる」として市民運動が盛り上がり、保存されました。今では堀巡りの船も走るほど
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さて、まだ祭礼のダシは来ていないようなので腹ごしらえがてら八幡宮の参道脇の加悦ファーマーズライスさんで
加悦ファーマーズライス 近江八幡店 グルメ・レストラン
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左義長まつり限定の「さばせん(2個のせ)」をいただきます。右の焼き鯖寿司の方が美味しいと感じましたが、普通の鯖寿司を購入
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こちらも八幡宮の参道にあるバウムクーヘンで有名なクラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジにて
クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ グルメ・レストラン
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左義長まつり限定の揚げドーナツをいただきます。きな粉がまぶしてあって丁度良いデザートになりました
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腹もくちたところで街へ繰り出します。八幡宮鳥居の向こうには
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明治10年に八幡東学校として建築された白雲館。今は観光案内所として機能しています。残念ながらマンホールカードは品切れでした
白雲館 名所・史跡
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八幡宮の一帯は重要伝統的建造物群保存地区になっています
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あたりを歩いているとダシに遭遇。雨模様ゆえビニールがかぶせられています。仕方ないとはいえ残念過ぎる
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ダシはその年の干支をモチーフに作られます。今年は巳年なので蛇
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中屋町のダシが出発待ちしていたので近くで見させてもらいました
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近江八幡左義長祭りのダシは五穀豊穣を願って食べ物で作るというルールがあります。周りの花弁は金平糖などと
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蛇は食パンで作られていると教えてもらいました。すごい質感
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返す返すも雨によるビニールが残念無念。まあ食べ物だと雨には弱いですわな。例え今日燃やしてしまうものだとしても
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中にはビニールをかぶせない根性のあるダシもありました
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八幡宮まで戻ってきましたが、鳥居前では左義長の華「ケンカ」が始まっていました
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「ケンカ」はダシ同士がぶつかり合い、相手をねじ伏せるというもの
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参道にも多くのダシが集結
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参道のそこかしこでも「ケンカ」が行われていました
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合間を縫ってダシが日牟禮八幡宮に宮入りしています
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担ぎ棒が絡み合ってもう何が何やら
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雨は一層激しくなりますが、「ケンカ」の熱気も同じく最高潮に
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ダシがぶっ倒れていたので、近くで見た感じ、桜の花弁は酒のおつまみであるカワハギ、升の表面はとろろ昆布と海苔といったところでしょうか
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ケンカを堪能し、折角だから物産直売所の「きてかーな」に。天気がよければロープウェイで八幡山城跡に行ったのですが、展望が望めないのでは致し方なし
きてかーな スーパー・コンビニ・量販店
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琵琶湖に面しているだけあり、鮒などの淡水魚が豊富
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滋賀といえば信楽焼のタヌキ。それとキンカンを使用したクラフトビールを購入。過去最高レベルのラベル。そうか、クラフトビールという手があった
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スマホで検索し、上のビールを醸す醸造所を目指して八幡堀の浮き橋を渡り
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いまだ盛り上がりを見せているダシのケンカを横目に
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到着したのはTwo Rabbits Brewing BEER HOUSE(二兎醸造ビアハウス)。近くで良かった
ビア ハウス グルメ・レストラン
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フードが持ち込み自由でありがたい。ビールと先に購入していた鯖寿司で丁度良い休憩
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この醸造所、特色のあるイラストの缶が印象的ですが、兎の名前を冠したブルワリーなだけあり、不思議の国のアリスをモチーフにしたラベルが印象に残りました
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などとまったりしていたらクライマックスである夜の奉火に備えてダシが自分の町内に帰っていっていました
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激しいケンカと雨によって蛇が脱皮しかかっとるな
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奉火まで時間があるのでまた街歩き。近江八幡の洋風建築は概ねウィリアム・メレル・ヴォーリズ(一柳 米来留)による設計ということで像も建立されています。記念館もあります
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ヴォーリズが設立にかかわった近江兄弟社の資料館は土日休館なので残念。メンソレータムを最初に日本でライセンス生産した会社。経営危機のためメンソレータムはロート製薬に移ってしまいましたが、現在はメンタームを主力としています。
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唐突に一昨年の兎年のダシの飾りが展示されていたのでまじまじと
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兎の耳はガム、毛は春雨、法被は寒天。鯉の鱗はスルメ、他に焦がし大豆や玉ねぎの皮など・・・すごいアイディア
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近江八幡の名物となっている「飛び出し坊や」。元々は交通安全標識でしたが、今では様々なバリエーションが存在し、お店の看板代わりに
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カネ吉山本 八幡店に。近江牛が売っている精肉店ですが、総菜も沢山
カネ吉山本 八幡店 グルメ・レストラン
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「八幡の子供はカネ吉のコロッケで育つ」といわれるほどだとか
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名声にたがわぬ美味しさでした。注文を受けてから揚げてもらえるのでホクホク
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火もとっぷり暮れたので白雲館のところに戻ってきました
白雲館 名所・史跡
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夜の八幡堀も趣があります。10月にはこの周辺が灯籠で飾られる「八幡堀まつり」が開催されます。以前来たことがありますがとても良い祭りでした
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午後8時になり、一斉奉火が始まりました
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最初に5つのダシに火が付き
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その後は20分に一つのペースで火がついていくのですが、雨で濡れているせいか、燃えにくい感じでした
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あっつい。放射熱がすごく、初めてスマホの高温警告が出てカメラが起動しなくなりました
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静止画だと伝わりませんが、町衆が燃えているダシの周りを取り囲み「チョウヤレ、ヤレ、ヤレ」と叫びながら輪になって乱舞しています
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とんでもない盛り上がりです
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祭りはまだまだ続きますが、電車の時間があるのでここらでお暇を
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これから八幡に向かうダシを見送りつつバスで近江八幡駅へ
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その後は京都まで行って銭湯(日の出湯)で疲れを癒してから夜行バスで帰りました。今回の旅は前半に酒フェス、後半に左義長と中々充実していたのではないでしょうか。ではまた別の旅行記で~
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