春の台北・高雄で気ままに歩いて探した台湾ローカルグルメ旅②

2025/04/25 - 2025/04/29

春の台北・高雄で気ままに歩いて探した台湾ローカルグルメ旅①からの続き。

台北観光のあとは台湾新幹線で高雄へ移動。
インターネットで情報収集していると、MRTでは飲食禁止でしたが台湾新幹線では可能。
さらに車内販売もしているとか。

新幹線での移動中に台湾の駅弁を食べながら車窓を眺めていくのも楽しそう。
台北では雨模様だった天気も高雄に到着すると真夏の気候。

ヤシの木が茂り、南国らしい雰囲気。

今回の高雄観光の目的は三鳳宮にいくこと。
どんな風景が待ち受けているのでしょうか。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

台北最終日の朝。

連日、チェックしていたお店は全て長蛇の列で入れなかったので、この日はホテル周辺をグーグルマップで検索した時に偶然みつたけたお店に行ってみました。

朝から地元のかたの利用で賑わっていた「永和豆漿」。

地元の食堂という感じが満載。
台湾の普段の朝食が期待できそう。

座席を案内されると、日本語訳がついた注文票を渡されました。

注文票に必要な数を記入していく仕組み。

注文してしばらくすると、ズラッと調理が並びました。

豆乳スープの鹹豆漿、肉まん、小籠湯包、台湾のクレープ蛋餅。

台湾で食べたかったものばかり。

どれも安くて本当においしい！
肉まんのふかあ～っとした皮の食感は最高。

朝食後、元気が出たので永康街まで散策することに決定。

台北最終日に気になるお店に行こうと、来好に再訪。
昨日お店で見て、気になっていたものを購入。
可愛いデザインの中国茶やポーチなど。
漁師網でできたペットボトルホルダーは高雄で早速活躍しました。

来好からさらに数分歩いてたどり着いた「手天品」。

素材にこだわったパイナップルケーキ、焼き菓子などを提供している話題のお店。

午前中でも日本人の観光客がおいしいお菓子を求めて訪れていました。

余計なものが入っていないので、賞味期限が2週間ほどしか持ちません。
帰国後、旅の思い出と共にすぐに頂きました。

やさしい味わいで、丁寧に作られた焼き菓子。

ホテルチェックアウト後は台北駅へ。

高雄までの新幹線チケットはKKdayで購入。
外国人専用チケットで、二人同時に乗車すると1人分無料になるお得なプラン。

KKdayでチケットを購入後、台湾高速鉄道のホームページから利用日と時間を指定するひと手間が必要になりますが・・・。
お得に乗車できるなら頑張ります。

さらに当日までに台北の窓口で紙の乗車券に交換。

実際利用してみるとトラブルもなく、スムーズに紙のチケットを入手できました。

台湾高速鉄道 (台湾新幹線) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

新幹線の中は、日本の車両とほとんど同じ。

日本で見慣れた光景。

日本で見慣れた新幹線の雰囲気なので、車窓から見える景色まで日本の風景かなと錯覚しそうになります。

新幹線に乗る前に台北駅の構内で入手した駅弁。

大きな排骨がのったお弁当。

車窓を見ながら駅弁を頬張ると旅をしていると実感。

ぼんやりと長閑な風景を眺めて1時間半ほどで高雄に到着。

台北の雨が続いてスッキリしない天気から、真夏の様な陽射しの強い気候へと移っていきました。

台湾新幹線　高雄（左営）駅に到着。

駅からはタクシーでホテルへ。

今回滞在するホテル
ジャストスリープ高雄駅前館。

美麗島駅からも近くて、繁華街に出やすい立地のデザイナーズホテル。

ジャスト スリープ カオション ステーション (高雄駅前館) ホテル

案内された居室は15階。
障害物がないので自然光が入る明るい居室。

ツインベッドルームをリクエストしていたけれど、希望かなわず、ダブルルーム。

ただ、居室は広い。
小上がりつきで面白いデザイン。

ベッドの後ろにカウンターデスクのような細長いテーブルが設置されて、作業するのに便利。

浴室はバスタブが広め。
バスタブと別にシャワー室が設置。

床は滑りやすいため、スリッパをはいて浴室に入るのは気を付けるように注意書きがありました。

スナックやお茶・コーヒーは無料のうれしいサービス。

冷蔵庫のドリンクも無料でした。

作業用デスクの後ろのロールカーテンが浴室。
ロールカーテンを上げると浴室が全開で見える仕組み。

小上がりにも急須とお茶のセット。
日月潭の台湾茶がセッティングされていました。


このお茶はなんともまろやかな風味で良い香り。
上質なお茶だと思います。

小上がりは面白いデザインでしたが、ずっと座っていると腰に来る。
腰痛もちにはソファの方が楽かもしれません。

フロアには給水機の設置があり便利。

手もちのペットボトルが空になったら給水機で補充できました。

このほか洗濯機は無料だったのですが、乾燥機は有料。
洗濯まですれば乾燥機は使うよね。
微妙に有料だったのか惜しい。

ホテルを出て、町の中を散策。

高雄駅がかなり大きい。
ただし台湾新幹線の到着する左営駅とは離れています。

東京で例えるなら東京駅の様な存在でしょうか。

夕方の高雄の町。

道幅が広く、建物も大きい。
台北のような混雑もなくのんびりした空気感が流れます。

漢神百貨店。
高雄の高級デパート。
入口がリゾート感あふれる豪華さ。

漢神百貨 百貨店・デパート

日本では三越ならライオン、漢神百貨店では狛犬のような獅子がお出迎え。
ルイヴィトンを背景に。

中に入るとブランドもののショップが並んでいました。

地下にはフードコートやご贈答用のお菓子売り場などがあり、やはり日本で例えるなら三越や高島屋のような雰囲気。

もう一つの出口には魔よけのような獣のオブジェ。

一旦、高雄駅に戻ってから三鳳宮へ向かうことにしました。

高雄駅を出てすぐに目的地と逆の方向に歩いてしまい、
あわててグーグルマップを開いて軌道修正。

陽が落ちて、真っ暗になった住宅街を通り、道があっているのか不安になりつつ
本日の目的地、三鳳宮に到着。

中に入ると、目の前に広がる赤い提灯の迫力に圧巻・・・。

参拝客が願いを思いながら飾っていった提灯。
祈りの数だけ付けられた提灯の明かり。

三鳳宮 寺院・教会

迫力のある美しさに言葉が出てきません。

インターネットで「2階にあがれる」と情報収取していてよかった！

ここは入場無料で素晴らしいのですが、案内のスタッフはいないため、
事前に上の階にあがれることを知らなかったら、上からの眺めは見逃していたでしょう。

境内の脇に小さくて細い階段があるのを発見。

神様に拝観させてさせていただく御礼をしたあと、２階へ上がってみました。

2階からの眺め。

幻想的で美しい夜の寺院。

昼間は観光客で賑わっているそうですが、夜は数人の地元のおじさんが夕涼みをしながら境内の階段にのんびり座っているくらい。

提灯の明かりに目を奪われますが、境内の装飾も華やかで繊細。

日本では台湾の風光明媚な場所として九份が有名ですが、三鳳宮の迫力のある美しさも負けていません。

しかも混雑が無い分、こちらの方が気楽に観光できている気がします。

グーグルマップを片手に、暗くなった夜道を通って訪れた三鳳宮。

その分、迫力のある美しさが今では幻だったのかなと思うほど現実からかけ離れた景色でした。

たくさん歩いて汗だくになったので、夕食はホテル近くでみつけた三商巧福でテイクアウト。

牛肉麺のセットにしたら、高菜がたくさんついてきました。

三商巧福は台湾では有名なチェーン店。
東京の赤坂にも店舗があり、利用したことがありますが、安定のおいしさ。

さっぱりとした優しい味のスープでほっと一安心。

翌日は、７時ごろに起床して朝食へ。

宿泊料金に朝食が含まれていたので、簡単なものかと思ったら
種類豊富なブッフェでした。

サラダやフルーツの冷たい物から、煮物、炒めの物など温かい惣菜もあり。

肉まんやシュウマイなど点心コーナー

春雨の麺で作るスープのコーナーもありました。

今回の旅行中は野菜が不足していたように感じたので、ここでたっぷり頂きました。

台湾メニューも少しづつ取り分け。

窓が大きく、明るい雰囲気のダイニング。

朝食後の散歩は、高雄中央公園へ。

地下鉄の美麗島駅から移動します。

世界で美しい駅に選ばれたという美麗島駅。
ステンドグラスがはめ込まれたデザインの駅は実際に目にすると
なかなかの迫力。

美麗島駅 駅

天井を覆うステンドグラス。きらびやかな光に圧倒されながら乗り継ぎホームへと向かいました。

美麗島駅から一駅で高雄中央公園。

ヤシの木が茂り、緑の多い公園。

大きな池や開けた場所もあり、朝の体操をしているおば様グループや、ウォーキングをしている方など、地元の方にも活用されている憩いの場。

この日は、午前中から強い陽射しで眩しい。

高雄中央公園 広場・公園

公園の中をぶらぶら歩いていると、ガジュマルのような木には台湾リスがすばやく動き回っていました。

池には、鴨よりもっと大きな鳥がのんびりとひなたぼっこ。

公園の散歩を終えたら、空港へ向かう準備をしなくてはなりません。
高雄滞在ももうすぐ終わりをむかえます。

あっという間に帰国日。
高雄の景色も見納め。

時の流れはあっという間に過ぎ去って・・・。

ほんの少し前に台北に着いたと思ったら、いつの間にか最終日。
チャイナエアラインで成田空港へ向かいます。

成田行きのチャイナエアライン。

機内食はシーフードを選択。
トマトソースの洋風な料理。

高雄→成田の帰国便は連休の狭間の日でしたが、意外と空いている！

機内の後半の座席はだいぶ空いていたので、閉塞感を感じることなく、
のびのびと過ごしました。

慌ただしく、気が付いたら最終日を迎えていた春の旅行。

思い通りにいかないことも多かったのですが、その代わりに新しい発見もあり、やっぱり旅はやめられない。

高雄はもっとゆっくりしたかったので、次回は高雄・台南と南を中心の台湾旅行もいいなと、次の旅行プランを早速検討しているところです。