春の江川せせらぎ遊歩道散歩 2025～遊歩道を彩る花壇と鯉のぼり～（川崎）

2025/04/24 - 2025/04/24

江川せせらぎ遊歩道は、4月下旬になると春の花（園芸植物）が咲き誇り、せせらぎの上を鯉のぼりが泳いでいます。
ポカポカ陽気の午後に散策しました。

トップ写真は「ワンちゃんの顔」に見えるパンジーです。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・姫野ばら園八ヶ岳農場「オールドブラッシュ」
・松江の花図鑑「イモカタバミ」「ハナカザリゼリ（オルラヤ）」
・ハナプライム「カタバミ名前の由来」
・樹げむのTreeWorld「野草図鑑（シラン）」
・ガーデニングの図鑑「ジャーマンアイリス」
・花しらべ「パンジー」
・エバーグリーン植物図鑑「ユリオプスデージー」「ムギセンノウ」
・庭木図鑑 植木ペディア「ハナミズキ」
・野山の草花・木々の花 植物検索図鑑「キンギョソウ」
・花と緑の図鑑「カラー」
・四季の花図鑑「ガザニア」
・野田市「シラカシ」
・ウィキペディア「ムギセンノウ」「翼果」

エリア 溝の口・武蔵小杉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

「江川せせらぎ遊歩道」の案内図

JR南武線 武蔵新城と東横線 元住吉を結ぶ「江川せせらぎ遊歩道」。

今回は元住吉寄りの「⑥清流の道」（小関橋跡～明津橋跡間440m）付近を散策します。

ブローチになる「オールドブラッシュ」（明津橋跡付近）

四季咲きのバラです。

遊歩道周りは地元の方が美しい花を咲かせているので、これから紹介します。

紅紫色の「イモカタバミ」

5弁の花の中心部が濃い紫色で葯が黄色。
葉はハート形。

カタバミ（片喰）の名前は、夜になると葉が閉じて半分食べられたような形になることから。

清流の畔に咲く花の名は？

「そんなの知らん！」
　「正解で～す ･･･」
　　　花の名前は「シラン」。

葉は長楕円形で先が鋭く尖り、葉脈と縦筋が多く並んでいます。

紅紫色の「シラン」

通常、花弁は閉じ気味。

上向きの1枚と下向きの2枚が萼片、左右に広げた2枚が側花弁、中央が唇弁でひだが多い。

落ち着いた流れの清流

青色の「ジャーマンアイリス」

ヨーロッパ原産のアヤメ科アヤメ属の多年草。

花は、外側で下垂、あるいは水平に開いている外花被片（がいかひへん）3枚と、内側に立ち上がっている内花被片（ないかひへん）3枚で構成されています。

花の構造（ジャーマンアイリス）

外花被片には特徴的なヒゲ状の黄色の突起物が付いています。

内花被片の内側にあるのは、雌しべの花柱が3裂してそれぞれが花弁状に変化したもの。
雄しべは、雌しべの花柱それぞれに沿うように3個あります。

新緑の季節

川面に緑の新緑が映っています。

紫と白の「パンジー」

花壇の定番「パンジー」。

花の大きさが径4cm以上の大輪種がパンジー、径4cm以下の小輪種がビオラとされてますが区別は難しい。

「パンジーとマーガレット」

黄色い「パンジー」

紫色の「パンジー」

上品な花「シラン」

「ビオラ、パンジー」

ポカポカ陽気の午後は「くつろぎタイム」

「ユリオプスデージー」

原産地は南アフリカ。

茎や葉に軟毛が密にはえ、全体が灰白色に見えます。

花は鮮やかな黄色の頭花です。

花の背比べ･･･（ユリオプスデージー）

「ハナミズキ」の樹木

薄紅色の花？（ハナミズキ)

花弁のように見えるのは葉が変化した「総苞片」。

本当の花は中央部にある黄緑色の小塊。小さな花が10～20輪ほど集まって球状になっており、本当の花弁も4枚あります。

淡い赤紫色の「ムギセンノウ」

花には赤紫色の線や黒い点線模様があります。

名前の由来は、細長い葉が「ムギ」に似ているため、あるいは麦畑によく見られるため。
「センノウ」は花が京都の仙翁寺（廃寺）に咲いていたことから。

紫陽花に似ている「オルラヤ」

原産はヨーロッパ。和名は「ハナカザリゼリ」。

小さな傘状の花の集まり「小散形花序」は直径10～15cm。

花弁は白色で、外側の花弁は深く2裂し、内側のものよりも7～8倍大きい。

「ワンちゃんみたいな顔」の模様（パンジー）

「キンギョソウ」

原産地は地中海沿岸。

花は芳香のある合弁花で、花筒の先端は唇形となり、花冠片のうちの2片が上唇弁を、3片が下唇弁を形成します。

名前の由来は、ふっくらとした花形と色から金魚を連想したもの。

「どんぐりハウス」

どんぐりで作ったアクセサリーがあり、管理人が小さな子どもたちにプレゼントしていました。

水芭蕉に似た「カラー」

原産地は南アフリカ他。

花茎の先の白い仏炎苞（ぶつえんほう）は葉の変形したもの。

本当の花は黄色い棒状の部分です。

勲章のような「ガザニア」

原産地は南アフリカ。

頭状花は、周辺部に舌下花と中心部に管状花が集まってます。

「シラン シラン シラン」

花の名前を覚えましたか？

「春の花　勢揃い」

「春の花　勢揃い」

「シラカシ」の樹木

平日は人通りが少ない遊歩道です。

「シラカシ」

どんぐりがなる木。

「イロハモミジ」

色合いがいい「翼果（よくか）」（イロハモミジ）

翼果は果実の型の1つで、果皮の一部が翼状に発達したものです。

優美な「ハナショウブ」

よく見かける「ハルジオン」

気持ちよく泳ぐ「鯉のぼり」（小関橋跡付近）

仲良く並ぶ母と子の「鯉のぼり」

「鯉の空中のぼり」

「ふっくらした健康優良鯉（児）」

しきりに逃げる「お父さん鯉」

待って～と追いかける「お母さん鯉」

せせらぎの上を泳ぐ「鯉のぼり」

尾びれが美しい「鯉のぼり」

後ろの鯉のぼりは「ブリみたい」。

「鯉のぼり学校」（小関橋跡）

八重桜の「カンザン」（小関橋跡付近）

花びらが多い「カンザン」

「ヤマフジ」かな？

白花が美しい「ドウダンツツジ」

カルガモの赤ちゃんはこれからです。乞うご期待！