まだ訪れたことのない大阪の観光スポットを見て回りました。

2025/04/23 - 2025/04/24

神戸市まで行ったついでに、大阪のまだ見てない観光スポットを見て回り、そして大阪のグルメをいただきました。まず初めに神戸から阪神電車でなんばに出ます。なんばウォークから千日前筋に入り、自由軒、なんば花月、道具屋筋、道頓堀を観光しました。一日目の宿泊は宿泊費の高い大阪市内を避けて、難波から阪神電車ですぐの阪神尼崎駅前にある東横イン阪神尼崎駅前にしました。二日目の観光神戸市にも便利なロケーションのホテルです。
二日目は阪神電車に乗って元町に出ました。まず中華街に行き、次に三宮の長野屋で昼食(カレーそば)をいただき、フロインドリーブでお土産用のパンを購入して新神戸駅に到着しました。新幹線の出発時間に余裕があったので、新神戸駅からすぐのところにある自然(布引滝、布引貯水池)を満喫しました。

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは大阪の名物自由軒のカレー。千日前の交差点からすぐ近くにある自由軒難波本店です。織田作之助(通称おださく)の代表作「夫婦善哉」に登場する舞台です。瓢吉が蝶子に「あんじょうまむして食べや」というカレーです。ドライカレーの真ん中に生卵が載っています。上記のセリフは「(卵を)よく混ぜて食べなさい」という意味です。

自由軒 難波本店 グルメ・レストラン

これがその自由軒のカレーです。織田作お好みの名物カレーです。食べてみると、カレーの辛さが卵で押さえられています。

ミナミ千日前筋をさらに南に歩いて吉本新喜劇のなんばグランド花月です。平日というのになんば花月の前は笑いを求める多くのお客さんがいました。ここから道具屋筋に向かいます。

なんばグランド花月 名所・史跡

厨房で使うものなら何でもあるという道具屋筋です。東京の合羽橋商店街と同じ感じです。最近はインバウンド客にも有名で、こんなところまで外国人観光客が押し寄せていました。

千日前道具屋筋商店街 名所・史跡

道具屋筋は両側に多くの厨房用品を販売するお店がずらーっと並んでいます。見て歩くだけでも楽しいです。

道具屋筋からなんさん通りを歩くと大阪高島屋百貨店です。なかなか風情にある建物です。心斎橋大丸と同じように大理石を使った内装もすごく凝っています。幕末1831年に京都で古着木綿商の高島屋は創業しました。1898年に大阪心斎橋に進出します。現在の建物は1930年に難波に進出した当時のもののようです。

大阪高島屋 百貨店・デパート

高島屋の前から戎橋筋に入ります。夏場なら人気のアイスキャンディーを求めるお客さんの列ができます。まだ4月なのでお客さんは少ないです。もう一つ551蓬莱がありますが、この日は定休日でした。

北極 難波本店 グルメ・レストラン

戎橋に着きました。大きなカニが動く看板のかに道楽が目印です。ここはもう一つ有名なスポットがあります。グリコの看板です。

かに道楽 本店 グルメ・レストラン

おなじみのグリコの看板です。この看板をバックにしてインバウンド客が撮影する姿がたくさん見られました。夜も煌々とした看板になりますが、この看板をバックにした撮影は逆光になるので難しいです。

グリコのネオン 名所・史跡

お腹が空いたので道頓堀の今井で大阪名物きつねうどんをいただくことにしました。昆布だしの味とあげの甘さがうまくミックスした味はここしか味わえないと言ってもよいくらいの名店です。にぎやかな道頓堀の一角にここだけ別世界のようなお店です。

シンプルなきつねうどんですが、混布で出汁を取ったつゆが美味しいです。あげの穏やかな甘さがベストミックス。最高ですね。

道頓堀の名物の一つ、くいだおれの人形です。昔は「くいだおれ」という大きな食堂が道頓堀にあって、この人形がお店のシンボルでした。

一日目の予定(大阪ミナミのまだ行っていないスポット巡り)を終えて、この日は難波から阪神電鉄で尼崎に向かいました。大阪市内のホテルは予約が取りにくいですし、しかも宿泊費は激高です。電車料金を少し払うだけでリーズナブルなホテルに宿泊できました。東横イン阪神尼崎駅前は特急停車駅である尼崎駅のすぐ前にありました。

東横イン阪神尼崎駅前 宿・ホテル

神戸観光の第一歩は元町駅から歩いて中華街に行きました。美味しい中華の食べ歩きが目的です。

南京町 名所・史跡

南京町広場にある有名な元祖豚饅頭老祥記の肉まんを食べることにしました。創業して100年を超える老舗です。フワッとした生地に包まれた餡から肉汁が溢れてきます。人気店でいつでも行列ができています。現在はお店が改造中のようで南京広場の反対側で販売しています。

吉祥吉 南京町店 グルメ・レストラン

二日目の観光は神戸市です。神戸市では絶対食べたかったものがあります。それは長野屋さんのカレーそばです。丼に和風だしとカレーがうまく調和した出汁にそばが入っているだけですが、これがなかなか美味しいです。学生時代によく食べた懐かしい味です。

信そば 長野屋 グルメ・レストラン

これが長野屋さんのカレーそばです。シンプルなのですが本当に美味しいです。高架下の二階にお店があるので、頭上を通る電車のゴトンゴトンという音を聞きながら食べました。

お土産は何にしようかと前夜考えていました。やはり神戸ですから、パンにするかと思って、フロインドリーブの食パンを買い求めました。このお店は中山手通にあったころからのお馴染みです。現在は加納町交差点近くにあった教会を改造されてお店にしています。２階はカフェになっています。

フロインドリーブ 生田店 グルメ・レストラン

新神戸駅から10分ほど歩くと雌滝(めんたき)に着きます。この滝は高さ19mといわれて静かな感じの滝です。新神戸駅の近くに想像もできないような自然が残っています。

雌滝から徒歩8分ほどで雄滝（おんたき）に着きます。高さ 43mにもなる豪快な感じがする滝です。

布引の滝 自然・景勝地

急坂を登り詰めると布引五本松堰堤。見事な石積みの堰堤です。日本初の重力式ダムです。20年ほど前に近代化遺産「布引水源地水道施設」の一部になり重要文化財です。近代水道百選でもあります。石積みダムに見えますが、石を積んで型枠にし内部にコンクリートを充填しました。

布引貯水池の水は世界的に有名なKOBE WATERです。六甲残の花こう岩でろ過された名水です。美味しいでなく、赤道を越えても腐らない水として重宝され、外国船がわざわざ神戸に来航しこの水を飲み水として補給にきました。

布引貯水池 自然・景勝地

フロインドリーブの食パンを片手に帰りは新神戸駅から新幹線で福岡に戻りました。新神戸にのぞみが止まるようになって便利になりましたね。

新神戸駅 駅