2024/09/21 - 2024/09/22
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RAINDANCEさん
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この旅行記のスケジュール
2024/09/22
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この旅行記スケジュールを元に
アメリカ南部アラバマ州、ダラス郡の郡都であるセルマを訪れました。1820年に設立されたこの町は、南北戦争前は綿をはじめとした交易で、そして南北戦争中は南部の主要な軍事製造の中心地として栄えました。1960年代以降、産業衰退により寂れていき貧しい黒人が増える中、公民権運動における歴史的な出来事が起きた町でもあります。
★「ブラッディ」・サンデー(血の日曜日)」事件の現場となったエドモンド・ペタス橋をはじめ、公民権運動に大きな影響を与えた地を歩く。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎シーフード・ガンボ(クレオール、ローカントリー料理)
◎フライド・プラッター(アメリカ南部の揚げ物)
◎アメリカン・クラブサンド(アメリカ全土)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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以前にアラバマ州のモンゴメリーを訪れた際に、黒人差別と公民権運動に深く関わる周辺の町であるセルマとタスキギーを知りました。その際は時間が無くて寄れなかったのですが、今回改めてそのセルマとタスキギーを訪れてみました。(タスキギーは別旅行記)
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高速道路沿いには綿花畑。かつてアメリカ南部を支えた綿花産業、プランテーションの名残…まだ細々とやっている農家があるのですね。
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ホテルを取った基点の町、モンゴメリーから西へおよそ50マイル、クルマで1時間ほど走りセルマの町に到着。
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1820年に設立された町であるセルマは、南北戦争前の「キング・コットン」の時代には綿をはじめとした交易の中心地であり、南北戦争中は南部の主要な軍事製造の中心地の1つで巨大な製鉄所や鋳造所を持つ要塞化された都市でした。
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セルマのサインの横にある「シビル・ライツ記念公園(Civil Rights Memorial Park)」に少し立ち寄り。
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1965年3月7日に行われた、人種差別に対する公民権を求めてセルマから州都モンゴメリーまでを歩くデモ行進…その出発の際に、「ブラッディ・サンデー(Bloody Sunday)」…つまり「血の日曜日」事件が起こりました。
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セルマのサインからすぐの所に、アラバマ川に架かる「エドマンド・ペタス橋(Edmund Pettus Bridge)」があります。
エドマンド ペタス橋 建造物
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1965年3月7日、キング牧師(マーティン・ルーサー・キング・Jr.)の呼び掛けにより集まった、黒人の有権者登録妨害に抗議する約600人のデモ行進参加者が、セルマを出発点としてこのエドマンド・ペタス橋を渡ろうとしたところ、州および地元の法執行官によって棒や催涙ガスで襲撃されました。
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その現場がこの橋の上です。非暴力主義者であるデモ参加者が、州警察武装隊による暴力的な阻止により流血する事態となり、全米に流れたその映像をきっかけに世論は人種差別撤廃へと向かうきっかけとなった事件でした。
エドマンド ペタス橋 建造物
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橋を渡ったところにある右手の白い建物が「セルマからモンゴメリーへの歴史的更新に関する解説センター(Selma Interpretive Center of the Selma to Montgomery National Historic Trail)」…長いよ!
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…なのですが、リノベして開館準備中…といったところでしょうか。柵で囲われています。公民権運動の歴史を軸に観光での町おこしをしてる最中なのでしょう、市街はまだちょっと大手を振って観光客を受け入れる雰囲気ではないように感じました。
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橋から続くメイン通りと思われる「ブロード・ストリート(Broad Street)」。
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土曜日のお昼前後ですが、ほとんど人は歩いて居ません。あまり綺麗とは言えない格好のおじさんが歩いていたりして、ちょっと警戒してしまう感じ。
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ブロード・ストリートと交差する「ウォーター・アヴェニュー(Water Ave)」という川沿いの通り。橋の近くにはカフェがあり少し人が多めで賑やかでした。
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その通りにある「セント・ジェームス・ホテル・セルマ(St. James Hotel Selma)」、アメリカ南東部で唯一現存する南北戦争前のリバーフロントのホテルとのこと。
セント ジェームズ ホテル ホテル
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看板によるとこのホテル、南北戦争時の1865年に北軍のジェイムズ・H・ウィルソン将軍が、アラバマ侵攻のための司令部に利用した模様。
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ウォーター・アベニューにはミュージアムっぽいものが目に留まりますが、お世辞にも賑わっているとは言えません。ここら辺も、ちょっと警戒したくなる雰囲気。これは「奴隷制と南北戦争博物館(Enslavement & Civil War Museum)」。
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これは「オールド・デポ・ミュージアム(Old Depot Museum)」。何れも、開館しているのかどうかもわからず、入る気もあまり起きません。
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マーティン・ルーサー・キング・Jr.・ストリート沿いに建つ「ブラウン・チャペル・AME教会(Brown Chapel AME Church)」、1908年築のこの建物はアラバマ州建造物遺産に登録されています。1965年のセルマからモンゴメリーへの行進の出発点はここでした。
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キング牧師の像が建っています。キング牧師(マーティン・ルーサー・キング・Jr.)は1960年代の公民権運動の最も著名な指導者の一人、黒人解放の父とされる人物です。
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大通りのダラス通りに出ると大きな教会が目立ちます。こちらは「セルマ・ファースト・バプテスト教会(First Baptist Church of Selma)」、20世紀初期の建物。
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それと並んで立つ「メソジスト教会(Church Street United Methodist)」、現在の建物は1902年に完成。こういった、思わず目を見張る歴史がありそうでかつ美しい建物が少なくありません。
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一方で、市街の中心少しを外れると、寂れて廃れた感じが出てきます。
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冒頭に書いた通り、セルマはかつては綿花や製鉄などで栄えていたのですが、1960年代以降は農業と工業の衰退により人口も急速に減っていきました。
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現在では、アラバマ州で最も貧しい都市の1つで、住民の3人に1人は州の貧困ライン以下の生活を送っているそうです。そういうこともあって、正直なところ町の雰囲気はあまり良いとは言えなかったです。
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産業用物資を輸送するための鉄道も今や寂しい雰囲気。
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こういう雰囲気がノスタルジックで好き…という向きもあろうかと思いますので(実はうちの妻…こういう古い給水塔が大好き)、もしかしたら何れこの辺りも他のアメリカ南部の地域と同様に、廃工場を使ったモールや博物館とかに変わっていくかもしれません。実際この町は、公民権と人種差別に関する遺産観光に焦点を当て開発を進めているらしい。再開発はこれから…という風に感じました。
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さて、セルマをあとにしてモンゴメリー近辺に戻り、向かったのはこちらです。「ウィング・クリーク・モンゴメリー(Wind Creek Montgomery)」、モンゴメリー近辺には3つほどあるカジノの内のひとつです。
ウィンド クリーク カジノ & ホテル モンゴメリー ホテル
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ここはクリーク・インディアンの経営です。公民権の歴史を学んだ後は、先住民の歴史の一端をインディアン・カジノで学びます。(などとこじつけて…ただカジノで遊びたいだけです、はい。)
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初めて来ましたが、大き目めのカジノでした。アメリカでは、ラスベガスのようなカジノ合法の都市を除いてはカジノは違法です。ただし、全米各地のインディアン居留区では特別に認められているのです。その解説はこちらの旅行記にてhttps://4travel.jp/travelogue/11851602
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ここに寄った第一の目的はスロットなのですが、その前に…
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…ライブを見ながらのディナーです。
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いつもならクラフトビールなのですが、メニューの銘柄が良くわからなかったのでギネスにしました。アイルランドのビールですが。
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まずはハウスサラダ。
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これは「シーフード・ガンボ」、ルイジアナ州発祥のクレオール料理で、アメリカ南部のメキシコ湾岸一帯(ローカントリー)でもよく食べられています。
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そして「サザン・フライド・プラッター」、キャットフィッシュ(なまず)とシュリンプのフライです。アメリカ南部はやはり揚げ物!
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ライブが始まりました。有名ではないミュージシャンだと思いますが、さすが黒人というパワフルで上手いボーカル!賭け事をしないで飲食やライブ、スポーツ中継などを楽しむ人も少なくありません。
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しかし、カジノに来たからにはやはり勝負しなければ。妻の許可を得てこのスロットでひと勝負…一時はプラスになりましたが、その後は飲まれるというお約束パターン。40ドルほど負けました~。
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2時間ほど遊び、カジノをあとにします。
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翌朝…今回2泊したモンゴメリー郊外のホテルで朝食をとりをチェックアウト。
スリープ イン & スイーツ モンゴメリー イースト I-85 ホテル
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来るときにも立ち寄ったバッキーズに帰りも寄って、ガソリン&トイレ休憩とともに…
バッキーズ (オーバーン店) スーパー・コンビニ
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…ランチを調達。
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ジョージア州方面へ帰途に着きます。今回セルマとタスキギーを訪れてみて改めて、アラバマ州モンゴメリー周辺が同州のバーミンガムなどと共に公民権運動の中心地だったことを認識しました。あと、大きなカジノが3つもあり、我が家でのギャンブラー公民権が認められたおかげで楽しむことが出来ました(笑)。
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