2025/03/21 - 2025/03/22
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kyosakuさん
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日本やヨーロッパの新幹線のパクリだと言われながらも、あれよあれよと路線を伸ばし、世界最長の高速鉄道大国となった中国。
広大な国土ゆえ、高速鉄道導入の効果も大きく、従来の機関車牽引の客車列車を置き換えて時間短縮効果を発揮しています。
日本になくて、中国にあるのが「夜行+寝台列車の新幹線」
ネットで見ていると、従来の客車列車の4人1室の2段寝台車両でなく、一人一人が区切られた寝台となっている車両があるようです。
4人1室の寝台でも良いのですが、中国語を喋られない私としては、同室の人とのコミュニケーションは面倒。
せっかくプライバシーが守られる車両があるならば、乗ってみたいとかねてから思っていました。
コロナ禍も落着き、中国へのビザなし渡航も解禁、となれば思い切って乗ってみよう、と計画しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 中国東方航空 香港エクスプレス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ネットの情報では、乗りたい車両は3編成しかなく、北京西→深セン北を走るD901次と、反対方向のD902次に充当されていることが判明。しかもこの列車は週末にしか運転されないようです。
旅行会社のサイトで列車の切符を予約する際に、ほかの夜行列車と違って、切符の種類の選択に「軟臥」しかない列車であることを確認します。
「軟臥」と「二等車」が出てくる列車は、従来の4人1室タイプの車両です。
D901次の始発駅、北京西駅へとやってきました。北京西駅 駅
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駅の入り口でパスポートを見せ、列車の予約があることが確認され、荷物検査も受けて駅の中へ入ります。
今となっては、ここより巨大な駅はたくさんありますが、それでも日本の駅のスケールとは違います。北京西駅 駅
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電光掲示板でD901次 19:43発 深セン北行きは、10番待合室であることを確認します。
北京西19:43発、2400km離れた深セン北へは翌朝8:15の到着です。北京西駅 駅
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発車まで時間があるので、駅の中で夕食を採ることに。
吉野家、KFC、マクドナルド、永和大王などお馴染みのお店はありますが、北京らしく北京炸醤麺を食べることにします。 -
お店で炸醤麺と豆乳とのセット、49元を頼みます。
味はまずまずかな。 -
10番待合室に行きますが、大勢の客が改札を待っています。
これだけの乗客が同じ列車に乗るのか…。北京西駅 駅
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発車時刻の20分前になって、改札開始。
人民は身分証明書(日本のマイナンバーカード)を改札機にかざして行きますが、私はパスポートを係員に見せて改札を通ります。
この時、何号車の何番席かが表示されるので、確認するのを忘れないように。北京西駅 駅
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18番のりばに降りていきます。
窓が2段に設けられた車両が停まっています。
これこれ、乗りたかったCRH2E型寝台電車です。北京西駅 駅
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おとなり17番のりばにも、CRH2E型寝台電車が停まっていますが、ずいぶんと雰囲気が違います。というか、JR東日本のE2系のまんまですね。
ホームで写真を撮っていると、係員に怒鳴られてしまいました。
これ以上怒られるとまずいので、列車に乗り込むことに。北京西駅 駅
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私の席は3号車1番で、一番入口寄りの下段です。
北京西駅 駅
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すでに多くの乗客が寝台に収まっています。ほぼ満席?
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ここで明日の朝まで過ごすのです。
日本の昔の国鉄にあった開放型A寝台に似ています。 -
改めて自分の寝台をチェック。
ベッドが窓側に寄っている席と、通路側に寄っている席があります。
荷物をカーテンの内側に置くことができるのは良いかな。その代わりベッドが通路に近くて、他の乗客の気配は気になるかも。どちらも一長一短です。
テーブルの下が、隣の寝台の客の足が入っていることに。
カーテンを閉めれば、プライバシーもばっちり。
コンセントとUSB電源もあるので、スマホの充電もできます。 -
トイレもチェック。1両に洋式と和式が1か所ずつ。
明日の朝まできれいに保てるでしょうか? -
洗面台も1両に蛇口が2つあります。
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出発時刻の2分ほど前に、ドアが閉まり、列車は発車しました。
乗客たちはカップ麺など食べていて、いろんな食べ物の匂いが車内に漂っています。 -
25分ほど走って、最初の停車駅、涿州東に停車。
ここで14分ほど停まり、後続の高速列車2本に追い抜かれます。 -
8号車に売店があるので行ってみました。
食堂車ではなく、車両の一部が売店になっています。 -
お姉さんに「ビールある?」と聞くと、「あるわよ」と2種類出してくれました。
青島ビールの見たことのない色の缶を購入。20元でした。
あまり冷えてなかったけど、冷蔵ケースに入れられていたので、もうすこし時間が経ってから買いに来ていたら冷えたビールが手に入ったかも。 -
席に戻ると、男性の乗務員がワゴンに筒状のものを沢山載せて、乗客一人一人に配っています。
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事前にYouTubeで見ていた乗車記では、お菓子やおつまみの詰め合わせが配られていたので、それかと思って開けると、帆布でできたバッグでした。
おつまみの配布を期待して、ビールだけ買っていたのですが、裏切られました。
けど、乗車記念のいいお土産です。これはこれで嬉しい。
「人民鉄路為人民」と書かれています。 -
列車は245km/hの速さで走ります。
対向列車とすれ違う時は少し衝撃がありますが、それ以外は揺れません。
つまみ無しでビールを飲んで、酔っぱらったので眠りにつきます。 -
ひと眠りして目が覚めると午前1時半、列車は駅に停まっています。
お客の乗降はないですが、運転士が交代したようです。
スマホの地図で見ると、「武漢駅」
今や日本人でも知らない人はいない街になってしまいました。武漢駅 駅
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次に目が覚めると、空は明るくなり、すでに列車は広東省に入っています。
寝心地はいいのですが、デッキと客室を仕切る扉がないので、車両の端の寝台だと、トイレを流す音が頻繁に聞こえてくるのには閉口しました。 -
列車は定刻に広州駅に到着。
終点の深セン北まで乗り通しても良いのですが、広州の街を見物したいので、ここで下車します。
私の乗った3号車の乗客も、ほぼ全員下車しました。広州駅 駅
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向かい側のホームには、ディーゼル機関車に牽引された、客車列車が到着。
旅の雰囲気は客車列車が勝りますが、快適さでは新幹線でしょう。広州駅 駅
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パスポートを出口の改札機にかざし、広州駅前に出てきました。
夜行列車や夜行バス、いくら設備が豪華でも翌日は眠気が取れませんが、今回は疲れることもなく、翌日の行動をこなせました。
残念なのはこのタイプの車両が増える様子がないこと。
しかし中国の夜行列車、楽しめました。広州駅 駅
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