雲南省　元陽　泸西　羅平に行ってきた③

2025/02/18 - 2025/02/25

泸西に行きました。
どんな街なのかな?楽しみ半分、不安半分。行ってみたら街の中心部はすごくにぎやかだし、街自体もかなり大きかったです。
写真は城子古村。

エリア 中国

普高老寨さようなら。
結局運転手が見つからないということで老板が送ってくれることになりました。値段変わらず…
新街から个旧行きのバスは便が少ないからと拉車の溜まりに送ってくれた。新街のバスターミナルから少し下って小さなトンネルを抜けた辺りです。
ちょうどあと一人お客を待っていた个旧行きの拉車にのれました。50元。
南沙までは抜け道の山道を爆走、个旧バスターミナルまできっかり2時間でした。
相乗りの皆様、窓を開け痰を吐く、ゴミを窓から捨てる、どんなに寒くても自分が望むなら断固窓は開けたまま。わぁ中国やな～となぜか嬉しい。

个旧バスターミナル。大きなターミナルです。
12時発l泸西行きのチケットが買えました。40元。个旧まで来ると少し暖かくなりました。
泸西15時30分。

泸西バスターミナルからDIDI使って维也纳国際酒店へ。
初DIDI。このあともアリペイからDIDIは使えるんだけど買い物とかレストランはだめなことが多かった。なんでやろ?
このホテル新しいし、広いし、なんとトイレにはウォッシュレット付き。洗濯機と乾燥機も無料で利用できます。5000円程なのに!
そしてなんと言っても職員が親切。翌日城子古村に行きたいと交通手段を相談したら、チャーターは高すぎる、朝はここからタクシー呼ぶからそれでいける、帰りはまず村のガイドなどに相談する、ためならウィチャットでホテルに連絡したらなんとかしてあげる、直接バスターミナルに行ったら運転手にぼられるから必ずホテルに帰ってこい等々。5～6人がかりでいろいろ考えて助言してくださいました。女性職員の一人は「明日朝私がここにいるから声をかけてね。タクシー呼んであげます」といってくれました。感謝！

で泸西という街ですが、ホテルが一番の繁華街にあったこともあって周りはとても賑やか。人は多いしお店がいっぱい。
この賑わいの原点は何なのだろう?タクシーの運転手さんも口々に「なんで泸西に来たの？何もないのに」と言っていたのに。
広場ダンスもやってたよ。

朝ごはんも美味しかった。

城子古村は泸西から車で約1時間弱のところにあります。
白彝族が元々住んでいた所に漢族が流入してできた村だそうです。300年以上の歴史があると百度にはあったが、現地のガイドさんは1000年以上と言っていた。
建築様式に特徴があり、土掌房と呼ばれ依山而建，户户可通，家家相连を特徴とします。山の斜面に沿って建てられており。家から家へ通り抜けでき隣または上下の家がつながっているということだと思います。

タクシーの運転手氏もナビだよりの為裏口から入るような形になった。タクシー代76元。
そこにも簡易のチケットブースがありガイドと帰りの車の手配ができると言ってくれたのでお願いした。
ガイド2時間くらいで100元。入村料10元。帰りのタクシー代100元。なかなかのお値段でした。でもここまで来たのだから…
ガイドさんは30～40位の女性。私の中国語は上手くないのであなたの説明が分からないことも多いと思うが良いか尋ねたら、普通語でゆっくり話しますと言ってくれ確かにわかりやすかった。（多分？）
村の中で会社を作ってガイドとか車の手配とか村興しのような活動をしているとのことだった。
私の回った中で民宿が一軒、食事やお茶ができるところが2軒あった。
今村に住んでいるのはほとんど老人で若い人は出稼ぎにでているとのこと。途中出会ってガイド氏に話しかけるのも皆お年寄りだった。

建築様式としては漢族のものも取り入れられているそうです。

一軒の家の二階に上る。
そこは別の家のベランダ。

ベランダにある穴は空気抜けの為とのこと。真下は台所らしい。
必要ないときはこの石を被せる。

隣の家のベランダに続く階段。こうして外に出ず行き来できたとのこと。

山の斜面に沿ってできた村なので道は坂道だけ。
この石畳はかなり古いものとのことでした。踏まれて滑りやすいから要注意。

霧が晴れてきて川向こうの菜の花畑がとってもきれい。

山の一番上には昔の村の役所、今はお寺があります。

あんずの花がきれいでした。

ベランダ中央の大きな穴。
採光と換気の為とのこと。雨の時はどうするんですかと聞いたら、この下は庭になっているそうです。なるほど…でも寒そうだな。暖かい雲南ならではの建て方なのかな。

この坂を下ってきました。

車を待つ間待たしてもらった裏口チケットブースで水たばこをたしなむ地元の方。
初めて見たのでいろいろ尋ねたらきっと面倒くさくなったのかな。いなくなっちゃた。
これは私物なのだろうか？それとも共用するものなのか？興味尽きず。

この後ホテルまで無事送ってもらいました。
話好きのおじさんで私の中国語を字は読めるし書けるけど話すのが苦手なんだなと診断してくれて、途中は店の看板を読まされました。おっしゃる通りです。でもおじさんもなまってるよ！
昼にはホテルに戻れました。
羅平に向かいます。