魅力の蔵の街、発酵文化"味噌&酒"を巡る

2025/02/22 - 2025/02/22

信州須坂町並み散策～。須坂市に残る魅力たっぷりの重要伝統的建造物群保存地区に選定された街並みをゆっくり歩いた。塩屋醸造～遠藤酒造所などを観光ガイドが案内。

エリア 須坂(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

集合場所、蔵のまち観光交流センタ"くらっと"

整備された蔵のまち並み

笠鉾会館

7月の笠鉾巡行　11の町の山車が街を練り歩く

塩屋醸造・上原家は江戸後期に塩の販売を創業、その後味噌・醤油醸造。

味噌蔵、10棟の蔵は国の登録有形文化財指定

工場長 説明。樽には6t収容(大豆は茹でて潰されたもの、麹、塩)1年発酵熟成させるが近年の高温度化で早めに取り出し冷蔵庫に格納している。
100年ものヒノキ、サワラの大樽で天然醸造している。
古い蔵には麹菌や酵母がついている。樽は使用しないとダメになるしタガも壊れる。

樽には6t収容(大豆は茹でて潰されたもの、麹、塩)1年発酵熟成させるが近年の高温度化で少し早めに取り出し冷蔵庫に格納している。

古式の味噌玉も作ってもいる。普通の味噌屋は2ケ月くらいの大量生産で味噌を作る。塩屋醸造は自然醸造で長期間製法、風味・味覚が全く異なって美味い。

雰囲気の良い味噌蔵をコンサートやアンティーク会場に貸している。

エノキ味噌汁、甘酒をいただくがとても美味しい。

キター～二ノ&相葉

天然製法の味噌

バロック様式の大正ロマン、旧上高井郡役所(1917年建設、現在で7億円)
シンメトリー、現在耐震補強して市文書館。

陣屋稲荷、須坂藩は1万石小大名、屋敷神

遠藤酒造場は須坂藩、10代藩主直興夫人寛寿院、12代直武夫人寛栄院の隠居所跡。

ショップ、醸造工場は別場所

3種ティストした(純米吟醸OLBERS 、LONGMORE、しぼりたて原酒)

ふれあい館"まゆぐら"養蚕業は世界遺産になった富岡製糸工場地区が有名だが、長野県内でも岡谷、松本、須坂なども盛んだった。

まゆぐらは解体、移転でなくそのまま移動180m曳く(土台の下に鋼材や角材を入れ持ち上げて移動した)大工事だった。

カイコの一生。須坂は製糸業の成功で莫大な利益を得たがアメリカの1929年ウォール街大暴落やナイロン製の進出で倒産し没落した歴史。

繭から糸まで

須坂の街なみに多くの土蔵、繭蔵が建設された。須坂は製糸業の成功で莫大な利益を得たがアメリカの1929年ウォール街大暴落やナイロン製の進出で倒産し没落した歴史。

　三階繭蔵

旧牧家、土蔵&一枚板の玄関入口戸が素晴らしい。

土台、ぼたもち石積は安定感がある(栄村方式)

屋根瓦も動物模様で凝っている

墨坂神社

薬局との間に防火延焼させない"うだつ"設置

蔵の整備は所持している方の了解が必要