2025/01/30 - 2025/01/30
116位(同エリア428件中)
玄白さん
2週間前に松葉蟹グルメと雪景色を求めて島根に出かけてきたが、期待していた雪景色は見られなかった。なんとしても温泉で雪見風呂を楽しみたいという連れ合いの要望もあり、昨年冬に続いて蔵王へ。
初日は、宮城側から雪上車に乗って冬の蔵王のシンボル、樹氷鑑賞の旅というつもりだったのだが、島根旅行に次いでの失態を演じてしまった。宮城蔵王の樹氷ツアーが満員で予約が取れない!
宿はすでに予約済みだったので、何はともあれ、蔵王の麓にある遠刈田温泉には行くことにした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
雪上車による樹氷ツアーが予約できなかったので、いつもより遅い時刻に自宅を出発。11:30に白石に到着。
連れ合いが探し出したラーメンの店「中華亭」でランチ。地元の人気店らしく、すでに20人ほどの行列ができていた。付近は人通りがない地方の寂れた田舎町という風情だが、この店だけは行列ができ、駐車場に入りきれない車が路駐している。地元だけでなく、評判を聞きつけて県外から訪れる客もいるようだ。かく言う我が家もその一人だが・・・ -
メニューはいたってシンプル。通常のラーメン、チャーシューメン、メンマラーメンと基本は3種類のみ。それぞれに普通か大盛か、中華そばのみダブルが加わり7つのメニュー構成である。
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玄白はチャーシューメン、連れ合いは中華そばをオーダー。
スープは、鶏ガラと魚介のさっぱり醤油味。淡泊すぎず、油っぽくなく、とても美味であった。県外からも来る客がいるほどの人気店というのも頷ける。
店内はテーブルが4つ、カウンターが4人分とこじんまりしている。 -
今宵の宿にチェックインまでには、時間を持て余すことになった。JR東白石駅近くの白石川が白鳥の飛来地になっているので、暇つぶしに白鳥の撮影でもしようかと立ち寄ってみた。しかし、目当ての白鳥は、どこか近くの餌場に出かけているらしく、鴨の類のみ。
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一羽だけ取り残されて寂しげに羽根を休めていた。
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コハクチョウだろうか。朝には最盛期には500羽以上の白鳥が群れているらしい。
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少し早いが、遠刈田温泉の途中にある蔵王酪農センターに立ち寄り、チーズでも買おうかということにした。
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白石市内はほとんど雪はなかったが、蔵王町に入り国道457号を進むにつれて、徐々に雪が増えてきた。
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降る雪が少しづつ増えてきた。なんてことはない雪景色だが、ところどころ車を停めて撮影しながら、進む。
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我が夫婦、雪とは縁がない静岡県生まれ、育ちなので、雪国での生活は大変だろうと思いつつつつも、こんな雪景色をみると気分が高揚するのである。
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色彩がないモノクロームの世界だが、着雪した枯れ木には、独特の美しさがある。
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なにかの苗木が植えられている。鹿の食害に遭わないか、いささか心配になる。
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蔵王町にある蔵王酪農センターに立ち寄る。
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イチオシ
連れ合いがチーズセンターの売店で、チーズを物色している間、時間つぶしに降りしきる雪の中で、付近の雪景色の撮影だ。
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隣の畑や・・
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酪農センターの裏手の道路などをウロウロ・・・
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一段と雪が激しくなってきたので、車に戻る。
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あまりやることはないので、早めに宿に行き、チャックインまでホテルのロビーでのんびりしようかと、酪農センターを出発。
相変わらず、気儘にところどころで車を停めて雪景色撮影だ。雪が降るこんな天気なので、車の往来はほとんどない。 -
しんしんと降る雪。止む気配はない。
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竹林にも降り積もる雪
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イチオシ
遠刈田温泉の街中に来た。温泉街を流れる松川にかかる橋の袂には大きなこけしが据えられている。
こけしは東北地方、とくに宮城県で、さかんに作られている。とくに県北の鳴子こけしと仙南の白石こけしが有名である。鳴子こけしは、胴が真ん中でくびれた形になっているが、白石こけしはずんどうなので、すぐに見分けがつく。
由来はよくわかっていないが、子供の玩具だったという説が有力である。一時、貧しかった東北地方で口減らしのため、生まれたばかりの嬰児を殺した風習があり、「子消し」だという説が唱えられたことがあるが、これは俗説だという。 -
温泉街の北側にある大きな鳥居。刈田嶺神社に祀られている蔵王大権現の扁額がかかっている。
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郷社とは、神社の社格を表す言葉、県社の下、村社の上に位置する意味のようだ。行政区分で県と町村の間の郡のようなものらしい。
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飽きもせず、雪で彩られた木々の撮影。
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予定より一時間早く、チェックイン開始と同時にチェックイン。今宵の宿は、メルキュール宮城蔵王リゾートである。チャックイン後は、飲み物やアクティビティなどすべて宿泊費に含まれるオールインクルーシブシステムである。
昨年、奈良に旅行した際に、メルキュール系列のホテルを利用して以来、このオールインクルーシブのメルキュールがドーミーイン系列と並んで我が家のお気に入りとなった。 -
ホテルの設備を撮影する趣味はないが、一枚だけ部屋の様子をパチリ。
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窓から眺め
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夕食はバイキング形式。メニューは豊富だが、第1弾は控えめに。
飲み物は、ビール、日本酒、焼酎、ワインがそろっているのは当たり前、多種類のリキュールや炭酸があるので、必死ぶりにカンパリソーダを楽しむ。 -
イチオシ
ラウンジからは、バータイムには、庭の木々が照明されて幻想的な情景を眺めながらアルコールを楽しむひと時である。
続く
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