2024/09/29 - 2024/09/30
938位(同エリア1133件中)
おっ!さん
今回は、大人の休日?楽部パスを利用したフルの旅を計画しました。
メインは東京で孫の運動会観戦、チームラボ、ガンダム観望でしたが、まだ2日分の乗車が可能です。
さて、どこへ行こうか?
と考えたとき、行こうと思ってもなかなか届かない?!
伊豆半島の先っぽ、下田へ行こう!
となったのでした。
毎度ながらの即席企画でしたが、偶然にも日米和親条約から170年とか。
駅前にはつつましやかに幟旗がなびいていました。
しかも今回は、初めてタウンガイドの方をお願いして駅周辺を2時間コースで案内していただきました。
これは、小生のような半可通には是非ともお勧めです!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
伊豆の下田へは、伊豆急の踊り子号で行きます。
マニアではないですが、ちょっと特徴のある鉄道に乗るときは、やはりワクワクしますネ。
この車両で驚いたことは、座席指定券が発券されている座席は、その上にあるランプが点灯しているということ。つまり、自由席券で乗っている時には、そのランプが点いていない席ならOKということのようです。 -
電車は途中、熱海、伊東といったところで大勢の観光客を降ろし、早咲き桜で有名な河津を経て執着の下田駅に着きます。
駅のホームには、TV番組のプレバトで描かれた壁画(お手本)が掲示されていました。 -
駅前にある観光案内所でお願いしていたタウンガイドさんと待ち合わせ、いざ2時間コースの街歩きへ。
振り出しは、伊豆の踊子たちの宿になっていた甲州屋さん。 -
寺院巡りの始まりは、稲田寺から。
昔から下田沖は潮流が速くて遭難する船が多かったとのこと。
そんな船の1槽が積んでいて沈没し、流れ着いた仏像がここに安置されているそうです。由緒も行き先も分からないのだそうですが、大切にお祀りされていました。 -
下田は、ペリー来航で日本が開国した地で有名で、それに関係する唐人お吉の話が伝えられていますが、この写真に写っている坂本龍馬についても人生の転機となった地でもあるとのこと。
なんでも、土佐藩を脱藩してこの地に竜馬が滞在していたところ、下田に入港した船に乗船していた土佐藩の山内容堂に、同時期に入港してきた勝海舟が間をとりもって竜馬の脱藩の罪の許しを請い、認められたとのこと。
ゆえにこの地は竜馬飛翔の地なのだそうな。
写真左(画面外)にその説明版と、勝海舟からの朗報を待つ竜馬くん像があって、その頭を撫でると朗報が訪れるとか・・・ -
少し行くと、市民文化会館の前に、当時の大砲が展示してあります。
製造年(1837)から見ると、開国の20年くらい前のもので、射程がどれほどかは判りませんが、さすがにこんなもんで黒船に立ち向かおうとするのは無謀だと気付いたのでしょうね。 -
江戸と関西を繋ぐ海路の要衝に位置する下田は、仏教各宗派の集合地でもありました。
その中でも徳川家との結びつきが強かった日蓮宗の了仙寺は、ペリーとの条約締結の会場にも使われた場所で、今回のガイドツアーでは一番、下田駅から遠い場所にありました。
ここは、黒船からペリーが上陸した地点から真っすぐ、いわゆるペリーロードを通って行き着くところでもあります。 -
ここがペリー上陸地点から川を遡って了仙寺に至る道、いわゆるペリーロード。
多少の護岸工事や建物改修などはあったと思われるけれど、川幅や道幅は当時のままというので、ここを大男のペリー一行が、ゾロゾロと歩いて来た光景たるや、壮観という表現より睥睨といったほうが相応しいかもとさえ思われます。 -
周辺の建物は、防火と美観の機能を併せ持つなまこ壁が多く見られます。
今はこの技術を持った職人も減っているそうで、景観を維持するのが課題となってきているらしいです。 -
ペリーが上陸した地までたどりました。
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道すがら、多くの歴史的建物になまこ壁が残されていました。
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伊豆では、花崗岩の伊豆石というよい建築材として良質の石が採れたそうで、その石で作られた名家の蔵が、ギャラリーとして公開されていました。
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マンホールのデザイン
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橋の欄干
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この日の宿は、10畳の和室。2人で泊まるには、持て余してしまいそう。
いつもの如くネット予約でしたが、カラオケルーム1時間、夕食バイキングにはアルコール飲み放題付きなのに格安! -
翌日は、昼の電車までのつなぎ。
下田駅前からロープウェーで登ることにしました。 -
下田駅の目の前に迫る寝姿山。
頂上にはぐるっと回る遊歩道が整備されています。 -
下田湾を見下ろせる頂上には、黒船を監視する見張所があったそうです。
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大砲もしっかりと設置。
活躍することがなくここに存在していることは、なによりでした。 -
これにて駆け足の下田ツアーは幕を下ろします。
ちょうど昼でしたが、食堂に入っている時間はなかったので、駅前の無料足湯を堪能し、コンビニで弁当を調達して乗車したのでした。
今回のガイドツアーでは、全て徒歩圏内の見学でよかったのですが、施設や銘板をじっくり読む時間はとれなかったので、次回には今回の予備知識をベースに深く掘り下げたいと思います。
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