海住山寺・恭仁京跡

2024/11/11 - 2024/11/11

父とのお出かけ4日目です。

海住山寺に行った後、恭仁京跡へ立ち寄ってきました。

エリア 木津・加茂(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

父とのお出かけ4日目。


海住山寺（かいじゅうせんじ）へ行ってきました。

ちょうど文化財特別公開中でしたので

良かったです。

奥は文殊堂。

五重塔。

国宝です。

稲荷社などが、塔の奥に祀られていました。

五重塔、小ぶりではありますが美しいですね。

もうほんの少し早ければ内部も見ることができましたが。

解脱上人の御廟がありますので

見にいってきました。

解脱上人貞慶、鎌倉時代の高僧であります。

元々は興福寺に居られましたが、

晩年はこちらへ移られたとの事。

周辺にはほかの墓石などもありました。

静かなところでいいですね。

降りていきますと、

町石もありました。

町石と言いましたら、以前旦那様と高野山を町石を辿って行ったときは

きつかったなあ…と思い出しました。

鹿さんに思わず、ここは奈良？と思いますが、

まだここは木津で京都です。

車で来ましたので、いったん表の門のところまで

降りてきました。

なのでこっそりこちらの門から入り、

もう一度境内へ戻ってきました。

ちょっと本堂の前にユニークな狛犬さんがいらして

気になっていました。

古いものなのでしょうか。

乳飲み子を抱えてるようにも見えました。

こちらは雄のようですね。

なすのこしかけ。

いい色していますね。

お漬物みたいな色合いです。

そういうことなのですね。

降りるとき、途中で車を停めて、

パチリ。


急坂ですので、父が戻ってきたら車が移動してたら、

と心配していました。

移動してましたらもう廃車でしょうね…

こちら、古い昔恭仁京があったそうです。


「みかの原　わきて流るる　いづみ川　いつ見きとてか　恋しかるらむ」

百人一首の句です。

この瓶原（みかの原）を見下ろすように三上山の中腹にありますのが

海住山寺です。


この後、車で降りていき、恭仁京跡へ立ち寄ってきました。


行きがけはまたナビ通りに恐ろしく狭い民家のスレスレの

急坂を上がっていき、次行くことがあれば絶対歩きで行く、

と言ってましたが帰りはちょっと広めの道を降りてくることができ、

ホッとしました。


ですが、総合的に歩きがいいかと思います。

海住山寺にありました

ソテツの木にシノブがほんのり色が変わって

きれいでした。

冬になると、葉が落ちるのでしょうか。

それにしましても、ものすごく寄生されていますね。

海住山寺に行った後、恭仁京跡へ立ち寄ってきました。

平安京よりも前にわずか数年だけ

ありました、幻の都。

ひっそりとその跡だけが残されています。

ここは塔跡でして、

七重塔だったと案内には書かれていますね。

奥の山が海住山寺の方かと思います。

人もほとんどいませんで、こうしたところに佇んでいますと

何か昔にワープしてきたかのような不思議な気分になります。

コスモスも暖かく、気持ちよさそうに咲いていました。

左奥の大極殿跡の方も少しのぞいてきました。

こちらはかなり草がたくさんで

埋もれていました。

このちょうど横に恭仁京小学校がありまして、

木造の校舎の中で月曜日でしたので

子どもたちが授業を受けているところでした。


なんとも長閑でいい環境ですね。

学習館ものぞいてみましたが、お休みでした。

その後実家であんかけラーメンを食べ、

早めに混まないうちに帰ってきました。

長くなりましたが父とのお出かけ四日間

充実しました。