2024/11/27 - 2024/11/27
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キートンさん
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死ぬまでに歩きたいトレッキングルート、それは世界の屋根ヒマラヤ山脈の奥地へと向かうエベレスト街道。
参加したカトマンズ発着のエベレスト街道トレッキングは10日間のツアーで、トレッキングは昨日で終了し10日目は飛行機でルクラからカトマンズへ飛行機で戻るだけ。
予定では、午前中のフライトでカトマンズに戻り、午後はカトマンズ観光ができるはず。
しかし、ルクラ~カトマンズ間のフライト事情は予想以上に不安定な状況。
カトマンズ観光どころか、最悪明日までに戻れなければカトマンズから日本に帰るフライトにも間に合わなくなる可能性も・・・
この旅最大の危機は回避できるのか?
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7時前、今のところ天候は悪くなさそう。
問題はこの天候がいつまでもつか、カトマンズの状況も問題ないのかということ。 -
本日の朝食が10日間トレッキングツアー最後の食事となる。
いつものようにブレックファーストセットでオムレツをチョイス。 -
イチオシ
7時過ぎ、山の方向も天気は良さそう。
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遠くに見えるのは、ナムチェの宿からも見えていたコンデ(Kongde)か?
-
朝からヘリコプターが飛ぶ音はするものの、飛行機が飛ぶ音がなかなか聞こえない。
こちらはいつでも出発できる準備はできている。 -
9時頃になると、上空に雲が広がり始め、怪しい雲行き。
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9時30分頃になると、ようやく飛行機の発着が始まった。
ちょっと遅くない?
ルクラ~カトマンズ間は3社くらいの航空会社が運行している。
ツアーで利用するSITA AIRは、ルクラ~カトマンズ間を通常2機で往復しているそうだが、なぜか今日は1機しか飛んでいないという情報が入った。
その後の情報では、今日のフライトはカトマンズまでではなく、途中のラメチャップ空港までになりそうだという。
そうなると、ラメチャップ空港からカトマンズまでは、5~6時間のバス移動となる。
この時点で、今日はカトマンズまでの移動だけになり、カトマンズ観光は明日のみとなった。 -
いつ搭乗の連絡が入るかわからないので、部屋か宿付近で待機の状態が続き、土産探しや散策もできいない。
昼前になると、ガイドにS氏から今日の便では帰れない可能性が高くなったと告げられた。
もしそうなると、カトマンズのホテルはすでにキャンセルしても100%チャージがかかるし、ここでの宿泊費と今後の食事はツアーに含まれないので、自己負担になる。
ここで1泊2食すると約2,000ルピーだという。
ネパールで使う現金は200ドルを予定していた。
100ドルはガイドのチップ、100ドルは空港で両替した13,200ルピーで、ポーターのチップ4,000ルピー、飲み物、シャワー、充電費などで約7,000ルピー使ったので、ルピーは2,000ちょっとしか残っていない。
どう考えても予備費の支出は避けられない。
今日のランチはとりあえずカロリーメイトやナッツ類など持参の携帯食で済ますことにした。
今日のフライトに乗れなかった場合、明日一番のフライトは何とか確保できているという。
ただ、明日の天気次第なので、欠航にならない保証はない。
明日、カトマンズ・トリブヴァン国際空港21:00発バンコク行きTG310便に乗れなければ、いよいよ改めて復路の便を手配しないといけなくなる。 -
最悪のケースを想定して、どう行動すべきか頭の中でいろいろ対策を部屋で考えていると、12:30前に部屋のドアがノックされた。
空港から連絡があったので、すぐに出発だという。
というわけで、小走りでテンジン・ヒラリー空港へと向かった。 -
テンジン・ヒラリー空港の小さな待合室。
別に小走りで来るほど急ぐ必要はなかった気がするが、とりあえず今日中にカトマンズに戻れそうだ。
ただ、天候は急変する可能性もあるので、油断はできない。 -
13時頃、ラメチャップ空港行のSITA AIR機に搭乗。
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この便の最後の搭乗客となった。
乗ろうとしたら席がなかった、なんてことになると最悪だ。
ホントにヒヤヒヤさせられる。 -
左の窓からは、山腹を通る道が見えるが、土砂崩れらしき部分も見える。
車が通っているようには見えないが、ジムニーくらいは走れる幅員があるようにも見える。 -
しばらくすると、凄い棚田が見えてきた。
-
イチオシ
日本にも棚田は各地にあるが、これほど急峻な斜面の棚田はないと思う。
フィリピンのコルディリェーラの棚田にも匹敵するスケールじゃない? -
離陸後15分もすると高度を下げてきた。
-
13:20過ぎ、ラメチャップ空港に到着。
飛行機を降りるとターミナルの建物には入らず、そのまま門から外に出る。
標高が2,000m以上下がったので、暖かいを通り越して暑いくらいだ。 -
門を出ると1BOXのバスが停まっている。
バスはすぐには出発せず、次のフライトが到着するまで待つようだ。 -
14:30前、ようやくラメチャップ空港を出発。
幸い意外といいシートで、満席でもなかったので隣の席は空いていた。 -
走り始めて10分もすると、山の中腹を走っていた。
右下に流れるのはタマコシ川。 -
山の中腹を走るので、車窓の見晴らしが良い。
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午後に予定していたカトマンズ観光はできないが、ネパールの地方の車窓を見ながら移動するのも悪くない。
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タマコシ川に架かる歩行者用の吊り橋。
このあたりで、スンコシ川と合流している。 -
15時頃、スンコシ川を少し下った地点で橋を渡る。
渡る手前で何か検問を行っていた。 -
スンコシ川を渡ると、スンコシ川の右岸を上流に向かって走った。
車が渡れる橋が少ないせいか、かなり迂回したルートになる。 -
再びタマコシ川とスンコシ川の合流付近を通るので、15分前に見た吊り橋も見えた。
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スンコシ川にも歩行者用の吊り橋が架かっている。
ネパールの地方は人口密度が低めなのもあるだろうが、車が少なく車が渡れる橋より歩行者用の橋の方が多そうだ。
歩行者用の橋の方が経済的だからという理由もあるだろうが。 -
スンコシ川の川幅が広すぎて巨大な中州。
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16時前にDwarebako hotel and lodgeで20分程度の休憩。
軽食を摂る時間はあるが、トイレだけでもOKだった。 -
レストラン裏の風景。
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ニワトリが放し飼い。
ここからは9月末の水害で道路が寸断されたので、未舗装道の迂回路の区間が結構あるという。
なので、揺れを覚悟しないといけないようだ。
カトマンズ着も21時頃になるかもしれないという。 -
道路が寸断された区間の迂回路は、主に河川敷に造られていた。
歩行者用吊り橋の下をくぐる。 -
揺れるうえにスピードが出せないので、時間がかかりそうだ。
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久しぶりに見る、車が通れそうな吊り橋。
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水害の生々しい傷跡が残っている。
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9月26日から3日間降り続き、26日と27日に記録された降雨量は、ネパール観測史上最大だったという。
死者は200人以上で、道路、橋、建物、医療施設などに甚大な被害が出た。 -
増水で洗堀され、崩れた崖が続いている。
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復旧作業の人々。
甚大な被害にも関わらず、土木作業の重機を見た記憶がない。
どう考えても重機が不足している。
マンパワーに頼らざるを得ない復旧作業が、ネパールの厳しい状況を表している。
ネパールは地理的に工業が発展しづらい環境のせいか、アジア最貧国の一つだという。
ちなみに経済援助額は、歴史的に関係の深いイギリスに次いで日本が世界第二位で、日本とネパールの関係は良好である。 -
右上に被災した本来の道路が見える。
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どっぷりと日が暮れた18:30頃、パネパという街を通過した。
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19:20頃、意外と早くカトマンズの市街地に入っていた。
信号待ちの二人乗り兄ちゃんの耳当てが、どう見ても日本発祥のキャラクター。 -
19:30過ぎ、タメル地区の近くでバスを降り、本日の宿 KARMA Hotel Nepal へと徒歩で向かう。
街はまだにぎやか。 -
19:50頃、無事 KARMA Hotel Nepal に到着。
一時は明日のバンコク行のフライトにも乗れない最悪の事態まで心配したが、予約していたホテルにチェックインして、明日はカトマンズ観光できるまで、予定変更は最小限に抑えられた。
ガイドのS氏とはここでお別れ。
今からポカラまで8時間以上のバス移動らしい。
北海道のお得意様がアンナプルナ方面のトレッキングツアーのために待っているとか。 -
20時頃でも付近の店舗は営業していて、近所の HIMALAYAN TAKEWAY で夕食のサンドウィッチを購入した。
-
チェックインしたツインの部屋。
ブッキングコムで予約し、1泊朝食付き25ドルだった。 -
テレビ、ポットがあるが、冷蔵庫はなかったかな?
1Lのミネラルウォーターがついているがありがたい。 -
洗面とシャワー。
3日目にナムチェのロッジで浴びてから、実に一週間ぶり待望のシャワーだ。 -
トイレットペーパーがあるし、日本並みにきれいな洋式トイレ。
そして何より夜でも寒くない。 -
ベランダ付きで向かいは意外ときらびやかなネオン。
-
HIMALAYAN TAKEWAY で購入したベジタブルのサンドウィッチ。
250ルピーで結構なボリューム。
ゴーキョトレッキング10日間のツアーは最終日に波乱があったものの、無事終了することができた。
海外でのトレッキングはある程度の経験があったものの、世界の屋根を見る9日間連続のトレッキングは、山の景色もスケールが違った。
天候に恵まれ、ある意味僻地にも関わらず食事がとても美味しかった。
だからと言って最高だったかというと、それも少し違った。
体調は何の問題もないように見えて、動脈血酸素飽和度(SpO2)が低いという理由でゴーキョピーク登頂を断念せざるを得なかったことは、モヤモヤ感が残った。
晴天のゴーキョピークからのパノラマを見ることができなかったことはもちろん、マカルーを一度も目にすることができなかったのは、残念である。
時間を惜しんで観光を詰め込む旅のスタイルを好む者にとって、休養も必要とはいえ暇が多すぎる日々は、個人的には充実感に欠ける感じがした。
宿泊者に日本人がそれなりいればそういう時間も楽しめたのだろうが、9泊のうち3日目の夜だけだったので、あまりにも少なかった。
語学力(主に英語)を含めたコミュニケーション能力の不足が原因ではあるが、ロッジでのアウェー感は否めなかった。
ツアー費用の13%の税金が必要だったことを、事前にではなくツアー当初の支払い時に聞かされたことも、ツアー会社のイメージを悪くした。
一番辛かったのは、高山病予防のために水分補給を多めにしたために、寒い夜中に寝袋から出て何度もトイレに行かないといけないことだった。
実は、今回問題なくゴーキョピークに登頂して無事トレッキングを終えることができれば、2025年は日本の旅行会社のツアーでキリマンジャロに挑戦しようという構想を持っていたが、今回の結果を踏まえてその構想は白紙に戻った。
ネガティブな印象を並べてしまったものの、エベレスト街道トレッキングは、かけがえのない良い経験になったことに変わりはない。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ほいみさん 2025/01/06 14:28:25
- お疲れさまでした。
- ラメチャップ経由でのカトマンズ入り、お疲れさまでした。予定した日に帰れない方も多いと聞いていたので、ほぼ予定通りにカトマンズに戻れたのは幸い・・・と言っていいのでしょうか? キートンさんのトレッキング日記は緻密で分かり易く、今後ヒマラヤトレッキングを目指す方の参考になると思います。
>動脈血酸素飽和度(SpO2)が低いという理由でゴーキョピーク登頂を断念せざるを得なかったことは、モヤモヤ感が残った。
ほんと不思議な話です。今はSpO2計が安いですから(3000~4000円)自分用のを購入しておくのも手かも。我が家でもコロナ騒ぎで買いましたがネパールには持って行きませんでした。最近の多機能ウォッチはSpO2も測れるので使ってます。精度は期待出来ませんが、高度による変化は確認出来ます。
キリマンジャロ、私もパックツアーで登りましたが大変なのはアタック日だけで、当日までいかに体力を温存しつつ、高所順応出来るかが勝負みたいです。+
そうそう、ターモでのギャルツェン氏のお話動画は、後で私のトレッキング日記の最終回の最後にリンクしておきます。なんてったって、出演?許可を確認してないですし、目立たない様に時間差でアップしました。関係者からクレームが付くことは無いと思いますが、もしものこともあるので、1ヵ月くらいしたら削除するかも。
ほいみ
- キートンさん からの返信 2025/01/06 19:28:43
- RE: お疲れさまでした。
- こんばんは、ほいみさん。
書き込みありがとうございます。
旅行記を評価していただき身に余る光栄です。
確かにSpO2計は高山に限らず、自分の特性や傾向を知っておく意味でも、持っていて良いかもしれないですね。
今回のトレッキングでは、往路でもう1日長めの行程だったら、ゴーキョピークに登頂できたんじゃないかと思っています。
キリマンジャロ登山は趣味程度の登山ではひとつの到達点かと思ったので、チャレンジする価値があると思いました。
S社のマチャメルートの日程表では、標高4640mのキャンプまで5日間、アタック日が標高差1250m上り2080m下りと標高5895mを登頂するには私にとってタイトな行程に思えます。
ツアーに一人参加すると総額で今までの旅に比べて高額になるので、ある程度登頂の自信がないと決められないのが実情です。
同じ費用をかけるなら、個人旅行でかなり充実した内容の旅ができるので、そっちの方針で次回の旅を思案中です。
変わり身が早いですよね。
ギャルツェンの動画拝見させていただきました。
私の聴力では聞き取りにくかったですが、最初のマカルーの話は妙子さんのことかな?
そのあとの話は、ギャチュンカンで山野井夫婦が遭難したと判断してエベレストB.Cまで知らせたあと、生還した山野井夫婦のお世話をした話かなと思いました。
貴重なギャルツェン本人の動画、楽しませていただきました。
キートン
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