2024/12/21 - 2024/12/21
25846位(同エリア26342件中)
せいじさん
2日目はホテルで朝食後、明洞周辺を歩くことからスタートです。ホテル前は降っていなかったのですが、すぐ雪がうっすら積もっています。空気の冷たい朝です。
5年ぶりの旅行で、変わったことが多いです。以前はデジカメを必ず持ってきたのですが、今回は写真・動画はスマホのみでデジカメは持ってきません。E-Simを日本で申し込んでいて、空港で切り替えが簡単でした。写真、地図、道案内はスマホが役にたちます。地図ソフトは、グーグルは入っていますが、韓国用にNAVERマップ、コネスト地図を入れてきました。コネストは特に詳しく、レストランの紹介記事もあり、一人旅で利用可、タッチパネルで注文、日本語対応の店などが分かります。
街歩きで方向が分からなくなることがしばしばあり、地図ソフトで現在地を確認して歩きました。
午前は、明洞周辺から歩いてNソウルタワーに登りソウルを一望しようと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ZIPAIR
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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明洞のホテルから歩きだすと路面が濡れていて、天気が心配になりましたが歩く人はだれも傘をもっていません。ちょっと離れると雪が積もっていました。4号線の明洞駅出口1番をめざします。
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そこから歩くと5分くらいで坂を上っていきます。すると南山芸場公園(ナムサンイエジャン公園)に着きました。公園の端に、変な建物がありました。加藤さんの本(深掘りソウルガイド)によると「記憶6」という建物で、韓国の軍事独裁政権の時代に、国民の監視と統制をしていた中央情報部6局が置かれていました。その建物です。
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「記憶6」を過ぎると、やや上のほうに、おかしな建造物と棒状の物が見えます。
コンクリートの構造物は、よく見ると中に日本人の名前を刻んだものが逆立ちして見えます。ここは統監官邸跡です。
統監と言っても何のことか? 歴史を振り返ると、1905年、大韓帝国の外交権を奪って「保護国」とする「第2次日韓協約」(韓国側は乙巳条約 ウルサ条約)が
締結されたときに、大韓帝国を支配するために統監府が作られました。その統監府の責任者である統監が住んでいた所です。
このコンクリート片、統監府前にあった林権助の銅像の台座です。わざわざひっくり返して建てられています。 -
逆さの題字を読むと、「男爵林権助君像」
1900年代初め、駐韓日本公使だった林権助(はやしごんすけ)です。林権助は日本帝国主義の韓国支配を完成する上で重要な役割をはたした人物です。 -
裏側に説明文と当時の写真
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日本語で説明されています
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逆に立てた銅像
林権助 (はやしごんすけ 1860~1939 1900年に駐韓日本公使として赴任)は、高宗皇帝及び大臣を脅迫し、乙巳条約(1905年11月17日、徳寿宮・重明殿)を強要するなど、併呑の足がかりを作った人物として知られている。
当時の大日本帝国は、その功績によって林に男爵位を与え、大韓帝国が国恥(1910年、8月22日 総理大臣であった李完用と韓国総督の寺内正毅が署名、29日発表)を受けた場所である韓国総監官邸に銅像を建てた。
光復70年を迎え、散らばった銅像の残骸を集めて逆さに立てて恥辱の戒めとする。
1910年の韓国併合を、ここでは併呑と表現しています。
恥辱、国恥(こくち)という漢字が韓国ではよく出ます。国を売ったことへの戒めの言葉です。日本では想像もつかないことですが。 -
その隣に、棒状のものが多数建てられています。色がついています。ここは、日本軍「慰安婦」記憶の場が去年まで設置されていたそうです。去年ソウル市によって撤去されましたが、今は代わりにパープル柱が立っています。
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雪景色となった「記憶の場」です。
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説明文 日本語表記はなし。
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記憶の場 と英文で説明がありました。日本語説明はありませんが、ここが統監官邸跡で、日本軍従軍慰安婦となった犠牲者を追悼する施設だったことがわかります。
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総監官邸跡に建てられた標識、Trail of National Humiliation 国恥の道 と書いてあります。
高さが1910ミリ、韓国併合の1910年を表しています。 -
公園を出て、広い通りを上っていくと「乃木神社址」という標識が出てきます。日清・日露戦争のことになると必ず出る乃木元帥を祀った神社址です。学校の敷地内に「手水舎」の残骸があるそうです。行きませんでした。
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京城神社址という標識もあります。かつて、日本占領期に、この一帯が京城神社、乃木神社、朝鮮神宮など日本人の精神を称える場だったことを示しています。
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やっと南山Nタワーに登るロープウェーまで来ました。片道の切符を買って乗り込みます。帰りは坂道を降りることに。
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ロープウェーからの眺め、雪雲でいまいちです。
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上に登ってきました。
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ソウル風景 雲でよく見えません。
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南山頂上の風景 鍵がたくさん、各地でよく見ます。
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ロープウェー終点にあります。l
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展望台の前で
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タワー展望台からですが、北側の方向です。ソウルの全景を見たいと思ったのですが、天候が邪魔しました。周りを囲む山々がよく見えませんでした。
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