2024/05/26 - 2024/05/26
344位(同エリア552件中)
kuraさん
ウランバートル市内を縦横無尽に走る路線バス。一回当たり500MNT(約20円ちょっと)と格安で乗れる市内の路線バスで一番利用頻度が高いであろうM1系統のバスで西の終点まで乗ってみた記録です。
M1系統はウランバートルの中心部を東西に貫くエンフタイワン通りを行ったり来たりするバス。途中、スフバートル広場やガンダン寺、ノミンデパートなど、市内の主要観光地を通ります。
今回は、このバスに乗って西の終点の5-н шар(タヴァン シャル)に行ってみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ウランバートル市内のバス停の名前は、社会主義時代の名残か、●番商店、●番薬局、●番アパートなど数字に関するものが多いが、5-н шар(タヴァンシャル)は、日本語に直訳すると「5つの黄色」みたいな意味である。以前、モンゴル人にこの名前の由来を聞いてみたところ、「昔5つの黄色い建物があったからだ」という話をしていたため、今もあるのか興味本位で見に行ってみた。
(写真は、大雨で冠水している道路の様子) -
さて、M1バスで終点の5-н шарのバス停に着き、少し住宅街のほうに入ると、そこに黄色い建物は現存した!
3階建てのアパートが数棟並んで立っている。かなり老朽化が進んでおり、黄色の外観も色落ちしているが、おそらくこの建物が5-н шарの由来であると思われる。
これは1-н шар(ネグシャル)。青い看板に「1」と書いている。 -
続いて隣にあった2-н шар(ホヨルシャル)。
ほかの建物と違い、L字型をしている。位置関係としては、写真奥の棟の右側に1-н шарが建っている。 -
その隣の3-н шар(ゴルワンシャル)。
「3」の数字の書き方がレトロでいい感じである。
この建物には、ほかの建物にある番号を示す青い看板は付いていなかった。 -
4-н шар(ドゥルウンシャル)。
この建物、よく見ると軒下や壁に装飾が施されており、実は凝った作りであることがわかる。建設当時はどのような人が住んでいたのだろうか。
さて、次はお待ちかねの5-н шарである。 -
そしてついに最後の5-н шарは・・・・・。
なかった。
なんと、解体されて新しいビルが建てられていたのだ。
そこで、過去のストリートビューを見てみると、2014年はまだ存在しており、5-н шарは、2番目の建物と同じようなL字型だったようだ。
日々発展が続くウランバートル。昔の建物を観察するなら早いうちが良いということを思い知らされた小旅行だった。
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