2024/11/22 - 2024/11/23
4位(同エリア718件中)
hamaさん
完璧なホテルステイを楽しもうと湯本富士屋ホテルに宿泊しました。
創業は、1878年(明治11年)日本で初めての本格的な
リゾートホテルとして開業した老舗ホテルです。
表紙の写真は、唐破風の玄関を持つ木造洋風建築が歴史を感じます。
今でも残る本館は、1891年(明治24年)に竣工、火力発電により
館内を点灯。関東大震災にもガラス一枚も割れずに残り強固な木造
建築としてフロントロビー・客室の一部として現在も使われています。
以上 湯本富士屋ホテルの歴史資料より抜粋。。
ホテルステイを楽しめるバックグランド・施設として申し分ありません。
*唐破風:(からはふ) とは、日本の城郭建築などにみられる頭部に
丸みをつけて造形した破風の一種。唐とつくが日本特有の
建築技法。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
-
湯本富士屋ホテルは、古くから栄えた温泉地箱根にあります。
富士屋ホテルは、標高430メートルで箱根山の中腹に位置します。
箱根7湯の一つとして賑わいが現在に続いております。
晩秋の弱い光線が冬が近づくもの寂しさがあるホテルに行く正面横の
風情ある階段も楽しい。 -
創業当時宮ノ下までの交通手段は、急な山道を登るには人夫が4~5人で
椅子に棒を括り付け運ぶチェアが使われたそうです。
春秋のシーズンにはそれを担ぐ300人近い人夫が毎朝ホテル本館前後を
取り巻いていたそうです。、、湯本富士屋ホテル歴史表から、、
日本の最初の本格的なリゾートホテルの醍醐味と不屈の精神が読み取れます。 -
今回は次男のお嫁さんの車です。
箱根のワインディング道路の運転も楽しい旅行の一コマです。 -
湯本富士屋ホテルのホールウエイ。
赤絨毯が引かれクラシックホテルの雰囲気が良いですね。 -
天井は、格天井(ごうてんじょう)と呼んでいいのかな?
又、片流れ天井で片方に傾く形、クラシカルで貴重な体験が出来ます。 -
ベッドルームの窓際には広い廊下とソファ。
寛げるベッドルームの造りで感心します。
日本初の総合リゾートホテルと現代のリゾートホテルの
違いにはこんな造りから分かります。
老舗のリゾートは、大人が自分の時間を楽しむ事が出来る
環境があれば非日常の世界になるシンプルな事かなと思います。
hamaのリゾートの経験では、自分の時間よりホテルの用意された
施設を利用する受け身の時間が非日常となります。 -
ジム
長距離の運転で体が疲労でかたくなっているのを解すには有難い施設。
hamaは、ジムのあるホテルでは大体にお世話になります。 -
ホテル内のプール
ホテルステイには有難い施設です。 -
湯本富士屋ホテルのホテルヒストリー館
創業者 山口仙之助が創業した富士屋ホテルは、箱根宮ノ下。
1.在日外国人の憧憬の的がはこね・富士山であること。
2.東京、横浜から近距離にある景勝地である事。
3.温泉が湧きだしていること。
以上の3点の立地条件を備えた箱根・宮ノ下にホテルを開業しました。
創業者の当時のコンセプトが進取的で米国帰りの方と頷けます。 -
食事の時間の合間に軽食・飲み物等を楽しめるラウンジ。
宿泊者なら利用できるアットホームな部屋。
他の高級ホテルにあるクラブラウンジでしょうか。 -
富士屋ホテル内のチャペル・結婚式場
-
今回の富士屋ホテルの予約は創業146周年記念 宿泊プランです。
-
記念品として頂いた富士屋ホテル特製のクッキー。
美味しく頂きました。 -
夕食はホテル内にあるフレンチレストラン ヴァンヴェール。
事前に調べておいたレストランで人気のレストランです。 -
箱根湯本 富士屋ホテル内 フレンチ レストラン ヴァンベール
落ち着いた雰囲気のレストラン レストラン名のヴァンヴェールは
フランス語で緑の風、通りで緑色が美しく配色されているわけですね。 -
湯本富士屋ホテルの今晩のフレンチメニュー
フレンチ料理の味の魅力は、料理技法にとことんこだわり、味付けに使う
調味料の種類が豊富な事でしょうか、、、
味付けのソースの味は、シェフの腕のみせどころでしょう。
メニューには、当日の日付入り社印が押されているのが自信の表れですね。 -
キャビアフラッペ
高級料理の定番 キャビアからスタート。
*フラッペ:氷を砕いて洋酒やシロップをかけたもの。 -
一品毎に端正込めて料理されていることが分かります。
メニューとお料理の写真が異なっては失礼なので控えます。 -
-
-
-
-
食材を巧みな技法で作り上げたソースで温かく包んだフレンチは
シェフの熱意と経験に基づいた素晴らしい芸術作品でした。
老舗ホテルの伝統と鍛え抜かれた料理の鉄人の究極の味です。
ありがとうございました。
最後はデザートとなります。 -
デザート
フルーツフラッペ (ワゴンサービス)
熱したフライパンで砂糖を溶かしキャラメル状にします。
香りつけにブランディを数滴たらしてソースをつくります。
その中に切った桃と梨をを加え更に炒めて
再度ブランディを加え火をつけアルコールを飛ばしフルーツフラッペの
完成です。お見事です? -
デザート フルーツフラッペ
大変美味しいです。自然の果物の味から上品な香りとうま味が
口中に広がり味わった事の無い世界のデザートです。 -
ロビーのクリスマスツリー
2024年も残り一か月余り、今年も忙しい日々を送りました。
今回のホテルステイで心身ともに体から力が抜けました。
自宅では経験出来ない非日常の世界の癒し効果絶大ですね。 -
全室天然温泉でホテルステイには最高なホテル。
-
朝食は別館に移動し新鮮な箱根の朝を体感できます。
菊華荘
純日本建築と庭園の落ち着いた雰囲気で朝食を頂きます。
この建築物は、明治天皇皇女富美宮内親王のご静養場所として建てられた
宮ノ下御用邸が起源だそうです。その後高松宮別邸となり終戦後に
富士屋ホテルが払い下げを受けた歴史ある建造物です。
建物内の随所に菊の御紋が残されていることから 菊華荘と
名付けられた経緯があり、朝食も自然と優雅な気分となります。 -
朝食メニュー
朝食の基本食材は、箱根に近い小田原の新鮮な食材が使われてます。
小田原梅ジュース、小田原さつま揚げ、きのこ、なめこ
菊華荘の卵焼き、金時豆甘露 等 抜粋しました。
丁寧に料理され隙がない仕上がりで口内に程よくうま味が
残る一品揃いです。朝食後の体の重さを感じさせない朝食です。 -
いつもは朝食バイキングですが、やはり定食は落ち着きます。
バイキングの良さもありますが、慌ただしさの中での朝食は
落ち着かない。朝刊を読みながら静かな朝食もおつなものですね。 -
朝食の会場である別館 菊華荘は、重厚で且つ歴史の長さを肌で感じる
雰囲気がモダンなホテルとは大きく一線を画すクラシカルホテルの特徴です。 -
ホテル内のラウンジ
宿泊者が使用できるラウンジ、コーヒー・紅茶等を頂きながら
寛げる憩いの部屋。 -
ホテル内での昼食 ラウンジウィステリア
富士屋ホテルの味を楽しむ、人気のサンドウイッチ。 -
人気のサンドウイッチ
美味しいサンドウイッチ 人気度が高いのが分かります。 -
湯本富士屋ホテルは、今年創業146年のクラシックホテル。
創業時箱根の麓から当ホテルの宿泊客は前述したように人夫に担がれて
ホテルまで来た歴史を知り驚きました。
そして、当時の建物は一部そのまま利用されてクラシックホテルとして
営業されています。その輝かしい歴史に触れ宿泊が出来た事に感謝と
絶え間ない伝統を守る精神を尊重します。
孔子の言葉 温故知新(故きを温ねて新しきを知る)。
最後までお付き合いを頂きありがとうございました。
次男夫妻 & hama
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ねもさん 2024/12/22 21:53:55
- 完璧なホテルステイ
- hamaさん お久しぶりです。
こちらのホテルから登山鉄道方面に徒歩10分ほどで、私が贔屓にしている民宿みたけが
あり、ホテル前は何回か通りました。
いやぁ箱根の宿って、このくらいがスタンダード? 私には別世界です😅
2食付で2~3万円くらいなんですか? みたけは2食付で6000円ちょっとでした(笑)
- hamaさん からの返信 2024/12/23 10:04:38
- Re: 完璧なホテルステイ
- ねもさん、おはようございます。
箱根は、息抜きには素晴らしい観光地ですよね。
民宿みたけは安くてね2食付きは素晴らしいですね。
湯本富士屋ホテルは、少し高めの料金ですが、年に一度です。
ねもさん、足のケガで思い出しましたが、今月初めに家内のママともが
スイスで足首を骨折してヘリで病院に運ばれ手術をしまして
2日前に帰国しました。彼女の息子さんが、スイスのバレエ団の
プリンスパルをしていて手伝いによくスイスに行っている方ですが
車椅子で息子さんの公園を観て帰国され飛行機の変更、車椅子移動等
大変でしたそうです。
旅行。山登り等気を付けたいですね。
寒くなりました、お体をご自愛ください。
hama
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
箱根湯本温泉(神奈川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
35