2024/11/06 - 2024/11/13
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暗黒のコロナ期間も明け、とうとう気兼ねなくどこへでも行けるようになった。東京でも外国人旅行者をそこら中で見かけるくらい「旅」が日常になっている。そんな中、ウォーミングアップのソウル旅を経て、海外本格復帰に選んだ地はネパール。2015年の地震の影響も気になるものの、まだ行ったことの無い土地への想いが溢れる。一体どんな国なんだろう???
今回は首都カトマンズを拠点にネパールに4つある世界遺産のひとつ、「カトマンズ渓谷」を構成する7か所、つまりカトマンズのダルバール広場、スワヤンブナート、ボダナート、パシュパティナート、パタン、バクタプル、チャング・ナラヤンをすべて巡る予定を組んだ。
いやー、楽しみだなぁ!ワクワクが止まらない!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空 ネパール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅の始まりは目黒駅から徒歩20分程度のところにあるネパール大使館から。大使館と言っても国旗がなければ普通の一軒家。ネパール入国に必要なビザは空港でも取れるんだけど、どうせならと事前に取ることにした。受付開始時間に着くと既にネパール人と思しき人で溢れていたが、玄関ドアにビザ申請者は中へとの案内を発見。本当に勝手に入っていいのかと思いつつ、恐る恐る入ると中にも受付を待つ人が居て一安心。
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そして30分ほどで発行されたのがこれ。カンボジアやミャンマーの時がそうだったように、てっきりパスポートにビザが張り付けられて戻ってくると思っていたんだけど、渡されたのは証明内容が記載され、下の方にスタンプと大使のサインがあるだけのコピー用紙。どうやらイミグレーションで提示するらしい。15日間の観光ビザ発行代金4000円也。ちなみに空港だと$30です。
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出発の日の成田空港第2ターミナル。往路は唯一の直行便を運航しているネパール航空。なるほど、日本にはネパール人が多いだけにチェックインの列に並ぶ8割はネパール人と思しき人。ネパール航空は首都のカトマンズへ月水土の週3便就航している。
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座席モニターの初期画面がヒマラヤなあたりはさすがネパールといった感じ。なお、機内で見ることのできる映画に日本語字幕付きはないので、エンタメは期待しない方がいいです。まあ、そもそも地域的にボリウッド作品?が多いので、タイトルも知らないものばかりですが。
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久々のフルサービスキャリアということで、これも久々の機内食。メニューは鶏肉のトマトソース煮とチャーハンにカップケーキ。そしてデザートとして蜜の滴る極甘ドーナツ。この他に着陸1時間半前に軽食が出ました。
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約8時間半のフライトを経て、ネパールはカトマンズ、トリブヴァン国際空港へ到着。そして降機はまさかの後ろから。
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一向に進まない入国審査と入国時の荷物チェックのため、降機から外に出るまで1時間ほどかかった。もうちょっと効率的にできないかなあ。
空港では予約していた宿の送迎車にピックアップしてもらい、何とか初日を終了! -
カトマンズの宿はタメル地区にあるフジホテル。1泊朝食$35+付加価値税13%。2日目はホテルでの朝食後、カトマンズの中心部を、歩き方でおすすめされていたルート通りにタメル・チョークから散策開始。なお、カトマンズには「○○チョーク」という場所がいくつもある。地形的には道が集まる交差点なのだが、本来は中庭とか広場という意味らしい。
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左右に並ぶ店舗が開店する前の朝早い時間から多くの人やバイクが行き交う。5分ほどで白いストゥーパの建つタヒティ・チョークに出る。ここからアサン・チョーク、インドラ・チョークと続く道では、野菜や香辛料などを売る人とそれを求める地元の人々でごった返し、町は活気に溢れていた。
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タメル地区を散策していると、そこら中に寺院を見つけることができる。カトマンズは「人々よりも神々の方が多く住む町」と言われるらしいが、それも納得できるほど。ここはアサン・チョークからインドラ・チョークへ向かう途中にあるセト・マチェンドラナート寺院 。地震で被災し、再建の途中であったが、それでもお参りをするたくさんの人で溢れていた。
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続いてインドラ・チョークに建つアカシュ・バイラヴ寺院。入口で線香を売る人とそれを買い求める人。ここにも熱心に祈りを捧げる多くの人達がいる。
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インドラ・チョークを過ぎ、さらに200mほど進むとタレジュ寺院の勇壮な姿が見えて来た。1549年創建の3階建ての寺院はダサインと呼ばれるネパール最大のお祭りの期間中に1日だけヒンドゥー教徒にのみ公開される。
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街の中心とも言えるダルバール広場にやってきた。ダルバールとはネパール語で「宮廷」を意味し、その名の通りかつて王宮があったところ。大小20以上の寺院が集まり、観光客のみならず地元の人達でにぎわっている。入場料Rs1000。
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ダルバール広場に入って100mくらいのところに人だかりを発見。何かと思えばこのカーラ・バイラヴ像だった。無知でおごり高ぶった態度を見せたブラフマー神に激怒したシヴァ神が、5つあったブラフマー神の頭のひとつを切り落とした時に姿を変えたのがこのカーラ・バイラヴだったそう。お参りすることで限りない保護と繁栄をもたらすとされている。
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9段の基壇と3層の塔からなる1690年創建のシヴァ寺院。2015年の地震で塔は倒壊してしまったが、現在は以前の姿を取り戻している。基壇の上までは自由に行けるので、俺もそこで広場を見下ろしつつ、本を読んだりしながらのんびりした時間を過ごした。
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各国の援助で徐々に修復が進んでいるとはいうものの、倒壊したまま、まだ再建されていない建物も多い。シヴァ寺院のすぐ目の前にも手付かずの寺院が。そんな寺院の右側に建つのは2匹のライオンを従えたシヴァ・パールヴァティー寺院。
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昔の王宮であったハヌマン・ドカ。門を意味する「ドカ」の脇にヒンドゥーの猿の神、ハヌマンの像があることからそう呼ばれている。現在は2つの博物館となっているが、中心となる中庭、ここナサル・チョークでは今でも国家行事などが行われるらしい。なお、中庭を見下ろす2つの塔からなるバサンダプル・ダルバールは地震で上部が崩壊してしまい、現在は内部に入ることができない。
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ナサル・チョークの一角にこんな精密でとても美しい彫刻を見つけた。きっと気の遠くなるような作業だったに違いない。しかし、あまりの細かさに狂気すら感じてしまう。
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ダルバール広場の入場券は手続きをすれば、ビザの期限まで延長が出来る。広場内のこのサイト・オフィスで入場券、パスポート、写真1枚を提示すればすぐにビジターパスを発行してくれる。ちなみに写真はパスポートサイズ程度であれば厳密な決まりはない。
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クマリの館。クマリとはネパール王国の守護神である女神タレジュなどが宿るとされる生き神のこと。厳しい条件を満たした少女が選ばれ、初潮や乳歯の生え変わりを迎えるまでの10年前後、その役目を務めることが多いよう。クマリの館では通常11時頃と16時頃の1日に2度、3階の3つ並ぶ窓から顔を出してくれる。俺もそのありがたいお顔を拝見できた。なお、撮影は厳禁なのでご注意を!
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タルバール広場の外れに建つカスタマンダブ寺院。カトマンズの名前の由来となったカトマンズで一番古い寺院と言われていたが、大地震で倒壊し、現在の建物は2022年に再建されたもの。
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これもタルバール広場の外れに建つアショク・ビナヤクというお堂。別名カトマンズ・ガネーシュ。縁起のいいガネーシャの寺として地元の人に人気があり、人が絶えない。
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カトマンズの散策を終え、ニューエベレストモモセンターでモモの昼食。10個でRs140。水餃子に似たモモはカトマンズではどこでも食べられ、かつ間違いがない。酢っぱ辛いソースは追加可能。ここで一つカルチャーショックが。テーブルに水差しが置いてあるのだが、コップがない。どうやって飲むんだろうと思っていたら、地元の人は口を付けないようにしながら水差しから直接飲んでいた。うーむ、抵抗あるなあ。
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食後は腹ごなしも兼ねて徒歩でスワヤンブナートへ。丘の上にある当地へはのんびり坂を登って30分弱で到着。
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カトマンズ盆地がまだ湖だったころからあったという伝説があるスワヤンブナート。別名モンキーテンプルと呼ばれるだけに、入口から延びる長い階段の至るところで猿がたわむれている。その猿を横目に階段をひたすら登り、やっと到着した頂上では金剛杵と呼ばれるこの巨大なドルジェがお出迎え。入場料はRs200。
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ドルジェの背後には大きなストゥーパがそびえる。青い空に白がとても映えるなあ。
ストゥーパの周りを歩く時は時計回りに歩くのが作法ということで、俺も周囲に並ぶマニ車を回しながら右回りに歩いた。 -
高台にあるだけにスワヤンブナートからの眺めは最高!それに日本と違って、高い建物がないから遠くまで見通せるのもいい。こう見るとカトマンズも結構大きな街だと感じられる。
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帰りも徒歩でゆっくり戻る。でも下りなので楽ちん。
夕飯はホテルから徒歩5分ほどのところにあるチベット料理のギリンチェへ。いただいたのはミックスタントゥクRs300。野菜いっぱいのあっさりスープに幅広麺の組み合わせで日本で言えばタンメンみたいな感じ。これも美味しかった。 -
ところで、皆さんはカトマンズがどんなところだと思っていますか?ネパールは決して先進国ではないし、カトマンズも素朴な田舎町だと思ってはいませんか?自分もそんな想像をしていました。しかし、実際のカトマンズはネオン煌めくとても賑やかな町でした。
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3日目は自転車を借りて回ってみることにした。チェトラバティ・チョークにあるお店でマウンテンバイクをレンタル。1日Rs700。排ガス対策のマスクを持って出発!
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借りたはいいが、カトマンズは自転車にはタフな街である。単に交通量が多いだけでなく、車・バイクは盛んにクラクションを鳴らしながらすぐ横を追い越していく。もちろん自転車用のレーンなんてものはなく、そんな中を走るのははっきり言って恐怖でしかなかったが、安全第一で何とかパシュパティナートに到着。入場料Rs1000。ここでは日本語の堪能なガイドをお願いすることにした。そのガイド料Rs1000。
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ガンジス川の支流であるバグマティ川沿いに建つパシュパティナートはネパール最大のヒンドゥー寺院であるだけでなく、南アジアにある4大シヴァ寺院のひとつでもあり、海外からの巡礼者も多い聖地である。そしてこの聖なる川はヒンドゥー教徒にとっての別れの場にもなっている。寺院の脇にはガートと呼ばれる火葬場が並び、その様子を眺めることができる。
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階段の上がパシュパティナート寺院。聖地であるだけに、参拝者だけでなく、サドゥーと呼ばれる修行者も多く、さらにはホスピスまでも併設されているらしい。なお、寺院内にはヒンドゥー教徒しか立ち入りが許されていない。
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パシュパティナート寺院の対岸にはエッカイダス・ルドゥラと呼ばれるシヴァ信仰の象徴とされるリンガを祀った11の白い塔が並んでいる。
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白い布でくるまれ、上から黄色い布を掛けられた死者が台に乗せられ階段を降りてくる。火葬の前にここで最後の儀式を行い、遺体は牛乳で清められる。
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ガートへ運ばれた遺体は今まさに火がつけられ、最後の別れのときを迎える。遺体は何時間も掛かっていずれ灰となり、煙は天へ昇って輪廻を待つこととなる。残った灰は川へと流されるため、ヒンドゥー教徒は墓を持たないが、これこそ彼らにとっての願いだという。ちなみにネパールには政府が作った近代的な火葬場もあるらしいが、人々は時間とお金をかけてでも、パシュパティナートでの火葬を望むらしい。
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これはパシュパティナート寺院の敷地内にある銀行に掲げられている看板。これが何かと言うと、何とお祈りに必要な料金表!この銀行から寺院へ振込を行い、その受け取りを提示することで様々なお祈りが受けられるというシステムらしい。こんなところにも効率化とキャッシュレス化の波が進んでいることに驚きと少しの違和感を感じた。
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パシュパティナートを後にし、続いて向かったのはネパール最大のストゥーパを持つボダナート。距離にして3km程度なのですぐに近くまでは行けたが、大通りに近い賑やかな町中にあるため自転車を置くのに苦労した。いろいろ彷徨った挙句、ちょっと離れた路地裏に止めて入場。Rs400。風にたなびく青、白、赤、緑、黄の5色の祈祷旗、タルチョが美しい。ちなみにそれらの色は空、風、火、水、大地を表している。
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そもそもストゥーパはそれ自体が曼陀羅の構造をしており、タルチョの表す宇宙を構成する5つのエネルギーを象徴しているらしい。台座やドーム等の各パーツにもそれぞれ意味があり、一番気になる「目」は世界を見渡すブッダの目だという。
ここでも靴を脱いで歩くことができるストゥーパの基壇の上をしっかり時計回りに回ってきた。 -
タメル地区へ戻る途中、お腹が空いたのでたまたま見かけた町の食堂に飛び込み、バフ(水牛)のチョウメンを注文。味も見た目もほぼ焼きそばで普通に美味しかったけど、バフが恐ろしく硬くかつ、筋張っている。日本人にはもの珍しい食材なので一度は食べておこうと注文したのだが、いい経験になりました。ただ、ロコの食堂だけにお値段は格安のRs110。
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4日目、朝食後、徒歩でオールド・バスパークへ向かい、パタンへ行くバスを探す。しかしバスはたくさん止まっているものの思うように言葉も通じず、案内板はまさかのネパール文字のみ。なかなか目的のバスが見つからない。やっとのことで見つけたのが・・・、
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このティンプー。見ての通り小さいため、ロコと身を寄せ合い、低い天井に首を傾けながら乗り込んだ。Rs25。
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約30分でパタンの入口、パタン・ドカに到着。カトマンズの南に位置するパタン。カトマンズ盆地でもっとも古い都市と言われ、かつて首都として栄えた。そのため旧王宮の他、多くの寺院が並んでいる。門の手前で入場料Rs1000を支払う。なお、この入場料には旧王宮とパタン博物館の入場料が含まれています。
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パタン・ドカから散策を開始し、途中いくつもの小さな寺院を見学しながら、ゴールデンテンプルに到着。その名の通り、全面金ピカで豪華な寺院。しかしこれは通称で、本当の名前はヒラニャ・ヴァナル・マハヴィハール寺院と言うらしい。たくさんの参拝者で敷地内はごった返していた。
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1392年建立のクンベシュワール寺院。5重の立派な塔を持つパタンに現存する一番古い寺院で、境内には火を焚き、持参したお供え物を並べてお祈りを捧げる人々がたくさんいた。
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クンベシュワール寺院の前には聖なる湖ゴサインクンドが水源とされる水場がある。この水で身を清めるとゴサインクンドへ巡礼したのと同じ御利益があるとされ、この日もその御利益に与からんとする人がいた。
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パタンの中心、旧王宮のあるダルバール広場にやって来た。ダルバール広場と言えば、カトマンズにもあるが、かつて都のあったパタンにもダルバール広場が存在する。パタンのダルバール広場も多くの立派な寺院が集まり、壮観な景色を見せてくれる。なお、パタン・ドカから歩いてくると、広場の北側に着くのだが、これは一番南に建つシヴァ寺院からの景色。入場料Rs1000。
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ダルバール広場の一番北に建つビムセン寺院。またの名をビマという叙事詩「マハーバーラタ」に出てくる英雄、ビムセンを祀っていて、2階に上がることができる。現在では職人や商人にとっての守護神でもある。
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木造の寺院が多い中で異彩を放つ石造りのクリシュナ寺院。2~4階にそれぞれクリシュナ、シヴァ、ブッダといったヒンドゥー教と仏教が共存して祀られる宗教の多様性を象徴する寺院となっている。寺院の前の塔の上にはクリシュナの化身であるヴィシュヌの乗り物であるガルーダの像が立っている。
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旧王宮。パタンの王宮はカトマンズの王宮より歴史が古く、14世紀に作られた部分もあるが、多くは17~18世紀にかけて王が即位するたびに増築されてきた。最盛期は12の「チョーク」と呼ばれる中庭を持った建物があったが、現在残っているのは3つ。そのうちのマニ・ケシャブ・ナラヤン・チョークはパタン博物館として公開されている。
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現存する3つのチョークのうち、最も古くて大きいこのムル・チョークは王が執務を行った場所とのこと。また、ムル・チョークの南には中庭に沐浴場を持ち、王の住居だったスンダリ・チョークがあり、これも公開されている。
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一旦、ダルバール広場を離れ、南へ。シヴァの化身であり、豊穣の神であるマチェンドラナートを祀るマチェンドラナート寺院へやって来た。このマチェンドラナートは仏教徒にとっては観音菩薩であるため、ヒンドゥー教と仏教の両方で信仰されている。木製の支柱に精巧な彫刻が施されているネワール建築の美しい寺院。
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マハボーダ寺院。この仏教寺院は周囲を建物に囲まれるように建っており、一見、個人宅の入口のような通路を通っていくため、30mもの高さの塔があるにも関わらず、近くにいてもその存在に気づかない。ここに限らず、ネパールにはこのような通路が至る所にあり、目的地を見つけるのが難しいこともある。
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再びダルバール広場に戻って来た。小腹が空いたので何か食べようと、歩き方で紹介されていたオーノツァという食堂を探すが、なかなか見つからない。もしかして今はもうやってないのかも。と諦めかけた頃にまさかと覗いてみたのがここ。
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内部は洞窟のような趣で、食事だけでなく中にはお酒らしきものを飲んでいる人も。結構混んでいたが、端の方に席を確保し、当然、メニューなんていう気の利いたものはないので指差しで注文したのは、、、
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ネパール風お好み焼きのウォーとひよこ豆を煮たダル、それとチャンというにごり酒。ウォーとダルは特別美味しい!というわけではないけど素朴な味で、チャンは微炭酸のマッコリみたいな感じ。度数も低いので昼間に飲んでも影響ないくらい。これだけ頼んでRs160。隣に座ったロコと話もしたりして、こういうとこ好きだなあ。
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パタンからの帰りはバス停が見つからず、タクシーでタメル地区に戻った。行きはRs25も帰りはRs400。でも快適でした。
この日の夕飯は近所のレストランでタルカリプレートRs550。おかず、スープ、カレー、漬物等がワンプレートになったネパールの代表的な食事で、ライスや付け合わせはお代わり自由。 -
5日目はホテルをチェックアウトし、ナガルコットへ移動する。でもその前にこれもかつての首都、バクタプルを訪問。バグ・バザールのバス停からバスで約1時間。Rs50。着いたのはこんなところ。
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バス停から歩いて5分程度でライオン・ゲートに到着。ここでバクタプルの入場料を支払う。$15もしくはRs1800。ひときわ高いなぁ!でも倒壊した寺院の再建や維持に使われると思えば納得できる。
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ライオン・ゲートをくぐった先にあるのは首都には付き物のダルバール広場。そしてその入口に建つのはラメシュワール寺院。この寺院は2015年の地震も耐え抜いた。
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旧王宮の入口、ゴールデン・ゲート。ここをくぐった先の中庭は誰でも見学できるが、一番奥にあるタレジュ・チョークにはヒンドゥ教徒以外は入ることができない。なお、ゲートの左側の白い王宮の建物は現在、国立美術館として公開されている。
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ゴールデン・ゲートに向かって右側に建つのは、17世紀から18世紀にかけて造られた55窓の宮殿。ネワール建築の傑作と言われている。
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55窓の宮殿の先に建つシッディ・ラクシュミ寺院。17世紀の建立にも関わらず、地震での倒壊を免れたが、ダメージも大きく、一旦解体して再度組み上げるという経過をたどった。おかげで往時の姿を取り戻している。
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一方、その先の広場の中に建つ妙に綺麗で新しいファシテガ寺院。それもそのはず、地震により台座を残して倒壊したため再建されたもの。もともとは白くてもっと小さく、形もシンプルなものだった。こうなるともはや再建ではなく別モノでは?!
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ダルバール広場の南東のトウマディー広場へ移動。この広場でひときわ目立つのはニャタポラ寺院。高さ30mでカトマンズ盆地にある寺院の中で一番高い。寺院の正面には守護神として下から順に伝説上の戦士、ゾウ、獅子、グリフィン、女神の像が並び、上の像は一つ下の像の10倍の力を持つとさる。
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ニャタポラ寺院の斜め前に建つバイラヴナート寺院。移動日の今日は時間に余裕があったため、ニャタポラ寺院の基壇の上に座り、バイラヴナート寺院をはじめ、トウマディー広場を見下ろしながら本を読んだり、ウトウトしたり、のんびりと贅沢な時間を過ごすことができた。
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この日のランチはネワ・コーヒーショップでいただく。上から時計周りにマヨリ、レンズ豆のパティ、目玉焼き、チャタマリというライスクレープと具材のポテトの炒め物にラッシーがセットになったプレートでRs440。マヨリは米粉で作った皮の中に赤糖で作った餡がちょこっと入ったデザート。
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食後に、バクタプルに来たら外せないというズーズー・ダウを単品で追加オーダーした。言ってしまえばヨーグルトなんだけど、濃厚でめちゃくちゃ美味しかった。Rs80。
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お腹が満たされた後は古く風情のある町並みを10分ほど歩いてバクタプルの3つ目の広場、タチュバル広場へ移動。3つの広場の中で最も古く、突き当り正面に建つダッタトラヤ寺院も1427年の建立という長い歴史を持つ。本尊のダッタトラヤはブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3つの神が一体となった凄い神様で、お祭りのときにはインドからも大勢の人が参拝に来るらしい。
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ダッタトラヤ寺院の前には先端にガルーダ像が乗った柱が建つ。
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ダッタトラヤ寺院の南側にはかつてはプジャリ・マートと呼ばれた僧院であった建物を利用した木彫美術館があり、その左側面にはネワール彫刻の最高傑作と呼ばれるクジャクの窓がある。
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その並びにもこんな素晴らしい彫刻が。
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バクタプルを堪能し、歩いて数分のカマル・ビナヤクのバス停からナガルコットへ向かうバスに乗る。バス停に止まっていたバスは既に満員で座れなかったため、次のバスにした。席が埋まるまで待たされることはわかっていたが、今日は時間が十分にあるので心配なし。運賃Rs80。
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1時間ほど待って超満員で出発したバスは街を抜け、大通りを走り、山道を登り、約1時間でナガルコットに到着。
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今日の宿は奮発してナガルコットで一番のホテル、クラブヒマラヤを予約した。ナガルコットに来た目的はなんと言ってもヒマラヤの景色を見るため。クラブヒマラヤはすべての部屋がマウンテンビューで、ヒマラヤを見るには最高のロケーションということで決めた。バルコニーも付いた、こんな豪華な部屋に泊まるのはいつ以来だろうってくらいいい部屋だった。
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方角的にヒマラヤは正面。ここからならきっと最高の景色が見えるに違いない!
ところで話は全く変わるけど、ネパールに来て「ああそうか」と思ったこと。海外で見るテレビって言葉の問題があるから、自ずとスポーツが多くなるんだけど、どの国も大抵はサッカーや格闘技だったりする。でもネパールではクリケットとカバディー。ああそうかー! -
翌朝は日の出の時間に合わせて早起き。朝日がとっても綺麗。
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しかーし!雲が多くて期待したヒマラヤの山並みは見ることができなかった・・・。
すごくすごく残念!!!ナガルコットに来た目的の半分がこれだったのに。 -
まあ、自然が相手のことはしょうがない。気持ちを切り替え、朝食ビュッフェを堪能し、早めにチェックアウト。ナガルコットに来た目的のもう半分、チャング・ナラヤンまでのトレッキングを開始。スタートはホテルからバス通りを5分ほど下ったこの場所から。
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静かな山道を道なりに進むこと45分、バスの通る車道に合流。ここからは舗装された道を歩く。
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10分ほど歩くとPipalbotという小さなストゥーパのある場所へ到着した。この分岐では上のレンガ沿いの道を進む。
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Pipalbotから道なりに30分ほど歩くと、ヒンドゥー寺院にたどり着いた。ここからは長く急な階段を下って行き、下り切ったところが・・・
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この場所。telkotという場所らしい。この先は正面突き当りの道を進んでいくのだが、その前に木の下に作られた東屋でひと休み。なお、ここまではずっと下りだったけど、ここからはこのルート唯一の登りが30分ほど続く。
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地味にダラダラ続く登りをやり過ごしたあとは、民家が点在する道を道なりに歩いて行く。その道中には放し飼いにされたヤギや鶏がいたり、村人もチラホラ。「ナマステ!」とあいさつを交わし進んでいくと、次第に視界が開け、遠くにチャング・ナラヤンの街が見えてきた。あともう少しだ!
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とうとうバスの通る道と合流。この先すぐがチャング・ナラヤンの入口となる。そして・・・、
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ゴーーール!約4時間という話だったが、結局3時間半ほどで到着。このゲートの手前にある窓口で入場料Rs400を支払い、階段状の参道を登って行く。標高が高く、寒いって話だったのでダウンも用意してきたけど、まったくそんなことなく、むしろ最後はTシャツ姿で歩いてた。加えてすべての荷物を背負っての歩行だったので結構疲れたなあ。
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チャング・ナラヤン寺院。現在の建物は1702年に再建されたものだが創建は何と日本がまだ古墳時代だった323年というネパール最古のヒンドゥー寺院。建物には様々な彫刻が施され、境内にも多くの彫像が残る。規模は小さく、へき地にあるため観光客も少ないが、存在感は侮れない。
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チャング・ナラヤンからは、バスでカトマンズのバグ・バザールへ戻った。所要1.5時間、80Rs。
バグ・バザールからホテルへ向かう道すがら、カトマンズではよく見るこんな場面に出くわした。渋滞!そのせいもあって、カトマンズは空気の汚れが深刻になっているらしい。地元の人でもマスクをしている人が少なくなかった。 -
ちなみに街の中心の細い道でもこんな感じ。デッドロック状態になっている場面にも何回か出くわした。歩行者も気を付けないと危なくてしょうがない。
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いよいよ最終日。フライトは夜なのでそれまではお土産を探して街中をあっち行ったりこっち行ったり。歩き疲れて一休みしたのはフリークストリートにあるスノーマン。
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貫禄のある外観と薄暗い店内で入りづらい雰囲気だが、中は至って平和。入口のカウンターにいる優しそうなご主人にオーダーを伝える。注文したのはカルダモンティーRs50とプリンRS150。両方ともとても美味しかった。いやー、もっと通っとけばよかったなあ。
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ネパール最後の食事は、口コミの評判が高かったウェスタンタンドリー&ナンハウスへ。注文したのはバターチキンカレー(骨なし)Rs490とチーズナンRs190。これもめちゃくちゃ美味しかった!ここにももっと通っとけばよかったなあ。
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帰国の時を迎える。21:00のフライトだけど、渋滞もあるし、どこで何に時間を取られるかわからないので、余裕を持って市内を出発。タクシーで空港までRs700で交渉。夕闇迫るトリブヴァン国際空港は想像以上に人でごった返していた。
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香港乗り継ぎのキャセイパシフィックは予定時刻より遅れてやっと搭乗開始。往路のネパール航空を思い出して、もしかしてトリブヴァン空港は乗り降りを後ろからするのか?とも思ったけど、通常通り前からだった。あれはネパール航空特有のオペレーションなのかなあ?
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スケジュール通り無事、成田に着陸。ネパールはホントにいい国でした。治安はいいし、人も優しい。何より人々の生活の近くに存在する神々と、それによりゆったり流れる時間が心地よい。テレビでは日本じゃ見られないクリケットやカバディをやっていたり、想像以上に繁華街だったりといった発見もありました。日本を飛び出して、普段とは違う刺激を受けるのはやっぱり楽しい!気兼ねなく動けるようになったし、年に1回くらいは冒険に出たいと再認識した復活旅でした。-完-
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