2024/10/31 - 2024/11/07
54位(同エリア69件中)
コニさん
5年前、6年前に台湾の東海岸を自転車で走ってきたが、それ以降コロナで行けなくなってしまった。その間に年を取り、体力がなくなってきたが、コロナの影響もなくなり、自転車旅に行きたくなってきた。8日間の予定を立て、出発の日にちが近づいてきたが、どうも出発日に台風が台湾を直撃するらしい、はたして飛行機は飛ぶのか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発日の数日前から台風の進路などを見ていたが、前日になり到底飛行機が飛ぶとは思えなかったが、当日になっても航空会社から何の連絡もない、当日6時の高速船に乗り飛行場に行ったけどすんなり飛行機は空港を離陸した。
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飛行機は揺れながらも桃園空港に到着しMRTで台北駅に到着したが、台風の影響で台湾はすべて台風休暇。花蓮に行きたいけど鉄道が動いていないのでどうしようもない。窓口で花蓮までの列車のキップを発券してもらいすぐにキャンセルしてもらいました。することもないので台北駅近くの事前に調べておいたゲストハウス「あかり」のドアを叩いた。宿泊料はドミトリーで500台湾ドル。雨風が強くどこにも行けない。空いているのはコンビニぐらい。テレビを見ていると明日は台風休暇にはならないみたい、花蓮に行けるのか。
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2日目:台湾鉄道は動くようになったが花蓮近くだけ不通になっている。反時計回りなら花蓮まで行けるみたい。さあどうしよう。開通することを祈って花蓮の近く、行けるところまで行くことにしました。
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昼前に列車で羅東まで移動。待合所で休憩。おじさんが椅子を売ってました。旅行には関係ないし、持ち歩くのに面倒なのに結構買う人いるんですよね、不思議。お腹がすいてきたので真横にあった「モスバーガー」で昼食。日本でもほとんど食べたことが無い。椅子に座って待っているのに疲れてきた。大きな荷物を持っているので散歩するわけにもいかない。今日はこの街で泊まることにしました。
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宿はネットで安い所を調べて、「霊感青年旅社」に宿泊。ドミトリーで650台湾ドル、同室者がいないので問題なし。しかし、霊感て変な名前、青年でもないし。
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荷物を放り込んで羅東の夜市の近くへ、ここの町活気がありました。かき氷を食べて帰ってきて鉄道の運行状況を調べたら通行止めはすべて解除になっていたので、明日朝の列車のキップを買いに駅に行きました。
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3日目:花蓮のジャイアントの自転車店は開店が9時、開店時間に合わせて羅東から列車に乗ろうとしたが満席で取れない、少し早い列車の予約は取れたので開店時間前に到着したが店は開いていた。店頭にいた女性の店員は日本語が話せます。私が入店した後も関西の女の子2人が自転車をレンタルしに入ってきたのでけっこう日本人の客も多いと思います。予約していた電動アシスト自転車は日本で乗っているのとほぼ同じ、しかし、ペダルに足を乗せた途端に驚いた。日本では時速24kmになればアシストしなくなるが、台湾では強烈にアシストしてきて、30,40kmは簡単に出る。しかしこのことがどのような影響を及ぼすかはこの時点ではわからなかった。リュックの荷物を自転車の後部に付いているバッグに入れ替えて、リュックを預かってもらい9時過ぎに海線を台東方面に向かって出発しました。
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最初の目的地は花蓮から海線を南下すること10km、5年前にお世話になった「石頭花園/海角工作室」。清酒のお土産を持って訪問しましたが、反対にいろいろごちそうになってしまいました。
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さらに南下するとトンネルが続き、「芭崎観景台」まで上りが続きます。5年前はヘロヘロになりながら走りましたが今回は電動アシスト自転車なので楽に上ることが出来ました。
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前回宿泊した「永豊自行車休閑住宿」を通り過ぎ、豊浜にある池上弁当店で昼食。トイレを借りたが、外に出て裏にあるとのことで行ってみたが、用を足さずに帰ってこようかと思ってしまった。田舎はまだまだです。
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今回の台風は台湾全土にかなりの被害をもたらしていました。道路は波で削られ、山は土砂崩れ、道路上は打ち上げられた土砂が堆積していたり、木の枝が落ちていたりで走りずらかった。海は本来青く澄み渡っているのだけれど、山から流れ出た土砂で茶色く濁っていました。残念。見かけたバナナの木はすべて真ん中から折れていました。
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長浜に近づいてきたけど自転車の電池残量が無くなってきた。アシストが強い分電池の減りも早い、なんとか長浜に到着。長浜天主堂にて足裏マッサージ。40分700台湾ドルをチョイス。ジョセフ神父さんお見えになりました。マッサージをしているおばちゃんに宿を紹介してもらいました。最初1500台湾ドルの宿を紹介されましたが却下、600台湾ドルの宿でOK、宿は「小文家」個室で値段のわりに綺麗。マッサージのおばちゃんバイクで先導して連れていってくれました。初日の走行距離88km。
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4日目:朝恒例の散歩、味のあるおばちゃんが朝食をとっていたので撮影の許可をいただきました。散歩を続けていると昨日マッサージをしてくれたおばちゃんが私の顔を見て頭と足を押さえてなんか叫んでる、最初分らなかったのですが、ヘルメットだ、昨日マッサージした際に忘れてきました。取りに行って出発。
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三仙台に寄り道。今回は渡らず。海岸には打ち上げられた流木がすごい。
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台風の影響もなくなって、青空もきれいです。
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成功豆花。小豆豆花40台湾ドル。
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東河に到着。東河には何軒か肉まん屋さんがあるけど今日は「纏記舊街東河包子」たくさんの人で込み合ってます。あ、今日は日曜日だ。
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台東に到着し、折り返して山線を走ります。しかし、台湾にはオブジェが多い、芸術家が多いのか。
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折り返して北を向いて走っていたら向かい風が強く、走りずらくなってきたと同時に自転車のバッテリー残量が目立って減ってきた。昨日みたいにバッテリー切れで走るのは避けたいのでどこか充電させてもらえるところがないかと探しながら走っていると「卑南遊客中心」が、受付のおばちゃんめちゃくちゃ親切でした。充電も場所が設定されており、自転車旅には最適な所と感じました。
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充電させてもらっている建物の横にでは結婚式が行われていました。しかし、すごい人数。300人程いたんじゃないかな。やかましいのなんの。一時間ほど充電し、鹿野を目指します。
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充電したおかげでなんとか鹿野に到着し、鹿野神社にお参り。若者が鳥居の前でふざけて仏像のようなスタイルで写真を撮っていたので神社の正式な参拝の仕方を教えてあげました。神社の近くにある龍田文物館には昔の生活道具が展示されています。ここに行くたびに徳利とお猪口を置いてきて飾ってもらってあるので、今回も徳利とお猪口と金色のお猪口をこっそりと置いてきました。次回行った時どうなっているか楽しみ。
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今日の宿は金崙。鹿野駅から台東、台東から金崙と列車で戻るように移動します。鹿野駅にてキップを買ったらラッキー敬老票の半額になっていました。駅前で時間を潰していたらどこかで見たような人が向こうを向いてしゃがんでいる。声を掛けたら7・8年前に2回ほど貸し切りで乗車したことのあるタクシーの運転手さんでした。いろんな言語でしばしお話。案内板を見ていると台東行きの列車が20数分遅れているようす。乗り換えの時間は23分しかないのにどうしよう。駅員に確認したら大丈夫とのこと。結局台東駅に着いたのは金崙行きの列車の出発時間の5分前。慌てて乗り換えました。駅員も焦っていた。自転車を引っ張っての乗り換えは大変。
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金崙の宿は「東金民宿」1500台湾ドル。今回の宿の中ではずば抜けて高いけど、民宿はどこもほぼこの値段です。温泉付きで、夕食はおかみさんに頼むと弁当を注文してくれて配達してくれます。麺類でもOkみたい。
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金崙の町はコンパクトな温泉街で趣があります。初めての訪問。4日目の走行距離110km
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5日目:朝風呂に入り街を散歩。朝食が附いていないのでコーヒーを入れてくれと頼んだら入れてくれました。ミルクが欲しいと言ったら、ピーナッツドリンクをもってきてくれました、そんなのコーヒーに入れられない。しかしこのピーナッツドリンク美味しかったな。9時12分発の列車で台東へ、15分の乗り換えで池上へ移動。
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池上弁当博物館の前に置かれている列車の中で昼食。しばし周囲を自転車で走り、その後玉里まで走りました。玉里からは列車で瑞穂まで。
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瑞穂の駅を降りたら暗くなってきており雨が降ってきた。この旅で最初で最後のカッパを着て、瑞穂に来たら必ず行く床屋さんを探したがまったくどこにあるのかわからない。暗くて雨が降っているせいか、私がぼけてきたのか、スマホを取り出し、前回行った時の床屋のおばちゃんの写真を近所の人に見せてどこか訪ねてるもわからないとのこと、あきらめて戻りかけた時、おばちゃんが追いかけてきて、バイクで連れていってくれました。皆親切。
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今夜の宿は瑞穂の定宿「瑞穂温泉酒店」朝食付きの日本間、700台湾ドル。今回は大浴場は使えず、個室風呂に入らされました。今日の走行距離63km
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6日目:朝食はテラスで食べます。この旅館好きなんです。安いし、なぜかほっとするとこがあるんです。ただ、もう少しトイレが何とかならないのかなと思うんです。廊下を歩いていると男用の便器が見えているし、大きい方のトイレに入ったら和式で、大きなたらいに水が入っていてひしゃくが入っている。しゃがもうとしたら、たらいが邪魔でしゃがめない。あきらめました。
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宿を出発し、自転車で鳳林に向かいます。途中の砂糖工場の跡地が観光地になっているところでアイスクリームを食べながらしばし休憩。
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瑞穂の宿で朝トイレに行けなかったのでここでトイレを借りました。しゃがんだはいいが紙が無い。一度トイレを出て探すと有りました。ここでトイレットペーパーを持って個室に入るようです。しかし、紙がどれだけ必要なのかわからないから多めに取るだろうし、入っても出なかったら必要がなくなるし、なんか節約にならないような気がするんですけど。
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鳳林に到着。いつもの定食屋「青軽慢食」でエビチャーハンの昼食。350台湾ドル
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昼食後、6年前に行って日本語の喋れるマスターがいた喫茶店「老樹舎珈琲」に行くもドアは開いているのに誰もいない。いるのは犬だけ。私が飼っていて2月に死んでしまった犬とそっくりな犬がいたのでしばし遊んでいたけど誰もこなかったので帰ることとしました。
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花蓮に戻る途中にある立川漁港に寄り道。ここは魚とシジミの養殖をしているみたい。観光客がバスで来ていました。餌をやってましたが私の身長ぐらい大きい魚がうようよ。見たことのない大きさでした。
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今日の宿は「View Hostel]、700台湾ドルここで2泊します。ここは奥さんが日本人で旦那さんが台湾の方です。安いし、綺麗、どこに行くのも便利。今日の走行距離72km
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今日の夕食は「公正包子」の小籠包と「西瓜大王」の西瓜ジュース。
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7日目:今日の朝食は「怡味餐店」ここの店は私の一番好きな朝食屋さん。味噌汁、お稲荷さん、巻きずしなどがあり、半数の人が味噌汁を注文しています。味噌汁は豆腐とわかめで日本の味噌汁よりおいしいと思います。すべてがおいしい。メニューが机の上に張り付けてあるので指さしでオーダー出来ます。
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今日は一日空いているので、自転車を返却して、昨日行って誰もいなかった鳳林の喫茶店まで列車で行くことにしました。6年前に合ったマスターは昨年結婚しており、横にあるレストランを任されていました、喫茶店のマスターは奥さんがマスターをしており、コーヒーをいただいて食事もさせていただき、犬と遊んできました。
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食事は豚足の煮込み。
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8日目:夜中の1時過ぎ、寝ていたら背中が揺れてきて携帯のアラームが鳴り響いた。地震と飛び起きたが揺れはすぐに収まった。携帯には「国家緊急警報、地震速報」の文字が、今日は帰国日、帰れないかと思った。早朝、宿の隣の「花蓮文化創意産業園区」は老人のたまり場になっており、座禅を組む人、太極拳をする人でにぎわっています。剣を貸してもらいまねごとをして写真を撮ってもらいました。
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花蓮から列車に乗り台北駅に着いたら、台湾の友人がお土産と弁当を持って来てくれました。月餅だらけ。彼も中国に旅行に行っていたので合ってゆっくりと話も出来ず、仕事を抜け出して来てくれ、少し話をすることができました。
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旅の感想:①台湾は日本と同じ地震と台風の国、しかし違うのは復旧の速さ
②台湾の方はみんな親切。今回特に感じたがこれって私が老人だから? ③花蓮の町は変わってしまった。駅、市場、夜市、いいなと思ったところが新しくなってしまい、花蓮らしさが無くなってきているように思う。④giant の電動自転車、私の乗っている型式と同じのをレンタルしたがまったく違う。アシストしっぱなし。止まっていてもペダルに足をかけていると動こうとし、押さえるのに必死。ゆえに電池がすぐに無くなる。⑤スーパーが多くなってきている。物価が高い。日本より安い物はほとんどない。卵など10個500日本円程する。安いと感じるのは列車の運賃ぐらい。しかし、また行こう。
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