伊勢湾・三河湾一周　ポタリングと「しまかぜ」乗車

2024/05/02 - 2024/05/02

GWの間の平日に、「電車×自転車×フェリーで伊勢湾・三河湾を一周するだけ」という普通の人には理解し難い日帰り旅に行ってきました。

エリア 渥美半島・伊良湖(愛知)

ポタリングの起点は三河田原駅です。渥美半島の入口だと私は勝手に思ってます。愛知県の形をカンガルーに例えると渥美半島は後ろ足の部分です。ちなみに前足は知多半島です。
豊橋駅まで名鉄特急、そこから豊橋鉄道で三河田原駅まで。ここは豊橋駅起点の豊橋鉄道の終点駅です。
ちょっと雲の多い空ですが、ポタリングに出発です。

三河田原駅から西に向かって走り、畑が広がるのどかな風景の中を抜けていきます。毎度のことですが道を間違えたりしてあっちこっちしましたが、太平洋側を走る国道42号線沿いにある道の駅あかばねロコステーションに到着です。
ここで水分補給やトイレなど小休止です。
ここから海沿いを走る渥美サイクリングロードに入ります。

渥美サイクリングロードは快適です。水が流れているところや砂が溜まっているところ、人通りのある駐車場近くなどは注意が必要です。他の自転車とも何台も遭遇しました。自転車よりもサーファーがすごく多いです。自転車同様にサーファーの方も年齢層が幅広いなあと思いました。
途中で国道へ一旦出る部分があってしかも階段だったりしますが、
景色はサイコーです。

太平洋側をそのまま伊良湖に向かって進むと山越えルートになってしまうので、伊良湖菜の花ガーデン付近から北向きに進路を変えて半島の反対側に出て平らなルートを進みます。
そして伊勢湾フェリー伊良湖乗り場に到着です。自転車をたたんで輪行準備をします。サイクリストが多いのか、自転車を組み立てたりする場所が用意されていました。素晴らしいですね。ありがとうございます。
ここで嬉しい問題が発生。鳥羽から乗る予定の近鉄特急が観光列車「しまかぜ」に変更できたのです。鳥羽駅出発が早くなったため、フェリーも早めることに。なので伊良湖岬をゆっくり徘徊するつもりがキャンセルになりました。行程変更は私達の旅ではいつものことです。フェリー乗り場併設の道の駅伊良湖クリスタルポルトで食事とお土産購入をすませます。海鮮丼をいただきましたが美味しくてあっという間に食べちゃいました。提供までの時間も早く大変満足です。

フェリーに乗船しました。　広々してて自転車も楽々持ち込めます。窓からはイルカがいないかチェック！
いませんでした。
ここでちょっとした問題が発生。一つのソフトクリームを妻と分け合ったらなんだか食べ足りない。

もう一つ買って問題解決です。
二つ目は抹茶です。

満面の笑みです。
30キロを走り切ったのでご褒美ですね。
よくがんばりました。

1時間ほどで鳥羽港に到着です。隣に同じ船がいました。鳥羽水族館隣接のフェリーターミナルです。
ここからは最寄りの近鉄中之郷駅までの300mほどをスーツケースの様に自転車を転がして歩きます。
いつも思うのですが、もし10kgほどある自転車を担いで歩くとなると妻は一緒に来てくれないでしょう。

中之郷駅から隣の鳥羽駅まで普通電車で輪行します。
鳥羽駅での待ち時間の間に改札の外のファミマのところにある「まる天」さんに熱々のはんぺんを買いに行きます。中部地方の高速道路のサービスエリアではよく見かけます。出張の帰り道で小腹が空いた時によく食べてます。美味しいですよね。
15分ほどしてやってきました。「観光特急しまかぜ」です。ワクワクします。GWなのにチケットが取れたのは奇跡ですね。しかも当日です。

プレミアムシートです。しまかぜはこれが標準です。新幹線のグランクラスに匹敵するシートとも言われるらしいです。ふかふかでした。自転車はシート付近には置き場がなかったのですが、アテンダントさんの案内でデッキの邪魔にならないところに置かせてもらえました。

せっかくなのでしまかぜを満喫するべくカフェ車両へ行きました。満席で待ってる間にメニューを見ます。
カフェ車両の窓がとても大きく開放的です。

順番が来て席に案内されました。ハイデッカーになっていて見晴らしがいい席です。しまかぜソーダと赤福とホットコーヒーをいただきました。

名古屋に近づくとお客さんはいなくなりました。
カフェ車両はこんな感じです。電車の中とは思えないです。

ふかふかのシートでゆっくりくつろいでいるうちに名古屋に到着です。
写真を撮ってる人がたくさんいました。
私もその一人ですが。
やっぱりしまかぜは人気ですね。

本日の走行距離　30キロ　無事帰って来れて良かったです。この理解し難い旅行記をお読みいただきありがとうございました。