2024/10/25 - 2024/10/25
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j3matuさん
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この旅行記のスケジュール
2024/10/25
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人が少ない平日に出かけるのが好きなのですが、今月は平日休みが少なめで、久々に訪れた平日休み…。どこに行こうかとワクワクしながら計画を練っていたのですが、当日はあいにくの雨予報。計画を立てていたところはお天気が良い日に行きたいので、急遽予定を変更することにしました。今月は仕事も忙しかったことだし、ゆっくり日帰り温泉でも行こうかな?
もうすぐ期限が切れるじゃらんポイントがあったので、ポイントが使えて、車で1時間以内に行ける場所で探して、「おふろの王様 多摩百草店」に行くことにしました。人工温泉ではありますが、そこにはあまりこだわりはないので…。あと、そこだけでは物足りないので、通り道にある日野市をプチ観光しました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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今日はお天気が良くないので、身体を休め、リフレッシュするための休養日とすることにしました。日帰り入浴施設でのんびりすることに決めたのですが、それだけだと寂しいので、日野をプチ観光することにしました。
まずは、日野宿本陣にやって来ました。日野宿本陣 名所・史跡
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開館時間から1時間ほど経っていますが、今日はまだ誰も訪れていないのでしょうか?
この綺麗に整えられた砂利道を歩くのは気が引けるなぁ…。 -
日野宿本陣は東京都に残る唯一の本陣建築として貴重な建物です。また、新選組の土方歳三の従兄であり、姉の夫でもある佐藤彦五郎の屋敷でもあったことから、歳三ゆかりの屋敷でもあることで有名です。
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入館料は200円ですが、近くにある「新選組のふるさと歴史館」(200円)との共通券を購入すると300円になります。
館内には無料のボランティアガイドが待機していて、希望すれば案内をしてくれるそうです。もちろん、お願いすることにしました。所要時間はビデオ視聴の15分を含めて30分です。 -
まずは新選組について分かりやすく紹介したビデオを視聴しました。ちょっと新選組を美化しすぎかなという偏りを感じましたが、そこは地元の英雄なので仕方ないかな? 訪れる人も新選組のファンが多いでしょうしね。
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佐藤家の家紋が入った瓦。
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ガイドさんによると、こちらが歳三がよくお昼寝をしていたお部屋だそうです。暗い部屋に見えますが、奥の襖を開け放つと、隣の間の向こうに中庭があって、明るく、風通しも良くなります。
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そして、部屋のもう一方側はこのようになっています。こちら側は大名などのお偉いさんが来た時の玄関口です。写真にある板の間は、駕篭を置く式台です。
歳三がよく昼寝をしていたという部屋は、実はお偉いさん用の玄関の間だったんですね~。豪胆というか、自由人というか…。とても歳三らしいエピソードだなと思いました。 -
式台には縁起の良い瓢箪が彫られていました。
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こちらは、歳三の小姓をしていた市村鉄之助がかくまわれていたという部屋です。鉄之助は、歳三の命を受け、死後に遺品を届けに佐藤家を訪れました。その後、鉄之助が明治政府に捕まらないように、佐藤家が鉄之助をかくまったのです。
狭いながらも、佐藤家の心遣いが感じられるような部屋だなぁという印象を受けました。 -
障子越しに外の灯りも入ってくるし、部屋のすぐ隣に厠もあったそうです。
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現在、近くの高幡不動尊では「菊まつり」が行われているそうで、それにあやかり、日野宿本陣でも「菊」に関するものが展示されていました。
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菊柄の着物も素敵ですね。
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兎さんの釘隠し。多産な兎は子孫繁栄の象徴でもあります。
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仏間。
仏壇が入っていたと思われるこの収納以外、屋敷内には押入れらしきものが見当たりませんでした。ガイドさんによると、日が昇れば布団を干し、暮れれば布団を敷くので、布団を収納する押し入れは必要なかったとのことでした。 -
ガイド終了後は、新選組の法被を着て、どこでも好きなところで写真を撮ってくださるということでしたが、そこまでの熱烈さはないので、丁重にお断りしました。代わりに、私の少し後に訪れた中国人観光客の女性が嬉しそうに写真を撮ってもらっていました。中国から一人で観光に来たそうです。こんなマイナーなところに…余程、熱烈なファンなのでしょうね。
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日野宿本陣前にある駐車場です。実はここに天然理心流の道場が建っていたそうです。
暴漢に襲われたのを機に、天然理心流の剣術を学び始めた佐藤彦五郎が近藤勇の父を呼び寄せ、ここに道場を開きました。のちに新選組として名を馳せる近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎らはここで出会ったそうです。そんな道場が残っていないのはとても残念です。 -
日野宿本陣のガイドさんに勧められて、道路を挟んで向かい側にある日野宿交流館にも立ち寄ることにしました。1Fは土産物等が売っているショップ、2Fは日野宿について学べる展示室になっています。
日野宿交流館 名所・史跡
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訪れる人が少ないせいか、展示室は灯りがついていないときがあるので、1Fの奥にいる警備員さんに声をかけてから2Fに上がるといいようです。展示室は無料で見学することができます。
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多摩川の絵。赤く囲った部分が日野宿です。
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日野宿のジオラマ。結構長い!
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当時の日野宿の渡船場の絵。
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渡船場において、日野宿は大きな役割を担っていたのですね。
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多摩川で暮らす人々の漁具なども展示。
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企画展示として、八坂神社の立派なお神輿なども展示されていました。
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展示室を見終わった後は、周辺を少しだけぶらりと…。
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古い建物が残った良き街です。
できれば近くにあるという土方歳三資料館や井上源三郎資料館にも行きたかったのですが、決められた日しか開館していないとのことなので、今度きちんと計画を立てて再訪したいと思います。 -
車で移動し、共通券の「新選組のふるさと歴史館」を訪れました。車では5分かからないくらいでしたが、徒歩だと15分ほどかかるそうです。駐車場は建物の脇にあって、一見関係者の駐車場のようですが、ここに停めていいようです。3台しか停められませんが、すぐ近くに日野市役所があるので、満車だったらそちらに停めてもいいかもしれませんね。
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ふるさと歴史館のエントランス。展示室の中は撮影不可ということなので、展示品の写真はありません。新選組の歴史について分かりやすく展示されていました。取り立てて素晴らしいというほどの展示品はありませんが、天然理心流の型についてのパネル展示が興味深かったです。
新選組のふるさと歴史館 美術館・博物館
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そして、一番目を引いたのがこの作品。近くの日野高校の生徒が手掛けた爪楊枝アートです。サイズも大きくて、大迫力! 鉄之助に遺影を届けさせた歳三ですが、よもやその写真を見て、未来の子ども達がこのような作品を作り上げるなんて夢にも思わなかったでしょうね。
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ふるさと歴史館から車で20分ほど移動し、「おふろの王様 多摩百草店」にやって来ました。帝京大学のすぐ裏にあります。平日は一人880円で、じゃらんポイント800点を使えたので、80円だけの支払いになりました。
おふろの王様 (多摩百草店) 温泉
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到着時にはお昼を過ぎていたので、真っすぐに食堂へ。
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緑を眺めながら食事ができるカウンター席に座りました。
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お値段はどれもリーズナブル。
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期間限定メニューもあります。
注文は「注文口」と書かれたところにあるタッチパネルで行い、支払いは下駄箱のキーのリストバンドを読み込み、帰りに精算する方式でした。 -
チキン南蛮定食にしました。価格は税込み1000円。タルタルソースに弱いので、ついつい頼んでしまいましたが、ほとんど運動をしていないのに高カロリーなものを食べる罪悪感はハンパない…。明日はちゃんと運動しますよ~と言い訳しながら食べました(笑) 味はまぁ普通でした。
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そして、お風呂へ。内湯、露天風呂ともにいくつか種類があって、いろいろ回って入るのが楽しかったです。薬草塩蒸し風呂なども面白かった。人工温泉ということですが、ちゃんと温泉の香りがするお風呂もあって、十分に満足できました。シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーあり。化粧水等はありませんでした。
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お風呂上がりは漫画コーナーへ。
漫画はこちらのソファーで読んでもいいし、写真は撮っていないけど、奥にはリクライニングチェアがあって、そちらに持って行って読んでもいいそうです。
ゆっくりと漫画を読んで過ごし、また温泉に入って、夕方道路が込みだす前に帰りました。いつも休日はあくせく動き回っているので、たまにはこんな過ごし方もいいですね。
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