2024/10/20 - 2024/10/20
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あおばさん
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記録的な猛暑が続いた2024年もようやく10月後半を迎えて、秋の気配が漂ってきました。
旅人的には、やっと暑さを気にせず快適に出歩ける季節です。
今年の春から初夏にかけて、北海道の宗谷方面や小豆島、信州などを回って、秋には西へ行きたいな…と思っていたので、今回は飛行機に乗って九州へ出かけることにしました。
初日の10/20は羽田から佐賀空港に入って、佐賀県西部の武雄温泉を目指します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自転車 ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝の地下鉄にゴトゴト揺られて1時間半。
朝6時半に羽田空港に到着しました。
分解した自転車を手荷物カウンターで預けて、搭乗ゲートへ向かいます。 -
バスで空港内を移動して、朝7時半の佐賀行きANAに乗り込みます。
-
飛行機は大きく旋回して雲を突き抜けて、眼下に日本アルプスが見えてきました。
飯田上空に差し掛かったころ、機長からアナウンスが。
「本日向かい風が非常に強いため、当機は安全に支障のない範囲で最大出力で航行しており…目的地・佐賀には定刻通りの到着を予定しております。」
…こんなアナウンス初めてだし、しかもちゃんと定刻で着くのか('Д')
エンジンの唸り声を響かせて、飛行機はひたすら西を目指します。 -
九州に入ったあたりから降下が始まり、右手に有明海が見えてきました。
海面に色とりどりのバーコードみたいなのが浮いてるの、見えますか?(端末の画面を明るくすると見やすいかも)
有明海名産の、海苔の養殖網だそうです。
空から見るとこんなにカラフルなんですね。 -
先ほどの機長の宣言通り、定刻で佐賀空港に到着しました。
操縦クルーのお2人も全力航行した飛行機も、お疲れ様でした!!
空港を出たところで自転車を組み立てて、今日のツーリングの始まりです。
まずは空港の隣のコスモス園へ向かいます。 -
干拓地に整備されたコスモス園は、遮るものが何もなくて気持ちいいです。
コスモスの花は七分咲きといったところ。 -
風に揺れる深紅のコスモスが空に映えます。
-
夏の象徴・ひまわりもまだまだ負けじと存在感を放っています。
10月も後半なんだけどな・・・(笑) -
さて、コスモス園を出て佐賀平野に乗り出します。
道の案内板には「吉野ヶ里 23km」の文字。
私もこれから吉野ヶ里へ行くつもりでしたが、この日の風向・風速は「北東の風・8m」。
台風まがいの強風が、茫漠たる佐賀平野を撫でています。
そして吉野ヶ里は佐賀空港から"北東"に23km。
つまり吉野ヶ里へ行くには、1時間以上向かい風に逆らわねばならず…
私は飛行機のように強力なエンジンを積んでるわけじゃないので、途中で脚が逝きます。無謀は避けましょう。
というわけで、追い風を受けられる南西方面へ向かいます。 -
肥沃な穀倉地帯の佐賀平野は、今が新米の収穫シーズン。
黄金色に実った稲穂の海を駆け抜けます。 -
ところどころ、北海道で見かける牧草ロールのような稲わらロールが作ってありました。
これも飼料にするんでしょうか? -
大小の水路と田んぼを越えて、国道を西へ向かいます。
どこまで行っても標高が1~3mしかなく、信号も少なくてなかなかの快走路です。 -
佐賀空港から約20kmの道の駅しろいしでお昼休憩します。
-
2階の「たんなかcafe360°」さんでランチをいただきました。
メニューは有明鶏の香草パン粉焼き+白石米セットをチョイス。
口の中で融けていくような有明鶏もすごく美味しいのですが、それ以上にお米がめちゃくちゃ旨い…!!
噛めば噛むほど甘味が強くなるし、水分が多いのにべったりしてない炊き加減も絶妙です。
それなりに色んな土地を旅してきましたが、明確に「ご飯が美味しい」と感じたのはここが初めてかもしれません。
お米は地元産の「夢しずく」という品種らしく、道の駅の1階で2kg1300円で売っていました。
本当に買って帰りたかったけど、自転車で運べる荷物量が限られてるので今回はパス。ちょっと残念でした。 -
道の駅しろいしから1時間ほど走って鹿島市に入りました。
日本三大稲荷の1つ、祐徳稲荷神社までもうすぐです。 -
参道脇の観光協会の駐車場に自転車を止めて、祐徳稲荷の境内へ向かいます。
あれ、なんか日本三大稲荷っていう割には門前町が寂れてない…?
鳥居の奥はお土産屋が並ぶものの、どこか昭和の香りが漂います。
でも、それがかえっていいのかもしれません。
いい意味で、インバウンドブームにかぶれていないというか。 -
本殿の前の楼門まで来ました。
ここまで来ると国内外のお客さんが増えて、極彩色の門も相まって華やかな雰囲気です。 -
門の左右を守る神様?の像は、ご当地佐賀の有田焼製でした。
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山の上の御本殿は、清水の舞台みたいな構造です。
風鈴が揺れる参道を登ってお参りしましょう。 -
お稲荷さんの象徴・狐の柄の風鈴が並びます。
紫陽花やもみじの柄もあって、見ているだけで楽しいです。
いっせいに風にそよぐ音も素敵…と言いたいところですが、如何せん数が多すぎてちょっとうるさいくらいです(笑)
これ、全部でいくつあるんでしょう…? -
御本殿で静かに手を合わせます。
-
本殿の奥の青もみじが素敵でした。
あと1ヶ月くらいすれば、ここも朱色に染まるんでしょうか。 -
駐車場に戻って、自転車の旅を再開します。
ここから今日の最終目的地・武雄温泉まではあと20km。
このペースなら17時までに到着できそうです。 -
鹿島市を抜けて嬉野市に入り、長崎街道の塩田宿に着きました。
祐徳稲荷から10km、武雄温泉までも残り10kmの、今日の最終中継地点です。 -
ところどころに白壁の古い家が残る、風情のある街並みが素敵です。
-
蔵造り風の喫茶店に入って、地元産の牛乳で作ったソフトクリームをいただきます。
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続いてホットの嬉野番茶を一杯。
温かいお茶を飲んで、体の芯から新しい力が湧いてきた気がします。
考えてみたら、今日ここまで50km走ったんだもんな…
電車や車の登場以前の旅人たちも、こうやって宿場で体を温めて、次の街へ向かう気力体力を養ったんでしょうか。 -
塩田宿の川沿いのエリアに出てみると、昔の港湾施設の遺構?がありました。
コンクリート製だし、比較的最近まで使われていたんでしょうか? -
なるほど、この写真のクレーンがさっきのコンクリートの正体ですね。
焼き物の原料の陶石を船で運んでいたそうです。
というか、思ったより船が大きいですね。
川の水量から見てせいぜいベネチアのゴンドラ程度のサイズを想像していましたが、それなりに積載量がありそうです。 -
塩田宿を後にして、田園地帯を北へ走ります。
-
武雄の市街に入って、新幹線の高架が見えてきました。
温泉街はもうすぐです。 -
塩田宿を出て30分ほどで、武雄温泉の宿に到着しました。
温泉街のメインストリートに堂々と構えたこちらの「湯元荘 東洋館」さんが今日のお宿です。 -
今晩のお部屋は3階。
1人で過ごすにはもったいないくらい広々したお部屋です。
そして、この部屋の最大の魅力が・・・ -
窓の真正面に、辰野金吾が設計した武雄温泉の楼門が見えるんです。
鮮やかな赤にライトアップされた楼門を時間を気にせずゆっくり眺められる…武雄随一の特等席です。
パリで言えば凱旋門ビューですからね(笑) -
夕飯の前に、建物を近くへ見に行ってみましょう。
夜空に赤々と照らされた楼門は、さながら閻魔城のよう。 -
楼門の奥には閻魔大王の審判所…ではなく、こちらも辰野金吾設計の武雄温泉新館があります。
今では資料館として保存されていますが、かつてはここも入浴施設だったそうです。 -
朱色の柱と黄色がかった電球色の照明がマッチして、物語の一場面のような雰囲気。
奥から湯婆婆の声が聞こえてきそうな… -
18時半からの夕食に備えて宿に戻ります。
宿の中も楼門の切り絵に、大きな屏風に、有田焼の展示ルームに…歴史ある旅館だけあって、見どころに事欠きません。 -
ライトアップされた楼門を見ながら、お部屋で夕食をいただきます。
本日の献立はこちら。
お刺身に、鯛のあら炊きに、ズワイガニの天ぷらに…
佐賀牛の陶板焼きが霞むくらい豪華なメニューです。
楼門ビューのお部屋にこの食事がついて、税込2万円弱はかなりお買い得な印象です。
同じ宿が関東にあれば、1人1泊3万円はくだらないでしょう。 -
まずは前菜から。
さっそく胡麻豆腐にいくらが乗ってる… -
ズワイガニと野菜の天ぷらの盛り合わせと、鯛のあら炊き(奥)
-
それにしても、出てくる有田焼の食器がどれもこれもお洒落なのが凄い…
盛り付け方含めてこんなに綺麗なお新香の皿、見たことありませんよ。
お皿を買って帰りたいくらい(笑) -
続いてお待ちかねの佐賀牛陶板焼きの登場です。
お肉が柔らかく脂もほどほどで、優しい味でした。 -
食後のフルーツに秋が旬のシャインマスカットと柿をいただいて、夕食タイムは終了です。
関東から最近引越してきたという仲居さんとのお話も弾んで、素敵な時間でした。 -
食後は1階の源泉かけ流し大浴場へ。
かつて宮本武蔵も入ったと伝わる武雄の温泉は、弱アルカリ性でとろみのある美肌の湯です。
温泉が文字通り溢れるがままになっている湯船はややぬるめで、長湯して体を休めるのにぴったりでした。
湯上りにもう一度窓越しに楼門を望んで、窓の外の人の動きが絶えるころ、私も床に就きました。
明日は朝から電車で移動して福岡市内を巡る予定です。
それでは皆さん、おやすみなさい。
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