1泊2日台北　カフェ巡り　半分仕事だから忙しいのは仕方ない

2024/10/15 - 2024/10/16

モロッコ発の人気アラビカ専門コーヒー店「Bacha Coffee」をご存知でしょうか。
コーヒーの品質が良いのはもちろんのこと、フレーバーコーヒーやオリジナルブレンドの種類が多く、統一された美しいデザインが素晴らしいカフェです。
店員さんのホスピタリティも一流。
ネットで調べると「コーヒー界のエルメス」と呼んでいる人もいるようで…。
シンガポールを中心に店舗があるのですが、残念ながら日本には未上陸。
仕事でコーヒーに携わっているので、どうしてもBacha Coffeeを体験したくて店舗を探すと、近場ではソウル、台北、香港にお店があります。
ANAのマイルだけはたくさん貯まっているので、特典航空券取れるところないかな～とサーチすると……ありました！
１．福岡や香港経由のシンガポール行き（シンガポール航空利用だから、諸経費が激安で往復２万円以下！）
２．羽田→台北松山のANA便

シンガポール航空利用でお安く行けるのはとっても魅力的ですが、残念ながら仕事の都合上２日間しか時間が取れない（汗）
シンガポールも行けなくはないけど、せっかくだからカフェ巡りもしたいな・・・と考え、今回は台北にしました。
台湾、大好きだし。
観光はなし、ひたすらカフェ巡りの忙しい２日間でした。

飛行機　NH853　羽田13：20　→　台北松山16：20
　　　　NH854　台北松山16：50　→　羽田20：40
　　　　諸経費　一人26,000円

ホテル　FX HOTEL（南京復興駅すぐ近く）
　　　　エクスペディアで予約　ツインルーム　5800円（2人分で！）　

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は夫と2人で行くので、車で羽田空港へ。
10：30
羽田空港駐車場の慢性的な混雑がネットニュースに上がっていたので不安もありましたが、連休後の平日ということもありスムーズにP4に停められました。
ただ、P1とP3は「混雑」になっていたので平日でもあまり余裕はないのかも。
金、土、日、祝日は朝から満車（第3ターミナルのP5まで！）のことが多いので、すごく朝早く行くか、バス電車を利用したほうが良さそうですね。

第2ターミナル国際線は、広々としていて好きです。
人も少ないし。
チェックインも保安検査も出国審査も、他のお客様がいない状態で待ち時間０でした～。
第２ターミナルの発着便が増えたそうですが、まだまだキャパに余裕がありそうです。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

免税店もガラ～ン、ANAラウンジもガラ～ン、でした。

この日は上海便の遅延があり、たくさんのお客様がラウンジに入りましたが、満席には程遠い居心地のよいラウンジです。

羽田空港第2ターミナル(国際線)ANAラウンジ 空港ラウンジ

ザ・「ラウンジ遊び」っていう感じを狙ってみました。

ボーディングタイムです。
今日はお世話になります！

FaceExpressを登録している人専用の入口（ルート）があり、グループに関係なく搭乗できるみたいです。
搭乗券のバーコードをかざし、顔認証でスル～。簡単。
意外とFaceExpressを登録している人って少ないんですね。

窓側３列の通路側２席を予約していましたが、窓側の席が空席。
やった～、２人で３席使えて広々です。

今回の機内食はシーフードを事前にリクエストしていました。
うん、おいしい。
サーモンのサラダが好みの味でした。

予定通り到着。
わ～い、台湾だ～！

入国審査は事前にネットで登録しているので紙を書かなくていいのがラク。
到着が私たちの１機のみのようで、待ち時間ほぼ０。

台北松山空港 (TSA) 空港

まずはホテルに荷物を置きます。
南京復興駅（Brown Line）近くの「FX HOTEL」。

お部屋は清潔で十分な広さ。
お風呂に湯船はありませんでしたが、熱いお湯が十分に出るので合格！

FX ホテル タイペイ ナンジン イースト ロード ホテル

すぐにホテルを出てカフェ巡りスタート。

移動はほとんどバスを使いました。
Googleマップが超優秀で、ルート検索が大活躍でした。

１件目のカフェは温州街の「dAVinci Coffee（達文西珈琲）」。
こちらは台湾のコーヒー豆コンテスト用の焙煎をしているお店です。

事前にインスタでコンタクトを取ると快く応じてくれて、私たちを待っていてくれました。
台湾のコーヒーについてたくさんお話して、楽しかった。

こちらではコンテストで優勝した豆を購入しました。
（すっごく高かったけど…。）

２件目は台電大樓駅近くの「Aura微光珈琲」。
オーナーにコンタクトが取れずお会いできなかったのですが、美味しいコーヒーを頂きました。

微光咖啡 カフェ

ラテのミルクが滑らかで、高い技能で丁寧に作られているのがよくわかります。

そしていよいよ「Bacha Coffee」へ。
新光三越台北信義店の１階にあります。

もうクリスマスっぽい。

新光三越 台北信義新天地店 百貨店・デパート

「Bacha Coffee」はさすがの人気店、内用（イートイン）は並んでいることも多いそうですが、平日の夜なので空席がありました。

１番人気のスペシャリティコーヒー（イエメン）と、１番人気のフレーバーコーヒー（キャラメル）、クロワッサンとチーズケーキを注文。
閉店が近かったため、クロワッサンは好きな組み合わせで食べていいよ、と選ばせてもらえました。（本当は同じクロワッサンが２個セットになっているらしい。）

ソウルやシンガポールの路面店では「アフタヌーンコーヒー」という食事やスイーツがセットになったものを楽しめるのですが、台北はデパートの一角にショップがあり、コーヒーを飲むのもカウンターのみで残念。

ショップ内のディスプレイなどはさすがです。

お土産にコーヒーやゼリーなど購入しました。
すぐに免税金額の2000元を超えると思いますので、忘れずに免税手続きをしましょう。（お店で書類を書いてもらうのを知らなかった私たちは、空港でそれを教えてもらいがっかりしたのでした。）

閉店時間までゆっくりさせてもらい、お腹いっぱい。

でも、せっかくなのでホテル近くの遼寧街夜市を見て歩き、魯肉飯と牛肉スープを外帯（テイクアウト）して遅い夕食をとりました。

遼寧街夜市 散歩・街歩き

2日目朝。
カフェのオープンは11時以降が多いので、朝はゆっくり活動開始。

ホテル近くにGoogleの評価が高い「五湖豆漿」というお店があったので行ってみました。

ほとんど地元の人で、行列が絶えません。
内用、外帯とも同じ列に並びますが、レジのお兄さんの捌きが見事で待ち時間も少ないです。

「内用」と伝え、注文をして先払い。
するとお兄さんが席を指定して「ここで待ってて～」と。
注文したものはお店の人が席まで持ってきてくれます。

鹹豆漿、（甘い）豆漿、小籠包、焼餅油條を注文。
全部で164元。安い！！

小籠包は小さな肉まん、という感じで、私は薄い皮よりこっちのほうが好み～。
甘い豆漿も美味しい。早く日本で流行ってほしい。毎日飲みたい。
油條がサクサクで、これも毎日食べたい。

テーブルに置いてある辛いソースをつけて食べると最高です。

ホテルをチェックアウトしたら荷物を預けて、今日のカフェ巡りスタート。
その前に龍山寺に立ち寄り、お参り。
何度来ても美しさに感激します。
龍山寺に来るときはいつもいい天気。
神様が歓迎してくれているのかな～。

龍山寺 寺院・教会

龍山寺から東の方へ歩いていくと、昔ながらのレンガ作りの通りが保存されており、博物館があったり雰囲気のいい通りがあります。

その街角に「Gaze Cafe」がありました。
眼鏡屋さんとカフェが一緒になっているお店かな。

剥皮寮 旧市街・古い町並み

カフェの外観、内観とも写真を撮り忘れたのでGoogleマップを載せておきます。

こちらもインスタでコンタクトを取ったところ、オープン前にお話できることになりました。
美味しいコーヒーもごちそうになって、たくさんお話できて幸せ。

Gaze Cafeのスタッフさんに、近くに美味しい肉圓のお店があるよ～と教えてもらったので、早めのランチです。
龍山寺近くの「川業肉圓」さん。（４トラの地図だと「萬華新竹肉圓」となっているようです。）
入口でオーダーして支払いですが、見た目強面のおじちゃんがすごく親切！
そしておばちゃんがテキパキ。
新しい店内でしたが老舗だそうです。

油で揚げた「油炸肉圓」55元を選びました。（蒸したものもプルプルで美味しそうだったけど。）
熱々の肉圓のお味が良いこと！！
これ毎日でも食べたい。

ランチには早い時間だったので注文も並ばす席も余裕がありましたが、帰る頃には行列になってました。

萬華新竹肉圓 地元の料理

次のカフェは東門の方へ移動し、「SODA by coffee flair」です。
永康街からも近いですね。

こちらもインスタでコンタクトを取ったところ、焙煎士さんと日本語が話せるスタッフさんが待っていてくれました。

突然お邪魔したのに、皆さん優しい〜〜〜！

飲み進んだ後の写真で恐縮ですが、こちらではコーヒーを２つの器で楽しみます。
（本当は右側の背の高いガラスの器にコーヒーが入って出てきます。）
左側のガラスの器で飲むとコーヒーの香りや味がダイレクトに感じられ、丸い陶器の器で飲むと全体がまろやかに口の中で広がる感じがします。
面白い体験でした。

台湾のお茶文化とコーヒーの融合かなと思います。

だんだんフライトの時間が近づいてきたのでカフェ巡りは終了。

帰る前にしたいことは？と夫に聞かれたので、「冰讃！」。
お店に向かうと…ガーン、閉店していました。
Googleの口コミを見たところ、私たちが訪れた日から休業に入ったようです。
間に合わなかった…。
来年行きま～す。

気持ちを切り替えて冰讃近くの「双連円仔湯」で休憩。

雙連圓仔湯 (スァンリェンユェンズタン) スイーツ

ピーナッツの粉がかかったお餅おいしい。
そして芋圓、大好物です。

あっという間に帰る時間…（泣）

ホテルで荷物をピックアップして地下鉄で台北松山空港へ。
Brown Line沿いのホテルだと１本で行けるから便利。

空港カウンターで荷物を預けるときに「席を前の方にしますが、良いですか？」と。
エコノミーだけどプレエコ座席にしてくれました。やった～！

良い気分で新しくなったラウンジに行きます。

台北松山空港 (TSA) 空港

前のラウンジはいつも満席に近く手狭でしたが、新しく広くなっていい感じ。

食事は前とあまり変わってなかったかな。

台北松山空港 VIPラウンジ 空港ラウンジ

ヌードルバーがあったので牛肉麺を食べてみました。
おいしい！
ラウンジだからと侮れません。

エコノミーだけどプレエコ席、なおかつ最前列なので広くて快適！
この席ならヨーロッパも余裕で行けそうだ〜。

コーヒーと美味しいものでお腹いっぱいの幸せな２日間でした。
コーヒーパーソンの懐の深さ、優しさを感じた２日間でもありました。

また行かなきゃ。

お土産たち。

Bacha Coffeeのコーヒー、立ち寄ったカフェの豆、空港のセブンで買ったパイナップルケーキ。

そして、プレオーダーで予約しておいた焼酎「村尾」です。

行き帰りで計２本予約できたのですが、今回はちょっと遠慮して１本だけ。
残念ながら今年の分は12月中で終わるようですが、機会があればまた買おう。
（いつかJALに乗って「森伊蔵」を狙ってみたいな…。）

カフェ巡りが中心だったので観光はほとんどなしの短い滞在になりましたが、やっぱり台湾は素敵。
次は台南や阿里山の方に行ってみたいな～。

最後までご覧くださいまして、ありがとうございました！