2024/09/13 - 2024/09/16
734位(同エリア2129件中)
佐野屋さん
この旅行記のスケジュール
2024/09/13
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グリンデルワルト→ツェルマット→スネガ→ツェルマット
2024/09/14
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ツェルマット→サース・フェー(シュピールボーデン、ミッテルアラリン)→ツェルマット
2024/09/15
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ツェルマット(ゴルナーグラード鉄道、ローテンボーデン、リッフェルベルク、シュヴァルツゼー)
2024/09/16
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ツェルマット(朝焼けのマッターホルン『モルゲンロート』)
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この旅行記スケジュールを元に
2015年にスイスを訪問し、今回は2度目の訪問です。前回はベルニナ・エクスプレス、グレッシャー・エクスプレス、ユングフラウヨッホ、ツェルマット(ロートホルン)、シャモニ・モン・ブラン(エギーユ・デュ・ミディ)を体験しました。その中で、ツェルマットでのマッターホルン見学のみが曇りで、見ることが出来ませんでした。今回の訪問はマッターホルン見学を目標として企画しました。時期はツェルマットでの降水量が最も少ない9月、宿泊地はツェルマットへのアクセスを考慮して決めました。しかしながら曇天が多く、そのためスイスパス(8日間)を利用し、様々な場所を訪問しました。その中にありながら、たった1日(9月15日)だけ素晴らしい快晴になり、白い逆さマッターホルンを見ることが出来ました。
9月9日22:50中部国際空港発から9月18日19:05チューリッヒ空港発までの旅行記です。
今回はツェルマットに滞在した9月13日~9月16日分です。
9月10日グリンデルワルト、フィルスト観光
9月11日ラウターブルネン(シュタウブバッハの滝・トリュンメルバッハの滝)、ミューレン(シルトホルン観光)
9月12日ベルン、マイリンゲン(アーレシュルフト観光)
9月13日ツェルマット(スネガ観光)
9月14日サースフェー
9月15日ツェルマット(ゴルナーグラード・シュヴァルツゼー)
9月16日ツェルマット(モルゲンロート)、ルツェルン
9月17日ザンクト・ガレン、シャフハウゼン(ラインの滝)
9月18日チューリッヒ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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13日、8:00頃にグリンデルワルト駅に到着し、インターラーケンオスト駅を目指します。天気予報通り天気は思わしくありません。
グリンデルワルド駅 駅
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電車に乗り少し走りました。天気は少し良くなりましたが、まだまだです。
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11:20頃ツェルマットに到着し、チェックインしました。前回のスイス旅行の時に、駅から近い上に通りから少し入って静かな事、ウッド調の部屋が気に入っていたので、旅行社に指定しました。
ウッディーで落ち着ける場所です。 by 佐野屋さんHotel Butterfly ホテル
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部屋の雰囲気はこのような感じです。前回は下の階であったため天井は異なります。午後にサービスとしてアフタヌーンティータイム時間が1時間半位あります。食堂でコーヒーを飲みながら、軽いカステラのようなケーキを食べれます。不満ではありませんが、冷蔵庫がありません。それと泊まった部屋からマッターホルンは見えませんでした(参考まで)。
ウッディーで落ち着ける場所です。 by 佐野屋さんHotel Butterfly ホテル
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12時頃、ホテルを出て、スネガ行きのケーブルカー乗り場を目指しました。駅に近づいたところで、何気なく振り返るとマッターホルンが見えました。全体を見ることが出来ませんが、前回は全く見ることが出来なかったことから大感激です。家内も大喜びです。遂に見ることが出来ました。急ぎケーブルカー駅を目指します。
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駅で切符を購入する時、『スネガ往復』と回答しました。眺めが良ければロートホルンまで上がり、徒歩でスネガに降りて、ケーブルカーでツェルマットに帰ることを考えていました。ロートホルン行きの切符を購入しなかったことを後悔することになりました。スネガに到着です。何とか見えます。
スネガ 山・渓谷
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スネガを少し散策して、ロートホルン行きの切符を買おうとしたところ『風が強いため販売を中止します』との回答です。切符を持っている人はリフトに乗って行きます・・・。仕方がないので逆さマッターホルンが見えるライゼーの湖を目指します。
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湖に到着しました。風のため波が立ち、湖面にマッターホルンが映りません。
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しばらく歩くとスネガまでのリフトがありました。このような良い乗り物があるとは思いませんでした。迷わず利用しました(出来ればスネガからの下りでも利用したかったです)。
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13:30頃スネガから降りてきました。ケーブルカーの駅の近くから撮りました。雲で殆ど見えません。ロートホルンに行けなくて良かったかもしれません。ホテルに戻って、休憩してから日本人橋等ツェルマットを散策しました。
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今日(14日)のツェルマットの天気は曇りです。そのため、かねてより行きたかったサースフェーを訪問することにしました。シュタルデン・サースで電車を降りて、サースフェー行きのバスに乗ります。バスに乗って40分位でサースフェーに到着予定です。半分くらい進んだところで、バスが止まって動きません。何かあったのかなっと思ったら前方から羊の群れです。ほほえましい光景です。
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11時頃、サースフェーに到着です。バスターミナルから出ると、氷河が迫っています。展望台の見下ろす氷河は何度か見ましたが、下から見上げる氷河は初めてです。しかも、間近に迫っています。
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パノラマ橋から見た氷河とミシャベル連邦です。グーグルマップのストリートビューでは2019年10月と2020年8月の景色が確認できます。10月は雪がもっとあって美しいです。8月は頂上付近に殆ど雪が無く灰色の状態です。後に報告する展望台を考えると8月が良いのですが・・・。お勧め時期は?と聞かれると返事が難しいです。
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パノラマ橋から見た、ドーム(Dom)を中心としたミシャベル連邦です。ドームは山全体がスイスにある山としては最高峰(4545m)です。4000mを超える尖った山が続き、荒々しい景色です。青空の下で見たかったです。
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ロープウェイの駅の近くにある表示板で確認です。ミッテルアラリンまでは運航しています。しかし、レングフルー展望台(2868m)へのロープウェイは、途中のシュピールボーデン(2450m)までしか運航していません(写真の真ん中に赤く表示されているのがシュピールボーデンとレングフルーを結ぶロープウェイです)。表示板には、シュピールボーデンより下にも氷河がありますが、今はありません。三方を氷河に囲まれたレングフルー展望台は、天気の影響が少なく楽しめるとして期待していましたが残念です。
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シュピールボーデンに向かいます。ロープウェイ乗り場に到着です。
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シュピールボーデンに到着です。氷河が近くに見えます。視線の位置も氷河を若干見上げますが、ほぼ同じ位です。
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サースフェーを見下ろします。険しい山の谷底に町があるように見えます。
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シュピールボーデンから戻り、スーパー(Migros)で昼食を購入しました。時間のゆとりがないため、ミッテルアラリンを目指します。ミッテルアラリンに行くロープウェイの駅に到着です。スーパーで購入した昼食を食べてロープウェイに乗ります。表示を見るとスキー場です。
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ロープウェイに乗ります。
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途中駅のフェルスキンに向かいます。
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フェルスキンに到着です。ここからはケーブルカーでミッテルアラリンに向かいます。乗客は私達だけです。少し不安です。
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ミッテルアラリンに到着です。
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雪国です。
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アラリンホルンです。ドームと違って雪をしっかりかぶっています。
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ミッテルアラリンにはスキー客が多くいました。ゴム板から先は凍てついて、誤って滑落すれば大変です。歩いてきた人はアイゼンを装着していました。外に出ればドームを見れますが、危険を感じ止めました。駅の上には展望台があり、更に上には回転レストランがありました。展望台に出ようと試みましたが、寒くて足元が凍っていることから止めました。2時になったので、ツェルマットへの帰路(バスを予約していませんでした。万が一混み合うリスクもあります)を考えてツェルマットに戻ることにしました。天気が晴れて時間があれば、食事をしながら景色を眺められ良いと思います。ネットでメニューをチェックすると、極端に高額でないので良い思い出になると思います。
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フェルスキンに到着です。行きはミッテルアラリン行きのケーブルカーに直行しましたが、少し散策です。曇っていますが、視界はそこそこです。
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不思議な光景です。雲の上の山、雲、雲の下の街が一度に見えます。
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天気が良ければ・・・
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ロープウェイからの眺めです。はるか前方に見えるのはベルナーアルプスと思われます。
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向かって左手にロープウェイのロープ・橋脚が見えます。位置的にレングフルー(黄色の矢印上)とシュピールボーデン(黄色の矢印下)と思われます。レングフルーの場所に驚きました。グーグルマップのストリートビューでレングフルーを見ると、2020年8月晴天の展望台で楽しそうな雰囲気です。
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明日(15日)のツェルマットの天気です。期待できます。
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午後5時頃にツェルマットに戻ってきました。マッターホルンの見えるところまで行きました。雲はありますが全体が見えました。明日の天気予報は晴れです。
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午後7時50分頃、日本人橋から撮りました。夕焼けに染まるマッターホルンです。雲がありません。明日が楽しみです。
日本人橋 建造物
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夕食は2015年に訪問したホテルポルクス内のレストラン(グーグルマップではRestaurant Pinte)で頂きました。6時頃に入店しようとしたら『満席です』とのことでした。午後8時なら大丈夫と言うことでしたので、8時に予約して入店です。チーズフォンデュ・ラクレット・ビール・フレッシュジュースで48.80フランです(スイスではリーズナブルと思います)。9フランのラクレットは少量です。更に目の前で溶かした状態のチーズを盛り付けてはくれませんが美味しいです。フォンデュの量が十分にあるので、シルバー夫婦二人はこれで十分です。
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15日、天気予報通り快晴です。朝日に当たるマッターホルン(モルゲンロート)を見るために7時頃まで見てました。しかし、8時発のゴルナーグラート鉄道の予約を取っている事、朝食をまだ摂っていないことからホテルに戻りました。
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予約を取ってあるといっても、やっと晴れた日のため混雑が懸念されたので、7時40分位に駅に到着しました。駅員の方に切符を提示したら、専用の改札口に案内され専用レーン(黄色)のレーンを進みます。すると専用の待合室に到着です(私達を含め他は1組のため、ゆったり座れます)。
ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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列車が到着すると、予約者用の待合室のゲートがオープンして、3・4分後に一般乗客用のゲートが空きます。希望の席に座ることが出来ます。事前に調べていた家内から進行方向に向かって右側を勧められ、着席しました。
ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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電車が動き出して間もなくマッターホルンが見えてきます。
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車窓からです。マッターホルンが近くに見えます。
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ゴルナーグラート駅に到着です。マッターホルンが奇麗に見えます。
ゴルナーグラート 山・渓谷
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中央の山がリスカムでその左がモンテ・ローザです。風格があります。
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リスカムの右側にある二つの白い山は、カストールとポリュックスでふたご座の星と同じ名です。ロッチャ・ネーラ、ブライトホルン、マッターホルン・グレッシャー・パラダイスと続きます。青空の下、最高の眺めです。
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マッターホルンは連山でなく独立峰のため、山麓から頂上までの姿が美しいです。
ゴルナーグラート 山・渓谷
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右側のリンプフィシュホルンからミシャベルアルプスです。山の向こうが昨日訪問したサースフェーです。
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ゴルナーグラート駅を出発して、逆さマッターホルンを見るためにローテンボーデンに向かいます。
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9時40分頃にローテンボーデンに到着しました。リッフェルベルク駅までハイキングです。雲一つない快晴です。
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逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼー目指します。一昨日のスネガのライゼーが頭によぎります。いくら天気が良くても湖面が波立てば見れません。左下にある木道を進みます(直ぐ土の道に替わります)。
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湖が見えてきました。マッターホルンが映っているか、期待に胸が高鳴ります。
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映っています。家内が『映ってるー!』と叫びました。
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スイスに着いてから、グリンデルワルトのアイガーは日に日に白い部分が下がってきていました。地球の歩き方に掲載されている写真よりも白いマッターホルンです。足元は薄氷が解けた状態です。現在(10月5日)時点のリッフェルベルク周辺は、ライブカメラで見ると雪に覆われています。シニアの私達では歩けません。私達が見ることのできる最高の逆さマッターホルンです。
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家内がやりたいと言っていたポーズです。
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私はマッターホルンをハグした写真を撮りたかったのですが、無理だったので、このポーズです。
マッターホルンの絶景ポイントの一つです。 by 佐野屋さんリッフェル湖 滝・河川・湖
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リッフェルベルクに向かってハイキングです。もう一つの湖を目指します。
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もう一つの湖が見えてきました。
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リッフェル湖よりも人が少なくて静かです。アジア人の団体客でうるさかったリッフェル湖と違います。
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すれ違う人も少なく、気持ちの良いハイキングです。
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ハイキングも後半です。
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リッフェルベルク駅に到着です。ここで大誤算が発生です。計画ではリッフェルベルクからロープウェーでフーリへ行き、フーリからシュバルツゼーに行く予定でした。ところが、ロープウェーが止まっています。古い地球の歩き方には『冬季のみ運行』の表示がありますが、その後のブログでは夏でも利用した方がいらっしゃいました。最新の地球の歩き方には『冬季のみ運行』の表示がされていませんでした。
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フーリまでのルートを検索しました。ここ(リッフェルベルク)から徒歩で1時間22分です(無理です)。ツェルマットの一つ手前、フィンデルバッハ駅で下車し、フーリよりも下のツェルマットのロープエー乗り場までですと徒歩9分の表示です。疲れていたのでこちらにしましたが、誤算でした。駅から灰色の丸印までの点線の部分が道もはっきりせず、アップダウンがきつく9分どころか40分位かかりました。正解はツェルマットまで行き、そこから徒歩でした。
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13時30分頃にシュバルツゼーに到着です。マッターホルンが近いです。家内は山麓から立ち上がる美しいゴルナーグラート展望台のマッターホルンが好きですが、私は眼前にドーンっとそびえるマッターホルンが好きです。迫力があります。
迫力のあるマッターホルンを見るなら最高の場所です。 by 佐野屋さんシュヴァルツゼー 山・渓谷
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展望台からの眺めです。右下に見えるのが登山道です。
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左から、モンテ・ローザ、リスカム、ロッチャ・ネーラ、ブライトホルンです。ゴルナーグラート展望台と角度が異なります。モンテ・ローザ、リスカムはゴルナーグラート展望台の方が近くて迫力がありす。マッターホルンはシュバルツゼーの方が近いです。
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登山道を登っていきます、徐々にマッターホルンが見えなくなっていきます。グーグルマップでは後15分位歩くと場所が開け、緑の無い砂利道で岩のみのマッターホルンが見える場所に出れますが、体力が限界のため引き返しました。
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引き返した場所からシュバルツ湖を見下ろします。
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シュバルツ湖に降りてきました。マッターホルンは見えませんが良い景色です。中央にどびえるのはブライトホルンと思われます。だとするとその右はマッターホルン・グレッシャー・パラダイス?と思われます。
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シュバルツ湖からロープウェー乗り場に帰る途中に撮影スポットがあります。家内は好感を持ちましたが私は???14時15分頃ロープウェー乗りホテルに戻りました。
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夕食は家内の希望により、昨日と同じくホテルポルクス内のレストラン(グーグルマップではRestaurant Pinte)で頂きました。3時頃に入店し予約しました。昨日と同じくチーズフォンデュとラクレットです。トラブルが発生しました。翌朝にかけて二人ともお腹の調子が悪く、トイレに行く回数が増えました。ネット調べると『チーズフォンデュと冷たい飲み物は良くない』との記載を見つけました。チーズの脂肪分の消化が追い付かずに下痢をする由。そのため冷たい飲み物は避けた方が良いとのこと。私と家内は2日連続でチーズフォンデュを食べ、飲み物はビール・ジュースと冷たい飲み物でした。
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9月16日7時5分頃、お腹の具合も収まりました。朝日が当たるマッターホルン見学です。肉眼ですと、この様に見えます。感動的です。
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同じスマホですが、7時8分頃に何故かこの様に撮れました。参考までに掲示します。少し日当たりが良くなったのかもしれませんが、ここまで鮮明ではありませんでした。
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8時25分頃、ツェルマット駅からルツェルンに向けて出発です。昨日の天気と変わって雲が多いです。ツェルマット滞在中に晴れの日があり幸運でした。
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