日本一のモグラ駅から谷川岳へ

2024/07/31 - 2024/07/31

やってきました青春１８きっぷの季節！
連日、猛暑日が続いて暑くてしよーがないので、
涼みに行こう！
という事で、日本一のモグラ駅、
土合駅へ行ってきました♪♪

エリア 谷川温泉・湯桧曽温泉(群馬)

東京駅から高崎線でばびゅーんと高崎まで行って、
そこから上越線に乗り換えて、
土合目指して北上中。
すごい長時間乗車しているのに、
乗り換えがまだ１回だけなんて、
少し不思議な感じです。

水上駅で２回目の乗り換えをして、
東京から在来線を乗り継いで約３時間半、
目的の土合駅に到着♪

土合駅 駅

列車を降りると、車内との寒暖差に
おもわずブルっとしてしまいます。

隣の湯檜曽駅からずっとトンネル区間なので、
トンネルの先は真っ暗
コンクリートで固められたトンネル内の風景が
異世界を感じさせます。

以前は、右側のプラットホームしかなくて、
2007年に来たときは、
右側で乗り降りして、
いま列車が停車している線路は、
通過線だったんですよね。
まぁ通過待ちが必要なほど、
列車走ってないので、
廃止されたんでしょうけど。

マジで寒くて、体が冷えてきたので、
地上を目指します。
それにしても、真昼間なのに、
深夜の雰囲気ですよね、これ。

下から眺めると、
全然頂上が見えない。。。

さぁ、４６２段の階段登りの始まりです。

３分の１、１６０段目に到着～♪

ここには休憩スペースが設けられているので、
疲れてはいないけど、とりあえず、小休止。

下を振りむくと、結構登ってきた感があります。

が、上を見上げると、まだ全然。。。
出口が、あんな小さく見える。

階段のぼりを再開して、２６５段目。
再度、小休止。
だいぶ出口が近づいてきました。

だいぶ登ってきましたねぇー。
その分少し疲れも。。。

３６０段目に到着。
最後の休憩スペースです。
出口はもうすぐそこ。
よし頑張るぞ！！

ようやく頂上に到着～
ホームがすごく小さく見えます。
ちんたら休憩をはさんでいたら、
２０分くらいかかっちゃいました。

階段を上り聞いても、
なお、この廃墟感。
これ夜とか絶対怖すぎでしょ。

窓から駅舎が見えてほっとします。

昔は精算所として使われていた場所は、
今では、駅に併設されている
グランピング施設の炊事場かな？
まな板が干してあるのが見えます。

無人の改札を通って待合室へ。

切符売り場には、
かわいらしく駅員さんの帽子が置かれています。、

地中深くから、ようやくシャバに出てきました。
真夏の日差しがまぶしい！！

土合駅舎を。
三角屋根が特徴的な駅舎です。

階段登りに時間をかけすぎて、
谷川岳行バスが、とうの昔に出てしまったので、
駅徒歩３分のドライブインでお昼ご飯。
平日とはいえ、お昼時に心配になるくらいガラガラ状態。。。
１０００円以下で、大きなマイタケ天ぷら入りうどん食べれて、
お得感あるんだけどなぁ。。。
ちなみに汁は、
昔、千葉駅にあった駅そばの濃ゆいしょうゆ味で、
少し懐かしかったり。

谷川岳ドライブイン お菓子の家 グルメ・レストラン

お昼を食べ終えて外に出ると雨が降っていました。
さっきまでよく晴れていたのに。。。
黒い家は、土合駅正面にあるカフェで、
定休日じゃなければ、テラス席で小川を眺めながら、
こちらでランチを食べようと思っていたのですが、残念。。。

駅前からバスに乗り５分。
谷川ロープウェイ乗り場に到着です。

谷川岳ロープウェイ 乗り物

今日の天気は、雨のち晴れってところでしょうか？
あと、結構いいお値段です。

えっ、何？
ロープウェイ乗るのに、４５分もかかるの？
と勘違いしそうな表示。。。
これ、混雑時に、ここまで列をなしていたら４５分かかるよって
表示だそうです。

全然並んでいないので、すぐに乗車。
すごい高いところを登っていきます。

客車の中はこんな感じで超広々。
２０人くらいは座れる広さがありますが、
乗客は私だけ。
好き放題移動して写真が取れてラッキー♪

小さな滝が見えました。

どんどん登っていきます。
一方で、上のレストランに荷物を運ぶ用でしょうか、
砂利道ですが、車が通れる道も整備されています。

乗車時間は約１０分と、
そこそこ時間がかかるので、
乗車駅が全然見えなくなってしまいました。

天神平駅に到着。
このロープウェイは、
次々に客車が来るので、
混雑時以外は、
基本、ガラガラ状態で乗れそうです。

山麓の乗車した駅が標高約７５０mなので、
一気に６００mほど上昇して、
日差しは暑いけど、気温は暑くなく、
丁度いい感じです。

天神平 自然・景勝地

思わず、ヤッホー！と言いたくなる景色です。

さぁ今度は、こちらのリフトに乗って、
さらに上を目指します。
うーん、リフト後半はかなり急こう配のようですね。

見た目、最初の方はなだらかな登りかな？
と思っていたのですが、
いやいや、実際乗ってみると、結構な角度です。

さぁ、急こう配区間に入りました。
前の斜面に足が届きそうな感じです。

後ろを振りむくと、
おぉ！絶景ではないですか！！

こちらのリフトは７分くらいで、
山頂駅に到着。
係員の方が３人くらいいて、
動かすのも、結構人手がかかって大変なんですね。

リフト乗り場から外を見ると、
おぉー山の尾根がめっちゃきれいに見える～！

天神峠 自然・景勝地

折角なので、もっと高いところから見渡そうと、
リフト乗り場の上へ。
途中、カフェがあるのですが、
またもや今日はお休み。。。
夏休み期間とは言えども、
平日はやらないのね。
ここでコーヒーでも一杯と思っていたので、
ちょっと残念。。。

リフト乗り場屋上から。
谷川岳の稜線が、本当にきれいに見えて、
そこに雲もかかって、なかなか幻想的な眺めで、
来てよかった～♪

時間があれば、この稜線を少し歩いてみたっかったですが、
電車の本数が少なく、時間制約が厳しいので、
この景色を眺めるだけにしておきます。
でも、この景色だけでも、
来た甲斐があります。

両線の反対側は、んーガスっていて全然見えない

一番高いオキノ耳までは２時間半もかかるという事なので、
朝一の電車で来ないと日帰りは難しそうですね。

丁度、山の斜面が雲に隠れていて、
まるで、龍が雲の中を泳いでいるようにも見えます。

再び稜線と反対側に来て、
なんかアルプスの少女ハイジとかに出てきそうな、
高原の風景です。

そんなのどかの想像をしていたら、
不意に現れた“クマ注意”。
踵を返して、リフト乗り場に戻ります。

山頂駅を1周して、
景色も楽しんだので、
そろそろ下山です。
最後にこの稜線の絶景を記念に。

帰りのリフトは、
眼下に絶景が広がって、
一瞬たりとも見逃せません！

あっちの小高い山にもリフトが設置されていて、
どうもここら辺はスキー場のようですね。

おぉ！
迫力満点！！

雲が晴れてよかった～♪

ロープウェイ代に＋500円で、
この絶景が楽しめるとか、最高すぎ！
ロープウェイ乗るなら、絶対こっちも乗ったほうがいいですね。
おススメです！

帰り際にすっかり晴れてきて、
登ってきた時より、山々が見渡せて、
ん－気持ちいい！！

再びバスで駅まで戻ってきて、
青空に三角屋根が映えますね。

電車の時間まで少しあったので、
駅正面の小川と土合駅地下ホームにつながる橋。
地下から階段を登りきったとき、
出迎えてくれる廃墟同然の景色があそこです。
んー外から見ても、廃墟感しかないね。。。

下りホームが地中深くにあるのに対して、
登りホームは地上にあって、
このギャップもまた、この駅の魅力ですね。

帰りの電車が来る前に最後に1枚、夏の景色を。
さぁ、今年の夏は、久々に青春18きっぷで出かけまくるぞ。