2024/08/26 - 2024/09/04
32位(同エリア42件中)
美味しいたまごさん
- 美味しいたまごさんTOP
- 旅行記56冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 51,253アクセス
- フォロワー8人
還暦を数年前に過ぎたおやじが、とある映画でモンゴルの草原を目にして一度この目で見てみたいとモンゴルに飛びました。家の事情で夫婦では1泊以上の旅行ができないためいつも通り一人旅です。ドラマVIVANTの影響で日本からモンゴルを訪れる人が増えているらしいのですが、TVをほとんど見ない私は旅行の手配を全部終えてからVIVANTのことを知ったという逆パターン。この旅行記中、ドラマに紐づけた紹介はしていませんがロケ地を見つけてみて下さい。旅の整理と備忘録を兼ねてウランバートル市内の観光と広々とした草原(写真では広さが伝わらないのが残念)、テレルジ国立公園、ヨリーンアム渓谷、ゴビ砂漠のホンゴル砂丘、バザンヤグ、ゲルキャンプ、ホースライディング、キャメルライディングの様子などを書いています。もしご興味あればご覧になって下さい。
7日目の旅程
・午前にホンゴル砂丘近くのゲルキャンプを出発。
・バヤンザグのFLAMING CLIFFSで昼食と散策
・宿泊ゲルキャンプへ
現地ツアー:往復専用車付き・南ゴビ砂漠・ゲル3泊4日間ツアー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝の広大な空。
-
砂漠の前の草原にはツーリストゲルキャンプや遊牧民の家が点在しています。
-
今回のキャンプもシンプルなゲル。
-
1~2名用のゲルで、電源はもちろんちょっとした家具も付いてます。
-
ゲルから外出する時は南京錠をかけます。どこのキャンプでも一緒でした。
-
朝食は玉子焼きとかパンとか、ヨーグルト、クッキー。ラクダの干し肉スープがあったのでおかわり。これ本当に美味しいなあ。
-
遊牧民が飼育している犬やキャンプにいる犬は狂犬病のワクチンを打っているそうですが、触るのはちょっと怖いので見るだけにしときましょ。
-
砂丘は日が当たって黄金色に光る部分と、雲の影になって暗い部分とに分かれて美しい姿を見せました。
-
JUULCHIN GOBI-2キャンプを出発。癒しのラクダ達を見ながらまた進んでいきます。
-
今日はバヤンザグを経由して宿泊地のゲルキャンプまで約210~230㎞の道のりです。草原の中の未舗装道路を走るので少し時間がかかるかも。
-
ロッジタイプのキャンプも所々にありました。
-
悪路もあるのであまり飛ばせませんが、また広い草原を車で駆け抜けます。
-
小高い丘まで来ました。振り返ると広大なホンゴル砂丘が遥か果てまで続いています。
-
さらば、ホンゴル砂丘。また来る・・かも知れない。
-
岩山の間を抜けていきます。
-
やがて現れた驚きの風景。もう広くても驚かないと思っていましたが、ここには写真で伝えられない感動の草原が広がっていました。日本では見ることができない広大すぎる風景です。
-
遊牧民のお宅を横に見ながら、
-
はるか遠くに地平線を眺めて、
-
広い草原を突っ切って行きます。
-
草原を砂煙を上げながら走ってくる車。絵になります。
-
フタコブラクダの集団に出くわしました。仲間同士で楽しそう。
-
この辺りも大雨の時に洪水のようになり、かなり地面がえぐられてしまったそうです。その部分が道になっていました。
-
大きく深い轍もあるので、早く見つけないとハンドルを取られて危険です。
-
柵に囲まれて飼育されるのとは違い、ストレスフリーの環境の中で馬達もノビノビしています。
-
またヤギの大集団に出くわしました。数え切れないほどの頭数。
-
ロシア製のプルゴンが猛スピードですれ違います。この車一度乗ってみたいなあ。
-
遊牧民の若者がバイクでヤギを追い込んでいます。ヤギも離れ離れにならず皆エライ。
-
ブルガン(ボルガン?)という町にやって来ました。ここも人口2400人ほどの小さな町です。
-
休憩がてら商店で飲物などを買います。品揃えはコンビニと同じ位で、カード決済もOK。
-
この辺りには町がないのでツアー客はみんなここで休憩するようです。
-
きれいなトイレに入った後、入口の椅子で休憩しているのかと思ったおばさんから急に「1000MNT(≒50円)」と言われてびっくり。先に張り紙でもしておいてくれればいいのに。現金を持っていてよかった。さすがにカードは使えないでしょう。
-
役所みたいな建物もありました。モンゴル国旗が掲げられています。
-
さらに草原を進んでいきましょう。
-
ゲルキャンプから4時間半ほどで、バヤンザグのFLAMING CLIFFS(炎の崖)に到着しました。
-
入口ゲートが料金所になっています。左の建物は小さな博物館、右の建物はカフェです。
-
博物館でミニシアターが始まるので見に行きます。
-
15分位だったかな。南ゴビと化石発掘の歴史についての短編映画が上映されました。字幕は英語と韓国語のみ。
-
シアターの隣にはいろいろ展示品やパネルがありました。これは植物を食べる恐竜のプロトケラトプスの解説。角の生えたトリケラトプスの仲間で、南ゴビの白亜紀後期の地層からたくさんの化石が発見されているらしい。小さい恐竜です。
-
映画のジュラシックパークにも出てくるヴェロキラプトルの解説。羽毛の生えていた小型の肉食恐竜です。1922年にアメリカの調査隊によってFLAMING CLIFFSで発見されました。これも小さい恐竜なんですね。
-
ここは世界で最初に恐竜の卵が発見された所。1923年、アメリカのロイ・チャップマン・アンドリュース博士がプロトケラトプスの卵の化石を見つけました。
-
卵の復元レプリカ。大きい。卵焼きにするとすごい量になりそうです。
-
格闘中の恐竜同士がそのまま化石になったという「格闘の化石」。すごく有名な化石です。化石自体は別の場所に保管されていて今回の旅で見ることはできませんでしたが、日本の神流町恐竜センター(群馬県)でレプリカが見れるみたいです。
-
化石から復元した格闘像。プロトケラトプスとヴェロキラプトルという恐竜が格闘中の姿で化石になった珍しいもの。1971年に見つかったそうです。
-
これは1994年に日本とモンゴルの共同研究隊が発見した7000年前の恐竜の巣。15頭の子供の恐竜のうち10頭が完全な状態で残っていたそうです。全頭がほぼ同じ大きさで、同じ母親恐竜から同時に生まれた子供達だろうという解説でした。
-
化石から復元した巣の中にいる子供の恐竜の像。一見ちょっと気持ち悪いですが、よく見るとかわいい子供の恐竜がたくさんいます。
-
他にも発掘の様子とかがコンパクトに展示されていました。
-
FLAMING CLIFFSの見所の解説パネルもありました。
-
昼食場所に向かいます。あらっ、ラクダが隊列で歩いている。
-
と思ったら、隊列の石像でした。ちょうどここはシルクロードの通り道でそれを再現したものだそうです。
-
昼食はゲルキャンプで用意してもらったお弁当。眺めの良い所で食べましょうというガイドさんの提案で、この展望台で食べることにします。
-
FLAMING CLIFFSの名前の由来が、発見者のアンドリュース博士の書籍から紹介されていました。
-
豚肉と野菜の煮付けとチャーハンみたいなもの。美味しんですが、なんせ量が多くて少し残してしまいました。
-
展望台からの眺め。もろい地層で浸食が激しく年々地形が変わっているそうです。夕日が当たりだすと燃えるように赤くなるんでしょうか。
-
昼食場所の反対側に来ました。駐車場から崖に入る入口には小さな土産屋が並んでいます。
-
土産屋の中を通らなくても行けるんですが、いろいろ見ながら進んでみました。
-
ラクダの土産が一番多かったかなあ。かわいいのでお土産にマグネットを一つ買いました。12500MNT(≒625円)、値段はちょっと高め?。ここは現金払いのみです。
-
このバヤンザグの看板を通り過ぎると、
-
真正面に展望台がありました。
-
恐竜が卵を抱いている!
-
これは写真でもよく見る風景ですね。ガイドさんはミニ・グランドキャニオンだと言ってました。
-
遠くからだとよく分かりませんが、この小さな湖の周りには背の低い木がたくさん生えているそうです。
-
崖と池の真ん中あたりの地点で恐竜の卵は見つかったらしい。
-
遊歩道を歩くともっと先の方に行くことができます。
-
この辺りが大昔は水と緑が豊富な地帯だったとは信じられません。
-
崖を見下ろしながら、たくさんの恐竜が我が物顔で歩き回っていた姿を想像してみます。
-
高い崖が連なっています。その高さは50mほどあるそうです。
-
崖の先にははるか遠くに地平線を望む草原が広がっていました。
-
帰りがけに何か動いているのでよく見ると小さなトカゲでした。調べると「ワキアカカエルアタマアガマ」という南ゴビでよくみられるトカゲのようです。確かに脇の所が赤い。
-
また、ひたすら草原を走ります。
-
草原の中の交差点。もちろん標識も信号もなし。
-
地平線しか見えない所が本当に多いなあ。
-
今日の宿泊地、Khanbogd gel Campに到着。一昨日も泊まった所です。
-
宿泊はまたシンプルなゲルで。
-
名前は分かりませんか、羊肉のテリーヌみたいなものとスープ。
-
夕焼けがきれいです。
-
トイレとシャワー棟は歩いて1分かもからない所にありました。心配しましたがシャワーの水量・温度共に十分。棟の上にボイラーが乗っていたんですね。南ゴビは今日が最後。明日はまた長距離ドライブが待っています。
8日目に続く → https://4travel.jp/travelogue/11930995
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
美味しいたまごさんの関連旅行記
南ゴビ(モンゴル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
76