山口ー秋吉台・徳山（大津島）の旅

2024/09/01 - 2024/09/02

１泊２日で秋吉台、瑠璃光寺、大津島（回天記念館）とジャンルを問わず山口県の気になる観光地を巡ってきました！

エリア 山口

• 旅行の満足度: 4.0

まずは秋芳洞から！
標高が高いからか少し涼しいのが酷暑にはありがたい。


秋吉台エリアは数か所周りたいので新山口駅でレンタカーを半日借りました。駅からは車で40分程、秋芳洞の付近には駐車場が民間、市営共に複数あるのですが、市営駐車場でしたら第二駐車場がやや秋芳洞に近いです。
もちろん新山口駅からバスでもアクセス可能です。

入洞料を払って中に入りましょう！

暫くは森林の中を歩きます。
脇を流れる川は秋芳洞から流れ出てきた川です。
台風の翌日なのでいつもの水量とは違うかも

歩いて３分程度で秋芳洞の入口に到着です。
良く紹介されるアングルですね。
中に入りましょう！

暗くて分かりづらいのですが、中は天井も幅もとても広い！
鍾乳洞は何箇所か行ったことはあるのですが、これだけの規模のものは初めてでした。

人影と比べるといかに大空間なのかが分かるかと思います。

百枚田

洞内富士があれば

蓬莱山もあります。

千町田

傘づくし

黄金柱

クラゲの滝のぼり

龍の抜穴

見学ルートは両端に出入口があるので通り抜けも可能ですが、今回は折り返して往復しました。
出口に到着です。明るい！

次は地上の景色を楽しみましょう！
秋芳洞から車で５分程で秋吉台展望台に到着です。
秋吉台展望台の周りにはカフェがありましたが、食事のメニューはなさそうでした。

秋吉台はカルスト台地の代表例として知られています。
ところどころに窪地（ドリーネ）があるのがいかにもですね。

少し散策しましょう！

台風一過で天気が良いです

思ったより草原が広くて驚きました

気持ちの良い景色です！

戻って来て展望台から見るとこんな感じ
秋吉台で１日トレッキングしても楽しそうですね

続いては再び鍾乳洞の景清洞です。
秋吉台展望台からは車で20分程かかります。

名前は壇ノ浦の戦いの後、平景清が潜んでいたことに由来するそうな

受付の方に秋芳洞にも行くなら共通チケットがお得ですよ、と教え下さったのですが時すでに遅し…


秋芳洞と比べるとマイナーな景清洞ですが、特徴の一つが探検コースであり、照明のない真っ暗なコースを懐中電灯を頼りに辿ることができます。
台風明けで水量が多いので気を付けてと暖かい言葉をいただき、ヘルメット・長靴・懐中電灯を借りて出発です！

まずは一般コースから！
探検コースは一般コースの奥にあります。

ブレブレですが敵落し
名前がいかにもですね

高さもあって広々しています。

徐々に天井が低くなります。

一般コースの終わりと探検コースの始まり
この先は懐中電灯のみが頼りです。

夜でも味わえない本物の真っ暗闇です。

謎の写真…
なぜこれを撮ろうと思ったのか？
時々ざぶざぶと流れの中を進んで行きます。

中間点に到着！
この日は水量が多くこのあたりで引き返しました。
探検コースの始まりからは恐らく10分ちょっとだったのですが体感は倍くらい

自分が行ったタイミングは他に誰もいなかったので、中々なスリルを楽しめました。

次は瑠璃光寺です。
時間の都合もあり、一旦新山口駅まで戻ってレンタカーの返却してから向かいましたが、明らかに遠回りでしたね。
JRでアクセスする場合は、山口駅からバスまたは上山口駅から徒歩になります。


瑠璃光寺は日本三名塔とも言われる国宝の五重塔が有名です。
ニューヨークタイムズの「2024年に行くべき52か所」で山口市が選出された中でも紹介されて話題になったお寺でもあります。
調べたところ五重塔は修繕中でしたが、せっかくなので訪れてみました。

完全に囲われており全く姿が見えない五重塔
ちなみに修繕は令和８年３月までとのこと

大内弘世公の像

大内氏24代当主であり、「西の京」山口の礎を築いた人物として知られています。

資料館は時間外で入れず…

でもお参りはしましょう！

サルスベリの木
途中から上が松になっています。

うぐいす張りの石畳
手をたたくと綺麗な反響音が鳴ります。

枕流亭
倒幕のための会議が開かれていたそうです。１階には明治維新で活躍された方々の年表が展示されていました。


目玉の五重塔が見れないのは残念でしたが、他にもいろいろと見どころのあるお寺でした。
１日目はここまでです。

２日目は徳山駅から！
新山口駅から徳山駅は新幹線では１駅20分、在来線では50分程かかります。

大津島へはフェリーターミナルから向かいます。
フェリーターミナルは徳山駅の海側の出口から正面の道を真っ直ぐ歩いてすぐです。
なお、フェリーは本数が少なめかつ島の食堂が土日しか営業していないのは要注意です。

大津島は太平洋戦争中に開発された人間魚雷兵器回天の訓練基地があった場所です。

船に乗って大津島へ向かいます。
島にはいくつか港がありますが、馬島という港で下船します。
見えている辺りはかつて回天の基地でした。今は小学校などがあります。

平日でしたが観光客らしき方含めて10名弱の方が下船

回天の島
記念館は看板の方に進んで行くとあります。

港から若干登って到着です。

中はあまり広くはないのですが、兵器としての性能、歴史、元隊員の方のインタビュー映像等が展示されており、見るべきものは多かったです。

近くに訓練基地跡があるので行ってみます。
奥に見える海上の建物がそれです。

訓練の出発のために用いられていた施設です。

風雨にさらされながらもしっかりと残っています。

階段まで綺麗に残っています。

回天はクレーンで海面へ降ろされて出発していたとのこと
戦争について簡単に論じることはできないですが、何があったのか考えさせられる機会になりました。

今は穏やかな瀬戸内海の島

今回の旅はここまでです。