2024/08/11 - 2024/08/11
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East of Edenさん
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日曜日なので、近場にお出かけ。
Beaulieuは何度も行きましたが、まだまだ知らないところがまだまだあります。
ロスチャイルド邸は初めてです。
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朝涼しいうちに、出かけます。
Beaulieuの駅を降りて、ロスチャイルド邸まで歩きます。20分ちょっと。
Beaulieuの街は花が多くてきれいです。 -
半島のニース側の湾を見て
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登っていきます。
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ロスチャイルド邸は人数制限があり、中に人が沢山いると、入り口で待たされます。
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ロスチャイルド邸
正式名は、Villa Ephrussi de Rothschild Ephrussiはこの邸宅のかつての所有者であるBéatrice de Rothchildの旦那の苗字です。 -
ロスチャイルド邸は、ロスチャイルド家の別荘ではなく、Béatrice の別荘です。
Béatrice の思い出が詰まっています。 -
銀行家でビリオネアの娘 Béatrice
19歳で父の友人のロシア人の大金持ちと結婚
Béatriceは性器結核を患っており、子供が出来なかったのです。
ロシア人の旦那はギャンブル依存症で、Béatriceはそれをとがめた、ということです。 -
邸宅の中
外は暑いですが、中はちょっと涼しい。
今日はここに数時間いて、他の所にはいかないことにしました。 -
ルネッサンス時代の芸術がお好きだったようです。Medici家も銀行家の大金持ちですが、Medici家のようにヨーロッパ中の芸術家を呼んで作品を作らせた、ということはしなかった、というかできなかったのでしょう。
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ダイニングルーム
旦那との関係はうまくいかず、別居、そして離婚。
でも、旦那の苗字Ephrussiはそのまま。 -
お父さんが無くなって、兄弟と現在の価値にして700Millionユーロの遺産を受け継いだそうです。Beaulieuが大好きなBéatriceは、そのお金でこの土地を買い、この邸宅を建てました。
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マリーアントワネットのような生活をしていたようです。
でも、王族や貴族との大きな違いは、ただの金持ちだった、ということだったんだと思います。 -
中で2度みたBéatriceの生涯の話の中で、寂しさをいやすためにいつも動物と一緒にいた、ということです。
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とりわけ、猿がすきだったようです。
これは猿の部屋です。 -
猿の部屋にある猿の置物
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2階のテラスから見たフレンチガーデン
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幾何学模様の庭がフレンチガーデンの特徴です。
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金持ちのうちにはかならずある中国の宝物を集めた部屋
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中国の人が好きそうな置物。
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Béatrice がお出かけの時にこれに乗ったそうです。
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お昼ごはん
とってもいいテーブルに案内してくれました。キッシュとデザートコンボを頼みました。
よくアジア人はいいテーブルに案内してくれない、という人がいますが、そういうことってあるんですかね。欧米で一度も嫌な思いをしたことがありません。 -
デザートは、デザートの棚を見に行って、ウェイターのお兄ちゃんのお勧めを頼みました。本当にいいお兄ちゃんでした。
中は冷房が効いているのですが、だんだん陽があたってきて、暑くなってきました。
食事のためにこのレストランに来るほどではありませんが、のんびり景色を見ながら食事を楽しむことができます。 -
食後は、庭を見に行きます。
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スパニッシュガーデン
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スペインに行くとこういう庭がありますね。
とってもきれいな庭でした。 -
日本庭園
この東屋(でいいのかね?)で読まなければいけない書類があって、2時間くらい読むぞ、と意気込んだんですが、暑くて眠くなり、なんどもこっくりしました。結局1時間弱であきらめ、また庭園を歩きます。 -
Béatrice は、この庭園を歩いて何を考えていたんでしょう。
天下をとったぞ~ とは思わなかったでしょうね。
だって、生まれた時から、天上にいたのですから。
成就感、達成感 というののが得られなかったんですかね。 -
庭園は、どの角度から見ても美しいように設計されています。
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Béatrice にとっての達成感ってなんだったんでしょうか。努力して、勝負に出て、失敗して、さらに努力して、ついに勝った、見たいな経験ってなかったんでしょう。
勉強しなくても、働かなくてもいいわけですから。お金をどう使うか、くらいしかないでしょうね。自分の欲しかった芸術品をついに手に入れた、とか? -
Béatrice は、モナコにも住居があったということですから、モナコの王族とも親交があったと思います。モナコ王妃も、勉強しなくても、働かなくても、お金はいくらでもあるわけですが、モナコの王族はBéatriceのことをどう思ってたんですかね。成金で下賤とおもわれていたのでしょうか。
今度はモナコの宮殿に行ってみたくなりました。 -
Beauliuはとっても上品できれいです。
朝オリンピック女子マラソンを見ながら、10時ごろに来て、4時までいました。 -
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BeaulieuのCathedral
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この辺は必ずきます。
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いつか行ってみたい、といつも言っているホテルレストラン
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モナコ方面
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バラの棚には少しだけ咲いていました。
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前に何度か泊まったHotel Selectもあるし、
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Gran Caffeもまだあります。
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ここに朝市が建つ(はず)
駅前のSuper U(日曜日の午後なのに開いてる)でスパークリングウォーターとタオルペーパーを買って、帰ります。 -
この日の夕飯です。
Boudin NoirとBeyond Beefのハンバーグと野菜
そして、
厚切りの焼いたナスの上に厚切りのProvolaチーズをのせたものです。自分の創作料理です。バルサミコ酢を掛けて食べます。噛むと、火の通ったナスの食感と適度に融けたProvolaの食感の違いが楽しめます。Provolaチーズをパンにのせると、チーズの柔らかさとパンのカリカリ感の差がありすぎるのです。チーズが融けてナスに染み込むのですが、これがまたいいのです。
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