2024/06/28 - 2024/06/28
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seaurchinさん
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千葉市美術館「岡本秋暉 百花百鳥に挑んだ江戸の絵師」の初日に行ってきました(8/25まで開催)。 展示作品殆どが1幅の絹本着色で大きく、色彩も綺麗で、見応えがありました。「秋暉の孔雀」「若冲の鶏」と言われるように、孔雀を得意とし、豪華な飾り羽だけでなく、花の描写も素敵でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
-
京成千葉中央駅から美術館通りの途中、「阿づ満妻庵支店」で、冷やしたぬき蕎麦を食べてから美術館に向かいます。 具沢山で、お蕎麦もそばつゆも、とっても美味しかったです。 お腹を満たし、いざ展覧会へ。
-
パンフレット内側
岡本秋暉(1807~62) 江戸後期の画人。 渡辺崋山に師事したと言われる。
小田原藩・大久保家に仕える藩士として江戸藩邸に勤めながら制作したそうで、彼が描いた小田原城の二の丸正面玄関を飾った杉戸絵が第2章に展示されています。 今でいう二刀流ですね。
小田原城が1870年に廃城し、1960年に天守閣修復の際、他に売られてた杉戸絵を小田原の漁業組合が買取、小田原市に寄贈したそうです。 地元愛が強く男気がありますね~ 絵にまつわる物語もあり、興味がわきます。 -
展示は4章に分かれてました。
第1章 若き日の秋暉
第2章 小田原藩士として
第3章 花鳥画家
第4章 「秋暉老人」愉しむ
入ってすぐ目の前に展示されている第1章の25歳の「孔雀図」が素敵で時間を掛けて眺めていたのですが、4章まで見終わった後、戻って再度見たら、第3章の円熟した孔雀図とは違い、スッキリ感があり、その違いを感じるのも面白かったです。 -
写真を撮れるのが、約100枚の展示の内、7枚程しかなくて残念でした。 そのため、同じ絵の一部をアップした写真も載せています。
百花百鳥図
大画面に四季の花木が咲き、種々の鳥が群れ遊ぶ。
小鳥店に通い写生に励んだとの事で、各鳥が色彩豊かに描かれています。 1羽づつ多くの鳥を写生した巻物も別途展示されてました。 -
絵の中央部アップ
鳥だけでなく、花も透明感溢れ色彩が綺麗です。 紫陽花、菊、水仙が、他の絵にも多く登場してました。 -
絵の近くに、「百花百鳥図鳥」に描かれた鳥の名前を記載したパネルがあり、親切な展示。 多くの種類を丁寧に描き分けています。
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白梅孔雀図
渓流に咲く白梅にとまり、飾り羽を垂らす孔雀の図
梅は、早春・めでたい植物としてだけでなく、小田原の名産なので、使用頻度多めです。 -
絵の中央部アップ
孔雀の羽を群青と緑青の高価な画材を使用し、青色と緑色に深みがあり本当に綺麗です。 近くで見ると、羽の間に金泥や胡粉も使い、丹念に羽を描いているのが分かります。 -
孔雀図
こちらは、飾り羽を立てています。
満開の牡丹で、重厚感あります。 下の三輪の紅色と違い、一番上の牡丹は、薄緑色です。 -
絵の下部アップ
この孔雀、実は下に小さく描かれている羽虫を狙ってるそうです。 右下には、タンポポ。 -
芙蓉孔雀図
芙蓉は、芙が「冨」で、蓉が「栄」と音通する吉祥の花(縁起の良い花)で、下方に咲く野菊とともに、初秋の風情を添えているそう。 -
絵の上部アップ
芙蓉の花や葉の濃淡が、みずみずしい。 -
渓流孔雀図
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絵の中央から下部アップ
葛が生い茂り、菊花が香る秋の景色
川の流れや、草花の色彩の濃淡で、動きを感じます。 -
蝶に孔雀図
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絵の右部アップ
右下の蝶への視線 -
このコーナーだけ(上記紹介)写真可能で同じような構図の絵ばかりになったのですが、それ以外も全て魅力的でした。 特に、
No.16 月下双鹿図(6曲1隻、つがいの鹿が月を見て川を渡る)
No.35 名花双禽図(白梅、紫陽花、菊、水仙のみずみずしい花々)
No.37 群鷺図(金色の花柄枠に、鷺の白と黒の構図)
No.72 花見硯屏(硯の側に立てて塵除けにする6図) -
岡本秋暉の他にも、江戸絵画の多くの作品を所蔵している「摘水軒コレクション名品展」も同時に開催されており、こちらも100点程ありますが、写真可能なのは、数点でした。
無款「珍禽図」江戸時代、紙本着色 6曲1隻
40種以上の鳥、舶来をイメージした吊り灯籠 -
絵の一部アップ
美しく凝ったつくりをした鳥籠。 インコや大きなくちばしを持つ鳥が描かれ、異国情緒溢れる絵でした。 -
長澤蘆雪「狗子図」江戸時代
丸山応挙の高弟 -
仔犬のアップ
まるまるとした体つき、あどけない仕草の7匹の仔犬たちがじゃれ合う
外は、どしゃ降りのためか、人が少なく、ゆっくり見て回れました。 駅までずぶ濡れになりながら帰宅しましたが、満足感に溢れ「岡本秋暉」展、堪能して来ました。
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