2024/06/01 - 2024/06/30
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迷い猫同好会さん
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遠くに行くばかりが旅ではない!
ちょうどご近所の鉄道が開通50周年ということでいろいろ催し物をやっています。
そんな催しに参加しつつ、お散歩をしてみました。
・小田急多摩線開業50周年 豊岡真澄さんたちのイベント
・多摩線開業50周年記念かさねおしスタンプラリー
・パルテノン多摩企画展「鉄道が街にやって来た~多摩ニュータウン鉄道開通50周年~」
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは記念乗車券から。
多摩ニュータウンに鉄道がやって来たのは、1974年(昭和49年)6月1日。
小田急多摩線の新百合ヶ丘ー小田急永山間が開通しました。 -
記念乗車券を開くとこんな感じ。
この記念乗車券、たちまち売り切れたそうです。
私は発売日(6月1日)のお昼ごろ、入手しました。
あれ、多摩センターまで開通したんじゃないの?
京王線の方が先じゃないの?
とかそういうことは後ほど。 -
永山駅前の商業施設ではイベントも開かれました。
後ろの看板には「小田急多摩線開業50周年&グリナード永山開業50周年 コラボイベント」とあります。
グリナード永山とは、この商業施設の名前です。
左は駅長さん。一言で駅長と言っても、新百合ヶ丘駅から唐木田駅まで多摩線の駅を管轄されています。
右は豊岡真澄さん。ママ鉄タレントなんて肩書きで活動されてますね。
豊岡さんのバッグに注目。白地に青帯が入ってます。
小田急8000系をイメージしたものとのこと。
ファスナーの部分はなんとつり革。
このバッグ、売り物です。つまり買うことが出来ます。
豊岡さん、8000系LOVEだそう。
※こういうとき、どこまで顔を隠せばいいのか分からない。豊岡さんは大丈夫ですよね?グリナード永山 ショッピングモール
-
プラレールの展示がありました。
車両を見ると、小田急と京王の車両がいっぱい。京王永山駅 駅
-
驚いたのがこれ。
最上段に注目。
多摩モノレールじゃないですか!
こんなことも出来るんですね。 -
「多摩線開業50周年記念かさねおしスタンプラリー」なんてものも開催されています。
各駅のスタンプを重ねて押すと一つの絵になるそうです。さらにプレゼントをもらえます。
この種のイベントに参加するのは何年ぶりいや何十年ぶりだろう。というか大人になってからはやってない。
写真は小田急永山駅。東京都多摩市。
ここからスタートします。小田急永山駅 駅
-
次に唐木田駅へ。
現在の終点です。
唐木田行きの電車を見て、「え、それどこ!? これ乗って大丈夫?」と思った人もいらっしゃるでしょう。
どうしても知名度では多摩センターより低いですよね。
行政区分では東京都多摩市。
小田急多摩センターから一駅延長される形で、1990年(平成2年)3月27日開業。唐木田駅 駅
-
ポスター
-
そんな終点の唐木田駅ですが、駅の先は車庫になっています。
名称は、喜多見電車区唐木田出張所。なんか間違えそうな名前です。
この先(写真の背中側)、町田市、相模原市方面へ延伸する計画があります。
車庫がずいぶん低い位置に見えますが、それはこういう地形だから。
この尾根は、よこやまの道という歩道。そこを越えると、都立小山田緑地。
また、鶴見川の源流も遠くありません。
ここ本当に東京!?なんて空間が広がってますよ。
※写真は2022年に撮ったもの。 -
次に小田急多摩センター駅へ。
小田急永山から一駅延長される形で、1975年(昭和50年)4月23日開業。
多摩ニュータウンの中心駅であり、サンリオピューロランドのある街です。
小田急、京王ともサンリオ仕様になってます。 -
北側に京王線。
西側に多摩モノレール。京王多摩センター駅 駅
-
隙あらばキティちゃんです。
京王線側からはサンリオのメロディが聞こえてきます。列車の接近時のメロディがそれなんです。 -
駅前
小田急多摩センター駅 駅
-
次にはるひ野駅へ。
2004年(平成16年)12月11日開業です。
つまり後から追加された駅です。 -
小田急永山からここまでの間にトンネルを二つ通過しました。
行政区分では、東京都多摩市→神奈川県川崎市麻生区に入りました。はるひ野駅 駅
-
駅前のバス停は……なせか稲城市のバス。
なぜ都県境を超えて路線を伸ばしているのかは分かりません。 -
ここまで来ると新百合ヶ丘駅まで約6km
ならば歩いちゃいましょう。 -
ファーマーズマーケット セレサモスに寄ります。
JAセレサ川崎直営の大型農産物直売所です。
でっかい八百屋さんと思ってください。
土日は駐車場が埋まるほどの人気です。
レタスとトマトを買っちゃいました。これから歩くのに。
このセレサモスの先には、昔ながらの里山の風景が残っています。
ここ本当に川崎市?東京都?なんて空間が広がります。
そこは後ほど。ファーマーズマーケット セレサモス お土産屋・直売所・特産品
-
黒川駅を目指します。
写真は途中にあるバス停。
日祝の13:26発に注目。
調布駅行きです。
週一往復のレア系統。柿24系統 柿生駅北口と調布駅南口を結ぶ路線です。
かつてはもっと本数がありました。
小田急、京王の両線が開通するまではこのバス路線は外部へ繋がる大切な路線だったはず。 -
もう一つ、別のバス停。
バス停名に注目。
黒川分校下。
川崎市内に分校…!?
今は分校はありません。検索すると、昭和58年春に109年の歴史を閉じた、という記事がありました。つまり多摩線開業時は、分校は存在していたのです。
当時、市内唯一の分校だったとも。
現在は川崎市黒川青少年野外活動センターになっています。
バス停名はあえて変更しないものと思われます。
ちなみにこの坂、息が切れます…
ここは峠であり分水嶺なんですね。向こう側が鶴見川水系、背中側が多摩川水系。
その多摩川水系の川も永山多摩センターとは違う支流です。よってトンネルで山をくぐる。
多摩線はさりげなく複雑な地形を走ってます。
京王相模原線は、さらに相模川水系まで走ります。 -
黒川駅。
スタンプを重ね押しするとだんだん絵が見えてきました。黒川駅 駅
-
小田急の中では寂しい駅に見えますが、さり気なくこんなものもあります。
-
新百合ヶ丘方向を望みます。
ここからは基本下り坂です。歩こうと思った理由の一つです。 -
栗平駅。
先ほど下り坂と書きましたが、駅に辿り着くには上り坂もあります。
小さな尾根と谷を繰り返すんですね。栗平駅 駅
-
五月台駅。
さあ、あと一駅。
新百合ヶ丘駅を目指します。五月台駅 駅
-
唐木田方向を望みます。
登り坂の雰囲気、伝わります? -
津久井道に出ました。
ああ、あの混む道ね、と思う方も多いでしょう。
写真は津久井道にあるバス停。
見事に週一往復です。
淵24系統 淵野辺駅北口と登戸を結ぶ路線です。
横浜線と南武線を結ぶと思うとすごいでしょ。 -
その津久井道は絶賛拡張工事中。
わざわざ臨時バス停の表示まで!
果たして工事中に週1往復のバスを乗降する人はいるのでしょうか(笑) -
新百合ヶ丘駅は多摩線の分岐のために新設されました。小田原線のルートも変更され、ルートが変えられています。
今の賑わいからすると信じられませんが、50年前にほとんどゼロからスタートしたような街です。 -
新百合ヶ丘駅で最後のスタンプを押すと左のような絵が完成しました。
そして右側のコースターをもらえました。
車両のチョイスがニクいぜ!
2種類ありますが私はこのデザインをチョイスしました。新百合ケ丘駅 駅
-
多摩センター駅近くの複合文化施設パルテノン多摩では、ミュージアム企画展「鉄道が街にやって来た~多摩ニュータウン鉄道開通50周年~」なるものをやっています。
入場無料。
2024年11月10日までやってます。
https://www.parthenon.or.jp/event/202405exhibition/ -
感想から書きます。
最初はさほど大きくない展示かな、と思いましたが…
いや~私にとってはなかなか濃かった。
昔からの多摩ニュータウンの鉄道を知っている人なら「そうそう!そうだった!」と唸る展示がたくさんあります。
それと同時に多摩ニュータウンの開発や鉄道を導入する際の苦労も記されており、歴史の記録としても価値があると思われます。
鉄道愛と郷土愛とアカデミックな記録が共存する展示、気に入りました。多摩市立複合文化施設 名所・史跡
-
ここで展示の内容を丸写ししても仕方ないので、要点を。
・ニュータウンへの入居開始時点では鉄道は開通しておらず、陸の孤島と呼ばれた。
・鉄道建設には金も手間もかかる。さまざまなバックアップ策が考えられ、鉄建公団(現JRTT)が小田急、京王の路線を建設。
・鉄道開通が遅れたためニュータウンへの入居も抑制された時期がある。
・まず小田急が永山まで開業。次に京王が多摩センターまで開業。
この先、個人的に印象に残った部分を記します。 -
陸の孤島と呼ばれました。
-
まずは小田急が永山まで来たという文章。
余談ですが、当時不足していたのは鉄道だけでなく、学校等の公共施設もそうでした。田舎の市に突然ファミリー層が流入したのですから当然です。
しかし、その時点では市には十分な税収もない。
そこで当時の公団が学校を建設し、市に割賦で譲渡しました。 -
ちょっと面白い視点。
こんな送電線なんてほとんどの住民は知らないよw
記事にも少し触れられていますが、JRの貨物線(武蔵野線)がニュータウンの東端をかすってるんですね。
武蔵野線は府中本町から南は臨時列車以外の旅客列車は走っていません。
この区間が旅客化してくれればなぁ~。
この線て、武蔵小杉や羽田空港の近くを通ってりんかい線へ繋がるんですよ。
絶対便利だと思うんだけどな。
多摩地区だけでなく、川崎市民にもメリットあるし。
東京都と神奈川県に跨るせいか、あんまり旅客化の運動も盛り上がらないんだよなぁ~。惜しいよなぁ。
…以上、妄想でした。 -
黄色い線に注目。
西武多摩川線の是政から伸びています。
歴史にifがあれば西武線が多摩ニュータウンを走っていたかも知れないんですね。
でも、もしかしたら…というのは後を見てください。 -
延伸について。
上でも触れた小田急線の延伸についても書かれています。 -
こちらはモノレールの将来計画。
是政への計画もあります。幻の西武線の計画の生まれ変わりかもしれません。 -
利用者数の変化。
人口は頭打ちでもコロナ前は鉄道利用者は増加し続けた、とあります。
多摩市はかつてはベッドタウンと呼ばれました。
が、2010年の昼夜間人口比(昼間人口÷夜間人口)は0.99とのこと。
それだけ企業、商業施設や学校が増えたのでしょう。
また、やはり京王相模原線の利用者が多いことが分かります。
新宿とのアクセスでは、多くの時間帯で京王線の方が便利なことが多いです。
ただし、朝のラッシュ時は複々線の少ない京王は遅い。複々線の長い小田急の方が速いケースが多くあります。 -
いまむかし。
各駅のこんな写真があります。
写真の永山駅周辺は、約50年前に入居開始された多摩ニュータウンの最も古い地域の一つです。
諏訪団地の分譲住宅は建て替えされ、新しいマンションになりました。賃貸住宅も今はいかにも昭和風のものが並んでいますが、大きく手を加えられようとしています。 -
多摩ニュータウンを走る(走った)車両の人気投票。
結果を知りたい。 -
JR線のない多摩市に、わずかな時期ですがJR東の車両が来ていました。
個人的には、重要な歴史です。 -
一時期小田急多摩線にもロマンスカーが運行されていました。
大多数が新百合ヶ丘で下車していたので存続できるかな~、と心配していたらやっぱり廃止されちゃいました。(悲)
その後、京王が京王ライナーを開始しました。
小田急はどう思ってるんだろう。
ロマンスカーは4両と6両に分割できるので、切り離して4両を回してくれないかな。
なんか私の妄想になってしまいましたがw
この展示を作った皆様に敬意を示します。
十分楽しませていただきました。 -
小田急多摩線の沿線で歩くべき区間を一か所挙げよ、と言われたら、黒川駅orはるひ野駅-永山駅を挙げます。
ただし、都会の電車の1駅2駅と思ってはいけない。ちょっと覚悟がいります。
自分は梅雨の晴れ間に緑色の部分を歩いてみました。
※ 出典:国土地理院(電子国土Web)
下記地図を加工
https://maps.gsi.go.jp/?ll=35.621930749663576,139.45804595947268&z=15&base=pale#15/35.621559/139.459877/&base=pale&ls=pale&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 -
まずは黒川駅近くで腹ごしらえ。
向こうに見えている「かごや」へ。
蕎麦屋ですが、アジフライやカツ丼などもあります。人気店です。
手前のコンビニにも注目。
Lawson+〇♡☆スリーエフ
スリーエフ……神奈川感がありますね。 -
こんな看板が。
川崎市と町田市を結ぶ道です。
念のため。 -
上でも紹介したセレサモスの先にはこんな景色が広がります。
-
木の電柱。
川崎市のプレートも付いてます。 -
向こうに不思議なコンクリートの構造物が見えます。
行ってみましょう。 -
なんと発電所とあります。
この地下に川崎水道の管があり、その落差を利用して水力発電を行っているんですね。
たしかに上の地形図の1のあたりに発電所マークがあります。
川崎市内に水力発電所……意外でしょ。 -
さらに進みます。
念のため書きますが、新宿から20数キロの距離です。 -
等高線によれば標高90~100m
だんだん谷が狭くなってきました。
この先進めるのでしょうか? -
ご心配なく。
写真の茶色の細い道か右に進めば大丈夫。
自分は右へ進みました。 -
ただし急激な登りになります。
-
これも川崎水道の施設
-
登るとこんな景色が。
この方向は人口建造物がほとんど目に入りません。
標高130mくらい。 -
農地
-
さらに登ります。
見えてきたのは川崎市の水道施設。2のあたり。
このあたりが川崎市の最高地点だそうです。
ここで引き返してはダメ。
施設の脇の道を進みましょう。左側でも右側でも大丈夫ですが、左側を進みます。 -
東京都に入りました。
ぱぁっと視界が開けます。
そこは、よこやまの道。多摩市の南側の歩道です。
https://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/comp/yokoyama.html
すぐ近くに展望台があります。
防人見返りの峠(多摩丘陵パノラマの丘)です。 -
案内
-
こんな眺めが広がります。
-
冬の快晴時ならこんな感じ。
どんな季節に訪れても楽しい場所ですが、風景派は冬がいいでしょう。
ただし、寒いです。 -
拡大してみましょう。
富士山です。 -
真ん中より少し左に見える白い山々は南アルプス(農鳥岳、塩見岳)でいいはず。
ここで面白いおじさんに出会ったことがあります。
ここから見える山々について周囲の人に解説していらっしゃる。
しかも高性能の望遠鏡をお持ちで、どうぞ覗いてみてください、とおっしゃる。
それでは、と覗いてみると…おおっ、やっぱり望遠鏡で見ると違う!
新しい発見があるんですね。
そんな感じで愛される道であり、場所なのです。 -
よこやまの道を少し東へ行ってみます。
-
ちょうど都県境になります。
こんな解説があちこちにあります。
今日歩いてきた周辺は、昔から往来のあった道なんですね。
川崎市側には、名称に「海道」を含むアパートもあります。 -
もう少し進むと三角点があります。
四等三角点鷹巣144.5m
諏訪ヶ岳の名があります。よこやまの道が整備される前から三角点はありましたが、この山名はあっかな?…ちょっと記憶にありません。
少し戻れば尾根幹線へ出ることができ、永山駅まで2km弱です。 -
よこやまの道やその周辺は、それだけで一つの旅行記の対象となるくらい面白い道です。
詳しくは下のサイトをご覧ください。
https://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/comp/yokoyama.html
https://www.city.tama.lg.jp/map/kouen/1002511.html
今回のお散歩のルートの近くの個人的こだわりスポットをいくつか。
上の地形図の3のあたり。
「川崎市 最西端」
なんて表示があります。
看板等ではなく、柵の木に括り付けられています。
川崎市、多摩市、町田市の境界になります。
川崎市民でもどれくらいの方がご存じでしょうか。
川崎四極地設定委員会なる組織があるんですね。
余談ですがこの先よこやまの道は、多摩市と町田市の境を進みます。
分水嶺です。よく「町田は東京でない!」とネタにされますが、たしかに他の多摩地域の市町村と違って多摩川の水系ではないんですね。 -
4のあたり、鉄塔があります。
この送電線は、只見幹線。
福島県只見町の電源開発田子倉発電所からはるばるやってくる送電線です。
終点は西東京変電所、この近くです。 -
最後に。
表紙の写真は、5の位置の橋から撮ったもの。
橋の名は「電車見橋」。素敵すぎる名前です。
そこからの写真をもう1枚貼ってみます。
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