2024.6 フィンランドヘルシンキ

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2024/06/11 - 2024/06/13

3481位(同エリア4040件中)

エリア

ヘルシンキ(フィンランド)

1カ国目はフィランド。
ヘルシンキへ。
数えきれないほどの森と湖が見えてきた。
空港から電車１本乗れば30分ほどで
ヘルシンキ中央駅に着く。

空港からシンプルにたどりつける目的地は
ほんとうにありがたい。
中央駅からトラムで2駅ほどの先の
ホテルに荷物をおいて、
近くを散策し始めたらすぐに出会えたこの北欧感。
フィランドに到着してまだ数時間。
住んでいる人たちの居心地のよさが
もう伝わってくる。

ヘルシンキの街中を縦横無尽走るトラム。
1回乗ればすぐに慣れる。

２泊3日の滞在なので48時間有効のDay ticketを
空港のキオスクで購入してきた。
普段から大好きなシナモンロールを
本場で食べるのだからそれはもう格別。

ストックマンデパートのRobert's Coffeeにて。
サマータイム。日本との時差は6時間。
なかなか寝付けず、ホテルの窓からハカニエミ広場を眺める。
夜中の12時11分。
空の端がまだ明るい。
白夜の国。

Hotel Scandic Hakaniemiにて
翌朝。
朝食のバイキングでカレリアパイを発見。

中にミルク粥が入っている不思議なかたちのパイ。

美味しい朝食をたっぷり食べて
ヘルシンキ散策へ。
朝の空気。
石畳の上。
いくらでも歩けそうな気がする。
100メートルほど通りすぎたけど
気になりすぎて戻ってきて入ったカフェ。
コーヒーを飲みながら絵葉書を書く。
いつの頃からか
旅先で買った絵葉書を自分宛てに書いている。
その旅での印象的な事とか物とか簡単なイラストにして。(絵心はないのでとても人に見せられない)

最初の頃はちゃんと郵便局へ行き、
切手を貼って旅先から出していたけれど
どうせ自分のところに来るのだから
そのまま持って帰っても同じだなと思い
書いたらスーツケースに入れて持ち帰る。

Cafe Elbertにて。
前日にアカデミア書店で買ったマリメッコ柄の絵葉書と。
公園があると
つい立ち寄りたくなる。

ヘルシンキには
なんてことないのに素晴らしすぎる公園が
あちらこちらにあるので
寄り道が多くなる。
港まで歩いてきた。

フィンランドが舞台の
映画「かもめ食堂」の冒頭。
「フィンランドのかもめはでかい」

他の場所にいるカモメと比べられないので
ほんとうにでかいのかはわからないけれど
ヘルシンキの街の上を悠々と飛んでいるカモメたちはとてもカッコよかった。

いつもどこかで白いカモメたちが飛んでいる
ヘルシンキの街もとてもカッコよかった。

相乗効果。
ヘルシンキといえば！の
街のシンボル、大聖堂はあいにく一部工事中。

かなり急な階段を恐々と登って、
一番上で腰をおろす。
いい眺め。

ヘルシンキのガイドブックや旅行記を見ると
必ず紹介されていたスープ屋さん。
思ったよりサラサラとしたミルクベースのスープにサーモンとじゃがいもの角切りがごろごろ。
寒いフィンランドにはぴったりの料理だけれど
ディルがたっぷり入っているので、初夏のテラス席でも爽やかにいただけた。

ハカニエミマーケット内
Soppakeittiöにて
ヘルシンキにあるいくつかのオールドマーケット。

訪れた土地にマーケットがあれば必ず行きたいと思う。

カラフルな野菜や果物。
日本にない並べ方の魚や肉。
異国感たっぷりなパッケージのお菓子。
特になにを買うわけでもなくても歩いてるだけで眺めているだけでワクワクする。
ヘルシンキ。２泊３日の行程
１日で効率よく3箇所のマーケットを周りたい。
まずは最初のマーケットカウッパウトリへ。

調べたオープン時間の10分後に到着したけれど
誰もいない。

待っていてもしょうがないので
外から雰囲気のよい赤レンガのマーケットを見て満足して
次へ向かう。
着いたのは
港近くのオールドマーケット。

10時半。
ぼちぼち開き始めたお店。
いろいろな種類のチーズや
サーモンや
まだ人のすくないマーケット内を2周もまわってゆっくり眺める。
そして最後に向かったのが
ランチをしたスープ屋さんのある
ハカニエミマーケット。
滞在していたホテルの目の前。
カラフルな野菜や
果物や
オリーブや
たくさんのお菓子。
そしてつやつやとうっとりするようなサーモン。

いつかもう少し落ち着いた大人になれたら
ひとところにゆっくりと腰をすえ、
その街のマーケットに通いつめるような旅をしてみたい。
ホテルで少し休んだあとに
トラムに乗ってでかける。

見慣れないヨーロッパの街並みを走る
トラムに妙な安心感を覚えるのは
江ノ電の配色に似ているから？
着いたのはARABIA
ここの博物館には
歴史あるカップやグラスが
整然と気持ちよく並んでいる。
もし、
どれかひとついただけるならコレがいいかな。
これもいいな。
ガラスのドームの中で大切に並べられているカップたちがとてもよい。

来てよかった。

アラビア・ファクトリー内
デザインミュージアムにて
ふと窓の外を見たら広がっていたこんな景色。

行ってみずにはいられない。
ここもそう。
ヘルシンキのあちらこちらにある
なんてことはないのに素敵すぎる公園。

ここまで乗ってきたトラムからも
いくつか見かけた。

豊かな国だなと軽やかな気持ちになる。
街の中心あたりを散策しながら
次の目的地へ。

ヘルシンキの日常に溶け込むカモメが
やっぱりかっこいい。

Kampin kappeli前にて
ここに住む人たちと一緒にトラムを待つ時間がちょっと嬉しい。
トラムに乗って10分ほど。
降りて海の方へ向かう。

途中、赤地に白のドット柄のフレアスカートをはいた
おばあちゃんが軽快に歩いている姿を見かける。

街中でもマリメッコのウニッコ柄のコートを
着こなす年配の女性を何人か見かけた。

年齢に拘らないファッションの自由度に
小さくガッツポーズをしたくなるのはなぜだろう。
10分ほど歩いて着いたのは海辺のカフェ。
海沿いには
わりと無造作に
けれどゆったりとスペースをとって
並べられているテーブルや椅子。
そしてコーヒーでも買おうと気軽にサクッと入った店内が想像をはるかに超えて可愛らしく。
いくつかある美味しそうなデニッシュの中から
迷いに迷って選んだクロワッサン•ダマンドとコーヒー。
本当にとても気持ちがよかったので
ここでしばらく海風に吹かれていた。

フィンランドに着いて2日目。

6時間の時差と旅の高揚感で
飛行機でもホテルでもあまりよく眠れなくて
旅が始まってからずっと寝ている時と起きている時の境目をふわふわと漂う感覚が続いていたのだけれど
ここでしっかりと頭と身体が起きている感覚をつかんだような気がする。

そのせいかこの夜はぐっすりと熟睡できた。

Cafe Regattaにて
ヘルシンキでよくみかけたタイプのマンション。

冬はとても暖かそう。
ホテルへの帰り道。

公園で遊んでいたのは
何組かのお父さんと子供たち。

そういえばトラムの中で見かけた親子連れも
お父さんが多かった。

平日の夕方に。
お父さんが当たり前に育児に参加できる社会環境が羨ましい。
(子育てはすっかり終わった世代から見ても)
川沿いに置いてあるマシンで
運動したり
テラスでのんびりくつろいだり
川沿いのレストランで生演奏を聴きながら食事を楽しむ人たち。

居心地が良すぎるヘルシンキの夕暮れ。
翌日、ヘルシンキ最終日。

朝食を食べた後、
トラムで15分ほどの
Kaivopuisto Well Parkへ。
ここもなんて気持ちのいい場所。
たくさんの鳥の家族連れに遭遇。
自慢の子供たちよ。と得意顔のお母さん鳥。(お父さんかな)
鳥の一行が一斉に海沿いを同じ方向に歩きだす。

どこへ行くんだろう。

トコトコと後ろをついて一緒に歩いて行きたかったけれど
このあとロンドン行きの飛行機に乗らなくていけないから
残念だけれどここでお見送り。
ヨーロッパ3カ国訪問。
最初の目的地。
フィンランド、ヘルシンキ。
トラムに乗って移動しただけで
あちらこちらで
心からリラックスできる風景に出会えた。
ホテルに戻る途中、ヒョいっと飛び出てきた
子鹿かなって見間違えるほど大きめの野うさぎ。

ヘルシンキの旅の最後に可愛い動物にも出会えた。
大満足して
次の目的地ロンドンへ。