2024/03/30 - 2024/03/31
4843位(同エリア11991件中)
がーたんさん
コロナ禍でマイルの有効期限が2024年3月末まで延長されていたのですが、ついに切れる、それも一気に消える、ってこともあり使わなくっちゃ~となり、コロナ前に計画していてダメになったベトナムのホイアンとフエに行ってみることにしました。マイルの場合、24時間以上のストップオーバーが1回だけ可能なので、ついでにこれも以前から行ってみたいと思っていた念願の緑島にも上陸をしてみました。で、さらにさらに、帰りはほんのちょっぴりだけ、上海にも立ち寄ってみました。久々の長旅でしたが、終わってみれば、ホント、あっという間の出来事。それをふり返りつつまとめてみました。
【旅程】
03/21 BR113 那覇(10:15)→台北桃園(10:55) *
03/21 B7-8727 台北松山(16:45)→台東(17:55)【1566元】
03/22 7303 台東(12:50)→緑島(13:10) 【1130元】
03/23 7304 緑島(12:40)→台東(13:00) 【1130元】
03/25 BR383 台北桃園(09:45)→ダナン(11:40)*
03/29 OZ756 ダナン(23:20)→仁川(翌05:40) *
03/30 OZ361 仁川(09:05)→上海浦東(10:05) *
03/31 CA405 上海浦東(08:15)→名古屋(11:35)*
*は特典航空券【諸税42630円】
【ホテル】
03/21 鮪魚家族飯店 (Agoda:6882円)
03/22 火燒島潛水度假中心 (Agoda:7584円)
03/23 東星大飯店 (Agoda:1080TWD)
03/24 愛玩客旅店(booking.com:6440円)
03/25 Villa Soleil Hoi An(Agoda:3967円)
03/26 Marina Hoian Villa(booking.com;2957円)
03/27 Century Riverside Hue Hotel (Agoda:5040円)
03/28 Golden Lotus Luxury Hotel Da Nang (Agoda:7315円)
03/30 上海金橋中心逸扉酒店(公式:367元)
ダナンから帰国する際、スターアライアンスでは日本への直行便がないため、仁川経由でまず上海に飛び、そこから日本へ戻るルートを取りました。
現在、中国はコロナ発生時の2020年3月10日から15日内のビザ免除措置は停止され、ビザの取得なくしては渡航できません。
しかし、中国を経由して第三国へ乗り継ぐことを条件に、24・72・144時間の滞在をビザなしで許可する特別処置をとっています。
せっかく乗り継ぐんだから、フリーで入ってやれってことで、ちょびっとだけ寄り道。中国も上海も5年ぶり。コロナ以降、どうなっているのか興味津々でござるよ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
仁川到着が朝の5時半。出発は9時。実質3時間ぐらいフリータイムです。こういう時にほんと、プライオリティパスは便利。とは言っても上級国民ではないアタクシは楽天経由で取得していますが、2025年からは年間5回までしか使えなくなるという改悪ぶり。こうやってビンボー人は切り捨てられるのです。
そんなら使ってやろうじゃねーかーってことで、フリータイムはラウンジ巡りをします。最初に行ったのはアシアナのラウンジ。おお、なかなか広くて落ち着いています。アルコール類も充実しています。 -
ハイ、次!
朝からあんまり飯をガンガン食いたいという感じではなかったので、デザート類が充実しているという「Matinaラウンジ」に行ってみました。何ヶ所かあるようですが、これがね、もう、びっくり!最初に行ったところは行列!は?カードラウンジですよね?有名なラーメン屋のようになっています。こりゃ無理だと思い、別の「Matinaラウンジ」へ移動。んが、ここも待ってます。さっきよりはまだマシだったので、並んでみました。 -
で、中に入ったら、これまたビックリ!ファミレス状態。いや、ファミレスよりひどい。もうね、席の間隔はギューギュー、家族連れでギャーギャー。そんなだからビュッフェ台も阿鼻叫喚。なんか、疲れました…。せっかくなのでデザートだけいただいて退散。
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でね、出たところになんとシャワー室なるものが!それも無料だって!綺麗じゃん!立派じゃん!でもタオルは持参しなければならないようだったので、次回、機会があれば、ここを使おう!
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ぼちぼちゲートに向かいます。定刻出発です。
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メニューの事で韓国語でなんか言われ、何?何?って聞き直しているのに、無理やり置いていった機内食。
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上海到着。無事に入国できるでしょうか?ドキドキ。
さて、入国カードを記入するわけですが、機内で配布されるのは普通のカードなので不可です。それだとビザが要ります。今回はビザ免除措置用の青い入国カードです。これを知らないと入国審査官に容赦なく突っ返されて、一からやり直しになります。そこそこの人、いてました。 -
記入が終わり、並ぼうとしたら、「あの機械で指紋を取れ」だと。ほうほう、こんなんできたのね。終わるとレシートが出てきます。
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自分の番になったので、あらかじめ蛍光ペンで時間の所に印をつけておいたEチケットに、「24時間用の臨時入境許可証をくれ」って書いて出しました。で、ここからが色々な人のブログを見ていると対応が違うんですよね~。パッとその場で出た!と言う人もあれば、なんか連れていかれちゃったっていう人もいたし…。そもそも審査官が理解していない場合があって、話が通じないってのも。自分の場合は、審査を通過したところで待てと言われ、パスポートをどっかに持って行っちゃいました。同じような境遇の人がポツンポツンポツンって立たされて、15~20分くらいかな、ようやくパスポートを持ってきて、これお前か?、みたいな感じで返してくれます。パスポートには「臨時入境許可」シールが貼ってありました!やった~入れた!
ちなみに、「72・144時間」の場合は滞在エリアが申請場所によって限定されますが、「24時間」はフリーです。中国国内なら、どこから入ってどこから出てもOKです。よって画像にあるように「停留区域」は空欄になっています。 -
久々にリニアに乗ってみましょう!この辺は全然変わっていません。当日の搭乗券があれば割引になるのも同じ。
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車両も車内も同じ。
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竜陽路駅も変わってない…?あれ?地下鉄って、今何号線まであるんだい?
タクシーに乗るため、乗り場に。あら、ちゃんと警備のおじいちゃんがいる!しかし、待てど暮らせどタクシーは来ない。欧米人は携帯を使っておじいちゃんになんか言ってる。おじいちゃんは向こうの大通りで拾った方が早いという。ん~スーツケースがなきゃねー、行ってもいいんだけど、あたしゃ、面倒だったので、ボーっとしてた。おじいちゃんに、いつもこんなに来ないのか?って聞いたら、まぁこんなもんだって。オイオイ。 -
待つこと小1時間。ようやく乗れて(というか、みんな脱落して、次に来たら自分が乗れる状態)ホテルへGO!今日のお宿は「逸扉酒店上海金橋中心」。ハイアットがプロデュースする「UrCove」のホテルです。ただ泊まったホテルはリブランドしたもののようで、所々垢抜けていないというか、いかにも中国のホテルってな感じが残っていました。
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お部屋はいたってシンプル。バスルームはシャワーのみです。
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で!ビックリしたのは、トイレ!中国でも、もう普通に洗浄便座の時代なんでしょうかね~。
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そうそう着替えが底をついたので、とりあえず洗濯をしにランドリー室へ。なんと、洗濯から乾燥まで1回で済むヤツ。その上、無料!!これは素晴らし!!
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グルグル回している間に、両替しに銀行へ向かいます。
銀行は駅の近く。最寄りの駅は6号線の金橋路駅。歩いて15分ちょい。遠いな~。道すがら「自由」だとか「民主」だとか白々しい、スローガンが、洒落たデザインで掲げられています。 -
駅の上は大きなショッピングエリアになっていて、カラフルな建物が並んでいます。
その先に銀行がありました。実は招商銀行に口座を持っています。コロナ禍で中国に渡航できなくなり口座が凍結されたというツイートをちょこちょこ見かけていたので、自分もとても気になっていました。今回両替する時に、キャッシュカードを持って行ったら、銀行の方から口座の確認をしますと言ってくれたので、お願いしました。とりあえず口座は生きているようですが、凍結はしているらしく、色々な書類にサインをさせられました。10回ぐらいしたんじゃないかな。本人は何にサインしているんだかわからず…え?やばい?
で、口座のお金は全部引き出すか?と言われたので、YES!
口座を作ったのは新幹線の切符をオンラインで購入する際に必要だったかっらなんだけど、いまや、もうそれも必要なくなったし。
てことで、思いの外リッチになりました。 -
ホテルに戻る時に飲料を買おうとコンビニに入ったんですが、ビックリ!携帯のピッ!しか使えないセルフレジのみ!ひゃー、こんなんなってるの?仕方なく、ホテルの近所にあった古ぼけた商店で現金払い。
携帯は政府に筒抜けとか言われているけれど、もうね、この国で生活していく上ではどうしようもないんだなと実感。 -
洗濯物を引き取ってひと休みしたら外灘へ。南京東路で降りて地上へ出たら、相変わらずのすごい人!いや、待て、ここってこんなに全面歩行者天国だっけ?と思って歩いていたら、外灘までずっと歩行者専用になっていました。なんかわけのわからん電車は走っていましたが…。
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てか、あらま、桜がこんなところで咲いているよ!造花かぁ?なんて思ったら本物でやんの。え~~、だぁ~れ~、こんな所に桜を植えたのは?って思っていたら、大丸でやんの。こりゃまたビックリ!伊勢丹は撤退だというのに、いつもの間にやら大丸が進出しているとはね。
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お腹もすいたので、夕飯を食べられるところを物色。なんか洒落た感じの店ばかりになっちゃってるな。中国版食べログ「大衆点評」でも3.5なら、ま、大丈夫かなってことで「沈大昌」でおススメの「蟹黄湯包」を注文…注文…ええ~ここも携帯ないとダメなん??とあたふたしていたら、店員はわかったんだろうね、紙のメニューを持ってきました。ホント、携帯、必須す。
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さすが、小籠包は美味しかった。
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ま、それにしても人がどんどん増えていくよーな。そういえば、ずっと歩いてきたけど、一度も「マシさージ」とかのお声がかからない。以前ならこちらが逃げてもついてきたのに。てかね、警察のブースがこんなふうにあっちこっちにあるんですね。当然監視カメラも大量にあるんだろうから、そういうこともあって、あの手の勧誘は絶滅危惧種??
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外灘に到着。人!人!人だらけ。遊歩道に上がりたいんだけど、一方通行になっているじゃん!確かにこれだけの人がいたら、そうでもしないとちょっと危険かも。
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対岸の景色はそんなに大きく変化した感じはなかったかな。
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それよりこちら側の歴史的建造物のライトアップがバージョンアップしていると言うか、キンキラ輝きまくって見えるのは気のせい??
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ぼちぼち戻ります。ホテルに戻る途中、ファミマを発見!おつまみを買います。んが、またか!現金はダメなんか?と立ちすくんでいると、店員さんが「ニホンジンデスカ」と声をかけてきた。こりゃまたビックリ!現金でも大丈夫ですって。よかった。なんでも去年まで大阪に住んでいたそーな。
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早朝の出発のため、朝食が食べられな――い!クソっ!ってことで写真だけ撮らせてもらいました。めちゃ豪華じゃない??
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昨日のうちにフロントにお願いをしてタクシーを手配してもらいました。
で、空港に着いてお金を払おうとしたら、運ちゃん、さっさと下りて、スーツケースを降ろしてくれるわけ。160元ちょいだったから200元出したら、シェーシェー、バイッ!て、車に乗って行っちゃった。その場に立ち尽くすアタクシ。おつりはどーした、オイっ!やられましたね。着いたらすぐその場で払ってレシートをもらうべきでした。ホテルで予約したタクシーだから大丈夫とどこかで油断していたな。アカン! -
てなことで、中国の洗礼を最後に受けて機上の人となりました。
久々の上海は街の至る所に、所謂、社会主義核心価値観の24字(富強・民主・文明・和諧・自由・平等・公正・法治・愛国・敬業・誠信・友善)のスローガンが掲げられて、新疆ウイグルのようで、ちょっと興覚めでした。
さてさて、台湾から始まってここまで長々とお付き合いしていただいた皆さま、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たまさん 2024/06/20 12:51:32
- 現金!
- がーたんさん
こんにちは
大陸はもう誰も現金を持ち歩いていない、みたいな話を聞いていましたが、やっぱりそんな感じなのですねー。
あの、クタクタのバッチイ紙幣を触らなくて済むのはいいけれど、日本国内でさえ、現金オンリーの自分はもう大陸には行けません(;´∀`)
私が最後に行ったのはいつだったか忘れましたが、歩行者天国は外灘行く手前までだった気がします。人が多いから、延長したんですかね。
監視カメラがあるから、客引きもいないんだーー
「自由」「民主」なんて、落書きしたら香港なら連れて行かれそうです。
って、かなりディスっている感じですがw
ファミマの店員さんは、神でしたね(≧▽≦)
上海の景色、懐かしかったです。
たま
- がーたんさん からの返信 2024/06/22 18:42:33
- RE: 現金!
- たまさん
お久しぶりです。
コメントをいただきありがとうございます!
実際問題、外国人観光客もいるので、それなりのレストランは現金併用なんでしょうけど、現金が使えなくても文句は言えないって感じでしょうかね〜。
日本は逆ですよね?CMじゃないけど、カードが使えず現金オンリーの店がまだまだある。それこそタクシーなんか、ピッ!の方が明朗会計なんだろうけど。
それにしても政府のプロパガンダは目に余ります。
香港の人が見たら、自由だの公正だの民主だのってどの口が言ってるんだ、って話ですよね。
携帯電話やパソコンなどを強制的に検査する法律も通って、本当にあの国はどこへ行くんでしょうかね。
機会があれば是非行ってみてください!
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