2024/04/28 - 2024/05/06
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猿がんじぃさん
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ゴールデンウィークしかまとまった連休が取れないので、毎年GWは家族でヨーロッパ等遠方へ行きたいのですが、
2020 プラハ・ウィーン他ハプルブルグ家巡り(家族) コロナでキャンセル
2022 プラハ・ウィーン他ハプルブルグ家巡り(一人旅) ウクライナ侵攻と、万が一コロナ感染で帰国が遅れると困る仕事が入っていたので前日まで悩んで結局キャンセル
2023 ドル高のためアメリカゴールデンサークルを諦めてチェンマイへ
と4年間ヨーロッパ・米国等遠方行きの夢が叶わなかったのだが、2024年はミラノへの便が我が家でも購入できる価格のフライトを見つけたので、久しぶりにヨーロッパ行きが確定。
最初はプラハ・ウィーンをリベンジしようと考えていたのだが、せっかくミラノ便なら大好きなトスカーナの田舎を巡ろうとレンタカーでの旅を検討。
自分だけならトスカーナだけでおなかいっぱいなのだが、子供がフランスにも行きたいと言いだし、パリはオリンピックでホテル代ほかあまりにぼったくり価格なので、トスカーナから車でそのまま行けるコートダジュールを無理矢理入れて方面確定。
いつもは観光もゆったり廻って現地の時間をたっぷり楽しむ派だけど、今回はてんこ盛りの旅
ヨーロッパは車じゃないと行きづらいところにある、死ぬまでに行きたい場所が多すぎる!
トスカーナ中心に田舎をめぐり沢山の世界遺産と鷲の巣村、そしてワイナリー(モンタルチーノ、キャンティクラシコ)と世界一のジェラートを堪能できた。
円安(出国時点でのTTSでUSD 156.76、EUR 168.55 )、燃料高騰の中ではあったが、宿と食を切り詰めてコロナ前と大きく変わらない旅費で廻れた。
<今ここ>
1日目
成田空港→シンガポール→(機中泊)
2日目
マルペンサ空港着(ミラノ)→マラネッロ→ボローニャ→シエナ泊
(次の記事にて)
3日目
シエナ→チヴィタ →アッシジ→シエナ泊
4日目
シエナ→モンタルチーノ→オルチャ渓谷→ピエンツァ→キャンティ街道→サン・ジミニャーノ→シエナ泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回見つけたのはシンガポール航空のシンガポール経由ミラノ行き
サーチャージ高騰している時期にGWとは言っても12万円程度で行けたのはありがたい。
(当然時間はかかるけどシンガポールも楽しめるし現地朝着になるので、あまり無駄な感じがない)
チャンギで乗継6時間あったけど、数か月前に仕事で来ているので、今回は体力を温存し街には出ずジュエルでブラブラしただけ。
いつも特に検討せず入ってしまうチャンギ第三ターミナルのシルバークリスラウンジも狭いしメニューも何だかなぁって感じ。
タイ国際のオーキッドラウンジ無くなってたのね。スタアラだとどこがいいのかなぁ。ビジネスクラスラウンジだから、ゆったり座れればそれでいいんだけど、ここはせわしなく感じるね。ジュエル (チャンギエアポート) ショッピングセンター
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チャンギ(SIN)- マルペンサ(MXP)のフライトルート
実際には黒海やカスピ海周辺でクネクネ蛇行していたが、地政学的な理由では無いようなルートだった。
機内のエンタメでマイケル・マン監督作アダム・ドライバー主演の「フェラーリ」(日本公開24.07.05)があったので、予習がてら視聴
https://www.ferrari-movie.jp/
「欲しがる客の数よりも1台少なく売れ」「わたしは母親を殺してしまった。」(母親=古巣のアルファロメオ)などの名言を残したエンツォフェラーリだが、映画の「あいつら(マセラティ)は車を売るためにレースに出るが、俺たちはレースで勝つために車を売るんだ」の言葉に心が打たれた。
私は晩年のエンツォしか知らなかったが、悲しみや経営の苦しみの連続の中、レースで戦い続けてきた人生で、私も夢を追い続けたと言える生き方をしていきたいと感じる映画だった。 -
◆◆◆ 2日目(2024/04/28) ◆◆◆
ミラノからレンタカーで旅の目的地であるトスカーナへ移動
マルペンサ空港(MXP:Aeroporto di Milano Malpensa)
↓
フェラーリ博物館(Museum Ferrari Maranello モデナ)
↓
ボローニャ(Bologna ランチ)
↓
シエナ(Siena 宿泊地)
google map
https://maps.app.goo.gl/PGpy2si2ELY4kYNb9
【マルペンサ空港着】
ほぼ定刻で到着したが、荷物が全く出てこない。
プライオリティタグ付いているのに、出てきたのは30分くらい待って乗客の一番最後。
恐らくチャンギで6時間の乗り継ぎあったから、シンガポールでは我々の荷物が最初に荷室最深部に積まれ、出てくるのが最後になったものと想像する。
なんのためのプライオリティタグなのか意味不明。
早速イタリアンクオリティの洗礼を受けたと思ったが、よく考えればシンガポール航空クオリティかな?ミラノ マルペンサ国際空港 (MXP) 空港
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ミラノマルペンサ空港に早朝到着後、レンタカーでシエナの宿に向け移動開始。
ランチの候補は
1)Villa Franciacortaワイナリー
ビアンキ家の発泡ワインで有名なフランチャコルタのワイナリー。
2)パルマで生ハム&パルメザンチーズ
3)ボローニャでボロネーゼ
移動時間から上記のどれかにしようと考えていたが、時差ボケで早く眠くなることを想定し、第3候補ではあったが宿泊地であるシエナに一番近いボローニャでのランチに当日決定。
ランチには少し早く到着しそうだったので、急遽だが時間調整も兼ねてモデナのフェラーリ博物館来訪
移動がレンタカーなので、機内エンタメの映画の影響で行き先が決まる結構柔軟な旅程。
この後のボローニャがとても良かったので、そっちに時間を取っておいた方が良かったけど、若い頃はセナ・プロなどを興奮してみていた世代なので、ニキラウダのヘルメットなど楽しめた。(マリオ・アンドレッティやヴィルヌーブなどの展示が少なくて施設自体はもっと大きく充実して欲しい)フェラーリ 博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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テストドライブ屋さんが周りに沢山あるので家族に提案したが、20分で5万円くらいは高すぎると一蹴された(円安は辛い)
友人の車の助手席は何台か乗らせてもらった事はあるが運転したことはなかったので、乗ってみたかった。
因みにまだ薄手のダウンを来ている人も多く、気温は旅行を通じて最低8度最高26度くらいの日が続き、今年のGWは寒く感じた。 -
【ボローニャ】(世界遺産)
ボローニャでマッジョーレ広場・アックルシオ宮殿・ネプチューンの噴水・エンツォ王宮・ガリセンダの塔など旧市街のボローニャのポルティコ群をざっと見てOsteria dell'Orsaでボロネーゼを食べる
はじめてボローニャに来たが、この町だけで3~5日は欲しいくらい見所満載。
トスカーナに関する滞在記が読めるとのことで、今回の旅のために読んだ村上春樹氏著作の「遠い太鼓」 (講談社文庫)に、イタリアの街ではボローニャが最も好きだとの記述があったが、その気持ちが良くわかった。
ボローニャで日本人は1グループしか見かけなかったけど、観光客もフィレンツェ並みに多く賑わっていて、グルメも沢山ある。
学生が多い街でもあるので、生活者の活気もあって街に住むならボローニャも候補になった。
いつか時間を作って再訪を誓う。
因みにボロネーゼは肉質は美味しいと思ったが、味付けは日本で食べた方がいいかな。
→シエナ郊外の宿へ
フィレンツェまでのアウトストラーダは高速道路は真っ直ぐで車線も多く、走りやすかったが、フィレンツェからシエナまでは関東の中央高速以上に山岳コーナーが長い時間連続し、老体には応えた。
ミラノの空港から若干の観光(休憩)をしながら450kmの移動だったが、なんとか明るいうちに無事に宿に到着。マッジョーレ広場 広場・公園
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アグリツーリズムに拘ったわけじゃないけど、安くて景色が良くて、車でアクセスしやすい宿を探した結果、こういう田舎に立地する宿になった。
(シエナなど車で入れない所も多いし駐車場完備のホテルが多くないので、イタリアの街に車で泊まるのは意外と大変)
近くにスーパーすらなく家族には何を考えているんだという顔されたけど、翌日の朝食も簡素ながらとても良い雰囲気で不平は無くなった。
ただ、やはりコンビニすら周囲に全く無いので、必要なものは明るいうちに購入しておかなくてはならない。
どんなに不便でも、朝起きるとこの景色を見て堪らなく幸福を感じる広大な景色好きの私には最高。
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